お金の不安はスピリチュアルでどういう意味?

「いつもお金の不安がある」
「スピリチュアルではどういう意味なの?」
このような悩みがありませんか?
スピリチュアルからお金の不安を説明するときは、潜在意識に注目する必要があります。
潜在意識に目を向けないで、ただお金の不安だけを解消しようとしても上手くいかないことがあるので、チェックしておきたいですね。
Contents
お金の不安があるときスピリチュアルでどんな意味がある?
スピリチュアルの観点から見た、お金の不安があるときの理由を紹介します。
間違った方向に進んでいるというサイン
お金の不安があるということは、「何となく嫌だな」という気持ちがある状態です。
この「何となく嫌だな」「違うな」という違和感があるときは、自分の気持ちを無視して間違った方向に進んでいるというサインだと考えましょう。
人には、「嫌だな」「嬉しい」「悲しい」などの感情がありますね。
この感情がある理由は、スピリチュアル的に見て「自分の方向が正しいか」「自分の方向が間違っているのか」の目安となっています。
なぜなら、感情はハイヤーセルフからのメッセージだから。
お金の不安があるときは、「お金で幸せになれない」「本当の幸せはお金ではない」という潜在意識があるか考えてみましょう。
たとえば、先日私は、「服を買っても買っても欲しくなる」というブログ記事を書きました。
その理由は、「資本主義社会で物を買えば幸せになれるという幻想を刷り込まれている」と説明しましたね。
私の本当の願いは、服を買うことではなかったのです。
そのことは私自身潜在意識で理解しているのですが、現代社会の「買え~」「買うと幸せになれますよ」という刷り込みが強すぎて抜け出せない自分が居ると紹介しました。
このような状況は、本当の自分の気持ちを無視している状態です。
だから、服を買えるお金が増えたところで本当に幸せが手に入らないことは心では理解しているので、その違和感から「何となく違う」という気持ちが出てきてしまっています。
それが、お金の不安として現れているわけですね。
お金を受け取れないと思い込んでいる
続いてお金の不安が出てくるときの理由をスピリチュアル的にみると、「お金を受け取れないブロックがある」ともいえます。
お金を受け取れないブロックとは、「自分には価値がない」「自分は大金を受け取れる資格がない」と思っているブロックのことですね。
私も、今まで何でか知りませんが、お金を受け取れないブロックがありました。
自分から底辺といえる最低時給の仕事しかとらず、自分から年収を下げる仕事を選んでいたのです。
だから、今までバイトやパート的な仕事しかしてきませんでした。
私はフリーランスなので時給ではなく、単価でお仕事をもらっているのですが、時には時給1,000円以下にしかならない仕事をうけることも。
でも、ある人気づきました。
年収を下げているのは自分であることを。
わざと時給が低いような仕事を自分が選んでいるつもりはなかったのですが、「単価の高い仕事は自分には無理」「単価が高いとそれだけ責任も上がるから避けよう」というブロックがあったわけです。
お金は対価でもらうもので、自分が自分の評価を下げてしまうと、いつまで経っても年収が上がらず、お金の不安を解消することはできません。
そこで、最近単価を少し上げるようにしました。
やってみると確かに仕事のハードルは上がりましたが、仕事で褒めてもらう機会もあって、少しずつですが「お金を受け取れないブロック」が外れてきたようです。
自分で自分の価値を下げてお金を受け取ることができず、お金の不安が解消できないときは、その現状に気づくことが大切ですね。
お金の不安を解消するためのスピリチュアルのコツ
続いて、スピリチュアル的に見たお金の不安を解消するコツを紹介します。
今の自分で完璧だと知ること
お金のブロックがある状態は、自分に自信がない状態のことです。
自信がないということは「自分には足りないものがある」「自分はダメな人間だ」「だからお金を受け取る価値がない」と思い込んでいるわけですね。
スピリチュアルでは、「感じたことを引き寄せる」といいます。
お金の不安があり不足感を感じている状態なら、当然「お金が足りない」という現状を引き寄せてしまうことになります。
「感じたことが現実になる」わけなので、まずは感情を変えないとなりません。
今の自分が完璧だと知るようになると、その現実が引き寄せられてくるので、不足感をなくす努力が必要なわけですね。
でも、スピリチュアル的に見て、本来私たちは完璧な存在なのです。
自分で意識せずに呼吸ができて、意識せず心臓が働いているだけで、完璧な存在だといえないでしょうか。
私たちは他人と比べることばかりをしてしまいますが、実は自分で意識せずに体の機能を正常に保っているだけでも完璧だといえますよね。
そういった部分に意識を集中させるようにするため、瞑想を取り入れて自分の内側に意識を集中させると、「今の自分で完璧」と少しずつですが、私は思えるようになってきました。
小さな満足感を得る努力をしてみる
私たちが「今でも完璧」という現状を忘れてしまうのは、毎日上ばかりを見て過ごしているからです。
数年前、私は更年期で自宅の階段を1段あがるだけで大変な状態でした。
横になっていても心臓がドキドキして苦しくてたまらない状態です。
どうやってその状況を解決したのかよく覚えていないのですが、自宅の階段を上がれる自分がいて、安静にした状態で心臓がバクバクしていない自分がいました。
そのとき私は、「なんて幸せなんだろう」と思いました。
ただただ、健康でいることがこんなに幸せだったと、今まで気づかなかったのです。
そういった小さい幸せに気づくと、「今の私で完璧」だとわかるようになります。
でも、私もすぐに小さな幸せを忘れてしまうので、ときどき階段をのぼれるという小さな幸せを思い出すようにしています。
お金を得るための目的を考えてみる
スピリチュアル的に見て、お金がないという状態は、「必要がないからお金が入ってこない」といえます。
なぜなら、宇宙銀行には無限のお金があって、必要に応じてお金を得られる仕組みがあるからです。
それなのにお金が入ってこないのは、本気でお金を必要としていないわけですね。
だから、「年収100万円になりたい!」という目標があるなら、明確な理由がなければなりません。
潜在意識で説明すると、強い欲求があれば自然とそのお金を得るための情報が入って来るようになります。
脳は毎日大量の情報を処理しているので、必要とする情報しか入りません。
たとえば、道端に咲いているタンポポに目がいきますか?
おそらくタンポポに関心がない人は、道端にタンポポが咲いていることも知らず、人によっては踏みつけているかもしれません。
ところが、自家製タンポポ茶を作りたいときはどうでしょうか。
道端に咲いているタンポポが宝物のように感じるはずです。
この原理と同じで、漠然とお金が欲しいと思っていても、情報は入りません。
しかし、「家族を大学に行かせるため月+10万円必要」という明確な理由があるときは、確実に年収を上げるための情報が入ってきますよね。
だから、漠然とお金の不安があるときは、明確にお金を得る理由がない現状を見直す必要があります。
スピリチュアル的にいうと、必要のないお金は入ってこないルールなので、お金を得る理由が「不安を解消するため」だと入ってきません。