「格安SIMを利用するときに、SIM入れ替えでわからないことがある」
このように疑問を持っているために、格安SIMへの乗り換えができないのではないでしょうか?
格安SIMは自分で調べなければならないことが多く、不安を抱えてしまうと、契約するべきか迷ってしまうものです。
でもそんなあなたでも、SIM入れ替えの疑問を解消することができます。
このページでは、SIM入れ替え時に発生する、LINEのこと、カード入れ替えのこと、海外での使用のこと、機種の登録、そもそもSIMがどこにあるのかわからない、このような疑問をお持ちの方が解消できる内容をお伝えしています。
あなたの格安SIMや、SIM入れ替えの疑問が解消していただけると幸いです。
SIM入れ替えの疑問
格安SIMを利用する前には、SIM入れ替えの疑問点が出てくるものです。
- LINEの初期化はされるのか
- 1つの機種で2つのSIMは入れ替えられるか
- SIMカードの入れ替えで海外でも使えるか
- 機種の登録は必要か
- どこにSIMがあるかがわからない
このような疑問について解消できる内容をお伝えしていきます。
1・LINEは初期化されるか?
結論からいってしまえば、今まで使っていた機種を初期化しなければ、新しい端末にLINEのデータを引き継ぐことができるので大丈夫です。
さらに、今までの端末でメールアドレスの登録、またはFacebook連携をしていれば、新しい端末でもデータを引き継げるため問題はありません。
注意したいのが電話番号認証のみで作成しているアカウントの場合です。
不正ログインの問題が出たため、ひとつの電話番号でひとつのアカウントしか作成できなくなりました。
つまり、キャリアのスマホ→電話番号を引き継ぐMNPでなければ、データは引継ぎができないということです。
格安SIMでもMNPは利用できますから、キャリアで使っていた電話番号を引き継ぐようにしましょう。
データSIMのみの格安SIM契約から、他社の格安SIMへ変更する場合は、電話番号の引継ぎ自体ができませんから、ほかの方法でLINEを引き継ぐ必要があります。
不足の事態を防ぐために、メールアドレスの登録や、フェイスブック連携をしておく必要があります。
これらの設定をしておけば、機種変更でもそのままLIENのデータが引き継げます。
2・1つの機種で2つのSIMカードを入れ替えられるか?
結論からいってしまえば、これもできるといえます。
現在では新しい端末で、デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)が使えるものも販売されており、1つの機種で2枚のSIMカードを使い分けるニーズがあることがわかるでしょう。
DSDSの機能が付けられていない機種でも、2枚のSIMカードを差し替えて使うことは可能です。
ただ、SIMカードを何度も差し替えなければならず、面倒なため2枚を使い分けたい方は、DSDSを使うことをおススメします。
そもそもDSDSとは、何のために使うのでしょうか?
2枚のSIMカードを入れると、2つの回線が使い分けられるのです。
キャリアと格安SIMの2回線で、キャリアメールを残しながらネットは格安SIMで接続すれば、月額料金が下がります。
仕事用回線と自分用回線の2回線を持つことも可能です。
キャリアメールを残せる
格安SIMへの乗り換えを躊躇してしまうのは、キャリアメールがなくなってしまう、このような理由を挙げる人は多いのです。
DSDSならキャリアで最も安いプランを維持しながら、格安SIMも同時に使えます。
毎月の価格にすれば2,500円前後ですから、かなり安いです。
ZenFoneの機種が便利
格安スマホでDSDSに対応するといえば、ZenFoneが有名です。
私もZenFoneを使っていますが、2万円台で購入できて便利だと思います。
台湾製でコスパがよく、見た目も悪くありませんし、バッテリーの持ちがいいため長く使える機種です。
3・SIMカード入れ替えで海外でも使えるか?
SIMフリー端末であれば、SIMカードを入れ替えて海外でも使うことができます。
今までは海外でプリペイド式のSIMカードを購入し、海外で使うことが一般的でした。
それだと海外旅行が初めての人だと、「どうやってプリペイドカードを買ったらいいかわからない」「持っている端末が対応しているかわからない」という疑問が出てしまいます。
最近では日本の格安SIM会社で、海外ローミング対応のものも登場し、より使いやすくなりました。
Mineo
楽天モバイル
これらの格安SIM会社で、海外旅行先でも使えるSIMカードの提供が始まっています。
海外ローミングとは、ドコモ、ソフトバンク、auのようなキャリアが提供するサービスで、国外でも使えるサービスです。
プリペイドカードを購入したい場合は、国際空港で購入しましょう。
購入方法に迷う方は、事前にAmazonで入手することもできます。
渡航先を確認しておき、対応のプリペイドSIMを購入してください。
プリペイドなら前払い方式のため、使い過ぎが防げて、足りなくなったらその都度買い足すこともできます。
4・機種の登録は必要か?
格安SIMを利用したことがない方なら、疑問に思うこともあるでしょう。
キャリアでは機種ごとに登録しているからです。
格安SIMでは契約に機種の登録は必要がなく、SIMカード1枚や、追加SIMといったカード契約単位です。
機種は格安SIM会社から買う必要はなく、ネットで好きな端末を買っても問題ありません。
自由に機種が使えて登録も不要なため、新しく発売された機種をすぐ使いたい人にも向いています。
5・どこにSIMがあるのかがわからない
キャリアで契約していたころは、自分でSIMカードを取り外す必要がありませんから、これも知らなくて当然のことです。
端末の側面をみて、ピンをさす穴がないか確かめましょう。
穴があいているタイプは、穴に付属のピンをさしこむと、「カチッと」音がして、トレイが開くようにできています。
軽く押しただけではカチッとならないときがありますから、その場合は少し強めに押してみてください。
カチッとSIMトレイがあきました。
引っ張り出すとトレイを外すことができます。
ピンは端末が入っていた箱に付属しています。
古いタイプのAndroid端末では、トレイが入っているキャップを、爪で引っ掛けて外してください。
SIMカードは精密機器で、ICの部分に触れるのは避けてください。
端末の電源を切ってから作業しましょう。
必要以上に力を入れると破損する可能性があるため、無理にサイズの違うカードを押し込むのは止めてください。
サイズが違うSIMをアダプターに入れると、ひっかかり破損することもあります。
できるだけ、サイズがあったSIMカードを利用しましょう。
SIMの入れ替えで、LINEのID検索をできるようにする
今まで使っていた端末でLINEの年齢認証をしていたなら、新しい端末にSIMカードを入れ替えて、年齢認証をさせる方法があります。
SIMの交換だけでは年齢認証はパスできないため、対処しておきましょう。
キャリアSIMを入れて年齢認証をパスする
キャリアと新しい端末を用意してください。
今まで使っていたキャリアの端末では、年齢認証をしてもらうことができていました。
このSIMを使って新しい端末も年齢認証させるため、キャリアの解約はまだしません。
キャリアの端末からSIMカードを取り出します。
そのSIMカードを新しい端末に入れましょう。
LINEをダウンロードして、年齢認証を済ませておきます。
これで新しい端末でもLINEの年齢認証ができるようになりました。
格安SIMに入れ替える
新しい端末には格安SIMのカードに入れ替えます。
すでに端末では年齢認証を突破していますから、格安SIMに入れ替えても年齢認証が解除されることはありません。
キャリアを解約する
ここではじめてキャリアの契約を解除してください。
ショップに行って解約手続きをしましょう。
ドコモ系、au系回線に注意
白ロムの端末はもともとキャリア契約を済ませていたため、ドコモやauなどでしか使えない端末です。
格安SIMを契約する際には、ドコモ回線とau回線の2種類があるため注意してください。
SIMフリー端末を購入した場合は、格安SIMでドコモ回線を契約しておけば問題ありません。
LINE機種変更で引き継ぐこと
注意したいのが古い端末から、「LINEの機種変更」で引き継ぐことです。
古い端末から引継ぎを選択してから、新しい端末で作業してください。
これができてないと、データの移行が正しくできません。
引継ぎはメルアドかフェイスブック認証
LINEの引継ぎはメールアドレス登録を済ませておくとできます。
Facebook認証でも引継ぎが可能です。
まとめ
SIM入れ替えをする予定の方は、5つの疑問点を解消しておきましょう。
一度使い方に慣れれば手間もありませんから、必要な情報を収集して、賢く格安SIMを活用してみてください。