生後1ヶ月の赤ちゃんと外食してもいい?個室&短時間の外出がおすすめ
「生後1ヶ月の赤ちゃんと外食しても大丈夫?」
産後1ヶ月といえばママの体も万全とは言い切れないため、赤ちゃんとの外食は不安がいっぱいですよね。
生後1ヶ月の赤ちゃんとの外食は、お宮参りなど特別な日の利用がおススメです。
本格的な外食は、首が安定してくる生後3ヶ月以降にしましょう。
どうしても生後1ヶ月に外食に行く必要があるママは、お店の選び方や持って行くものなどをチェックしておいてくださいね。
Contents
赤ちゃんとの外食はいつから?
生後1ヶ月との赤ちゃんとの外食は、お宮参りや内祝いの買い物に出かけるついでに立ち寄ることが多いようです。
しかし、安心して外食に出かけられるのは生後3ヶ月以降だといえるでしょう。
お宮参り後の会食に行く
お宮参りは生後1ヶ月ごろから行く家庭が多く、「赤ちゃんとの初めての外食はお宮参りだった」という家庭もあるようです。
お宮参りには父方の両親も一緒に行くことになれば、帰りに会食することは自然な流れでしょう。
ママにしてみれば「子どもの特別な日だから」という理由から、生後1ヶ月で外食は少し早いように思えても、快く参加するママが多いようです。
1ヶ月検診で母子ともに健康だった場合
早い時期から赤ちゃんを連れて外食したいと考えている家庭は、1ヶ月検診で赤ちゃんの様子を診てもらってから、外食に行くケースが多いようです。
産後1ヶ月まではママの体調も万全ではなく、母子ともに外出することはできません。
1ヶ月検診で医師から母子ともに健康のお墨付きをいただいてから、少しずつ外出するママもいます。
内祝いの買い物の帰りに外食をする
赤ちゃんが生まれると、親戚や友人からお祝いの品が届いていると思います。
お返しはできるだけ早いほうがよいため、生後1ヶ月から内祝いの買い物に出かけるケースもあるようです。
内祝いの買い物はデパートやショッピングモールに行くことが多く、ママの疲れを考えて帰りに食事をするケースもあります。
生後3ヶ月以降だと安心して行ける
1ヶ月検診で医師に「外出してもよいですよ」と言われても、いきなり外食に出かけるのは、ママや赤ちゃんの体調を考えると少し早いかもしれません。
ママは産後に体調が戻っていたとしても、まだ夜中の授乳が欠かせず寝不足の状態が続いているため、長時間の外出は疲れてしまうためです。
赤ちゃんもママからもらった免疫力はまだ残っていても、わざわざ感染症にかかりやすい人が多い場所に連れ出すのは考えものでしょう。
初めての赤ちゃんとの外食で安心なのが、首がすわる生後3ヶ月以降です。
首が安定していない赤ちゃんを長時間抱っこするのは大変なため、生後3ヶ月以降が無難だといえるでしょう。
生後1ヶ月から徐々に赤ちゃんとの外出に慣れていくため、生後3ヶ月ならママの自信もついているはずです。
1ヶ月検診が過ぎたら赤ちゃんと外出はできますが、お宮参りのような特別な事情がなければ、無理して外食するのは待ったほうがいいかもしれません。
生後1ヶ月で利用したい外食先
生後1ヶ月の赤ちゃんは、短時間で授乳やオムツ替えが必要です。
お腹が空いてぐずる可能性も考慮して、3タイプの飲食店を選んでみてください。
- 個室があるお座敷
- 赤ちゃんOKのお店
- ショッピングモールやデパート
これらのお店なら赤ちゃん連れにも優しくなっています。
個室があるお座敷
お宮参り後の会食は、個室があるお座敷を予約しておくと安心です。
ふすまでしっかり区切られている部屋なら、赤ちゃんが多少ぐずっても気になりません。
お座敷は畳式の部屋が多く、赤ちゃんを寝かせておけるのもメリットです。
部屋に身内だけなら、授乳やオムツ替えも気兼ねしなくてもよいでしょう。
赤ちゃんOKのお店を利用する
お店によっては赤ちゃん連れのお客様を積極的に呼び込んでいるところがあります。
赤ちゃんOKのお店なら、「オムツ替え台」「授乳室」「ミルク用のお湯の提供」「離乳食」「赤ちゃん用食器」の用意があって便利です。
子連れをメインにしていれば、周りのお客様も小さな子を連れている方ばかりで、多少赤ちゃんが泣いても大めに見てくれます。
ショッピングモールやデパートなど授乳室があるところ
大抵の飲食店でオムツ替え台の設置はありますが、授乳室は設けていないところも多いです。
ショッピングモールやデパートなら、子ども売り場に近い場所にオムツ替え台と授乳室が利用できます。
どの飲食店を選んでよいのか迷ったら、ショッピングモールやデパート内にある飲食店を選びましょう。
赤ちゃんとの外食で持って行く物
生後1ヶ月の赤ちゃんと外食に行く場合は、オムツやおしりふきシートなど基本的なもの以外にも、持って行くと便利なものがあります。
おくるみやブランケット
生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ体温調節がしにくいため、寒いときに赤ちゃんを包めるおくるみやブランケットを持って行くと便利です。
夏の暑い日でもお店の中は空調で寒いくらいなので、赤ちゃんの上に掛けるものは必要になります。
おくるみは赤ちゃんを包むこともできて、ぐずった赤ちゃんが落ち着きやすいでしょう。
授乳用のケープ
生後1ヶ月はまだ母乳で育てているママも多いと思います。
事前に授乳を済ませてもすぐに赤ちゃんのお腹が空くかもしれません。
いつでも授乳ができるように、授乳用ケープは持って出かけましょう。
外出先で授乳が大変という場合は、哺乳瓶、粉ミルク、水筒に入れたお湯を持って行くと、出かけ先でミルクを作ることができます。
赤ちゃんとの外食を楽しむコツ
赤ちゃん連れの外食は、注意したいことが幾つかあります。
ママも気持ちよく食事を楽しめるよう、赤ちゃんが泣きだしたときの対処方法も知っておきましょう。
食事前に授乳を済ませておく
食事のタイミングで赤ちゃんが泣きだしてしまうと、ママは食事どころではなくなります。
事前に授乳を済ませておくと、赤ちゃんがぐずりにくいです。
出かける前に授乳を済ませて、お店に付いたら授乳室で授乳しておくと、料理が出てくるときにちょうど赤ちゃんが眠ってくれます。
伸びる麺類以外を注文する
事前に授乳を済ませて赤ちゃんがぐずらないようにしていても、いつ泣き出すかわかりません。
普段とは違う雰囲気で落ち着かず、赤ちゃんは寝てくれないかもしれません。
生後1ヶ月の赤ちゃんとのお出かけは、ラーメンや蕎麦のような伸びる料理はNGです。
会食用の料理でお膳やお弁当になったものなら、冷めても美味しくいただけます。
交代で赤ちゃんをあやして食事を楽しむ
生後1ヶ月の赤ちゃんと外食するなら、一緒に行った大人が代わりに赤ちゃんをあやすくらいの覚悟が必要かもしれません。
パパとママと赤ちゃんの3人で外食に行くなら、パパと変わりながら赤ちゃんを見ておくようにしましょう。
初めての外食でママが不安なら、実母や義母など育児に慣れている人と一緒に行くと、赤ちゃんがぐずってもあやしてくれるため安心です。
食べられないときはテイクアウトする
準備万端で赤ちゃんとの外食に行っても、ママは食べられないときもあります。
無理にお店に長居しようと思わず、テイクアウトに切り替えてみましょう。
料理を持ち帰ったほうが、ママもゆっくり食事を楽しめることもあります。
赤ちゃんと外食するときの注意点
生後1ヶ月の赤ちゃんと外食する予定なら、店内の気温や時間帯、タバコやお酒の影響を考えてみてください。
夏はエアコンの効きすぎや暑すぎる店内に注意
夏に生まれた赤ちゃんを外食に連れ出す場合は、お店の環境に注意が必要です。
大人に合わせて冷房が効きすぎて寒すぎるところや、冷房が効いておらず暑すぎるところも赤ちゃん連れに向いていません。
一度立ち寄ったことがあるお店なら、赤ちゃんが快適に過ごせるかわかるでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんとの外食は遅めのランチがおすすめ
飲食店にはいろいろな人が訪れるため、赤ちゃん連れのお客様をよく思わない人もいます。
混みあうお昼の時間帯を少しずらせば、店内に人が少なくなり過ごしやすいです。
できれば待ち時間がなく、予約してスムーズに入店できるお店をおススメします。
完全禁煙のお店を選ぶ
店内で喫煙コーナーがあると、煙が赤ちゃんのほうに漂ってくる可能性があります。
ファミレスでは喫煙席と分かれている場合もありますが、壁で仕切られていなければ、煙が赤ちゃんのほうにくるため注意が必要です。
店内が全面禁煙のお店を選べば、赤ちゃんへの影響を考えなくて済みます。
大人がお酒を飲む時間帯を避ける
赤ちゃんを連れた外食は、大人がお酒を飲む時間帯は避けましょう。
お酒を飲む人がいると、喫煙や騒音の問題もあるためです。
人は酔うとついつい声も大きくなりがちなため、「お酒OK」のお店は避けるようにしてくださいね。
子育て支援があるおススメのファミレス
不二家
スイーツでもお馴染みの不二家は、レストランの提供もあります。
子育て家族を支援するサービスが多数あるため、赤ちゃん連れでも行きやすいでしょう。
来店した子どもが誕生日だった場合は、不二家からキャンドルサービスとデザート、記念写真のサービスがあります。
1歳未満の子どもに対して、無料で利用できる離乳食もあります。
初期または中期の離乳食を用意しているため、生後5~7ヶ月でも対応可能です。
5ヶ月用は「かぼちゃとさつまいも」で、7ヶ月用は「なめらかコーンドリア」が用意されています。
デニーズ
ファミリーレストランのデニーズは、子どもメニューが充実しています。
1つ300~500円くらいの値段で、家計に優しいのも嬉しいでしょう。
子どもの誕生日を登録しておくと、誕生日月にバースディプレゼントのサービスがあります。
デニーズは各自治体が実施する「子育て支援」に参加しています。
お店によって5%引きや、メニューのサービスがあるためお得です。
デニーズの離乳食は7~8ヶ月用で、和光堂の「しらすの雑炊」があります。
かっぱ寿司
かっぱ寿司はベビーカーでも入れる多目的トイレや、ベビーチェアの設置サービスがあります。
離乳食はキューピーの「野菜入りチキンライス」や「鶏五目ごはん」が注文可能です。
瓶タイプの離乳食のため、スプーンですくって食べやすいのも魅力でしょう。
回転寿司なら赤ちゃんがぐずればテイクアウトできる気軽さもあります。
まとめ:生後1ヶ月の赤ちゃんとの外食なら個室がおすすめ
生後1ヶ月の赤ちゃんと外食に行くなら、個室完備のお店を選んで、短時間で食事を済ませられるよう準備しておきましょう。
事前に予約しておけば入店もスムーズで、ママもリフレッシュできます。
個室なら人混みを避けられて、感染症リスクも減らせるでしょう。
産後すぐに赤ちゃんと旅行したい方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。