初節句のお祝い金は旦那の親はなし・少ない声が多い理由
「旦那の親から初節句のお祝い金なし…」
「これって普通なんだろうか?」
この記事では、なぜ旦那の親はお祝い金を出さないのか?という疑問に答えています。
また、お祝い金がなかったときの対処法も紹介しますので、気になる人は参考にしてくださいね!
Contents
初節句のお祝い金は旦那の親はなし・少ない理由
旦那の親から初節句のお祝い金がない・少ない理由は、いろいろなケースがあります。
簡単にいうと、価値観のズレがあるからです。
旦那の親からは兜やひな人形を買ってもらうから
第一の理由として、「旦那の親が兜やひな人形を買ったから」という理由があります。
もともと、兜やひな人形は、母方の親が買う慣習があります。
ただし、私が住んでいる北海道では、父方の親が買うのが一般的なんです。
私の息子も、夫の両親に兜を買ってもらいましたよ。
地域によっても兜やひな人形を誰が買うか変わるのですが、兜やひな人形は安いものではないので、買った親は「お祝い金を渡さない」考えがあっても当然のことです。
自分の家のお祝いという感覚の人はお祝い金なし
第二の理由として、母方の親と父方の親では、価値観の違いがあります。
- 母方の親:嫁に行ったので孫は自分の家庭の孫ではない
- 父方の親:嫁に来たので孫は自分の家庭の孫
孫を自分の家の孫だと思う場合では、「自分の家のお祝いだから」「お祝い金はいらない」という考え方の人がいます。
こういった考え方は、古い世代に多いよう。
また、古くからの慣習が残る地域でも、このように考える人は少なくありません。
現代社会では、「嫁に行ったから自分の家の孫じゃない」というのは、おかしいことがわかりますね。
嫁に行っても、離婚してまた娘が子どもを連れて戻るケースも少なくないですし。
ただし、古いままの考えの人にとっては、なかなか考え方を変えることは難しいようです。
お金がかかるから最初から出席しない親も
親によっても、いろいろな考え方の人がいて、「お金がかかるから出席しない」人も。
- 自分が独り身なのでお金がない
- 子どもにお金をかけたくない
親だから誰でも、子ども想いとは限りません。
とくに自分の生活で精いっぱいの親だったら、孫のお祝いごとに参加して、お金をかけたくないと考えるのは当然かもしれませんね。
旦那の親がそういったタイプだった場合、今後のお祝い金も期待できません。
- お宮参り
- 七五三
- 入学祝い
これらのお祝い金も期待しないのが一番ですね。
旦那の親は初節句のお祝い金がないときの対処法
「旦那の親から初節句のお祝いがあって当たり前」と考えていると、お祝い金がなければすごくガッカリしてしまいますよね。
でも、最初から期待しなければ、期待を裏切られる心配をしなくて済みますよ。
最初から旦那の親は当てにしない
旦那の親がお祝い金を渡さない人なら、「そういう人」と割り切るのが一番。
何もしてもらっていないので、自分からも「親に何もしない」と気楽になれますしね。
旦那の親があっさりとした付き合い方をしたいなら、それでもいいはず。
将来親が困っても面倒を見る必要はないとも判断できます。
いろいろな人がいると割り切る
私の息子に子どもができたとしても、私は初節句のお祝い金の相場3万円~20万円を渡すという考え方自体がおこりません。
- 北海道は古くからの慣習がない
- 高額なお祝い金を贈る慣習がない
結婚式でもお葬式でも何でも合理的で割り切る北海道に住んでいるから。
もし、息子の嫁が北海道以外の人で、初節句のお祝い金を贈ることが普通だったら、私のような親は「不謹慎な親」「考えられない!」と思われてしまうのかも…。
もともと、古くからある慣習なんて、誰かがこじつけたもの。
古い価値観に縛られるのではなく、「いろいろな考えの人がいるんだな」くらいの気楽な気持ちでいたほうがいいですね。
北海道に古い慣習が少ないのは
- 土地柄で自由のエネルギーがある
- 自由にひかれた人が集まってきたから
という影響があるのかもしれません。
初節句のお祝い金を渡すかは、土地柄・その人の考え方にも大きく左右されるので、あまり考え込まないのが一番ですよ!
初節句のお祝い金は旦那の親が少なくても落ち込まないように
親にとって、子どもの初節句は大切な行事。
食事会をひらいて両親を招いたとしたら、「親からお祝い金があるのが普通」だと考えてしまい、なければガッカリしてしまいますよね。
夫の親がお祝い金を渡さないタイプだったときは、そういう人と割り切りましょう。
- 自分も親にお返ししなくていい
- 自分の親にも気を遣わせなくていい
旦那の親から何もなければ、自分も気を遣う必要なし。
逆に「こっちも気楽でいいわ!」くらいの受け止め方をしたいですね!