サトウのごはんの湯煎方法!電子レンジがないので調理方法を試してみた
「電子レンジがないけどサトウのご飯が食べたい」
そんなときは、サトウのごはんを湯煎で温めましょう。
私は北海道在住で、胆振東部地震の停電を経験しました。
数日くらい停電になったので、鍋でご飯を炊いて面倒だった記憶があります。
でも、災害時にサトウのご飯があれば、温めるだけなんですよね。
我が家でも災害用にサトウのごはんを常備するようになりました。
今回は、備蓄用のパックご飯の賞味期限が切れそうなので、鍋で湯煎して温めてみました。
湯煎で温める方法は、災害時やキャンプにもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
サトウのごはんを湯煎で調理する方法
今回使ったのは、テーブルマークの「国産こしひかり」です。
備蓄用のパックご飯を使ったので、サトウのごはんじゃないですが参考にしてくださいね。
商品パッケージを見ると、湯煎での温め方が書かれていました。
「フタをはがさず、この蓋を上にしてお湯に浮かべ、鍋にフタをせずに約14分加熱してください。商品は重ねないでください。」
電子レンジ調理だと1分30秒~2分のところ、湯煎だと14分の加熱が必要みたいですね。
でも、パックご飯って「常温保存」ができるのってスゴイです。
我が家では、備蓄用にそのまま災害用リュックにパックご飯を数個入れてあります。
鍋に水を入れ未開封のパックご飯を入れる
深型の鍋に、未開封のサトウのご飯を入れます。
商品パッケージには「並べちゃだめ」とありましたが、2パック温めたかったので、重ねて2パック入れてしまいました。
パックご飯が2段になると、下ばかり温まります。
2つ一緒に温めたいときは、時間が経ったら上下をひっくり返すか、上のパックご飯だけ温め時間を長めにするのがおすすめ。
商品画像に「非売品」とあるのは、金麦ビールについてきたから。
ビールを箱で買ったときにパックご飯がたくさん入っていたので、備蓄用にすることにしましたよ。
お湯を沸かし15分くらい温める
パックご飯を温めるのは、水からでもお湯からでもOKみたいです。
私は、鍋に水とパックご飯を入れてから火にかけました。
温め時間は、パックご飯のパッケージの表示に従ってくださいね。
パックご飯の多くの場合では、15分くらい温めるといいみたいです。
ちなみに、パックご飯の容器は、湯煎をしても溶けませんでした。
もともと温めて食べるようにつくられているので、容器は温めても溶けにくくなっているようです。
パックからご飯を取り出しできあがり
湯煎をして15分くらいたったので、開封してみました。
ご飯はなんとなく硬そうな印象がありますね。
箸を使ってご飯をほぐしてみたら、ふんわり柔らか。
パックご飯の容器を触ってみて、ご飯が柔らかくなっていれば、温まっています。
テーブルマークのパックご飯は、お米の品種から少し柔らかめみたいです。
ご飯の硬さは好みがわかれると思いますが、私はいつも北海道米のきらら397(硬めの品種)を食べているので、こしひかりは少し柔らかく感じました。
普段食べる我が家のお米は、北海道米のきらら397と、同じくきらら397を使った発芽玄米を加えています。
きらら397の発芽玄米のレビュ記事も、合わせて参考にしてくださいね。
災害時はお湯に30分浸ける方法もおすすめ
災害で停電になったときは、ポータブルガスコンロで温めることになります。
でも、災害時のガスは貴重なので、「15分も温めたくない」と思うかも。
サトウのご飯は、お湯に30分くらい浸しておいてもOK。
鍋でお湯を沸かしたら、サトウのご飯を入れて火を消し、鍋の蓋をして保温しましょう。
冬で気温が低いときは、鍋ごと毛布でくるむと保温性が高まります。
お湯でパックご飯を温めるときは、温め時間を少し長めにとるといいですね!
サトウのごはんを温める際の注意点
サトウ食品の公式サイトには、温め時の注意点が掲載されていました。
鍋の蓋はあけておく
パックご飯を湯煎で温めるときは、鍋の蓋はあけておきます。
サトウ食品のサイトに理由は書かれていませんが、容器の温めすぎを防ぐためでしょうか。
パックご飯が鍋底につかないようにする
鍋底にパックご飯の容器が触れないようにしましょう。
これも、パック容器が温まりすぎるのを防ぐためだと思われます。
鍋にパックご飯を入れると浮いてきてなべ底にはつかないので、普通に温めるだけで大丈夫です。
容器が鍋底についてしまうときは、鍋底にお皿などを入れてから温めるといいですね。
サトウのごはんは必ず温めて食べること
ごはんの主成分であるでんぷんは、米の状態(生でんぷん)では人は消化できません。
これを炊飯による加熱でごはんの状態(糊化でんぷん)にすると、消化できるでんぷんとなります。しかし、これを放置するとでんぷんは徐々に生でんぷんに近い状態(老化でんぷん)になり消化できなくなります。「サトウのごはん」はこの状態で店頭に並んでいます。老化でんぷんは再度加熱することで糊化でんぷんにもどります。
引用:サトウ食品
サトウのごはんは、パックに入った状態だとお米と似た状態みたいです。
そのままだと消化が悪くなるので、温めてから食べないといけないわけですね。
サトウのごはんは電子レンジと湯煎どっちが美味しい?
私の家には、実は電子レンジがありません。
だから、パックご飯を電子レンジで温めるのと湯煎する方法の味の違いはわかりません。
恐らく、どちらも味の違いはないと思いますよ。
電子レンジで温めると短時間で済むので簡単というだけで、温め自体は湯煎でも同じはず。
家庭に電子レンジがない人も、今回紹介した湯煎で温める方法を試してみてくださいね。
パックご飯は常温保存ができるので、備蓄用やキャンプ用などに購入しておき、湯煎で温める方法がおすすめです。
サトウのごはんを湯煎調理する方法まとめ
湯煎で温めたパックご飯は、塩むすびにしました。
2パックを温めると、おにぎり4個分になります。
今回は、湯煎で温めたパックご飯を家で味わってみました。
サトウのごはんを湯煎で温める方法を知っておくと、災害時に温かいごはんが食べられて嬉しいですね!
パックご飯の温め方で悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。