人生嫌になる・・主婦が投げ出したいときの7つの対処法
毎日同じことの繰り返し・・・。さらに主婦の仕事は誰にも認めてもらえず、人生嫌になることってありますよね。
家族だって主婦に感謝しているとは思いますが、毎日だと惰性になり、当たり前になりがち。主婦が人生嫌になる原因と、7つの対策方法を紹介します。
Contents
人生嫌になる理由とは?
人生嫌になる理由は、主婦に限らず全ての人に当てはまる内容から、主婦特有のものもあります。まずは何が原因で人生嫌になっているのか考えてみましょう。
時間が足りず心に余裕がない
主婦は「仕事にならない仕事が無数にある」ため、時間がありません。朝起きで家事や育児からはじまり、夜まで細かい仕事が多数ある状況。
世の中の主婦のことを「3食昼寝付き」と言ったものですが、現代の主婦は、仕事・家事・育児と3つの仕事をかけ持つ方も多く、時間がないのです。
朝から晩まで家族のために働いていると、「自分は何のために生きているかわからない・・・」となってしまいますよね。毎日が同じ生活の繰り返しで、自分ための時間が取れないのです。
嫌な人と付き合わなければならない
主婦が人生嫌になる理由のひとつが、人間関係という場合もあります。
仕事を持っている主婦であれば、合わない職場の人間と付き合わなければなりません。家族のために仕事をしているため、人間関係が悪いからといって簡単に仕事を辞められない。
また専業主婦であっても、考え方が違うお姑さんと同居しているのが苦痛というケースも。お姑さんから見た夫は可愛い子どもであっても、嫁は他人のため考え方が合わないこともありますよね。
毎日合わない人と顔を向き合わせていれば、自分でも知らないうちに無理をしていて、心が疲れていきます。
1人で悩みを抱えてしまうタイプ
すぐに1人で悩みを抱えてしまう方も、人生が嫌になる傾向があります。
生活のこと、子どものこと、夫婦関係など。周りに何でも話せる友人や両親がいないと、気持ちのモヤモヤを晴らすことができません。
1人で悩んでいても、狭い範囲でしか考えられず、問題が解決されないでずっと抱えたままになってしまいます。
とくに夫の帰宅が遅く相談できない人、主婦になって本当の親友が見つけられない人に、人生が嫌になる傾向が見られます。両親がいても離れて住んでいたり、厳しい親で相談できなかったりすると、相談する相手が見つかりません。
完璧を求めてしまう
真面目で頑張り屋さんは、人生が嫌になる傾向があります。
完璧を求めてしまう方は、主婦業や育児に対しても100%を目指します。
- 家は綺麗にしないといけない
- バランスの整った料理が必要
- 子どもに全力で向き合うべき
家族に対しても、周りの人間関係に対しても完璧を求めてしまうため、たった1つの失敗が許せないのです。
100%を求めてしまうのは、承認欲求が強いから。子どもの頃に小さなことで褒められる経験をたくさんしてこないと、1%の成功を認められません。
完璧を求めないと人が離れてしまう、誰かに認められない。と感じているのです。また理想が非常に高く、家族や他人に対しても同じような行動を求める傾向があります。
日本人は「テストで100%取らないといけない」「いい大学に入らないといけない」など完璧を求める風習が根付いています。物心がついたころから完璧を追うよう育てられるため、真面目で完璧主義者はとても多いのです。
主婦が逃げ出したいときの7つの対処方法
主婦が毎日の生活から逃げ出したいときは、7つの対策法を試してみましょう。人生が嫌になったときは、考え方を変える、生活を変えるのが一番です。
1・ネガティブに考える思考の癖を理解する
誰だって嫌なことが続く時期もあれば、上手くいかない時期もあります。悪い日が続いても、それをポジティブに考えられれば、解消しやすくなるでしょう。
たとえば時間がないなら→
「家族に時間をかけられるのは今だけ」と考えてみてはどうでしょうか。子どもがいて時間がないのは、人生のうち20年くらいです。子育てを終えるとあっという間のため、今の時間を子どもに捧げてあげましょう。
子育てを終えた主婦の第二の人生の楽しみ方は、下記記事で紹介しています。
お姑さんと合わない→
「仕事をして顔を合わせない」対策があります。性格や考え方が合わない人と、無理に付き合う必要はありません。自分が仕事をすれば収入も得られて、限られた時間だけ付き合えば心にも余裕が出てきます。
相談できる相手がいない→
「専門家に相談してみる」何も相談相手は友人や家族だけではありません。カウンセラーに悩みを打ち明けて、解決法を指導してもらう方法もあります。
完璧を求めてしまう→
「自分のことを褒める習慣をつける」小さなことで肯定感を持てない方は、自分で自分を褒める習慣をつけましょう。家族や周りに褒めてもらわなくても、自分が自分を認めさえすればいいのです。
2・何もしない日を設ける
主婦業に価値を見出せない理由があるなら、何もしない日を設けましょう。
毎日同じことの繰り返しで、生活に飽きてしまっているのかもしれません。月に1度でもいいので「今日は家事も育児もしない!」と家族に宣言しましょう。
主婦だって365日働いているのですから、1日くらい休日があってもいいはず。
休みの日は、お弁当や外食で食事を済ませて、掃除も洗濯もしません。子どものお世話は夫に任せるか、実家に預けるのもおすすめです。
3・自分だけのために行動する
人生が嫌になる理由のひとつは、家族のためだけに働いていて、自分のために時間を割けないからです。
- 美味しい物を1人で食べる
- オシャレをして出かける
- スパに行って癒しを得る
自分だけの特別な時間を体験してみましょう。
4・苦痛に感じていることから逃げる
自分で解決できない問題を抱えているなら、逃げることも必要。
- 一度やったら最後までやる
- 苦痛から逃げてはいけない
古い考え方の人は、途中で投げ出したり、逃げたりするのは悪だと思っています。親世代も根性論が当たり前の時代だったため、逃げたらダメだと考えている人は多いですよね。
でも「辛かったら逃げてもいい」「楽を選んだっていい」はず。死ぬとき多くの方は、もっと自分を大切にすればよかった、と思うそうです。
「逃げることは恥だ」という考え方は、単なる固定観念です。誰かが決めたわけじゃないので、自分で自分の生き方を選びましょう。
5・実家に1日だけ帰ってみる
主婦の方で人生がいやになったときは、実家に帰るのがおすすめ。
- 親に甘えられる
- 家事や育児から解放される
- 自分を大切にしてくれる
主婦だって自分を大切にしてくれる存在が必要。無償の愛を感じられるのは、両親と過ごすときではないでしょうか。
両親から愛をもらって、心をチャージしてまた1日を過ごせるようにしましょう。
6・自分の価値を見出せるものを見つける
誰でも周りから認めてもらいたいと思うため、価値を見いだせれば、主婦でも存在価値が出てきます。
自分に自信をつけるため習い事をする、新たなスキルを身につけるのもおすすめ。仕事を持ち、社会から認めてもらうのもひとつの対策です。
本来主婦は、家族のために働いて価値を見出せますが、現代女性はなかなか難しいのかもしれません。昔と異なり価値観も変わってきているため、自分なりの生きがいを見つけてみたいものですね。
7・正直に家族へ不満を言う
完璧主義の主婦の方の場合は、全部自分でやりがち。家族に不満があってもぐっとこらえて、自分が解決すればいいと感じています。
主婦がひたすら耐える時代は終わり。夫も家事や育児を協力する時代のため、家族への不満があるなら、正直に伝えてみましょう。
とくに男性は、言葉にしないと伝わりません。女性は雰囲気で察する力がありますが、男性の脳はそうなっていないため、言葉で伝えてあげてください。
男性に伝える場合は
- 要望は簡潔に
- リストにする
- ルールを明確にする
男性は仕事をこなす能力は高く、要望はできるだけ簡潔に伝えてください。
小さな成功体験がおすすめ
主婦が人生を嫌になるのは、自分の考え方が影響していると知りましょう。何でもネガティブに考えてしまう方や、完璧を求めてしまう方は、自己肯定感が育ちません。
主婦の場合、毎日の生活で家族の役に立っているはずです。周りからも褒められていい存在であるはずです。まずは、自分が自分を褒めて、小さな成功体験を積み上げていきましょう。
どうしても心が疲れてしまったときは、親にたっぷり甘えて、心をチャージしてまた家に帰ってきてくださいね。
私には甘える存在の母はもう他界しています。甘える母がいるあなたのことが、羨ましいです。家族のために毎日働く主婦も、たまに愛情をもらう必要があると考えています。