「格安スマホを使う場合、LINEのID検索ができない・・・」
「格安スマホだと、LINEの年齢認証ができない・・・」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
格安SIMを契約すると、キャリアとはLINEの使い勝手が違っていて、最初戸惑う人もいるでしょう。
なぜならLINEの年齢認証は、キャリア特有の機能だからです。
だからこそ、キャリアから格安スマホに変えて、ID検索ができず友達登録ができないと困ってしまうのでしょう。
このページでは格安スマホでLINEの使い勝手が気になる人向けに、ID検索や年齢認証についてまとめています。
実は年齢認証ができなくても、解決できる方法があるのです。
年齢認証を突破する抜け道を紹介していますから、格安スマホに乗り換える方の不安が解消されれば幸いです。
格安スマホ特有のLINEデメリット3選
1・ID検索ができない
格安スマホはLINEのID検索ができません。
そうなると友達登録ができず、相手にわざわざ招待メールを送ってもらわなければなりませんね。
親しい友人ならまだしも、そこまで親しくない人に、送ってもらうのは気が引けるという方もいるはずです。
ID検索ができない理由は、格安スマホは年齢認証に対応していないからです。
キャリアで提供するスマホ特有の機能で、格安スマホに乗り換えると不便になってしまいます。
キャリアでは窓口で身分証を提出し、年齢認証をしてくれます。
格安SIMでは窓口もありませんから、年齢認証はできないのです。
LINEモバイルでは年齢認証ができるため、格安スマホでLINEをやる場合、LINEモバイルが選択肢に入ります。
しかし、年齢認証の回避方法は多数あるため、後ほど紹介するため参考にしてください。
2・電話番号検索ができない
LINEの電話番号検索も、同様に年齢認証していないと検索することはできません。
年齢認証が突破できない格安スマホでは、ID検索と同じ回避方法が利用できます。
3・年齢認証ができない
格安スマホでは年齢認証ができませんが、LINEモバイルを契約する以外にも対処方法があります。
LINEモバイル
LINEモバイルを契約する際には、年齢認証をしているためIDの検索ができます。
年齢認証やID検索に対応していることが、LINEモバイルの売りです。
LINEフリープランであれば、月額500円~利用できて、1GBまでの容量があります。
カウントされないのがLINEのため、LINEをいくら使ってもデータ容量は減りません。
ワイモバイル
ワイモバイルも年齢認証に対応した格安スマホ会社です。
ソフトバンクの子会社で、ソフトバンク系の回線を使用しています。
年齢認証の回避
誰でもLINEモバイルを契約したいというわけではないため、LINEモバイル以外の契約の方は、次のような対処方法で年齢認証を回避しましょう。
- IDや電話番号検索はパソコンのLINEでやる
- ドコモ回線を持っている人に年齢認証をしてもらう
- IDや電話番号ではなくQRを送ってもらう
具体的な内容をひとつずつ解説していきます。
IDや電話番号検索はパソコンのLINEでやる
LINEのID検索ができないのはスマホのみです。
自分のパソコンにLINEをインストールしておき、ID検索すれば回避できます。
パソコンでお友達のIDを検索して登録すればよいでしょう。
ドコモ回線を持っている人に年齢認証をしてもらう
格安SIMがドコモ系の回線を使っているなら、お友達でドコモと契約している人から、SIMを借ります。
自分の格安スマホに、友達のSIMを入れて年齢認証すればいいのです。
親しいお友達や、家族でドコモを使っている人がいれば、お願いしてみましょう。
au回線のSIMなら、auを契約している人に借りてください。
UQモバイル、Uモバイル、mineoはau回線です。
多くの場合はドコモ系回線を使っているため、ドコモを使用している人を探しましょう。
IDや電話番号ではなくQRを送ってもらう
友達登録は、ID検索をするのではなく、直接お友達からQRコードを送ってもらえばいいのです。
親しい友人や家族なら、直接会ってお願いすることもできるでしょう。
ただし、あまり親しくない人だと、この方法はお願いしにくくなっています。
新しい格安スマホへのLINE認証
新しくLINEを始める場合、格安スマホで認証する方法は多数あります。
- ガラケーの番号で認証
- データ通信+SMSで認証
- データ通信+SMS+音声通話で認証
- フェイスブックで認証
- 自宅の番号でSMSを受け取る
どれでも好みの方法を選んでください。
具体的に解説していきましょう。
ガラケーの番号で認証
現在ガラケーを持っていて、新たに格安スマホを入手したなら、ガラケーでの認証が便利です。
・SMSに対応していない格安SIM
・フェイスブック認証はしたくない
このようなケースで、ガラケーと格安スマホ2台持ちで対応できます。
格安スマホにLINEをインストールします。
電話番号が求められたら、ガラケーの電話番号を入力してください。
するとガラケーに「4桁の認証コード」が届きますから、これをスマホに入力すると、LINEの認証が完了します。
データ通信+SMSで認証
最初からデータ通信+SMSの格安SIMを選んでおけば、LINEの認証がしやすいです。
SMSはショートメッセージサービスのことで、格安SIMが対応していれば、LINEの登録もしやすくなります。
「新規登録」をタップして同意すると、SMSに「4桁の認証番号」が送られてきます。
これを入力すればLINEの認証が可能です。
データ通信+SMS+音声通話で認証
データ通信+SMS+音声通話の格安SIMプランでは、上記のプランに音声通話が付いただけで同じです。
新規登録から進んで、SMSに「4桁の認証コード」を送ってもらい、それを入力して認証させてください。
フェイスブックで認証
SMSに対応していない、データ通信プランの格安SIMを契約しているなら、フェイスブックで認証させましょう。
フェイスブックに登録していない方は、事前に登録しておいてください。
登録したとしてもフェイスブックを始める必要はありません。
さまざまな会員サービスでも、フェイスブックログインに対応しているものもあるため、アカウントを1つ持っていると便利です。
利用登録に「Facebookでログイン」ボタンがあるため、フェイスブックにログインさせて認証させましょう。
自宅の番号でSMSを受け取る
「4桁の認証番号」は固定電話に送ってもらう方法もあります。
電話番号入力の欄に、自宅の電話番号を入力してください。
固定電話にはSMSは届きませんから、「通話による認証」を選びます。
すると自宅に電話がかかってきて、認証番号を知ることが可能です。
あとは認証番号を入力すれば、LINEの登録は完了します。
格安スマホでLINEの疑問
格安スマホでLINEができることは理解できたと思いますが、もう一度初心者の方のために、格安スマホでLINEの始め方をまとめます。
格安SIMのプランは何が必要?
格安スマホでLINEをやりたい場合、格安SIMのプランはどれにしたらいいか迷ってしまうこともあります。
データ通信プランでもできるため、一番安いプランを選べば大丈夫です。
格安SIMには3つのプランがあります。
- データ通信
- データ通信+SMS
- データ通信+SMS+音声通話
データ通信
データ通信のプランは、格安SIMのなかで一番安くなっています。
「スマホでネットをしたい」
「スマホでLINEをしたい」
「スマホで動画をみたい」
などのニーズに満たしているプランです。
データ通信+SMS
SMSとはショートメッセージサービスのことです。
電話番号を持たなくても、70文字以内であれば、テキストメッセージを送ることができます。
相手が格安SIMであるが、キャリアであろうが関係ありません。
SMS機能を付けると、データ通信プランより月額100~200円料金がアップします。
あえて付ける理由は、LINEの認証に使えるからです。
SMS認証機能は多数のサービスが導入していて、機能が付いているとセキュリティを高めることができます。
LINEをSNS認証しないと、LINEで有料にて電話をする「LINE OUT」が使えません。
LINE OUTは、LINEを利用していない人や、ネット回線に繋がっていない人にも、LINEを使って電話ができるサービスです。
使うためには電話番号の認証が必須で、SMS認証をしなければ使うことができません。
データ通信+SMS+音声通話
さらに格安SIM会社が提供する、音声通話サービスもあります。
ビックローブでは音声通話SIMが、1GB1,400円で利用できます。
LINEを使って電話をかけるのではなく、格安スマホに電話機能を付けるなら、音声通話SIMを選びましょう。
電話番号も提供されるため、周りの人からみると、キャリアで契約しているのと変わりがありません。
インターネット回線を使用しているため
格安スマホでLINEができるのは、インターネット回線を使っているからです。
LINEを使えば無料でメッセージを送ることはできますが、格安SIMのパケットは減っていきます。
頻繁にLINEをやってもそうそうパケットは減りませんが、YouTubeのように動画を見ると、パケットはすぐになくなるため注意しましょう。
LINEの無料通話について
格安スマホを利用してLINEをやる場合、LINEを持っている相手に無料で電話をかけられます。
そのため、格安SIMの音声通話プランを契約しなくてもいいかもしれません。
- お互いがLINEを持っていれば通話料無料
- 相手がLINEを持っていなければLINEOUTを使う
- 有料電話はコールクレジットを事前に買う
- 電話番号が非通知になる
LINEを使って電話をかけたいと考えているなら、これらの機能をチェックしておきましょう。
お互いがLINEを持っていれば通話料無料
格安スマホでも、キャリアスマホでもよいので、お互いがLINEアプリを利用していれば、無料で電話をかけることができます。
格安SIMのパケットは減りますが、LINEにかかる費用は無料です。
相手がLINEを持っていなければLIN EOUTを使う
相手がガラケーの場合や、固定電話の場合では、LINE OUTを使って電話をかけられます。
格安スマホの認証をしていることが前提ですから、格安SIMのデータ通信+SMSの契約が必要です。
LINE OUTはIP電話を利用した方法で、有料で電話をかけます。
動画をみれば無料通話となるプランも用意されているため、電話を無料でかけたい方は利用してみましょう。
有料電話はコールクレジットを事前に買う
有料で電話をかけるには、事前にコールクレジットを買っておく必要があります。
事前に購入しておく方法のため、必要以上に電話料金がかかってしまう心配がありません。
電話番号が非通知になる
データSIMの番号とLINE番号に相違があるため、電話番号は相手に非通知となってしまうデメリットがあります。
非通知だと無条件で電話に出ないという人には、使うことができません。
まとめ
格安スマホを利用しようと思っても、LINEを使ううえでデメリットが多いと、利用しにくいと感じてしまうでしょう。
年齢認証ができないことでID検索や電話番号検索ができません。
どうしても年齢認証したい方は、キャリア契約している人からSIMを借りて突破することもできます。
しかし、IDや電話番号検索ができなくても、友達登録をする方法はあるため、試してみてください。
あわせて格安スマホでのLINEの認証の違いもチェックしておきましょう。
今後どのような使い方をするかによって、データSIM+SMSプランが適していることもあるからです。
わかりにくかったら、最初データSIMプランを契約しても、後々プランを変更することもできます。
プランの変更に手数料はかからないため、間違って一番安いプランで契約しても、後々変更することも可能です。