【完全版】衣類や下着の臭いの原因と解消法のまとめ

衣類や下着の臭いの原因と解消法をまとめました。
この記事では、「ちゃんと洗っているのに臭う」という人向けのまとめ記事です。
- ブラジャーの臭いが取れない
- ワイヤレスブラが臭う
- 重曹とクエン酸はどっちがいい?
- Tシャツの臭いが取れない
- プラスチックタンスの臭いが気になる
- 久しぶりに着る服が臭い
- エアリズムが臭い
Contents
ブラジャーの臭いの原因と解消法のまとめ
ちゃんと洗ってもブラジャーが臭う、汗をかいたときブラジャーが臭いときに参考になる記事一覧です。
Tシャツの臭いの原因と解消法のまとめ
汗をよく吸うTシャツは、洗い方が悪いと臭うことがあります。
また、黒いTシャツだけ臭う場合もあるため、それぞれの原因と解消をチェックしたいときに役立つ以下の記事一覧を参考にしてください。
ユニクロの下着が臭う原因と解消法のまとめ
ユニクロで売られているエアリズム・ブラトップが臭うときに役立つ記事一覧です。
そのほかの衣類や下着の臭いの原因と解消法のまとめ
久しぶりに着る衣類が臭い、プラスチックタンスに入れていた衣類が臭いときに役立つ記事一覧です。
衣類や下着の臭いを解消する洗剤や洗濯方法のまとめ
衣類や下着が臭う原因の多くは、皮脂汚れです。
つまり、毎日の洗濯で皮脂汚れをしっかり落とせば、臭いは軽減できるわけですね。
でも、衣類や下着の汚れってちゃんとわかっていますか?
- 酸性の汚れ:アルカリ性で落とす
- アルカリ性の汚れ:酸性で落とす
反対側の性質がある洗剤を使って汚れを落とすのがポイントとなります。
ちなみに、衣類の汚れのほとんどは酸性ですよ。
- 酸性性の汚れ:皮脂・汗・食べこぼし
- アルカリ性の汚れ:アンモニア臭・タバコ臭
皮脂汚れはお湯で洗わないと落ちないのですが、落ちていないのが見えにくい。
だから、時間が経って臭い・黄ばみが発生して「皮脂が落ちていなかった」ことがわかるわけですね。
洗濯物に皮脂が残ると、それを餌に雑菌が増えるため臭いが発生する原因になります。
同じ酸性の汚れでも汗は水だけで落ちるので、臭いを消すなら皮脂を落とすことが大切ですよ。
皮脂汚れに使う洗剤について
衣類と下着の臭いの原因は、酸性の汚れでしたね。
なんと汚れの9割は酸性の汚れなのです。
酸性の汚れを落とすには、反対の性質のアルカリ剤が必要です。
アルカリ剤といっても、アルカリ度の強さによって洗浄力が変わってきます。
- 強い:過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
- やや強い:セスキ炭酸ソーダ・石鹸
- 普通:重曹
皮脂汚れによる臭いを除去するなら、酸素系漂白剤がピカイチ。
続いて、セスキ炭酸ソーダや石鹸に続き、最後が重曹となっています。
重曹が洗濯洗剤の代わりに向いていないのは、アルカリ度が低いことと、浸透力が弱いから。
衣類や下着の皮脂をしっかり落とすなら、毎日の洗濯で石鹸・セスキ炭酸ソーダを使いながら、蓄積した皮脂は酸素系漂白剤でつけ置きがおすすめですよ。
洗濯機を回すだけでは皮脂汚れは落ちない
私たちの生活には、便利な全自動洗濯機がありますね。
「洗濯機に任せておけば汚れが落ちる」と思いがちですが、実は汚れは落ちていないことが多いのです。
洗濯で重要なのは
- 石鹸の界面活性剤で汚れを浮かす
- 汚れに応じた洗剤の量を入れること
- 洗濯物が泳ぐくらい余裕を持たせる
衣類や下着の臭いはナチュラル洗剤4つでOK
私は肌が弱いので、今まで粉せっけんなどナチュラル洗剤を使ってきました。
でも、夫から「汚れが落ちていない」と指摘されることも。
私みたいに肌が弱い人でも、ちょっと工夫することで衣類や下着の皮脂汚れを落とし、臭いを解消することができますよ。
そのためには、ナチュラル洗剤4つの性質を理解しておく必要があります。
石鹸
界面活性剤で皮脂汚れを浮かす性質があります。
ただし、冷たい水だと溶け残るため、あらかじめ溶かし泡を出す必要があるため注意しましょう。
20度以下の水だと溶け残るので注意が必要です。
石鹸かすが衣類に残ると酸化による黄ばみ、臭いの原因に。
仕上げにクエン酸を加えると、石鹸かすがつかなくなります。
重曹
アルカリ度としてはかなり弱いので、石鹸にプラスするのが正解です。
石鹸と同様に水に溶けないので、お湯で溶かす必要があります。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
濃度を濃くすると漂白効果があり、除菌やニオイ除去にも使えます。
60度で効果を発揮するので、お湯で溶かしてつけ置きするか、煮洗いに利用するのもおすすめ。
クエン酸
石鹸かすを減らし、アルカリ性を中和するために使います。
または、アンモニア臭やタバコ臭の解消につけ置きもおすすめ。
衣類や下着を臭わせない毎日の洗濯方法
ナチュラル洗剤を使った方法でも、皮脂汚れを落とすことは可能です。
石鹸・重曹・酸素系漂白剤は40度のお湯で溶かして使うこと、さらにお湯の力で皮脂汚れを浮かすようにします。
臭う予防に「お湯で洗う」というのは意外なことですよね。
汗は水でも落ちますが、皮脂はお湯でないと落ちないので、毎日の洗濯でも40度のお湯を使うようにすると、衣類や下着が臭わなくなりますよ!