「一人が好き」はスピリチュアル的な人にとって当然なこと
世の中では、一人が好きな人がいると、変人だと思われる感じがありますよね。
なぜなら、日本では群れに属していないと恥ずかしいと感じる人が少なくないからです。
確かに、私も学生時代は「独りぼっちが寂しい・・・」と思っていました。
無理に友達を作らないといけない、一人は恥ずかしいと思っていたことも。
でも、それは誰かが植え付けた価値観でしかなかったのです。
もしかしたら、あなたも一人が好きなタイプではないですか?
「なぜ自分は一人が好きなんだろう」と思う方向けに、スピリチュアル的に解説していきたいと思います。
Contents
一人が好きなのは自分軸で考えられているから
あなたが「一人が好き」だと感じているなら、それは「自分軸」で考えられている証拠です。
自分軸とは、自分をメインにする考え方のことです。
女性は他人軸になりやすい
女性の場合は本能的な面から、多くの方は他人軸で考えてしまう傾向があります。
なぜなら、弱い立場だと集団に自分を置いて、自分を守ろうとするためです。
他人軸は、他人を優先した考え方ということ。
群れに属していて集団の一人であれば、自分を守りやすいし、自分が責任を負う必要もないわけで、生きるのが楽だからですね。
誰もが、自分を守りたい、楽でいたいと思うのは不思議なことじゃありません。
他人軸でいる女性の例
では、他人軸の人とはどんな人なのでしょうか。
例えば、先日こんな女性に目が留まりました。
私が車でショッピングモールに行くとき、交差点を左に曲がろうとしました。
すると、交差点の向こう側から女性が歩いてきたので、私は交差点の手前で立ち止まります。
交差点では歩行者が優先なので、私はその女性が通り過ぎるのを素直に待っていました。
しかし、その女性はまるで「車に迷惑をかけないようにしなくちゃ!」というように、走って交差点を渡ったのです。
その女性の表情は、何となく無理しているように見えました。
「迷惑をかけちゃいけない!」ことが優先のように見えたからです。
私は「何で私が走らなきゃならないの?」と女性が言ってるよと、その場ではふざけました。
彼女の表情は、怒っているというより、無理して顔が歪んでいるように感じたのです。
その場では、あえて彼女の本音は伏せておくことにしました。
何となく、可愛そうというか、少し前の自分を見ているような気がしたからかもしれません。
他人優先を押し付けられる現代人
自分軸で考えられていれば、「無理せずゆっくり歩いて渡ろう」と思ったはず。
好きなペースで渡っていれば、体にも心にも負担がありませんね。
一方で、他人軸で横断歩道を走った女性はどうでしょうか。
いかにも余裕がなさそうで、他人に合わせるのが正義だと教えられているようです。
その女性は、綺麗に着飾ってはいるのですが、心をよく観察してみると無理しているように見えました。
現代人は、周りに気を使いすぎて疲れている人が多いように思います。
- 無理して笑顔でいないといけない
- 自分より他人の幸せを優先すべき
- 周りに迷惑をかけちゃいけない
日本人の家でよく子どもの頃に聞くのが、「他人に迷惑をかけちゃいけません」ですよね。
私は言われたかな・・・、それほどうるさく言われなかったかもしれません。
それでも、学校に行けば「協調性」が求められるし、自分の幸せよりも他人を優先することを教えられるように思います。
日本人はいい人が多いけど、それは無理して自分を良く見せようとしているからなのです。
では、次の項目では、自分軸で生きるべき理由を紹介したいと思います。
私は一人が好きで自分軸で生きていると思っていましたが、出来ていない面もあったようです。
他人を幸せにしたいなら自分軸でいるべき
もともと私は、人の目を気にして他人軸で生きてきました。
他人軸で生きるのが当たり前だったため、「周りを幸せにしたい」とも思っていたのです。
そんな私が最近スピリチュアルで学んだのが、「自分を幸せにできないと、他人も幸せにできない」ことでした。
見逃しがちですが、自分軸で自分をハッピーにできなければ、他人なんて幸せにできなかったのです。
実は、順番が逆だったのです。
なぜなら、宇宙の法則で「自分が自分の世界を創造している」考え方があるためです。
自分が見ている世界は、自分の思考というフィルターを通して投影されている映像でしかないという考え方。
もし本当だとすれば、自分の心を整えれば、投影できる世界もより良くなっていくと考えられます。
自分のマトリックスの中で良い世界にしたいなら、自分の心を整えるのが早道だとわかりますね。
この考え方は、ヨガや仏教でも同じことをいっていました。
自分の内側を見つめることが大切だと。
次の項目では、なぜ自分軸でいるとメリットがあるのか解説していきますね。
自分軸でいると客観的に見られる
自分軸でいるメリットは、客観的に見られる点です。
客観的とは、周りの状況を冷静に見られることです。
先ほども紹介したように、私は以前他人軸で生きていました。
最近は自分軸で生きるよう心掛けているため、他人のちょっとした変化にも気づくようになったのです。
わかりやすい例として、先ほどの横断歩道を渡った女性で説明しますね。
彼女が無理していることに気づいたのは、私に客観的視点があったためでした。
そして、私が客観的に物事を見られるのは、一人でいる時間が長いことも関係しているようです。
私は、フリーランスのWebライターの仕事をしています。
子どもも独立したので、日中は私一人で過ごすことが多いですね。
そして私は、一人で過ごしても平気だし、むしろ嫌な人と付き合わずに済むため一人は楽だと考えています。
一人で過ごすことが多いと、自分の内面を見つめる機会が増えますね。
すると、自分だけでなく他人の気持ちの変化にも気づきやくなりました。
一人で過ごす人は、周りもよく観察しているものです。
多くの人に接していると、他人の影響を受けてしまうのですが、一人だと影響を最小にできるから。
よく一人でいることはデメリットに感じられてしまいますが、実は利点もあったのです。
客観的視点は、人付き合い、ビジネスなど幅広い面でも役立てることができます。
よく、仙人が誰もいない山にこもるのも、同じ意味があるのだと思います。
精神性に興味がある人ほど、一人になるのは当然のことなのでしょうね。
スピリチュアルな人は一人になるのも当然だった
もしかしたらあなたは「一人だと変な人に見られないかな?」という不安があったかもしれません。
もし、あなたがスピリチュアルに興味があるなら、一人になるのは当然のことです。
個人的には、自分の内面を見つめたい人は、一人が好きなんじゃないかと思います。
「一人でいると恥ずかしい」イメージは、誰かの常識なだけ。
世間一般の考え方が、本当に正しいとはいえないのです。
あなたが一人でいるのが好きなら、堂々としていましょう。
堂々とふるまうことで、周りから一目置かれる存在になると思います。
これからも自分軸で生活するようにしてみてくださいね。