牛乳の賞味期限切れと、飲めるかの判断方法をチェックしよう

牛乳の賞味期限切れ ライフ

「牛乳の賞味期限って、何日まで飲めるのかわかりにくい」
このような疑問を感じているのではないでしょうか。

 

牛乳の表示は「賞味期限」であって、美味しく飲める期間です。
「消費期限」であれば、その期間までに消費しなければならないためわかりやすいのですが、賞味期限だと切れても何日まで飲めるのかはわかりにくくなります。

 

実は「開封後」と「未開封」では賞味期限は変わってしまうのです。
牛乳の賞味期限は何日まで美味しく飲めるのかという解説と、どんな状態になったら危ないのか解説していきます。
3日以上たったときの使い道も一緒に解説しますので、すでに賞味期限から3日以上たっている方も参考にしてみてください。

関連記事「牛乳が苦い」と感じたら、傷んでいる可能性があります

牛乳の賞味期限

牛乳には「賞味期限」が記載されています。
この賞味期限の詳細と、いつまで美味しく飲むことができるのか確認してみましょう。

未開封、要冷蔵で保存していたときの消費の目安

賞味期限とは、おいしく食べられる期間で、この期間がすぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
しかし、牛乳に関しては未開封で要冷蔵にて保管していたときに限ります。
つまり、開封してない状態なら、賞味期限がすぎても美味しく飲めるということです。

 

牛乳の場合は、開封すると雑菌が入り込み、賞味期限が適用されません。
このように未開封と開封では期限が変わるものでは、賞味期限が使われていることがあります。

開封後は賞味期限に関わらず2~3日で飲み切る

東北女子大学・東北女子短期大学の「賞味期限の食品は、いつまで食べられるか」という調査では、牛乳の腐敗状況をデータで公開しています。
食品の購入日、5日後、10日後、14日後、18日後、22日後、26日後、30日後での調査です。

 

そのデータによると、賞味期限日では良いや普通などの基準が多く、明らかに低下しだしたのが10日後でした。
5日後ではまだ普通と答えている人が多いようです。
微生物検査では、5日後と10日後で著しい増殖が確認されました。

 

検査結果では5日後は味や見た目はあまり変わりがないものの、明らかに微生物が増えていることがわかっているため、飲まないほうがよいことがわかります。
出典:東北女子大学・東北女子短期大学「賞味期限切れの食品は、いつまで食べられるか」
http://hrr.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10634/7087/3/TohokuJyoshi_52_29.pdf

 

牛乳を販売するメーカーも、2~3日以内に飲み切ることを推奨するところが多いようです。
賞味期限が切れていても、未開封であれば2~3日以内に飲みきれば、安全に飲めるといえます。

賞味期限は製造から何日目?

牛乳は製造日の翌日から7日目に設定しています。
つまり賞味期限が切れているということは、すでに製造日の翌日から数えて7日は経っているということです。
未開封であれば7日は美味しく飲むことができますが、開封済みであれば賞味期限に関わらずはやめに飲まなければならないことがわかります。
出典:明治Q&A
http://qa.meiji.co.jp/faq/show/1590?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=254&page=4&site_domain=default&sort=sort_access&sort_order=desc

口を付けている場合は期限内でもNGのことも

牛乳の賞味期限は未開封に限ってのことで、開封してしまえば賞味期限は無効となります。
口をあけた時点で雑菌が入り込む可能性があるためです。
1月30日に賞味期限が表示されていても、1月25日に開封してしまったとすれば、1月30日までは持たなくなります。

「この日まで最も良い」日付は通常、未開封の容器包装牛乳に適用されます。牛乳包
装をひとたび開封すると、外部環境に曝されることや温度条件の変化(たとえば、食
事中に冷蔵庫から出しおくなど)のためにこの牛乳の賞味期限は少なくなってしまう
かもしれません。
出典:国際酪農連盟日本国内委員会
http://jdta.or.jp/JIDF/wp-content/uploads/2014/12/Intro-j-IDF-Factsheet-SCMH-Shelf-life-of-Dairy-Products-QAs.pdf

どのようなときに危ないか?

牛乳の賞味期限切れ
牛乳を未開封の場合は賞味期限から2~3日なら美味しく飲むことができますが、開封してしまうと「できるだけ早く飲み切る」となってしまいます。
これでは何日まで飲み切ればよいのか、わかりにくい方もいるでしょう。
次のような状態がある場合は、牛乳が傷んでいる可能性があります。

悪臭があるとき

ニオイをかいであきらかに悪臭がある場合は飲まないでください。
普段牛乳を飲んでいる方なら、いつもと違うニオイに気が付くはずです。

苦味や酸味があるとき

牛乳が傷んでくると、苦みや酸味が出やすくなります。
少量飲んでみて味に違いが出ているようなら、飲むのを止めましょう。

黄色ブドウ球菌やウェルシュ菌などは無味無臭の場合もある

ただし食中毒を起こす黄色ブドウ球菌やウェルシュ菌が入り込んだ場合は、味やニオイには変化が見られず、腐敗に気が付かないこともあります。

トロトロと固形になってきたとき

牛乳をコップに入れてみて、固形物が混じっている場合は、傷んできている証拠です。

加熱して固まる場合は傷んでいる

これらで判断できない場合は、牛乳を一度沸騰させてください。
豆腐のように固まる場合や、分離してくる場合は傷んでいます。

関連記事牛乳を水筒に入れてはダメな6つの理由!持ち歩くときの対処方法について

3日以上たっているときの対処方法

牛乳の賞味期限
牛乳は未開封で要冷蔵の場合は、賞味期限がすぎても2~3日くらいまでなら、美味しく飲むことができます。
ただし、消費期限と表示されているものは、表示期限までに飲み切ってください。
賞味期限と表示され、この期間が過ぎてもまだ痛んでいない可能性がある場合は、次のような方法で消費してしまいましょう。

加熱調理に回す

賞味期限から3日以上たっている未開封の牛乳でも、そのまま飲むのはお勧めできません。
加熱調理に回して、その日のうちに使ってしまいましょう。

カレーやシチューに入れて消費する

カレーに牛乳を入れると味がマイルドとなり、辛いカレーでも食べられるようになります。
シチューにはたっぷりの牛乳を使いますから、牛乳が余っているときのメニューに最適です。

腐っていないならお風呂に入れる

悪臭がなく固形化していなくても、飲むのをためらうこともあります。
そのような場合はお風呂に入れて、牛乳風呂にしてしまいましょう。
追い炊き機能を使用することや、残り湯を洗濯に使うことはできません。
賞味期限の切れた牛乳を捨てるのがもったいない場合は、1本お風呂に入れてしまえばいいのです。

ホットケーキに入れる

ホットケーキも牛乳の消費量が多く、加熱調理することができるため、賞味期限切れの牛乳を消費するのに向いています。

ホワイトソースにして冷凍しておく

大量に牛乳が余っているときには、ホワイトソースに加工しておき、冷凍保存する方法もあります。
これなら一度加熱していますから安心で、さらに冷凍もしているため雑菌が繁殖しません。
もちろん調理するときは、雑菌が繁殖していない牛乳を使ってください。

牛乳の種類

牛乳の種類
牛乳の種類によっても、短期間で雑菌が繁殖しやすいものもあれば、未開封で長期間大丈夫な商品もあります。

普通の牛乳

低温長時間殺菌法

普通に市販されている牛乳は低温殺菌のものがあります。
低温殺菌とは、62~65℃で30分間加熱殺菌した牛乳のことです。
牛乳本来の味が楽しめて、さっぱりとした飲み味となります。
30分の加熱殺菌が必要なため、大量生産には向いておらず、市場では出回る数は少な目です。
低温殺菌牛乳では、「消費期限」の表示がされています。

超高温短時間殺菌法

牛乳を120~130℃で10~15秒殺菌する方法です。
日本で主流の殺菌方法で、短時間の加工で済むため大量生産されています。
一気に高温で殺菌しますから、微生物のほとんどを死滅させる効果が期待できる方法です。
表示は「賞味期限」となります。

ロングライフ牛乳

135~150℃の高温殺菌を用い、1~4秒加熱殺菌させています。
LL牛乳とも呼ばれるタイプで、パック詰めするときに無菌状態となるため、未開封で常温にて60日間の保存がきくタイプです。

ESLミルク

ロングライフ牛乳と異なり、要冷蔵保存が必要ですが、13日~40くらいまで品質を保つことができます。

開封後は通常の牛乳と同じ

どの牛乳の製法であっても、開封後は雑菌が入り込むため、はやめに飲み切ることに変わりがありません。
ロングライフ牛乳やESLミルクは雑菌が入り込まないような製造方法のためで、開封してしまえば普通の牛乳と同じです。

関連記事牛乳の値段は、低脂肪乳と低脂肪牛乳で違うって知っていましたか?

まとめ

もう一度牛乳の賞味期限についてまとめてみます。

未開封・・・賞味期限から2~3日くらいまで
開封・・・賞味期限に関わらずはやめに飲み切る

牛乳は空気に触れた時点で2~3日くらいで傷みだすと考えておきましょう。
未開封であれば容器に微生物が入り込む可能性が少なく、賞味期限が切れてもすぐに飲めなくなるわけではありません。

 

このことを考えると、牛乳は2~3日で飲み切れる量を買うのが正解だといえます。
牛乳の消費率が高い家庭では、1日1本開けることも多く、あまり気にしていなかったという場合もあるかもしれません。
1人暮らしの方や、子どもが牛乳を飲んでくれない場合は、開封後2~3日くらいで飲むようにしましょう。

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