肉割れを消す方法「ニベアクリーム」を使ってワンコインで妊娠線を予防しよう

妊娠中のQ&A

「肉割れ対策はニベアのような安価なクリームでもOK?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。

 

結論からいってしまえば、肉割れ予防ならニベアクリームでもできます。
でも肉割れは一度できてしまえば、レーザー治療でも改善できないといわれているのです。
だからこそ、肉割れができる前に保湿を心がけ、予防することが大切になります。

 

このページでは、肉割れがなぜニベアクリームで対策できるのか、そのメカニズムを紹介します。
合わせて肉割れができる原因や、肉割れを予防するためにやりたい8つの対策、肉割れができたときに使いたいクリームを解説していますので、参考にしてみてください。

 

予防の段階なら、ニベアクリームのような安価な商品でも対策として使えますから、幅広い方が予防に使ってみましょう。

肉割れを消す方法にニベアクリームだと効果がない理由とは?

ニベアクリームで肉割れを消すことができないのは、肉割れは皮膚の下にある組織が裂けた状態だからです。
皮膚は上から「表皮、真皮、皮下組織」からなっています。
肉割れで裂けたしまったのは皮膚の下の部分の真皮や皮下組織です。

 

簡単にいうと、皮膚に深い傷ができるとケロイドのようになって跡が残るのと一緒で、肉割れも皮膚の奥深くまで裂けた状態で、もとに戻すことはできません。

妊娠中に肉割れができやすい理由

普段太ももやお尻などに肉割れができにくい体質でも、妊娠をきっかけに肉割れができてしまう方は少なくありません。
妊娠中は急激にお腹が大きくなることで、皮膚の下にある組織が裂けやすいからです。

 

あわせて妊娠すると糖質コルチコイドというホルモンが分泌し、繊維芽細胞の働きを抑えてしまうため、裂け目が回復しにくいともいわれています。

クリームで肉割れが改善する口コミに医学的根拠はない

市販の商品では「妊娠線対策」のクリームが売られていることがあります。
口コミでも「妊娠線が消えた」「妊娠線が薄くなった」という声があるようですが、そういった商品に医学的根拠はありません。

 

線維芽細胞に働きかける成分が配合されているようですが、繊維芽細胞は皮膚の下にある真皮に存在するもので、スキンケア商品がここまで浸透することはないのです。
この部分はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸をつくる部分で、肉割れはコラーゲン繊維が切れた状態のため、市販の商品は繊維芽細胞の働きを促す成分が配合されています。

 

スキンケア商品の説明で「ナノ化成分配合」と書かれていても、よく見ると「角質層まで」と書かれているはずです。
皮膚は異物を取り込まないようにできているため、スキンケア成分が真皮まで届くことはなく、表面の角質層までとなっています。

 

肉割れがおきる真皮まで成分が届かないのですから、市販の肉割れ対策の商品は、効果がないのがわかりますよね。

ニベアクリームは肉割れの予防まで

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肉割れは急激に体重が増えることや、妊娠で急にお腹が大きくなるときに、皮膚が引っ張られて、コラーゲン繊維が切れることでおこります。
原因はこれだけではなく、皮膚が硬くなっている場合も注意が必要です。

 

皮膚が硬くなる原因は、血行不良、皮膚の乾燥などが原因となる可能性があります。
乾燥すると皮膚にシワが入るように、皮膚の下にも水分が不足し、肌が硬くなってしまっているのです。
そのため、肉割れ予防には保湿が欠かせません。

 

ニベアクリームなら低価格でシンプルな保湿クリームですから、妊娠中の肉割れ対策にも使いやすいでしょう。
あくまでもニベアクリームをはじめスキンケア商品は、肉割れ予防どまりです。

肉割れは肌の奥でおこっている

そもそも肉割れはなぜできるのでしょうか?
急激に体重が増えたり、お腹かが大きくなったりすると、皮膚の下にあるコラーゲンが裂けて、それが線として現われるといわれています。
つまり肥満で肉割れができる原因と一緒です。

 

多くの場合お腹が急激に大きくなる妊娠中期ころからできはじめます。
胸もふっくらとしてきますから、バストの周りに肉割れができてしまう方もいるようです。
直接的な原因は体重の増加に耐えられなくなることですが、実は体質も関係しているともいわれています。

一度できた肉割れは消えない

肉割れを解消するクリーム、レーザー治療など対処方法はありますが、一度できた肉割れは跡を目立たなくすることはできても、完全に消すことはできません。
どんな医療技術があっても、一度傷が入った部分に跡が残るのと同じことです。

赤っぽい肉割れはまだ初期の段階

肉割れは色でも段階がわかります。
赤っぽくなっているのはまだ肉割れができた初期段階で、炎症がおきて毛細血管が見えている状態です。
炎症が落ち着いてくると、肉割れは白っぽく変化していきます。

 

まだ赤い肉割れは初期の段階ですから、このころに予防法を実践することで、目立たなくすることはできます。

 

白くなった部分は、肌が傷ついた部分に新しい細胞が生まれ再生している状態です。
この部分は瘢痕組織(はんこんそしき)といって通常の皮膚とは異なり、メラニン色素を持たないため白く変化しています。

 

この段階では皮膚の割れ目に新たな細胞がボンドのように付着しているため、いくら保湿をしようが、レーザーで傷を消そうとしようが治りません。
肉割れは皮膚の下で傷ができたようなもので、専門家も傷跡が消えてなくなることはないと断言しています。

傷がくっついているためには、最小限のセメントが必要なので、瘢痕組織が全く消えてしまうということは残念ながらありえないわけです。
出典:http://www.woundhealing-center.jp/kizu/kizuato_keloid.php

一度つけてしまったリストカットの傷跡を完全に消して元通りの綺麗な皮膚に戻すことはできません。
リストカットの傷跡の治療は、切除縫縮して1本の傷跡にするか、CO2レーザーアブレージョンで火傷の跡のようにするかどちらかです。
出典:https://www.takasu.co.jp/operation/scar/keisei.html

レーザーなどを使用して、コラーゲン産生と皮下脂肪の分解、皮膚の強力な引き締め作用で、治療が難しいといわれていた気になる妊娠線・肉割れを目立たなくすることができます。
出典:https://www.shirono.net/operation/kizu/ninshinsen.html

「傷跡やリストカットの跡と、妊娠線は違う」
そのように思われたかもしれませんが、妊娠線は皮膚の下で組織が切れている状態で、表面に傷が入っていないだけです。
専門家も傷跡を完全に消すことは難しく、目立たなくする程度だとしています。

肉割れを消す方法の専用クリームとニベアは何が違う?

肉割れとニベア
では、肉割れ専用のクリームと、ニベアクリームはどのような違いがあるのでしょうか?
高額な妊娠線対策クリームを買おうか迷っている方は、それぞれの成分を比較してみましょう。

ニベアクリームの青缶の成分

水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
出典:http://www.kao.com/jp/nivea/nva_cream_01.html#detail1

最初に書かれている成分名ほど配合量が多いため、ニベアクリームは、水やミネラルオイル、ワセリン、グリセリンなどの成分が多いことがわかります。
ミネラルオイルとは石油由来の油分のことで、ワセリンも同様石油由来です。
どちらも保湿に特化した成分で、不純物を取り除いているため、赤ちゃんでも使うことができます。

 

つまりニベアの主成分とは、石油系由来の油分なわけです。
ドラッグストアで売られているワセリンと変わらず、保湿目的では優秀な成分だといえるでしょう。

 

ただし、ミネラルオイルやワセリンのような石油系油分は、肌に浸透することはありません。
そのことから安全性が高く保湿力に優れているのですが、肉割れがおこる真皮まで入り込むことはないのです。
真皮まで届かないのは肉割れ対策クリームも同じで、肌に浸透すれば良いわけではありません。

肉割れを消す専用のクリーム成分

肉割れ対策の専用クリームや、妊娠線クリームはどんな成分が含まれているのでしょうか?
皮膚をやわらかくし、コラーゲン繊維の生成をうながす目的で、ビタミンCが含まれているものが多いようです。

 

肉割れで切れてしまうコラーゲンとは、たんぱく質のことです。
アミノ酸とビタミンCを原料に合成されていて、ビタミンCは強いコラーゲン繊維をつくるために必要となります。

 

では、ビタミンCは肌のどこまで吸収できるのでしょうか?
ビタミンC自体は肌に吸収させることができず、「ビタミンC誘導体」という成分をスキンケアに配合することで取り込むことができます。

 

ビタミンC誘導体とは角質層への浸透に優れた成分で、スキンケア商品にもよく配合されています。
ここで注意したいのが「角質層までの浸透」だということです。
どんな成分でも真皮まで届けることはできませんから、ビタミンC誘導体を含んだ肉割れクリームを使っても、直接「繊維芽細胞」まで成分を届けることはできません。

 

「繊維芽細胞に栄養を届ける」ということはできないのです。

肉割れを消す方法に使えるクリーム

市販の商品でも肉割れ対策に使える商品が売られています。
予防の段階ではニベアでも保湿力は十分ですが、すでにできてしまった肉割れを薄くする効果は期待できません。

 

市販の商品では、下記のようなものが人気のようです。
スキンケアで肉割れを消すためには、皮膚の生まれ変わりを促す必要があります。
アメリカではニキビ治療にビタミンA誘導体を使用していて、肉割れ対策にも使える可能性があるでしょう。

 

ビタミンA誘導体は医師の処方が必要な医薬品で、市販の商品ではビタミンA配合成分を買うしかありません。
誘導体にすることで皮膚に取り込まれやすくなっており、ビタミンAだと効果は半減する可能性があります。

Bioil(バイオイル)


世界124国で販売されているオイルタイプの肉割れスキンケアです。
日本では小林製薬が独占販売契約を結び、2017年9月28日より全国のドラッグストアなどで販売しています。

 

ニキビ跡、傷跡、妊娠線などの対策に使えるオイルで、高い保湿成分と、独自成分のピュアセリンオイルが配合されているのが特徴です。
ピュアセリンオイルとは、植物由来のオイルや、ビタミンA、ビタミンEを配合しています。
肉割れができてしまった対策に使える商品として有名です。

PLAGENTRA(プラジェントラ)

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世界20か国で販売されている妊娠線専用のクリームです。
このクリームには、EGFが含まれているのが特徴で、人がもともと持っているたんぱく質を補います。
さらに植物由来の保湿成分も配合し、産前から産後まで幅広く使える商品です。

 

妊娠線の予防には、FGFやEGFが濃く配合されたクリームで集中的にケアできます。
FGFは肌のコラーゲン生成を促す成分で、EGFは肌の表面のターンオーバーを促す成分です。
クリームを塗っても乾燥しやすい方向けの、高保湿成分となっています。
同シリーズの石鹸も販売しているようです。

実際に私は妊娠中に肉割れができなかった

妊娠線
肉割れができるか?できないか?に関しては体質も関係しているようです。
私は妊娠中に11kgくらい体重が増えましたが、肉割れ1本もできませんでした。
そしてもう少し体重が増えた姉は妊娠線がバッチリできていたそうです。

 

体重が増えすぎるとできやすいようで、原因はそれだけじゃなくもともとの体質でも関係しているともいえるでしょう
普段から体重が増えたときに太ももやお腹に肉割れができたことがある方は、妊娠中もできる可能性があります。
私はもともとできにくい体質で、姉は妊娠前から太ももに多少肉割れがあるため、肉割れはできやすい体質だったようです。

 

肌の乾燥、栄養面など色々な要素も絡んでくるようで、皮膚の下のコラーゲンが成長できないと、肉割れや妊娠線に繋がる可能性があります。

ニベアクリーム以外で肉割れを消す方法7選

肉割れを消すニベア
ニベアクリームは肉割れや妊娠線の予防目的で使用してください。
もともと肉割れができやすい体質の方は、クリーム以外の方法でも対策をしてみましょう。

1・保湿重視

一番の対策としては保湿でしょう。
妊娠線対策のクリーム、オイルなども売られているくらいですから、肌の乾燥を防ぐと肉割れも予防しやすくなります。
芸能人の方で愛用する人が多いのがエルバビーバという商品です。

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ほかにもWELEDAや、ミランダカーが日常的に使っているココナッツオイルでもよさそうです。
とにかく妊娠中は肌が過敏になりやすく普段肌が強い人でもスキンケア商品でかぶれる恐れがありますから、無添加商品やオーガニックを選ぶことをおすすめします。

2・体重増加を避ける

妊婦は体重が10kg以上増えるのは避けたほうがよいでしょう。
最近ではもっと体重の増加を減らすよう指導する医師も増えているといいます。
もともと体重が多い人は妊娠中に増えすぎると妊娠高血圧症候群などをおこすリスクも高まるため、より体重の増加には注意してください。

3・たんぱく質を摂取する

コラーゲンの材料となるのはアミノ酸です。
アミノ酸はたんぱく質に含まれており、体内で分解されると最小単位のアミノ酸として吸収されます。
コラーゲンドリンクなど高価な商品を使う必要はまったくなく、食事でたんぱく質を積極的に摂取するだけで大丈夫です。

 

お肉や魚よりごはんが大好きな方は注意してください。
私と姉との違いもこれだったのかもしれません。
妊娠中に同居していたので食べ物は一緒でしたが、姉はごはんが大好きなタイプでした。

4・適度な運動を心掛ける

ストレッチをして普段から柔軟性を高めておく対策や、妊娠中に体重を増やさないよう適度な運動をしておきましょう。
もともと皮膚の柔軟性が高いほうが、妊娠線ができにくいといわれています。

5・赤ちゃんは小さい方がベター

赤ちゃんが大きくなりすぎると、当然お腹のふくらみも大きくなるため妊娠線ができやすくなります。

 

私と姉の違いでもそうでした。
私の場合は2975グラムと適度なサイズ、姉の子どもの場合は予定日になっても陣痛が始まらず、赤ちゃんも大きくなりすぎていたため陣痛促進剤を使って産みました。

 

予定日に出産するためには適度な運動をしながら、赤ちゃんを大きくしすぎないことも重要です。

6・腹帯をつける

お腹が急に大きくなる時期には、腹帯を付けて皮膚が引っ張られるのを防ぎましょう。
腹巻タイプやガードルなどいろいろな商品が売られているため、季節に合わせて使い分けてみてください。
私のお腹に妊娠線ができなかったのも、ちゃんと腹帯を付けていたのも理由のひとつなのかもしれません。
ちなみに姉は腹帯を付けていませんでした。

7・洗浄力の高いボディーソープは使わない

肌が乾燥しやすいのは、もともと持っているうるおい成分を過剰に洗い流していることも原因のひとつです。
妊娠中にはボディーソープより、シンプルな素材の石鹸を使いましょう。
石油系の界面活性剤は、皮脂を過剰に奪ってしまうため、石鹸で洗うか洗浄力の弱いアミノ酸洗浄成分のものがおすすめです。

8・肉割れを消すレーザー治療

すでにできてしまった肉割れや妊娠線は、レーザー治療で目立たなくすることができます。
肉割れで裂けたコラーゲンは傷と同じですから、治療でも完全に消すことはできません。

 

肉割れのレーザー治療では、フラクショナルレーザーが使われることが多いようです。
レーザーを照射した部分に無数の穴があき、皮膚が再生するときにコラーゲンが生成されて、傷を目立たなくします。

 

レーザー治療は多少の痛みを感じます。
痛みはチクチクする程度で、治療後もヒリヒリした痛みがしばらく続きます。
一度の治療で完全に肉割れを消すことは難しく、何度か治療を繰り返すごとに、跡が目立たなくなってきます。

 

ほかにもクリニックでは、血流改善ガスを真皮まで注入することで、皮膚再生を促す治療法もあるようです。
レーザーより真皮まで届きやすいといわれているため、きれいに跡を消したい方は検討してみましょう。

まとめ

私は、妊娠線は何もケアしなくてもできなかったため、本当に妊娠線予防が必要かはわかりませんが、一番にいえることはお腹を大きくしすぎないことだと思います。
クリームやオイルでケアしていても、お腹の大きさに耐えられなければ意味がありませんからね。
専用のスキンケアはお値段が高いものが多く、普段使っているニベアや無添加オイルでも代用できますよ。
予防したい方は適度な運動と合わせて使用することをおすすめします。