玄米がまずい!美味しくない!家族が食べてくれる対処法6選
みんなの食事管理をする主婦としては、栄養価が高い玄米食は理想的でもあります。
しかし、家族に玄米を食べさせたいのに
- まずいから嫌だ
- 美味しくない
と言われてしまうことがありますよね。
玄米をどうやって炊いたら美味しくなるのでしょうか。
私自身、玄米食を試してたどり着いた結果があるので、詳しく紹介しますね。
Contents
玄米がまずい理由とは?
まずは、玄米がまずいと感じられる理由から見ていきましょう。
糠の香ばしい香りが苦手
玄米を食べ慣れていない人は、糠の香りが苦手な場合があります。
白米は玄米から外側の糠を取り除いているため、味に癖がなく変な匂いもありません。
玄米の独特の香りは、慣れている人にとって香ばしい香り。
でも、玄米を食べ慣れていないとクサイと感じることがあるので、よく洗米するようにしましょう。
白米と比べてパサパサする
玄米はお米の外側部分が硬いので、白米と比べてパサついた感じがします。
白米なら炊飯器についている水浸機能でも十分水を吸うのですが、玄米は硬い部分から水分を吸収しにくくなります。
玄米がパサパサする場合は、水浸時間が短い可能性が。
白米なら水浸なしでも炊けますが、玄米は5~6時間の浸水が必要です。
玄米がパサつく場合は、できれば一晩おくのが理想的。
このように玄米は水浸時間が長くて面倒なため、急いで炊いてしまいまずい!となってしまうのです。
玄米がべちゃっとなる
では、逆に玄米がべちゃっとなる理由は何なのでしょうか。
これは、水が多すぎる、または加熱不足が原因の可能性があります。
白米に比べて玄米の水加減は多めでも、多すぎるとべちゃっと炊き上がります。
また、水浸時間を十分にとらずに、「水を多くすればいいでしょ?」と適当に炊いてしまうのもNGです。
玄米がまずい!美味しくないときの対処法
家族に玄米を食べてもらって、まずい!美味しくない!と言われても大丈夫。
玄米は炊き方を変えると、玄米が苦手な人でも美味しく食べられるようになります。
圧力なべで玄米を炊く
玄米は外側が硬くなりやすいので、中までしっかり火を通せる圧力なべを使い炊きます。
すると、玄米がふんわり、プチプチとした食感も楽しめますよ。
でも、圧力鍋って、扱いが面倒ですよね。
私も、若いとき圧力鍋を使って玄米を炊いたことがあるのですが、火加減や時間の調節などが面倒で、すぐに挫折しました。
玄米は圧力鍋で炊くと美味しくなるけど、忙しい現代人向けではないかな。
発芽玄米に変える
私が解決した方法は、玄米を発芽玄米に変える方法です。
発芽玄米って、水浸時間は30分くらいでいいんですね。
また、発芽玄米は炊飯器で普通に炊けるのも便利だと思いました。
玄米と白米を混ぜると硬さの違いから、一緒に炊くと玄米がポロポロで白米がべちゃっとなった経験があるかもしれません。
全く違う硬さのものを同じ炊き方にするのが間違いだったよう。
でも、発芽玄米は白米と混ぜて、普通に炊飯器で炊けました。
玄米を一度浸水しているものなので、白米と混ぜても美味しく炊けるのが便利ですね。
私が食べているファンケルの発芽玄米のレビュー記事も参考にしてみてください。
大さじ1杯の調味料を入れる
玄米がパサパサしてしまうときは、まわりをコーティングする調味料を入れて炊きましょう。
- みりん
- はちみつ
- オリーブオイル
など、甘みのあるものや、油分のあるものがおすすめ。
玄米2合に対して、小さじ1杯くらいの調味料を入れて炊いてくださいね。
すると、玄米をコーティングしてくれて、パサつきが抑えられます。
より詳しい炊き方は、発芽玄米の記事でも紹介しました。
リンク:【発芽玄米】冷めても美味しいお弁当用ご飯の炊き方!はちみつ・氷・みりん
炊飯器の玄米コースで炊く
シンプルですが、炊飯器の玄米コースで玄米を炊きましょう。
炊飯器の普通のコースは、浸水時間が短めです。
一方で、玄米コースは浸水時間が長めにとってあるので、普通コースと比べて炊飯時間が長くなります。
炊飯器の玄米コースは、浸水時間込みで便利。
炊き加減が違うだけでなく、硬い玄米に合わせて浸水も一緒にやってくれます。
小豆や黒米を混ぜて炊く
玄米単体だと家族にまずいといわれるなら、小豆や黒米を混ぜてみては?
豆の甘みが加わることで食べやすくなり、パサつきも軽減できます。
ちなみに、北海道では赤飯に甘納豆を入れるんですよ。
もしかしたら、玄米と甘納豆も相性がいいのではないでしょうか。
でも、小豆や甘納豆を加える方法は、「ご飯が甘いのは嫌だ」という家族には使えない対策です。
チャーハンやカレー専用にする
玄米のパサつきが気になるなら、チャーハン・カレー用と割り切ってみて。
とろみのあるものと組み合わせると、玄米のパサパサした感じが気にならなくなります。
ほかにも、中華丼などのメニューにもおすすめ。
炊き込みご飯にしても、玄米が苦手な人でも美味しく食べられるようになります。
玄米と白米に混ぜないで炊く
玄米がまずいのは、白米と混ぜて炊いているからかも。
硬さが違うお米を一緒に炊けば、どちらかのお米のデメリットが大きくなるのは当然のことですよね。
玄米は、玄米に合わせた浸水と炊き加減で炊くのが一番。
白米と比べて味がしっかりしているので、焼き魚・おしんこ・味噌汁のようなシンプルな和食と相性がいいですよ。
昔の日本人が粗食でも元気だったのは、玄米のおかげですね。
白米のように味が薄いと、濃い味付けのおかずが必要になり、脂肪分やカロリー過多になる恐れがあります。
玄米がまずい!美味しくないのまとめ
家族に玄米がまずい!と言われたら、個人的におすすめなのは発芽玄米を利用すること。
発芽玄米は白米と同じように扱えるのが魅力。
毎日玄米で頑張って炊くより、楽な発芽玄米だと続けやすいかも。
発芽玄米は玄米のしっかりとした味わいがあって、玄米みたいに硬くなりすぎないのが気に入っています。
玄米がまずいと思ったら、紹介した方法を試してみてくださいね。