みかんの保存方法を12つ解説!箱買いで腐らせないために対策しよう

「みかんを箱で買うと、いつも腐らせてしまう・・・。」
「どうにかして腐らせない保存方法はないの?」
このような悩みを持っているのではないでしょうか。
冬になるとみかんが安くなるため、箱買いする方も少なくありません。
しかし、大量に買ってしまうと、必ず1個や2個はカビが生えてしまう経験をしたことがある方もいるでしょう。
実はみかんを箱買いしても腐らせない保存方法があるのです。
みかんが大量にあってもカビが生えにくい保存方法を12個紹介します。
好みの方法を探すことができるため、大量にみかんをもらったときや、箱買いする家庭でも腐らせなくなるでしょう。
ついついみかんをダメにしてしまう方は、12個の保存方法を参考にしてみてください。
Contents
みかんの保存方法12つの対策
・重ならないようにする
・冷蔵庫での保存
・箱を裏返してあげる
・かごに乗せておく
・すべて取り出してから詰め直す
・小さいサイズのものを買う
・新聞紙でサンドイッチ
・そのまま冷凍保存する
・雪の中に埋めておく
・糖度が低いものを選ぶ
・1つずつ間をおいて並べる
これら12個の、みかんの保存方法を解説していきます。
1・涼しい場所に保管
みかんを箱買いしたら、廊下や使っていない部屋など、涼しい場所で保管してください。
こたつの上にみかんを置いておき、食べたくなったら食べるという方法も多いと思います。
常温では傷む度合いもはやくなってしまうため、涼しい場所に箱で保管しておいて、食べるときに1個ずつ持ってくるのがベストです。
2・重ならないようにする
みかんが腐ったりカビたりするのは、傷んだところからです。
箱に入っているとみかん同士の重みで、下のほうから腐ってきます。
面倒でも一度取り出し、みかん同士が重ならないよう並べ直しましょう。
使っていない部屋に新聞紙を敷いておき、その上にみかんが重ならないよう並べると、みかんの重みで傷が付くことはありません。
3・冷蔵庫での保存
みかんは基本的に冷蔵保管はおススメできません。
冷蔵すると甘みが少なくなって酸っぱくなり、水分も抜けやすくみずみずしさが失われてしまうからです。
日持ちするという意味では冷蔵庫は適しているのですが、何日もたったみかんを冷蔵庫から取り出すと、しなしなに水分が抜けていた!という経験がある方もいるはず。
室内に涼しい場所がないなら、温度が低くなりにくい野菜室での保管が基本です。
常温と比べて日持ちはしませんから、2週間程度で食べきりましょう。
4・箱を裏返してあげる
箱に入っているみかんで傷みやすいのは、底にあったみかんです。
みかんの重みで傷が入っていることが多く、下からカビが生えてきます。
箱のみかんを買ったら、ひっくり返して、裏側から順番に食べていくと、傷んでいるみかんを早く消費できるためカビにくくなります。
5・かごに乗せておく
みかんは湿気に弱く、通気性のよいかごに移し替えて保管しましょう。
料理に使うザルに入れておいても大丈夫です。
たくさんのみかんを積み重ねるように乗せると、下が傷みやすくなってしまうため、できるだけ重ならないように乗せます。
みかんはヘタを下にすると、ヘタがかごの固い部分に当たり、傷が付く心配がありません。
6・すべて取り出してから詰め直す
箱のみかんを買ってきたら、面倒でもすべてのみかんを箱から取り出します。
みかんの1つずつをチェックして、傷があるものや柔らかくなっているものは取り除きましょう。
固いものや青いものから下に詰めるようにして、傷みやすいものを上に乗せて順番に食べます。
箱に余裕があるようなら、1つに入っていたみかんを2つに分けるのがおススメです。
重みが分散されて、下にあったみかんも傷みにくくなります。
7・小さいサイズのものを買う
私の経験上、3Lのように大きなみかんは、自分の重みで傷みやすいように思います。
SSよりも3Lのほうがお値段も安く、箱の中でみかん同士が重なる割合も少ないのですが、みかん自身の重みに負けてしまうようで、すぐに傷んでしまうのです。
3Lだと入っているみかんの数も少なく、1回にたくさん食べられるなら、3Lでも2週間もあれば食べられるため、3Lでも大丈夫です。
個人的には安い3Lを買って、毎日1個ずつ食べるのが好きで、この方法ならみかん同士が重なることも少なく、すぐに消費できるので痛みにくいように思います。
8・新聞紙でサンドイッチ
みかんの箱からすべての中身を取り出し、一番底に新聞紙を敷いて、みかんを1つずつ並べていきます。
その上に新聞紙をもう一枚敷き、その上にみかんを並べましょう。
これを繰り返していくと、みかんとみかんの間に新聞紙が挟まり、新聞紙が湿気を吸い取ってくれるため通気性がよくなります。
9・そのまま冷凍保存する
頂き物のみかんが大量にある場合は、冷凍保存してしまう方法もあります。
冷凍みかんはシャーベットの代わりとしても食べられて、子どもには人気です。
一度冷凍させてから取り出し、水にくぐらせて周りに霜を付けるようにしましょう。
10・雪の中に埋めておく
雪国であれば、雪の中に埋めておくというやり方もあります。
子どもがいる家庭では、一度くらいはやってみたいと思うものです。
私も子どものころによく雪に埋めておいて、遊んでいる最中に冷凍みかんを食べました。
雪が解けるまで冷凍みかんが保存されたままのため、長期間食べられます。
どこに埋めたかわからなくなると困りますから、印を立てておきましょう。
11・糖度が低いものを選ぶ
最近のフルーツは糖度が高いものが増えているようで、糖度が高いものは傷みやすくなります。
スーパーに行くと糖度が表示されていますから、糖度が低いものを選ぶと、長期間持たせることができます。
12・1つずつ間をおいて並べる
涼しい場所が広いなら、1つずつ間をおいて並べるのが一番です。
横着して段ボールに入れっぱなしにしておくのではなく、すべてが重ならないよう並べましょう。
間をおくことで、1つが腐ってしまっても、隣のみかんにカビが伝染しません。
みかんは1つがカビると、隣にも広がってしまうため、間を開けるのが一番です。
腐ってしまったみかんが1つあっても、それを取り除くだけでよく、手間がかかりません。
関連記事:みかんの皮を活用する15個のテクニック
まとめ
個人的にはあえて3Lを買って、箱に入っているみかんの数を少なくする方法を採用しています。
SSのように小さいみかんだと数も多く食べきれませんが、3Lだと5kgでも20個くらいで収まっているため、1日1個食べても20日で食べきれる計算だからです。
私は3Lのみかんを1日2個食べてしまうこともあるので、腐る前に食べきってしまいます。
しかし、お店でみかんを買っている人の様子を見てみると、SSように小さいサイズが人気みたいです。
大きいと味がぼやけたり、食べきれなかったりするからなのでしょう。
あえて大きいサイズのみかんを箱で買い、早めに食べきる作戦も試してみてください。