夜のヨーグルトはデメリットが少ない!効果的な食べ方とは?
「ヨーグルトを食べるなら夜がいい?」
ヨーグルトを食べるのは、朝・夜どちらでもOKです。
食品なので、ヨーグルトを食べる時間はとくに影響しません。
しかし、どうせヨーグルトを食べるなら、効果的な食べ方がいいですよね!
夜にヨーグルトを食べるとデメリットが少ない理由と、効果的な食べ方をまとめました。
夜にヨーグルトを食べるとデメリットが少ない理由
ヨーグルトを食べるなら何時でもいいのですが、デメリットを少なくするなら夜のヨーグルトがおすすめです。
腸のゴールデンタイムに食べられる
ゴールデンタイムとは、細胞が修復される時間帯のこと。
腸に限らず体全体のゴールデンタイムは、夜10時~深夜2時までです。
なぜ、夜10時~深夜2時までなのかというと、起床から15~19時間後だからです。
朝6時に起きている人は、夜9時~深夜1時までがゴールデンタイムになります。
腸のゴールデンタイムは、腸の細胞が修復される時間帯。
夜にヨーグルトを食べておくと、腸内環境の改善に役立ちます。
腸は便をつくり老廃物を排出する器官。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌のちからで、本来の腸の働きを助けることができますよ!
夕食の量を減らしやすい
ダイエット中の人が夜にヨーグルトを食べると、食事量が減る効果が期待できます。
ヨーグルトを1個食べても100キロカロリー前後なので、夕食の摂取カロリーが増える心配がありませんね。
また、食前にヨーグルトを食べることで、少しの食事でも満足感が出ます。
ヨーグルトには、満腹中枢を刺激する糖質も含まれていますし、満足感を高めるたんぱく質も豊富でダイエット中におすすめです。
ヨーグルトなら消化に負担がかかりにくい
就寝前の食事は胃腸を活発にさせ、消化に負担をかけやすい問題が。
しかし、ヨーグルトなら消化がよく、腹八分くらいになり、快適な睡眠を促しやすくなります。
仕事などで帰宅時間が遅くなる人は、夜ヨーグルトで軽く済ますといいですね。
ヨーグルトなら調理の必要がなく、忙しい人でも夜に食べられるメリットもあります。
たんぱく質の摂取で睡眠の質アップ
ヨーグルトは牛乳が材料のため、たんぱく質補給に役立ちます。
たんぱく質を食べるとアミノ酸に分解されて、睡眠を促すメラトニンの材料に。
メラトニンは「セロトニン」というホルモンが材料になっているのですが、セロトニンにはアミノ酸が必要です。
つまり、ヨーグルトに含まれるアミノ酸は、睡眠を助けるわけですね!
実は、セロトニンは95%が腸でつくられるとも。
日本人はセロトニンが足りない人が多いので、睡眠の質を高めたいなら夜ヨーグルトがおすすめです。
たんぱく質摂取が体の修復に役立つ
夜は成長ホルモンが促され、体の修復を助けています。
ゴールデンタイムの項目でも紹介しましたが、この時間帯は肌や内臓の修復にも重要。
夜にヨーグルトを食べて、肌の生まれ変わりを促したいですね。
成長ホルモンの分泌にも、実はたんぱく質が必要です。
ヨーグルトに含まれるたんぱく質摂取で、美肌対策にもなります。
夜のヨーグルトは糖質コントロールに役立つ
食前にヨーグルトを食べることで、夕食の食べ過ぎ防止に。
ダイエット中は夜に糖質が多いものは避けたいですよね。
白米など糖質が多い食品を夜は避けたいのですが、完全に抜いてしまうと満足感が足りなくなります。
そこで、取り入れたいのが夕食前のヨーグルトです。
ダイエットだからと完全に糖質をカットするのはおすすめできません。
糖質は血糖値を上げて満足感をアップさせる働きや、筋肉の合成にも必要だから。
夜にダイエットをしたいなら、白米を減らして代わりにヨーグルトにするといいですね。
ヨーグルトにも糖質が含まれているため、糖質を完全にカットしなくて済み、危険なダイエットにならずおすすめです。
効果的な夜のヨーグルトの食べ方
夜にヨーグルトを食べるなら、夜10時まで食前に食べましょう。
この2つのルールを守るだけで、効果的に食べることができます。
10時くらいまでにヨーグルトを食べる
ヨーグルトは消化にいいといいっても、寝る直前は避けたいですね。
夜10時くらいから腸のゴールデンタイムとなるため、この時間までに食べておく方法がおすすめです。
食前にヨーグルトを食べる
ダイエット効果を高めるなら、食前にヨーグルトを食べましょう。
ヨーグルトで満足感をアップさせれば、無理な食事制限をしなくて済みますね。
夜にヨーグルトを食べる場合の注意点
夜の食前にヨーグルトを食べればデメリットが少なくおすすめです。
ただし、体にいいヨーグルトでも食べ方を間違えれば効果が落ちるため注意しましょう。
食べすぎればカロリーオーバーになる
ダイエットの基本は、摂取カロリー<消費カロリーにすること。
体にいいヨーグルトであっても、食べ過ぎて摂取カロリーが多くなれば意味がありません。
ヨーグルトをそんなに大量に食べられる人は少ないと思いますが、食べ過ぎには注意。
夜にヨーグルトを大量に食べると、消化に負担がかかる恐れもあります。
ヨーグルトが合わない人もいる
腸内環境を整える善玉菌にも種類があります。
人によっては、ヨーグルトが体に合わない人がいるので注意したいですね。
腸内環境を整える意味なら、以下の食品もおすすめです。
- 納豆
- 漬物
- 味噌
とくに乳製品が体に合わない人は、和食から善玉菌を摂取するといいかもしれません。
日本人の多くは、乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素が少なめ。
もともと日本では牛乳を飲む習慣がなかったため、欧米から乳製品が入ってきても体がまだ追いついていないわけですね。
ヨーグルトが体に合わないと思ったら、無理しないようにしましょう。
夜にヨーグルトだけの単品ダイエットはNG
食事を抜いてもリバウンドするだけです。
夜にヨーグルトを食べてダイエット効果を高めたい人は、夕食前に食べる方法を取り入れてみてくださいね。
デメリットが少ない夜にヨーグルトを食べてみよう
効果的なヨーグルトの食べ方で迷ったら、まずは夜に取り入れてみて。
夕食前にヨーグルトを食べれば、食事量が減りやすくなるメリットも。
また、夜にヨーグルトを食べれば、腸のゴールデンタイムの助けになります。
腸の環境を整えるなら、夜ヨーグルトがいいわけですね。