1. TOP
  2. 妊娠
  3. 流産する方法は?「妊娠初期限定」
本ページはプロモーションが含まれています。

流産する方法は?「妊娠初期限定」

 2014/11/04 妊娠
この記事は約 18 分で読めます。 11,161 Views

「望まない妊娠で、流産したい・・・」
このように検索する方に、ゴタクを並べても意味がないため、本気で望まない妊娠で流産したいという人の役に立つ情報を紹介したいと思います。
率直なところ、「流産できるのか?できないのか?」ということが知りたいのでしょう。
このように感じる方は、何か事情があるはず。
女性として分かる情報をお伝えします。

自分で流産することはできるのか?

YESと答えます
実は日本では、自分で流産させることは違法な面もあるため、このページにて自分で流産する方法を推奨するわけにはいきません。
しかし、自分で流産させる方法はあるにはあるのです。

 

その方法とは、薬を使った方法です。
薬の仕組みはとても単純で、妊娠を継続する黄体ホルモンの分泌を抑えて、時間を空けて子宮を収縮する薬を使います。
ホルモン抑制薬と、子宮を収縮させる2種類の薬のみのため、自然に流産したときとほとんど変わりがないといわれているようです。

 

この薬の処方が認可されている国は、ヨーロッパの国々やアメリカです。
日本では認可されていないため、個人輸入で入手する必要があります。
ただし、この薬により大出血を起こして病院を受診する例が増えたため、政府は個人の使用を禁止してしまいました。

 

以前は個人輸入でこの薬を入手することは違法ではなかったのです。
現在は個人が使用する目的で入手することは違法となりました。

どのような薬なの?

妊娠が継続するために必要となる黄体ホルモンの分泌を抑制させます。
その後、時間をおいて子宮を収縮させる薬を飲みます。
すると妊娠が継続できないため、子宮が収縮するとともに胎児が排出される仕組みです。

 

使用することができるのは、最後の生理がはじまってから49日以内です。
最後の生理がはじまってから、次の生理までの日数は約28日です。
実際に妊娠したのは最終の生理から数えて14日前後となるため、妊娠する可能性が出てから、薬が使用できるのはわずか35日間しかありません。

 

次の生理が遅れた段階ですでに28日が経過しており、簡単な計算をしただけでもあと21日しか残っていないことになります。
これだけ早い段階で女性が決断を下し、個人輸入サイトで薬を注文して、処置をする。
実際には難しいことです。

 

このような理由から、使用できる日数を超えても服用してしまう問題が出てきてしまったのです。
大出血した方の多くは、安全に使用できる日数を超えて使ってしまったため、うまく排出することが出来なかったと推測できます。

 

子宮に残留物がある場合、ダラダラと出血が続いたり、ときには大出血になったりすることもあるのです。
だからこそ、政府は危険性が高い薬として、個人が入手することを禁じました。

どのような違法性があるのか?

中絶する行為は、指定医師以外の行為は違法となっています。
薬物での中絶は、刑法の堕胎罪に該当する可能性があるものです。
「薬物を用いた中絶は1年以下の懲役」
「中絶させたものは2年以下の懲役」

このように薬を利用した者に対しても、薬を利用し流産させようとしたものに対しても、処罰があります。

 

海外から入手した中絶薬を使用しても問題がないのは、医師の処方や指示に基づき使用した場合のみです。
当然この薬を処方してくれる医師はいないでしょうし、この薬を使って指示する医師もいないと考えられます。

 

日本で個人輸入できる中絶薬の多くは、中国製のものが多いようです。
それに違法で販売する業者も後を絶たないため、薬の中身が本物かはわかりません。
もし薬の成分が違うもので、流産に失敗してしまえば、医師の処置が必要となってしまうのです。

薬の使用が認可されている国

海外で流産する薬が認可されている場合でも、個人が勝手に入手して使用するわけではありません。
その場合も、医師が薬を処方し、経過観察しながら安全に使用しています。
アメリカでは2000年に認可されており、2011年までに152万人の人が使用しました。

 

そのほか、イギリス、ノルウェー、スウェーデンなどのヨーロッパ地方でも認可されています。
これらの国でも医師の処方が必要で、勝手に入手して使用してよいわけではありません。

個人輸入で輸入制限がかけられている薬

日本で個人輸入サイトを通し中絶薬を入手しようとすると、税関で止められてしまいます。
輸入制限がかけられているため、輸入しようとしたことがわかれば、税関で止められ回収されてしまうでしょう。

薬を使用した流産ができないケースとは

日本においては薬による流産は違法ですが、承認を受けている国では、事前に検査をして薬を使用しても問題ないか確かめています。
・子宮外妊娠
・副腎に問題がある方
・ステロイド治療を受けている方
・異常出血がある方
・血液が固まりにくい薬を飲んでいる方
・この薬に対しアレルギーがある方

これらに当てはまる人は、中絶薬が承認されている国でも使用ができません。

 

何よりも、自分で薬を用いて流産しようとすると、子宮外妊娠の可能性がわかりません。
子宮外妊娠の場合は、中絶薬を使っても処置することはできないのです。
卵管が破裂してしまえば大出血を起こし、母体の命にもかかわるため、子宮外妊娠の場合は早めに処置しなければなりません。

それでも入手しますか?

このサイトでは、薬により自分で流産させる方法は、使用すべきではないと考えます。
入手する場合は違法性があること、万が一大出血を起こすと母体の命の危険性があることを覚えておく必要があるでしょう。
(子宮内に残りやすいということ)

 

個人輸入サイトで手に入れようと思えば、買うことはできます。
でも、税関で止められるリスクがあるでしょう。
その際に再発送してもらうことは可能ですが、海外からの発送は1週間以上かかることも多いため、安全に使用できる49日はあっという間に経ってしまいます。
49日を過ぎて使用すれば、当然失敗するリスクも高くなるため、危険性が高いといえるのです。

日本で入手が禁止になった背景とは?

正直なところ、同じ女性として、日本でも中絶薬が認可され、安全に使用できる環境が整えばいいのに・・・と思います。

 

日本でも医師の処方があれば、危険な中国産の薬を手に入れる必要もありません。
認可された薬は安全性が高いため、女性の負担も軽くなるはずです。
それでも日本ではおそらく、今後も認可されることはないでしょう。

 

その背景には、やはり医療の問題があるのではないでしょうか。
その理由は産婦人科にとって、中絶は稼げる治療のひとつだからです。
処置費用が薬に奪われてしまえば、産婦人科が受け取る費用が少なくなってしまいます。
だからこそ、薬の認可に賛同する人の数は少ないのです。

 

女性として考えるなら、薬のほうが何倍も負担は軽いはずです。
安全な薬が認可されれば、手術を受ける精神的な苦痛もなければ、費用の負担も少なくなります。
でも手軽に使えるということは、中絶する数が増えることを懸念しているのかもしれません。

 

中絶は男性にとってはあまり実感がなく、お金がかかったくらいにしか思っていないかもしれません。
でも女性にとっては一生の心の傷となり、忘れられないものとなります。
産婦人科医も圧倒的に男性が多いため、女性の気持ちを配慮して日本で認可させる方向にもっていくのは、現実的に難しいといえるのではないでしょうか。

72時間以内なら望まない妊娠でも対処できる

望まない妊娠
実は行為から72時間以内であれば、自分で望まない妊娠を対処させる方法はあるのです。
その方法とはアフターピルを飲む方法となっています。

 

服用を希望される方は、その日の当日または、翌日に産婦人科を受診しましょう。
アフターピルで妊娠が継続しないよう処置ができるため、万が一の際でも対処は可能です。
ただし日数が経過すればピルを飲んでも効果がなくなり、妊娠しないようにすることはできません。

 

アフターピルを使った方法は、違法性がない唯一自分の意思で流産する方法となります。
行為の後72時間以内に飲むピルのことで、受精卵の着床を防ぐため、正確には自分で流産させる方法というより避妊方法と考えるべきでしょう。
さまざまな事情で避妊に失敗してしまう場合もあると思いますから、アフターピルがあると知っているだけでも、女性は安心するのではないでしょうか。

 

アフターピルは女性ホルモンが含まれる薬のことで、行為の後72時間以内に飲むと効果があります。
薬を飲むことで90%以上の確率で阻止できるそうです。

 

早ければ早いほど効果が出やすくなるため、できるだけ24時間以内に飲むようにしましょう。
もし望まない妊娠が予想される事態があったとしたら、翌日に産婦人科に受診しなければなりません。
翌朝一番で受診するようにしてください。

 

アフターピルを飲むと女性ホルモンのバランスが変化し、受精しても着床することができなくなります。
その場合には出血がおきるようです。
数日~数週間程度で出血が見られたら、避妊が成功したことがわかります。

アフターピルの入手方法

アフターピルはドラッグストアや薬局では売られていない薬です。
そのため入手するためには、産婦人科の受診が必要となります。

 

産婦人科の受診だと行きづらいと感じる場合は、レディースクリニックなどでも処方していることがあります。
確実なのはやはり産婦人科でしょう。
男性の医師の場合アフターピルが欲しいと申し出るのが恥ずかしい場合もあると思いますので、女医さんがいる病院を捜す方法もあります。

 

ほかにも海外から個人輸入で入手する方法もあります。
個人が使用する目的なら海外からジェネリック医薬品を手に入れる方法は違法ではありません。

 

薬には副作用がありますから、勝手に飲んで出血が止まらなくなるリスクや、もしかすると失敗する可能性もあるため、あまりおすすめできません。
なかには粗悪品も見られているといわれるため、個人輸入で買う場合はよく検討する必要があります。

彼氏が避妊を拒んだら?

高齢出産 リスク 統計 
望まない妊娠をしてしまうケースには、彼氏が避妊を拒むということもありえます。
この場合は女性側が対処することで予防が可能です。

 

産婦人科に行くとピルを処方してもらうことができ、これを服用すると生理が止まります。
一種の妊娠している状態をつくるようなものです。
副作用が心配になりますが、低用量ピルのため影響は少ないとされています。

 

 

ピルは避妊だけでなく、婦人科系の病気を予防することや、生理痛を改善させるために使うこともあります。

 

そのほか、女性側に避妊具を挿入して対処する方法もあります。
薬を避けたい方、副作用が怖いと感じる方はこちらのほうがよいでしょう。
未成年の方はご両親に相談のうえ、どのような対処方法がよいか話し合ってください。

 

親に話すときは「避妊に失敗して中絶しなければならない」と言うより、「彼氏がいるから避妊をしたい」と相談するほうが、親として精神的な苦痛は少ないのです。

昔の人の中絶方法とは?

望まない妊娠
薬も技術もない時代に、女性はどのように中絶をおこなっていたのでしょうか?
江戸時代には海外からの薬が出回っていたといわれていますが、遊女には手が出ない金額で、自然素材を使った方法や無理やり流産させる方法が活用されていました。

自然素材を使って中絶していた

水銀を飲む方法や、自然素材のチョウセンアサガオの実を食べる、ホオズキの根を煎じて飲む、シャクヤクなどの方法です。
行為の直後に洗浄することでも、避妊できると考えられていました。
膣に挿入して無理やり流産させるという方法もあったとのことです。

中絶を禁止する法律が制定

明治以降は中絶を禁止する法律が出されていました。
1869年に明治政府が堕胎禁止令を発令し、1907年には堕胎罪へ変更されています。
当時は男の兵士を大量に欲しかった理由から、女性にもっと産ませる世の中だったのです。

自分で流産する方法とは?

望まない妊娠
個人輸入サイトから中絶薬を入手する方法も危険で、昔からおこなわれてきた中絶方法は妊婦自らの命を落とす可能性があって、とても勧められたものではありません。
では、自分で流産する方法は本当にあるのでしょうか?

激しい運動をおこなう

妊娠初期に激しい運動をすると、切迫流産しやすいともいわれています。

精神的なストレスを感じる

精神的なストレスも流産するリスクがあるといわれているでしょう。

お腹を叩く

お腹を叩けば流産できるのではないか、という考え方もあります。

体を冷やす方法

江戸時代の女性でも体を冷やし、無理やり流産させる方法がおこなわれていたといいます。
体を冷やすと血流が悪くなり、妊娠の継続に必要となるプロゲステロンの分泌量が減少すると考えられているためです。

簡単に流産させることはできません

彼氏が避妊を拒んでいるからといって、簡単に流産できるとは考えないほうがよいでしょう。
お腹を叩いたり、冷したりすれば流産できると思っている方もいるようですが、実はそんなに簡単には流産はできないようにできています。
受精して子宮に着床してしまえば、妊娠は意外と安定しているものなのです。

 

妊娠初期の流産のほとんどが、化学流産といってもともと受精卵に異常がみられ、遺伝子的な問題により育たなかったためなのです。
そのまま育つことができる健康な受精卵は、自分で流産させるようなことはできないと覚えておきましょう。

 

そもそも叩いたりする場合は、母体の内臓にも損傷が見られる可能性があるため、絶対にしてはならないことです。

人工的に流産させる方法

望まない妊娠
万が一望まない妊娠で中絶を選択することになった場合、大まかな手術方法を覚えておいてください。
これを知るとちゃんと女性の体を守ろうという意識が出てくるものです。

 

手術の流れは次のとおりです。
妊娠初期なら当日食事を抜き手術します。
麻酔は全身麻酔の方法です。

 

妊娠周期が大きくなればなるほど入院が必要となり、母体にも負担がかかります。
子宮口を少しずつ開くように処置し、さらに人工的に陣痛をおこすケースもあるのです。

 

麻酔は直ぐに切れますが、人によっては効きにくい体質の人もいます。
意識があっても手術中に痛みを感じることはありません。
緊張している人などは、交感神経の働きにより血管が収縮して、かかりにくいといわれているようです。

 

子宮口を開いたら器具で内容物をかきだします。
時間にすると10分など短時間のことで、内容物を吸引することもあるようです。
このとき赤ちゃんはお腹の中で逃げるともいわれていて、これを知ったら簡単に人工流産手術を受けようとは考えないはずです。

人工妊娠中絶ができる期限

人工妊娠中絶ができるのは、母体の健康上や経済上の理由がある場合、被害にあった場合のみです。
これ以外は母体保護法には適応しておらず、認められていません。

 

法的に受けることができるのは妊娠22週未満までです。
21週6日までに受ける必要があります。
妊娠12週未満は紹介した方法にて手術ができますが、それ以降は出産するときの同じように陣痛をおこすため、母体にも負担がかかるため注意が必要です。

 

初期の場合の費用は10万円程度で日帰り手術です。
妊娠12週以降になれば入院が必要で少しずつ子宮口を開く処置が必要となり、陣痛を人工的におこして産む場合もあります。

 

妊娠12週~22週未満までは、役所に死産届けを出し、埋葬許可を得る必要があります。
つまり既に人として認められているわけで、母体にとっても体と心の負担が大きいということです。

人工流産に適している時期

人工流産をする場合は、できるだけ早い時期に受けるのが望ましいといえます。
母体保護法によると手術ができる期間は、妊娠22週未満までです。

 

体に負担が少ないのは妊娠12週まででしょう。
妊娠12週までの人工流産のことを「初期中絶」といいます。
これ以降になると赤ちゃんがある程度大きくなっているため、人工的に陣痛をおこして出産させるような形になるのです。

時期が遅れてしまった場合

妊娠12週~22週までは「中期中絶」と呼びます。
赤ちゃんが大きくなっているため、通常の出産と同じように産み出すしかありません。
出産の経験がない方は子宮口が開きにくく、強制的に開く必要があります。
陣痛促進剤によって子宮を収縮させるため、体への負担が大きく入院の必要があるタイプです。

掻爬手術(そうはしゅじゅつ)は2種類

人工流産手術の方法は、2種類のやり方があります。
・スプーンでかき出す方法
・掃除機のようなもので吸い込む方法
膣から器具を入れて内容物をかき出す方法は、誤って子宮内膜を傷つけてしまう恐れがあります。
掃除機のような機械で内容物を吸いだす方法もあるようです。

 

どちらの手術方法も、手術中は全身麻酔がかかっていて、本人は眠った状態のため痛みを感じることはありません。
麻酔が切れたときに軽い痛みや出血を伴います。

掻爬手術(そうはしゅじゅつ)のやり方

掻爬手術というのは人工妊娠中絶をする場合、流産してしまい赤ちゃんがお腹のなかに留まってしまった場合に利用します。
どちらの手術方法も同様ですから、女性は知識として持っていても損が無いでしょう。
ちゃんと妊娠の計画を立てている方も、思わぬ流産で掻爬手術が必要になることもあるからです。

 

1・子宮口を開く
まだ出産を経験したことが無い女性は、子宮頚部がかたく開きにくいため、ラミセルという時間が経つと水分を吸い込み膨張するものを挿入します。
このときの痛みなどはとくになく、徐々に子宮口が開いていくでしょう。
出産を経験したことがない人がすべて挿入するわけではなく、妊娠週数がまだ浅い場合は入れないこともあります。

 

2・静脈麻酔をする
手術当日は静脈麻酔で眠りますから、麻酔が切れたときに嘔吐することがあるため、食事をすることはできません。
静脈麻酔とは血管から麻酔を注入する全身麻酔のことで、本人は眠っているため痛みを感じることはありません。
呼気麻酔とは違い直ぐに麻酔が切れてきますから、当日は入院する必要はありません。

 

3・子宮内容物掻爬
子宮口を器具で開き、器具を使い内容物をかきだしたりつまみ出したりします。
これにより子宮の内部は空っぽになり、手術は終了です。
手術方法は簡単なものではありますが、手探りで子宮内部を器具でかき出すことになるため、まれに子宮内部を傷つけてしまう恐れがあります。
後遺症が残る人もいるため、女性にとってはできるだけ避けたい手術でしょう。

人工流産をした場合のリスク

子宮掻把(そうは)では、手探りで子宮内に機械を入れて内容物をかき出すため、まれに子宮に穴が空いてしまうこともあります。
子宮に損傷が出れば、子宮を摘出しなければならないケースもあるのです。

 

術後に内容物が残ると、後日大出血をおこす可能性があります。
将来妊娠したときに、癒着がおこるリスクもあるでしょう。
人工流産手術は女性にとって身体的、精神的負担が高く、ストレスによりホルモンバランスが乱れて、その後妊娠出来なくなる可能性もあります。

金銭的な問題について

初期中絶は10万円前後ですが、中期中絶になると入院が必要となり、30~50万円の費用がかかります。
中絶に健康保険は使えないため、すべて自費となるためです。
ただし、中期中絶の場合は健康保険から「出産育児一時金」の支給がありますから、費用の負担はそれほど変わりがありません。

未成年は親の同意書が必要

母体保護法という法律により手術がおこなわれるため、未成年の場合は親の同意書が求められることがあります。
親の同意は法律で定められたものではないため、病院によっては双方の同意があれば手術を許可してくれるところもあるようです。
術後は絶対安静が必要となるため、親の協力が不可欠となるため、未成年の方は親に相談してください。

流産とは?

望まない妊娠
望まない妊娠での流産とは、切迫流産のことを示しています。
妊娠初期には2種類の流産がありますから、それぞれの違いを理解しておきましょう。

赤ちゃんの染色体異常からおこる自然流産

妊娠初期に流産するときの多くは、自然流産です。
自然流産とは稽留流産、進行流産なども含めるもので、赤ちゃんの染色体異常により妊娠が定着しません。
染色体異常は健康な男女でもおこりうることで、不完全な受精卵となってしまったことから、発育が途中で止まってしまいます。

 

受精卵に染色体異常がある場合は、何をしても妊娠を継続させることはできません。
生理予定日を過ぎても生理がこなくて心配していたら、遅れたころに重い生理がきたら、自然流産した可能性があります。

無理したことでおこる切迫流産

染色体に異常がない状態で流産した場合は、切迫流産したといえます。
切迫流産自体は流産する一歩手前の状態で、無理がたたった可能性があるものです。
この段階で医師から絶対安静を言われることになりますが、無理を続けると本当に流産するリスクがあります。

 

望まない妊娠で流産したい方の多くは、「切迫流産で本当に流産すればいい」と考えているのではないでしょうか。
確かに流産する可能性はありますが、無理を続けたり体に負担をかけたりすれば、確実に流産できるとは限りません。

人工流産

人工流産とは、中絶のことです。
正式名称は「人工妊娠中絶」といいます。
病院に行き手術によって人工的に流産をおこす方法のことです。

 

染色体異常があって流産がおこらず、切迫流産もおきなければ、最終手段として人工流産を選択しなければなりません。
望まない妊娠の多くは、この段階まで進むことが考えられるのです。

実は増えている既婚者の中絶

望まない妊娠は何も10代など若い世代だけではありません。
実は30代や40代など既婚者に増えており、金銭的な問題や年齢的な理由から中絶を選択する人も多いといわれています。

・出産したばかりで妊娠するとは思ってなかった
・年齢的に妊娠するとは思わなかった

などの理由も考えられます。

 

40代になると高齢出産となり、子供が障害を持つリスクも高くなるため、産まない選択をする方も多いといわれています。
親が40代だとすると単純に子供が成人する頃にはもう親は60代に突入しているのです。
年齢的なリスクを考える前に、きちんと家庭計画をしたいものですね。

まとめ

望まない妊娠は女性の意識を変えるだけで、防ぐことができます。
中絶を利用した人のなかには不妊症になる人もいるのです。
何年かしてまた赤ちゃんができた際に産みたいと思っても、不妊症になっている場合もあるでしょう。

 

アフターピルは自分の体を守る手段となります。
1回に10,000円~20,000円くらいの費用がかかり、自費診療のため保険は使えません。
アフターピルも避妊率が100%ではなく、一部は妊娠が継続することも知っておいてください。

http://xn--104-dp4ba.com/34/

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

ママ104の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ママ104の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 葉酸が多い果物ランキング。妊娠中のバナナ、りんご、マンゴーは?

  • 妊娠中の正しい座り方!

  • 【妊婦向け無添加葉酸サプリ】妊娠中に飲める天然、オーガニックの見分け方

  • 妊婦がサーモンを食べてはいけない5つの理由

  • 妊娠中のおやつは、さつまいも、おにぎりなど10選

  • 黄体依存症【ハルバン症候群】とは?