女性でもできる!タイヤ交換のやり方、画像を見ながら作業ができます
奥さんに「子どもにお金がかかるから、自分でタイヤ交換ぐらいして!」
と言われてしまった旦那さんは、自分でタイヤ交換をする方法を探しているのでは?
大丈夫です。
自分でタイヤ交換ができます。
このページには画像付きで、タイヤ交換のやり方を解説しているため、手順を見ながら自分でタイヤ交換を進めていくことが可能です。
実は私、40代前半の主婦です。
若いころから自分でタイヤ交換をしてきました。
周りを見渡してみても女性でタイヤ交換をしている人はいませんし、男性だってタイヤ交換を自分でやっている人って少ないんですよね。
もともと私は不器用なほうで「人より何倍も時間をかけて人並みになる」
というくらいの人物です。
そんな私でも一人でタイヤ交換ができるのですから、男性なら画像を見ながらタイヤ交換ができるはず。
画像を見ながら真似するだけでタイヤ交換がマスターできますから、自分でタイヤ交換をやりたい方は読み進めてみましょう。
Contents
タイヤ交換に必要となる道具
タイヤ交換には車に積んである「ジャッキ」を用意してください。
こちらが定番のジャッキとレンチですね。
このジャッキは油圧式で車に積んであるタイプとは異なります。
通常はジャッキを持ち上げるのは手動で、女性の場合力が足りなく大変なため、カー用品店で「油圧式ジャッキ」があると女性でも作業しやすいです。
それにレンチももともと車に付いているモノでも大丈夫です。
作業効率をよくするなら、「クロスレンチ」を用意すると、手早く回すことができます。
女性はグリップ部分が伸びるレンチのほうが、少ない力でもナットを外すことが出て便利です。
タイヤ交換のやり方
平らな場所で作業する
タイヤ交換は舗装された平らな場所で作業しましょう。
サイドブレーキは必ず引いておいてください。
タイヤを並べておく
タイヤはあらかじめ袋等から出して並べておきましょう。
そのほうが素早く作業できます。
ホイールカバーが付いていれば、最初に外しておいてください。
ジャッキポイントを探す
車の下をのぞいて、「ジャッキポイント」を探してください。
タイヤから少し離れたドアの下のところに、ジャッキを当てても壊れないよう補強された部分があります。
ほかの部分にジャッキを当てると、車体を傷める原因となるため注意してください。
ジャッキを当てる部分はくるくると回りますから、車に当てやすいよう調節してください。
アップで見るとこんな風にできています。
凹んだ部分をジャッキポイントに当てるようにしましょう。
ジャッキを上げ下げするには
油圧式ジャッキは、下にネジが付いているため、これを回すことでジャッキが下がる仕組みです。
ジャッキを上げるときには、このネジを締めておきましょう。
ジャッキポイントに当てるのを失敗したら、もう一度ネジを緩めてジャッキを降ろしてから、もう一度やり直せば大丈夫です。
ジャッキを上げる方法
油圧式のジャッキは、付属のレバーを付けて使用します。
レバーを手で持って、下に押すように動かすとジャッキが上がるようになっています。
ジャッキを車の「ジャッキポイント」に軽く当たるようジャッキを上げましょう。
この段階ではまだ車を持ち上げません。
ナットロックをはめる
タイヤの盗難防止に「ナットロック」をしているならはめてください。
大抵はタイヤ1つに対し、1つのナットロックを付けているはずです。
タイヤのナットを外す
タイヤが地面に付いた状態で(まだジャッキを上げていない)レンチを使って、タイヤのナットを少しだけ緩めます。
この段階でナットを外すのではなく、緩めるだけです。
4本すべて緩めてください。
クロスレンチの使い方
クロスレンチは左右を両手で持ち回してください。
私はこのクロスレンチが使えません。
女性だと力がかかりにくく、うまく回らないのです。
男性ならクロスレンチでも十分回せると思います。
ジャッキを上げる
4本のナットを軽く緩めてから、ジャッキアップしていきます。
油圧ジャッキはレバーを上下に動かすだけで、女性でも車体を持ち上げられるため便利です。
ジャッキアップしたら、再びレンチを使ってナットを緩めましょう。
タイヤの下に手が入るくらい
ジャッキアップは、タイヤが少し上がるくらいです。
タイヤの下に手が軽く入るくらい上げていきましょう。
タイヤを取り外す
ナット4つを取り外すと、タイヤが外れます。
少しタイヤを上に持ち上げるようにすると、タイヤが外れるためやってみてください。
この車は軽のため、タイヤはあまり大きくなく、女性でもタイヤを持つことができます。
タイヤを移動させる
外したタイヤは転がして移動させると、女性でも作業ができます。
スタッドレスタイヤの溝を確認する
スタッドレスタイヤは溝が減っている場合があるため確認しておいてください。
減っている場合は前後左右でバランスよくとりつけていきましょう。
前タイヤを外した状態
これが前タイヤを外した状態です。
4つのナットを取り付けるボルトが出ています。
タイヤを取り付ける場合は、このボルトを穴に入れるようにしましょう。
タイヤの穴にボルトを入れる
これはタイヤの穴にボルトを入れた状態です。
これからナットを取り付けていきます。
ナットを手で取り付ける
ナットは最初手で回して取り付けてください。
ある程度は手で回して締めることができます。
ナットロックは専用の工具を取り付けて回してナットをとめてください。
ナットを締める
クロスレンチを使ってナットを締めていきます。
ここでは仮止めのため、ぎっちりと締め上げる必要はありません。
ナットが手で回らなくなる程度で大丈夫です。
ジャッキを降ろす
4つのナットを仮止めしてから、ジャッキを降ろします。
丸が付いているところにレバーを差し込み、ネジを回すとジャッキが下りる仕組みです。
一気に車が下がりますから、周りに人がいないことを確かめてください。
タイヤが地面に付きました
ジャッキを降ろすとタイヤが地面に付きます。
タイヤの下に物があると、タイヤに潰されてしまうため注意してください。
ナットを締める
最後に仮止めしたナットを、クロスレンチを使ってしっかり締めておいてください。
ここで締めるのを忘れてしまうと、走行中にナットが緩んでくることがあります。
仮止めしたら、最後に締める。
絶対に忘れないようにしましょう。
後ろタイヤも同様に作業します
こちらは後ろタイヤを外した様子です。
同じように、ジャッキを当てる、ナットを軽く緩める、ジャッキをアップする、ナットとタイヤを外す、タイヤを付ける、ナットを仮止め、ジャッキを降ろす、ナットを締める。
このような工程で進めていきます。
まとめ
お疲れさまでした。
これでタイヤ交換の工程は終了です。
タイヤ交換は危険も伴うため、不安な方は経験がある方に見てもらうのが一番でしょう。
画像通りに進めていけばタイヤ交換はできるため、チャレンジしてみてください。
女性の私もできるのですから、男性なら簡単ですよ。
ジャッキを下げるときに注意することと、ナットの本締めを忘れないでくださいね。