格安SIM×Wi-Fi×モバイルルーターで、月々の通信料を節約する3のコツ

SIM×Wi-Fi

「毎月の通信料をできるだけ節約したい」
このような悩みを持っているのではないでしょうか。

そんな方におススメの方法があります。
それは、複数のお得な通信回線を使うことです。

昔はガラケー1台持ちが主流だったのが、格安SIMやモバイルルーター、Wi-Fiの存在が出てきたことによって、2台持ちも当たり前になってきています。
そんなときに気になるのが、毎月の通信料ですよね。
毎月できるだけ通信料を抑えたいと考えているなら、格安SIM×Wi-Fi×モバイルルーターを使い分けてみましょう。

このページでは、キャリア契約では料金が高いと感じている人が、いろいろな方法で毎月の通信料を節約できる方法を提案しています。
格安SIM×Wi-Fi、モバイルルーターと3つの提案があるため、参考にしていただければ幸いです。

1・ガラケーを家だけで使いたい

まだ子どもが小さくてスマホを持たせる年齢ではないけど、家でスマホを使いたがる場合に、家でガラケーを使わせるというニーズがあります。
パパやママの中古スマホやガラケーを渡せばいいわけですから、新しい機種を買う必要がありません。

SIMを抜く

キャリアとの契約がされてない状態では、SIMがあってもなくても、通信料がかかることはありません。
家でガラケーを使わせて料金がかかるか心配な方は、万が一のために抜いておくと安心です。

モバイルデータ通信をオフ

通信方法を選ぶところに、モバイルデータ通信の設定があります。
キャリアの通信回線は使いませんから、モバイルデータ通信はオフにしましょう。

家のWi-Fiで接続

家庭にあるWi-Fiのパスワードを入力し、接続してください。
パスワードは家庭にあるルーターや、Wi-Fiルーターに直接記載されているため確認しましょう。

2・SIMフリー端末を通信料無料で使う方法

SIM×Wi-Fi
中古で手に入れたSIMフリー端末、または新品のSIMフリー端末があるなら、通信料無料で使う方法もあります。
携帯電話として使わず、電話を利用しないで、メールや動画のみという場合では、この対策が使えるでしょう。
あくまでもネットにつなげる端末であって、通話するならIP電話のアプリを使うか、LINEやSkypeでネットを通し電話をかける方法しかありません。

無料Wi-Fiスポットを利用する

外出先では無料で接続できるWi-Fiスポットを活用します。
「どこで使えるの?」
という人も多いかもしれませんが、意外と多くの場所で無料Wi-Fiスポットがあるのです。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ、スタバ、ドトール、タリーズなどのカフェ、キャリアのWi-Fiスポットなどです。
マクドナルド、空港、駅なども使うことができます。

注意したいのが無料ということは、誰でもスマホに侵入できるということ。
パスワードを盗むなどの危険性もあるため、知っている無料Wi-Fiスポットしか使わないようにしましょう。
若い人がコンビニ前で集まっているのも、無料Wi-Fi狙いだったりします。

家にあるWi-Fiを使う

家にあるネット回線を通し、Wi-Fi接続すれば無料です。
ファミリー家庭ならADSLまたは光回線を契約しているはずですから、Wi-Fi接続して使ってください。

NTTのフレッツ光を契約しているなら、ルーターがもともとWi-Fiに対応しているため、別途Wi-Fiルーターを設置しなくても使えます。
ADSL契約の場合はプロバイダによってWi-Fiに対応していないこともあるため、別途ルーターを用意してください。

AndroidならSIMがなくても使える

「無料Wi-Fiや家のWi-Fiがはたしてそのまま使えるのか?」
Android端末であれば、Wi-Fiスポットを探して接続するだけで使えます。

キャリアのiPhoneは初期設定などアクティベートにSIMが必要

SIMなしのiPhoneだと、「初期設定などアクティベートにSIMが必要」といった少し面倒なところもあります。
もともとキャリアで契約していたiPhoneなら、解約済みのSIMカードをさせば初期化が可能です。
アクティベート用のSIMを別途購入して対処する方法もあります。

3・家のネットとスマホ代を安くする方法

格安SIM
キャリア以外の契約で、月々の通信料を節約する場合、家と外用の回線契約は、いろいろな対応方法があります。
できるだけ安く済ませるための対策を比較してみてください。

モバイルルーター×SIMなしスマホ×ガラケー

モバイルルーターの代表的な業者といえば、WiMAXでしょう。
別途プロバイダ料が発生することもなく、工事も不要で、家と外でネットが使えます。
別名「モバイルWi-Fi」と呼ぶ人もいるようです。

モバイルルーターのメリットは、通信料が無制限であることです。
そのため、家でネット接続するときにも使えて、外に持ち歩きスマホのネット接続にも十分使うことができます。
SIMなしスマホとモバイルルーターがあれば、外出もスマホを使ってネットができて便利です。

ただし、SIMなしスマホではIP電話か、LINE間での電話しか使えないため、電話用として一番格安のガラケーを契約しておくと安心でしょう。

モバイルルーターのバッテリーの持つ長さをチェックしよう

家でも外でもモバイルルーターを使うとなると、バッテリーの持ちが気になります。
長いものでも9~10時間程度のため注意が必要です。
朝8時に家を出たとすれば、夜8時までしか持ちません。

月々かかる費用は合計4,000円くらい

モバイルルーター×SIMなしスマホ×ガラケーでの契約では、月々の通信料は4,000円くらいの計算となります。

モバイルルーター 2,500円
SIMなしスマホ 0円
ガラケー 1,500円

ADSL×格安SIM×ガラケー

モバイルルーターのバッテリー持ち時間が10時間だと考えると、長く外出する人には対応できません。
その場合は長時間対応できる、格安SIMが選択肢になります。
家でもネットをする想定ですから、一番安くなるADSLを契約する必要があるでしょう。

ガラケーはなしで、格安SIM音声プランにすれば、キャリアで使っていた電話番号がそのまま使えます。
ただし、キャリアメールは解約しなければならないため、キャリアメールを残すならガラケーも契約し続けることが前提です。

格安SIMの通信速度が遅い可能性も考える

格安SIMは月々1,000円くらいで契約できますが、その代わり夜間のように混みあう時間帯によっては、通信速度が遅くなる可能性があります。
夜は家にあるADSLでWi-Fi接続するなら、多少遅くても支障がないレベルです。

月々の費用は5,000円くらい

ADSL×格安SIM×ガラケーの場合、3つの契約となってしまうため、費用が高額になるデメリットがあります。
月々5,000円はかかる計算です。

ADSL 2,500円
格安SIM 1,000円
ガラケー 1,500円

格安SIM×SIMフリーのモバイルルーター×ガラケー

モバイルルーターには、実はSIMフリータイプがあります。
格安SIMのカードをさして使えるモバイルルーターのことです。
このやり方なら格安SIMの契約だけで済み、モバイルルーターの費用はかかりません。

デザリングのストレスを軽減できる

SIMフリーのモバイルルーターにする理由は、複数の端末を持っていてデザリングをして使うときです。
iPhone、iPadなど複数持ちする方もいるのではないでしょうか。

格安SIMだとデザリングに使えない機種も多く、2台持ちには活用しにくくなっています。
そのデメリットをカバーするために、SIMフリーモバイルルーターを選ぶのです。

回線の種類にとらわれず通信できる

SIMフリーモバイルルーターを介してネット回線をつなげるため、端末ごとの通信規格にとらわれる必要がありません。
ドコモ系の機種と、au系の機種を持っているなら、モバイルルーターを介してしまえば、回線の種類は問わなくなります。

月々の料金は2,500円と安い

格安SIM 1,000円
ガラケー 1,500円

この金額なら毎月負担がなく、端末を複数持ち歩く人にとってもデメリットが少なくなります。

ただし、SIMフリーモバイルルーターというのは、キャリアはもちろん格安SIMから買うという方法ではなく、Amazonなどでルーターを別途買う方法です。
ルーターの初期費用はかかります。
販売価格は数千円~1万円程度ですから、負担する費用は大きくありません。

自宅で使用するSIMなしスマホの用途とは?

SIM×Wi-Fi
そもそも自宅でSIMなしスマホを使う目的をもう一度考えてみましょう。
パソコンを起動するまでもない作業や、子どもが使うスマホとしてのニーズが多いと思います。

自宅で情報をネット検索

ずっとパソコンを起動していればいいのでしょうが、それだと電気代もかかりますから、スマホを使って検索したほうが早いです。
「テレビで気になったことをちょっと調べる」
このようなときには、家でもスマホを使うのではないでしょうか。

ニュース閲覧

ニュースを見るのもスマホだと手間がありません。
アプリを使えば流し読みもできて、素早く情報をチェックできます。

LINEでメッセージを送信

LINEでのメッセージのやり取りも、わざわざパソコンを起動するより、スマホで送信したほうが早いです。

Gメールを見る、送る

メールを見たり送ったりする作業も、Gメールなどのフリーメールであれば、スマホでも使いやすいといえます。

格安SIMの登場で公衆Wi-Fiはなくなるか?

最後に、公衆Wi-Fiを使いたいという人のために、格安SIMの登場で公衆Wi-Fiがなくなるかということを解説したいと思います。

格安SIMは安い代わりに容量の制限がある

格安SIMはもともと1,000円くらいの格安料金がウリです。
以前なら最安値のプランでは1Gしか使うことができず、すぐに制限がかかってしまうことがよくありました。
今は同じくらいの金額で3Gくらい使えるところもあるため制限はかからないこともありますが、もともと格安SIMというのは使用量が少ない人向けです。

制限を超えると低速になる

制限を超えてしまうと回線が低速となってしまい、使いものにはなりません。

低速になるとメールくらいで動画は見られない

低速に制限されてしまえば、メールくらいはいいのですが、動画は見られないと思っておく必要があります。

格安SIMを使っても公衆Wi-Fiを使うことで制限がかかりにくい

つまり、格安SIMを使う人は、外ではできるだけ公衆Wi-Fiを使うニーズがあるわけです。
動画をたくさん見て、制限にかからなくするには、無料のWi-Fiを使うか、家で動画を見るしかありません。
ついつい使いすぎてしまう方は、公衆Wi-Fiを活用しますから、格安SIMの存在だけで、将来公衆Wi-Fiがなくなるといったことはないでしょう。

キャリアの人でも公衆Wi-Fiを使うことがある

もともとキャリアの人も、動画をたくさん見る人は、公衆Wi-Fiを使っています。

公衆Wi-Fiは海外の人のニーズもある

公衆Wi-Fiは海外では発達していて、海外旅行者向けに提供している地域もあります。
それに比べたら日本はまだまだ少ないほうで、旅行者のニーズを満たしていません。

公衆Wi-Fi自体はなくならない

最終的な結論として、これから海外旅行者向けに公衆Wi-Fiが増えることはあっても、格安SIMのせいで減ることはないといえます。

まとめ

スマホの通信料をできるだけ節約したい方は、格安SIM、モバイルルーター、公衆Wi-Fiなどを活用してみましょう。
家でのネット回線を維持したい、ガラケーを持ち続けたいなどのニーズによっても変わりますから、それぞれのプランを比較して月々の料金を安くしてみてください。

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