妊娠初期でしゃがむ姿勢ってどうなの?
妊娠するとしゃがむ姿勢ってどうなのだろう?という疑問が出てくることがありますが、もしかしたらこの姿勢は安産にいいかもしれません。その理由と、妊娠中にしゃがむ姿勢がどのような影響があるか紹介します。
妊娠10週くらいならあまり気にしなくてOK
妊娠10週目ということは3ヶ月目ということになります。この時期はまだお腹もあまり目立っていませんし、しゃがむという姿勢は母体に負担がかかりません。当然赤ちゃんにも影響がないため家事や仕事などでしゃがむ姿勢があっても良いのです。
妊娠10週目くらいになるとそろそろ安定期に近づいてきます。妊娠4ヶ月目くらいになると多くの方がつわりが収まったり、胎盤が形成されて赤ちゃんの状態も安定してきます。
このときにしゃがむという動作を行なっても、子宮口が開いて流産に繋がるとかそういったことはありません。
逆にしゃがむ姿勢は安産に繋がるかも?
その理由は、股関節を柔軟にしておいたほうが、出産のときに楽になるといわれているからです。昔の人はしゃがむ姿勢をよくしていました。拭き掃除、食事を作る支度などいろんなことでしゃがんでいましたよね。それがダメというのなら昔の人はみんな早産などの影響が出ていたことになります。そんなことは無く、今の人よりもずっと安産だった可能性があります。
しゃがむ姿勢は股関節の柔軟性を高め、骨盤底筋を鍛える事にも繋がるため、陣痛が来たさいにいきむ力が付きます。現代人は掃除でも掃除機があったり、モップがあるためしゃがむ事が少なくなりましたよね。雑巾かけは安産のためには良い運動になるためおススメできます。
私も妊娠中は拭き掃除をよくやった
私も妊娠中はよく雑巾を使って拭き掃除をしていました。赤ちゃんがいるからというより、元々拭き掃除をする習慣があったからです。そのおかげか朝陣痛が来てると分かってから、わずか2時間程度で出産を終えて、病院に付いたら30分くらいで産まれました。
ただ妊娠初期の頃にしゃがんだり、拭き掃除をして骨盤底筋を刺激すると、赤ちゃんが降りてきてしまうのでは?とも考えてしまいますよね。
拭き掃除は臨月になってからやると良いという人もいるようですが、これはこの体制をすると赤ちゃんが下りてきやすいからです。でも妊娠初期には骨盤底筋を刺激したからって早産になるようなことはないと思います。実際に私も妊娠初期から後期までずっと続けてました。後半で子宮口が開いてきて薬で止めた事はありましたが、初期で問題は一切有りませんでした。
妊娠中はお腹に負担をかけるような体制はダメですが、自分でもお腹が張ったら止めるとか調整はできますよね。
日常生活でしゃがまないわけには行かない
日常生活で家事をやっているとしゃがむという姿勢をまったくやらないわけには行きません。特にお腹が大きくなってからのほうが腹圧がかかり、お腹を圧迫することがあります。
妊娠10週目なら特に問題なし。大きくなってきたら足を開くようにしてしゃがむとお腹を圧迫しにくく楽になります。何かつかまりながらゆっくりとしゃがんで、足は開き気味にすると臨月でもしゃがみやすくなりますよ。
まとめ
妊娠10週目くらいならしゃがむ姿勢は妊婦や胎児に影響はあまりありません。でも臨月になってくると赤ちゃんが下り易くなるため早産しやすい方は注意してみてくださいね。逆に予定日をすぎているなら拭き掃除をするとかしゃがむ姿勢が良いといわれています。