生活費10万円しかくれない・・夫婦子供ありでも節約可能
「夫が生活費10万円しかくれない・・・」となげいているアナタ。実は、夫婦子供ありでも、月に生活費10万円で過ごすことはできます。
生活費10万円で暮らせない方は
- 小さな浪費がある
- やりくりが下手
一方で月10万円の生活費でも足りる方は、小さな節約をコツコツ積み上げていっています。「毎月10万円じゃ足りないよ・・・」「自由に使えるお金がない」と考えている方向けに、節約術をお伝えしていきます。
生活費10万円とは?
まずは、生活費の10万円の内訳からみていきましょう。10万円とは、家賃や光熱費なども含むすべての生活費ではありません。
家賃や光熱費を含まない生活費のこと
月10万円の生活費とは、食費や日用品費など毎日の生活で使う費用が含まれています。家族4人で家賃、光熱費も含んだ金額で、正直月10万円で生活はできません。
生活費は食費・交際費・日用品費・被服費
夫からもらう生活費10万円でやりくりできるのは、次の項目です。
- お弁当代を含む食費
- ママ友と食事をする交際費
- シャンプーや洗剤日用品費
- 季節の変わり目の被服費
洋服は毎月買うものではないため、月々の費用を貯蓄してまとめ買いする家庭もあるかもしれません。月数千円を溜めておけば、生活費10万円でもやりくりは可能です。
夫婦子供ありで生活費10万円に抑える節約術9選
夫婦子供ありで月10万円におさえる節約術を紹介します。ひとつずつは難しくはないため、少しの努力で達成できるはずです。
1・生命保険はいらない高額療養費で済ます
子供ありの家庭では、生命保険代が結構バカにできません。もしかしたら月1~3万円の生命保険をかけている方もいるかもしれませんね。
「子どもがいるから、夫に何かあったときのため保険が必要」こんなふうに考える気持ちはわかります。でも生命保険って要らない場合が多いんです。
夫が入院すれば、治療費は高額療養費でなんとかなります。月8万円~9万円くらいしか医療費がかからない制度です。たとえ治療費が100万円かかっても、月の上限しか支払わなくて大丈夫です。
また夫に何かあったときの保険は、マイホームがあると要らないです。住宅ローンについている保険があれば、家はタダになるからです。家が無料なら奥さんが働いて子どもを育てることってできますよね。
2・マイカーは買わず電車で移動する
地方に住んでいる人以外は、マイカーは要らないです。車があると、多数のお金が出ていき、「お金が貯まらない・・・」という羽目になります。
- 200万円÷10年=1年20万円
- 自動車保険・・・年間2~3万円
- ガソリン代・・・月1万×12ヶ月=12万円
- 車検代・・・2年に1回10万円、年間5万円
ざっくりと計算しただけで、年間37~38万円も消費しています。年間40万円近い費用が節約できるなら、海外旅行に行った方がよくないですか?
田舎に住んでいて子どもがいると、確かに自家用車は必要です。子どもの送り迎え、子どもを連れての買い物に車が必要だからです。
私も、子どもの送り迎えでかなり車を使ったので、子育て家庭では自家用車がないと不便だと思います。少年団などに入っていると、「え?車ないの?」みたいに思われてしまうため、自家用車を持っている人は少なくありません。
でも、見栄をなくせば、自家用車がなくても過ごせるはずです。さらに都心なら電車が使えますから。
3・スマホはLINEモバイルで通信料を節約
子供あり家庭で出費が多いのが、通信代です。夫のスマホ、妻のスマホ、子どもたちのスマホ、家で使うフレッツ光、これらを合わせると1~2万円いく家庭は多いと思います。
「通信費節約したいな・・・」と考えている主婦の方は多いみたいなのです。でも格安SIMは女性には難しいため、夫が家電に強くないと、結局キャリアで契約している家庭も多いのが現状です。
我が家では、LINEモバイルを私と子どもで2台分契約しています。夫はどうしても「仕事で電話を使うからキャリアがいい」「iPhoneがいい」と固定観念から抜け出せず、1人だけキャリアを契約しています。
家庭で使うネット回線は、「私が仕事で光回線が必要」「子どもがオンラインゲームをする」「Huluを使っているため光がいい」という理由から、フレッツ光を契約しています。
ここは経費として考えているのである程度の費用は仕方がありませんが、一般家庭なら固定のネット回線ではなくWiMAXのホームタイプでもいいと思います。
- フレッツ光・・・月額5600円+プロバイダ代
- WiMAX・・・4,263円
ね、月数千円節約できると考えると大きいでしょ?
4・買い物はできるだけ行かず食品はまとめ買い
食費は生活費の中でも割合が多いため、ここをどう節約するかは、主婦の腕にかかっています。
- 外食はなしお弁当で済ます
- お惣菜は極力買わない
- 冷凍食品も使わない
基本的に手作りしているのが、一番安いです。
お惣菜や冷凍食品は便利ですが、ボリュームが足りず、結局おかずを加えなければなりません。育ち盛りの子どもがいる家庭では、量が求められるため、お惣菜や冷凍食品では足りなさすぎます
5・何年も着まわせるベーシックな衣類に変える
洋服代も、女性の場合は意外とかけているものです。月10万円の生活費でやりくりする覚悟があるなら、被服費も節約しましょう。
おすすめなのが、洋服の制服化をすること、シンプルファッションにすること。たとえばスティーブジョブズみたいに、いつも似たような服しか着ていなければ、流行に追われる必要がなく、衣類費にお金がかかりません。
結局、クローゼットにある服の8割は着ていないはず。お気に入りの服は、「着心地がいい」「動きやすい」「痩せて見える」など理由があって選んでいるのです。
自分の好きな洋服のパターンを見つけたら、ダメになるまで着まわして、同じようなアイテムを買い足すだけです。
- バーゲン服より1点豪華主義
- 柄物より無地を選ぶ
- ベーシックで着まわせる洋服
本当のオシャレさんは、ユニクロの無地の洋服でも、着こなしでオシャレに見える工夫ができる人です。ユニクロの着こなしファッションを紹介する書籍を利用し、オシャレを研究して、プチプラで楽しみましょう。
6・美容院は1,000円カットで済ます
女性の場合、美容院代も結構かかりますよね。カット&パーマ&ヘアカラーで1万円は軽く飛ぶでしょうか。数ヶ月ごとに通うとなると、生活費10万円では足りません。
思い切って、1,000円カットに行くのはどうでしょうか。カット時間が短いので、時間の節約にもなり、得した気分です。
ヘアカットはシンプルなワンレングスにすると、ヘアアレンジでも遊べます。
7・洗剤のストックはしないでその都度買う
私が月10万円の生活費で心掛けているのが、洗剤のストックは買わないこと。安売りを見ると、大量に買っている人もいますが、スペースの無駄です。
洗剤やシャンプーは毎日使うものなので、「そろそろ無くなりそう」だと気がつくはず。無くなりそうになってからドラッグストアやスーパーに行けば、普通に間に合います。
洗剤やシャンプーのストックがなくて、困った経験はありません。1円でも安く買いたいと考えるより、スペースの無駄を省き家事を楽にするほうが、主婦にとって有意義です。
8・無料の公園などレジャー費を抑える
月10万円の生活費だと、映画に行ったり遊園地に行ったりできないかもしれません。そんなときは無料で遊べるスペースを活用しましょう。
公園は無料で利用できて、子どもの感性を育てるのにもおすすめ。親子で○○に行ったという記憶は大きくなっても子どもは覚えているものです。
最近は子どもが思いっきり駆け回る近くの公園が少ないので、週末に大きな公園に出かけて過ごすのがおすすめです。小さなころに身体を使って体験する、自然に触れることは、何よりも子どもにとって高価なおもちゃより大切です。
9・コスメのランクを下げる
生活費10万円で済ませるなら、コスメのランクを下げましょう。今まではフルセットで1万円以上のコスメを買っていたかもしれません。安いコスメに変えてもそれほど使用感は変わらないものです。
ドラッグストアやスーパーに行くと、主婦向けコスメが売られています。自分の肌に合う化粧品を、いろいろと比較してみてくださいね。
夫婦子供ありでもできる節約のコツ
「数字は苦手」「家計簿をつけるのが苦痛だった」そんな私でも続いている節約術を紹介します。細かく計算するのが苦手で、若い頃に家計簿をつけるのがすごく苦痛でした。いまは大雑把に家計管理をするようになったら、手軽でも月10万円の生活費でクリアできています。
1週間の生活費を1万円に設定するとクリアしやすい
私の食費節約方法は、「週に1万円を使う」と決めること。1ヶ月なら5万円使える計算のため、それほど難しいことではありません。
週のはじめに、お財布へ1万円だけ入れます。1週間の買い物は、お財布の中のお金を確認して買うため、「今は節約時だな」ということがわかります。
週末になってお財布のお金が足りなくなったら、極力買い物に行きません。冷蔵庫に何かしら食材があるので、余っている食材でやりくりする工夫をします。
週に1万円の予算は、毎日買い物に行くとすぐに無くなります。私は毎日スーパーに行くと余計なものを買うほうなので、週に1~2回か、足りなくなったときだけしか行かないようにしています。
辛い節約ではなく旅行など目標を持とう
節約って辛いですよね。私も節約は苦手です。
毎月決められた予算で済ますのが苦手だったのですが、節約を楽しいことと結びつけると、断然やりやすくなりました。
- 月1万円残して旅行をしよう
- 趣味のちょっと高い物を買う
私の場合、自分のために節約をしようと思うと続きませんが、家族と旅行する目標をたてると、家族の喜んでくれる顔を思い浮かべて続きました。
月たった1万円でも、年間にすると12万円。年に1回でもいいので家族旅行ができるのって、最高の贅沢ですよね。
外食など普段とは違う出費は夫のお財布から出す
夫にも節約意識を持ってもらうため、生活費の10万円の中に外食費を入れないのがおすすめ。外食のたびに夫のお財布からお金が減れば、「もう少し外食を減らそう」「安いお店に行こう」と節約意識ができますよね。
普段とは違う出費とは、次のようなものも含まれます。
- 冠婚葬祭費
- 親戚の子どものお祝い
- 親戚の子どもへのお年玉
親戚づきあいの出費は意外と多いので、生活費10万円とは別にしてもらいましょう。
夫の缶ビールや缶コーヒーは夫のお小遣いから
食費を月に5万円で節約していても、夫のビールやコーヒーがあると、さらに節約をキツクしなければなりません。
夫が缶ビール、缶コーヒーを止められないなら、夫のお小遣いで出してもらいましょう。缶ビール、缶コーヒーだけでも月1万円は消費してしまうからです。
お菓子や菓子パンは買わない
基本的に私は、お菓子類、菓子パンは買いません。スナック菓子や菓子パンは太りやすいため、買わないと決めているのもあります。
1回の買い物で100円のお菓子を買ったとすると月に3,000円。菓子パンも追加すれば月に6,000円くらいはいくでしょうか。
最近はスナック菓子も値段が上がっているものが多く、お菓子や菓子パンを節約するだけでも、月10万円の生活費に届きやすくなります。
家族3~4人で生活費 10万は多すぎるくらい
食費、日用品費、交際費、被服費だけで考えると、本来家族3~4人で月10万円は多すぎるくらい。月8万円や月7万円で生活できている人もたくさんいます。
どうしても月10万円の生活費で足りないと感じるなら、妻が稼ぐ費用を増やしてみてはどうでしょうか。パートに出れば月数万円程度稼げます。「自分のお小遣いくらいは自分で稼ぐ」くらいの気持ちがあれば、節約も苦しくないですよ。
お家で稼ぎたいなら、私と同じWEBライターもおすすめ。クラウドワークスなどに登録すると、家に居ながら文章で稼げます。今はネットが普及したことにより、怪しくないお家で稼げる方法も増えているので、いい時代になったと思います。