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水漏れの水道料金返金について

 2016/12/28 暮らし
この記事は約 5 分で読めます。 1,741 Views
漏水の返金

水道料金が上がっていたら、水漏れかも?と疑ってみてください。その地域の対応によっても異なるのですが、「水漏れしていませんか?」と尋ねてくれる水道局もあれば、水漏れがあっても何も通知してくれないなど、地域によって変わってくるようなのです。水道料金がいきなり上がったら、水漏れしているかもしれません。その際の水道料金返金について紹介します。

水漏れで水道料金を返金できる?

地域によっては水道局から「水が漏れていませんか?」と直接聞いてきたりします。先月よりも水道の使用量が大幅に増えているなどのケースです。家庭の事情でその月だけ水をいっぱい使ったならよいのですが、もしかしたら水漏れというケースもあるのです。

水漏れで返金できるか?実はできます。問題なく使用していて、水漏れが発覚し、きちんと修理をすれば、水漏れ分は返金してくれることがほとんどです。「水が漏れていませんか?」とちゃんと聞いてくれる水道局なら、良心的な対応をしてくれるので大丈夫です。

水道料金の返金は、その月の全額ではなく、50~70%の割合で返金されるといった感じです。または、先月より明らかに増えている使用量分を返金してくれます。

水漏れで返金の経緯

我が家のケースで紹介しましょう。

・水道を使いすぎていただけ

水道局の検診の際に、先月より使用量が多かったようで、「水が漏れていませんか?」という用紙を入れられたことが何度かあります。水道局の人に調べてもらったところ、漏水しているわけではないことがわかりました。単なる水道の使いすぎだったわけです。

・実際に漏水していた

別の住宅で、実際に漏水していたケースもあります。かなり築年数が経っているアパートに住んでいたときの話ですが、その物件でここ数年立て続けに漏水が発生していました。漏水発生部位は、水抜栓の部分でした。どの家庭も同じ部位で、老朽化による劣化が原因でした。修理代は1万円ちょっと。水道局指定の水道修理業者に依頼したら、その業者から水道局へ修理完了を伝えてもらえました。その後は漏水していた分を、返金してもらうことができたのです。

水抜栓の問題は、北海道など寒冷地特有の問題です。水抜栓とは、水道が凍結しないように、冬になると水道管から水を抜いておくためのものです。水抜栓をまわしてから、水道の蛇口を最後までひねり、水道管に溜まった水を抜くと凍結しません。水抜栓にはピストンが付いていて、この部分のパッキンが劣化すると漏水の原因となります。

漏水の調査

漏水の調査
画像出典:http://www.city.sapporo.jp/suido/riyosya/info/rosui/kiki.html
漏水していると思われる家庭では、水道局の人が直接調査してくれます。漏水には音聴棒というものが使われているようで、直接水道メーターに当てて、水が漏れていないか耳で聞き分ける方法が使われています。

水道料金免額申請について

水道管から漏水していた場合、直接利用者から料金の返金請求をすることはできません。地域指定の水道工事業者を通して修理をして、その業者が直接水道局宛に修理の報告をおこなうことになっています。

この手続きのことを、水道料金免額申請といいます。指定の水道業者以外にに修理を依頼すると、この請求ができなくなるので注意してください。水道局から「水が漏れていませんか?」と言われたら、一緒に指定業者の紙も貰いましょう。

・ 漏水を知っていながら修理をしなかった
・ 蛇口の閉め忘れは適用外
・ 漏水しても料金が変わらない

これらの場合は返金してもらえないので注意してください。水道局から漏水していないか通知が来たら、速やかに指定の業者に修理を依頼し、問題があれば直さなければなりません。漏水を知っていながら、長い間修理をしていない場合は、その間の返金は無いのです。また、漏水があっても、料金が変わらない場合も返金はありません。

指定業者とは?

漏水の際には水道局の指定業者しか修理ができません。指定の業者以外で修理をしても、返金は受けられないようになっています。

指定業者とは、水道を適切に供給できる技術や材料があるということです。どの業者でも修理できるとなると、安全で適切な水の供給ができなくなります。水道管の工事は水漏れの発生に繋がるため、指定業者しか工事はできません。

これは水道法により定められ、専門の技術と経験を持っている必要があります。給水装置工事主任技術者は国家資格となっていて、この資格を所有していることが前提です。

・ 給水装置工事主任技術者をもっている
・ 工事に必要な器材と資材がある
・ 適切な工事と事務手続きをおこなうことができる

まとめ

漏水が発生したら、必ず指定業者で修理してもらってください。多くの自治体では漏水した分の返金措置をおこなっているので、早急に対処すれば返金してもらえます。指定業者に依頼すれば、確かな技術力と知識で修理をしてくれるので、漏水が再発することはありません。料金が安いという理由で、指定業者以外のところに依頼しないでくださいね。

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