「一晩おく」「一晩寝かせる」の料理用語は何時間なの?
レシピを見ていると、「一晩おく」「一晩寝かせる」という言葉が出てくることが。
何時間とはっきり書かれていないので、どのくらいおくのか迷いますよね!
料理用語でよく出てくる、「一晩おく」とは何時間のことなのか?
なぜ8時間前後おくのか、その理由やどんな場合におくのか紹介しますね。
Contents
一晩おくは何時間?
レシピで「一晩おく」が出てきたら、何時間のことなのでしょうか?
8時間前後のこと
6時間でも10時間でもOKということになります。
8時間前後なので、多少時間が変わっても問題ありません。
夜でなくても昼間おくのも同じ
「一晩おく」となっているので、夜おくものだと勘違いしがち。
何もしないで浸けておくことを意味するので、夜でも昼でもOKです。
昼間付けおきすると、朝から調理が必要で手間がかかるので、一般的には夜寝る前に仕込んでおく場合が多いですね。
一晩おく方法なら、寝ている時間が使えて便利です。
時間的に楽というだけで、昼間でも夜でもおく時間は自由にしてOKです。
もし、夜に料理を出すときは、午前中に仕込みが必要になります。
一晩おくと表記される理由とは?
レシピである「一晩おく」とは、多少の時間差があっても料理の仕上がりに差がでないときに使われています。
たとえ、6時間おいても、10時間おいても味や仕上がりに変化が出ません。
- 豆を戻すとき
- 乾物を戻すとき
- 肉に味をしみこませるとき
- フレンチトーストを作るとき
- クッキー生地を寝かせるとき
乾燥したものを水で戻すときは、6時間でも10時間でも変化しませんよね。
フレンチトーストで卵液にパンを浸けておくときも、時間が多少変わっても味や見た目に変わりがありません。
一晩おくときの注意点
レシピで「一晩おく」となっていたら、あまり時間を気にしなくてOK。
でも、食材を寝かせるときにいくつか注意点があります。
酸素に触れないようラップをする
一晩おく場合でも、そのまま放置してしまうのはNGです。
食材が空気に触れると酸化しやすく、乾燥もしやすいのでラップをしましょう。
ジップロックなどの密閉袋に入れて一晩おく方法でもOKです。
ラップをするときは、食材が空気に触れないよう密着させてくださいね!
長期間おくとダメになる場合も
お肉をつけすぎると、味が濃くなってしまいます。
一晩おくは時間の影響が少ないとはいっても、長期間浸けおきしすぎると味や風味が代わってしまうものがあります。
調理時間15分でも一晩おく場合は当日料理できない
残念なことに、レシピに「調理時間15分」と書かれていても、一晩おく工程があるとその日に調理できません!
ローストチキンなど仕込みが必要なものは、一晩おく時間を考慮していないことがあります。
料理用語の一晩おくのまとめ
レシピで「一晩おく」の内容があると、作るのを止めようか迷ってしまう私。
最初から一晩寝かせる必要があるとわかっていたら、手を出そうとしませんよね!
夜寝る前に仕込みをして、翌日に備えるのはできる主婦だけです。
私はそういった手間が苦手なタイプなので、一晩おく料理はしないことが多いですね。
皆さんは、8時間おく必要があるとわかったら、どうでしょうか?