しらすの塩抜きはいつまで?離乳食向けのやり方を紹介
「しらすの塩抜きはいつまで?」
しらすは塩分が強いので塩抜きしますが、いつまで塩抜きするかは迷いますよね。
- 離乳食が完了するまで
- 12か月~18か月まで
Contents
離乳食のしらすの塩抜きはいつまで?
塩分が多いしらすは、赤ちゃんに与えるとき塩抜きが必要です。
いつまでか迷ったら、離乳食が完了しているかで判断するといいですね。
離乳食が完了するまで
厚生労働省が発表する「離乳食完了期」は、生後12か月~18か月ごろまでです。
完了期に幅があるのは、赤ちゃんの成長度合いに差があるから。
生後何か月で離乳食を完了させるか迷ったら、同じく厚生労働省が発表する授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)の情報を参考にするといいですね。
離乳食を完了するのは、以下の時期が多いようです。
- 平成27年度 13か月~15か月:33.3%
- 平成17年度 12か月:45%
平成17年では生後12か月で離乳食を完了する割合が多かったのですが、近年では生後13か月~15か月と完了時期が遅い傾向が。
離乳食の完了時期は、焦らずじっくりと判断するほうがいいですね。
2歳からはそのままでOK
赤ちゃんの成長度合いに多少の差はありますが、2歳をすぎると離乳食はほぼ完了するはず。
しらすの塩抜きをいつまでやるか迷ったら、2歳までがひとつの目安になりますね。
2歳を過ぎれば、大人と同じ食事を食べることができます。
しらすの塩分が心配なときは、2歳まで塩抜きをすると安心ですね。
1歳ちょっとで止めるママが多い
ネットの口コミを参考に、先輩ママがいつまでしらすの塩抜きをしていたか見てみましょう。
私は、一歳二ヶ月位で熱湯のまわしかけは止めました。いつまでも納豆の粘りをとってたら、本来の納豆の食べ方が上手にならないし、シーチキン、しらすは毎日食べるわけではないですし。
うちは1歳で卒乳&離乳食すごく食べたんですが、アレルギーのある卵は慎重になりましたが、それ以外はあまり手間ひまかけなくなりました。
大人の物を薄めるとか、大きいものを小さく切ってあげる程度でしたよ。
離乳食でしらすの塩抜きが必要な理由
そもそも、離乳食でしらすの塩抜きが必要な理由とは何なのでしょうか?
塩分を減らすため
しらすには塩分が含まれているため、塩抜きする意味があります。
離乳食中は素材そのものの味を覚えさせるよう、塩分を抜くようにしましょう。
釜揚げしらすなら塩分量は少なめですが、それでも赤ちゃんにとっては味が濃いめ。
商品によっても、保存性を高めるため塩分を加えていることがあるため注意が必要ですね。
離乳食中は、素材そのものの味に慣れさせることが大切。
塩分が多いなど濃い味付けだと、その後の食生活でも味付けが濃いものを欲しがる可能性があります。
赤ちゃんが噛みやすい硬さにするため
第二に、しらすの塩抜きをする理由は、赤ちゃんが食べやすい硬さにするため。
離乳初期だと、そのままのしらすは赤ちゃんにとって噛みつぶせません。
下ゆですることで、しらすが柔らかくなります。
水分を含むとスプーンで細かくつぶしやすいので、離乳食中は下茹でがおすすめ。
しらすの塩抜きのやり方
離乳食向けにしらすを塩抜きする方法は、シンプルに2つの方法があります。
月齢によっても塩抜きのやり方を変えるといいですね。
鍋で1分くらい茹でる
生後5か月~6か月ごろは、ペースト状の離乳食を与えます。
しらすを赤ちゃんに与えるときは、鍋で1分くらい茹でてから、すり鉢などを使ってペースト状にしましょう。
ペースト状にするときは、ダシを加えるととろみがつきます。
お湯を回しかける
生後12か月~18か月の離乳完了期に入ると、しらすにお湯を回しかけるだけで塩抜きができるようになります。
ざるにしらすを入れて、お湯を回しかける程度です。
このころは肉団子くらいの硬さが食べられますよ。
離乳食向けのしらすの塩抜きのまとめ
赤ちゃんにしらすを食べさせるときは、離乳完了まで塩抜きが安心ですね。
1歳ちょっとになると、しらすの塩抜きをしなくても食べることができるようになります。
でも、毎回塩抜きをするのはママが大変かも。
少量のしらすをご飯に混ぜる程度なら、塩分はあまり多くならないので、塩抜きしないで食べさせるのもいいかもしれません。
普通のご飯の硬さが食べられるなら、しらすの塩抜きはしないという選択肢もありますよ。
最終的にいつまで塩抜きをするかは、ママの判断で決めるようにしてくださいね。