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ぬか漬けに入れてはいけないもの5選!ぬか床管理の注意点

 2022/06/27 食べ物
この記事は約 5 分で読めます。 777 Views

ぬか漬けをはじめると、失敗することがありますよね。
そんな問題を解消するため、「ぬか漬けに入れてはいけないもの」を確認しましょう。

この記事では、

  • ぬか漬けに入れてはいけないもの5選
  • ぬか床の管理における注意点
これらの情報がわかります。

失敗なくぬか漬けを始めたい人は、参考にしてくださいね。

ぬか漬けに入れてはいけないもの5選


ぬか漬けに入れるのは野菜が中心ですが、野菜なら何でも入れていいわけではありません。

トマトなど水分が多いもの

トマトのように水分が多い野菜は、ぬか漬けに向いていません。
しかし、水分量を調節すれば、トマトも漬けられるようになりますよ!

ポイントは、

  • 小さいトマトを使う
  • 塩漬けで水分を抜く
  • ペーパータオルで水分を拭く

ちょっとしたコツで、トマトもぬか漬けで浸けることは可能です。

水分が多い野菜がぬか漬けに向かないのは、水分でぬかがゆるむから。
また、水分が漏れ出さないミニトマトなら、ぬか漬けにも向いているので試してみてくださいね。

ほかにも、水分が多くぬか漬けに向かないものは、豆腐・ヨーグルトです。
ぬか漬けにするときは、水分をしっかり切ってからにしましょう。

セロリやニラなど香りが強いもの

香りの強い野菜は、ニオイがぬかに移ってしまいます。
また、ぬかのニオイと組み合わさると、とんでもないニオイに。

ただし、セロリやニラも絶対にぬか漬けできないわけではありません。
普段セロリの独特の香りが苦手で食べられない人でも、ぬか漬けにすると気にならなくなることがあるので、試してみるといいですね。

ニオイの強い野菜をぬか漬けするときは、漬け日数を長めにすること。
2~3日漬けることで、セロリの独特の香りが和らぎます。

山菜などアクの強いもの

下茹でしてから食べる山菜などアクの強いものも、一工夫が必要です。
そのままだと苦みが強くなってしまうので、下茹でしてアクを抜いてから漬けましょう。

山菜をぬか漬けするときは、下茹でしてから水分をよく拭き取ります。
ぬかとの相性はよくありませんが、独特の味が好きな人もいるので、試してみてください。

肉や魚

肉や魚のような生ものは、ぬか漬けにすると傷みやすく注意が必要です。
また、風味がぬかに移ってしまうので、肉や魚は単体で漬けるといいですね。

肉や魚はガーゼで包み、取り分けたぬか床で漬けます。
使用したぬかは再利用には向いていないので、1回使い切りがおすすめです。

水道水

水道水にはカルキが含まれているので、ぬか漬けに使いません。
ぬか床を水でゆるめるときは、フィルターにかけた水を一度沸かし、湯冷ましにしてから加えてくださいね。

カルキが含まれていると、ぬか床の菌が育たないことがあります。
ぬか床は生き物と同じなので、加える水の状況にも配慮したいですね。

ぬか漬けのぬか床を管理する注意点


入れてはいけないもの、注意が必要なものがわかったら、次はぬか床の管理方法を確認しておきましょう。

ぬか床は冷暗所で管理する

ぬか床の管理場所は冷暗所です。

冬なら台所の下や廊下など気温が低い所で保管しましょう。
夏のように気温があがる場所に長時間置くなら、冷蔵庫での保管が安心です。

ぬか床の菌の生育にいい温度は、20~25度です。
人が快適に感じられる場所を目安にしてくださいね。

気温が高すぎる場所でぬか床を保管すると、発酵が進み酸っぱくなります。
冷蔵庫の温度は6~8度くらいで発酵が抑えられてしまうので、夏は冷蔵庫と室内をうまく活用するといいですね。

毎日ぬか床をかきまぜる

ぬか床は菌が生きているため、毎日かき混ぜて発酵を促します。

とはいっても、忙しい現代人だと毎日は難しいかもしれませんね。
毎日じゃなくても、1日おきくらいにかき混ぜればぬか床がダメになることはありません。

もし、毎日かき混ぜるのが難しいときは、くず野菜を入れましょう。
くず野菜は捨て漬けなので、捨てる野菜の皮やへたでOKです。

毎日料理をする人は野菜のくずが出るので、ぬか床に入れておくといいですね。
捨て漬けをすることでぬか床の菌の活性化を促し、ダメになりにくくなります。

硬いニンジンは一工夫して

ニンジンのように硬い野菜も、一工夫して漬けましょう。
皮は硬いので剥いて、塩もみするか下茹でしてから漬けると柔らかくなります。

また、時間があるときは、ニンジンを冷凍して繊維を壊すと漬かりやすいですよ。
ただし、生のニンジンは食感が楽しめますが、冷凍ニンジンは柔らかくなりなるので、好みの食感に合わせて使い分けるといいですね。

ぬか床は小分け保存がおすすめ

ぬか漬けに入れてはいけないものを漬けるときは、ぬか床を分けるといいですね。
小分けにしてから使えば、ぬか床をダメにしても大丈夫。

ぬか床の一部をフリーザーバッグなどに入れて空気を抜き、冷凍保存しておきます。
もしダメになっても予備があれば、ぬか漬けに入れてはいけないものもチャレンジしやすいですね。

ぬか漬けに入れてはいけないものも挑戦してみて


紹介したぬか漬けに入れてはいけないものでも、ちょっと工夫すればOK。
特定の食材だけで楽しむのではなく、いろいろと挑戦してみると楽しいですね。

「入れても大丈夫かな?」と迷ったら、ぬか床を小分けにしましょう。
失敗しても予備があれば怖くないですし、失敗も良い経験になるはず。

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