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吐きつわり対策5選。吐くと楽?食べ物で軽減させてみよう

 2018/11/25 妊娠
この記事は約 9 分で読めます。 130 Views
吐きつわり対策

「妊娠5週で吐きつわりがひどい・・・赤ちゃんは大丈夫?」1日に4回も5回も吐いて食べられないと、赤ちゃんが心配になってしまいますよね。

今回は、吐きつわり対策を紹介します。私も吐きつわりで悩んだ一人で、少しでも楽になる方法を実践していました。

吐きつわり対策で、妊娠中のママが楽になってくれれば幸いです。

妊娠中の吐きつわりの対策

吐きつわり対策

1・吐きつわりは吐き気を我慢するより吐くと楽になる

私も吐きつわりが酷く、胃液ばかり出ていました。最初は食べると吐き気が収まっていたように思うのですが、だんだんと吐きつわりが酷くなってしまったのです。

ついに胃液しか吐くものがなくても吐くようになりました。食べてもダメで、「とにかく吐くと直後は楽になる」ことがわかりました。

吐いてしまえば30分でも15分でも吐き気がマシになるようで、辛いときは吐いてしまったほうが楽になります。

2・吐く直前に水分をとっておくと楽

「吐けば楽になる」ことはわかっていても、胃液しか出ないと吐くことが辛くなります。ときには胃液を通りこして出血することもあるため注意が必要です。

吐く直前に水分をとっておくと、水分を吐くことができて血が出るリスクは減らせます。ペットボトルに水を入れておくか、コップに飲み物を入れて常備しておくのがおススメです。

吐き気がしたら水分を口にして、数分我慢してからトイレで吐きましょう。我慢のピークがくるまで数分間時間があるとは思いますが、我慢できないときは飲んだ後に直ぐ出してしまってOKです。

3・水分補給は経口保水液で

吐きつわりの場合は胃にある水分もすべて持って行かれます。

そのため体はかなり脱水状態となるため、水分補給は欠かせません。市販の経口補水液なら体に水分を取り込みやすく、吐きつわりのときの脱水も回避できます。

とくに尿量が少なくなる状況では入院が必要となるため、家庭でも水分対策をしてください。経口補水液は市販のものをまとめ買いする方法や、自宅で手作りするやり方もあります。

【経口補水液の作り方】

  • 水 1リットル
  • 砂糖 大さじ4と2/1
  • 塩 小さじ2/1
  • レモン汁 50ml

すべての材料をペットボトルに入れ混ぜ合わせましょう。果汁を入れなくてもいいのですが、レモン汁を入れると風味がよくなります。

4・つわりにエビオス錠で改善できるかも

つわりにエビオス錠を飲む方法は、裏技としてネットでも話題です。エビオス錠とはビール酵母でつくられるサプリメントのことで、ビタミンB群の補給になるため、つわり対策として利用されています。

とくにビタミンB6は、病院で使うつわり対策の点滴にも入っているためおススメです。ビタミンB6入りの点滴をすると、つわりが酷い場合に軽減できるとされています。

米国産婦人科学会でも妊娠中のつわりにビタミンB6を投与する方法を推奨しているそうです。
出典:http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/15.html

エビオス錠の「効果・効能」には「妊産婦・授乳婦・虚弱体質者の栄養補給」と書かれています。つわりによいとは記載されていませんが、妊娠中の栄養補給に使えることは間違いありません。

エビオス錠は妊婦に危険?

エビオス錠は妊婦に危険なのか、配合成分からみてみましょう。乾燥酵母が主原料で「添加物として乳糖、リン酸水素カルシウム、無水ケイ酸、硬化油を含有。」とあります。

乾燥酵母の栄養素はビタミン、ミネラル、たんぱく質、総グルタチオン、核酸、プリン体です。天然素材でできているもので、食品と同じです。

添加物のリン酸水素カルシウムは医薬品にも用いられるもので、妊娠中のカルシウム補給としても補給できます。

無水ケイ酸はシリカのことで、天然成分です。硬化油は魚や植物の油のことで、問題がある成分ではありません。

エビオス錠は食品のような扱いで、エビオス錠公式サイトにも「妊婦は使えない」とは書かれておらず、逆に「妊婦の栄養補給に」使えると書いてあります。

5・吐きつわりでも食べられるかもしれない食べ物

吐きつわりがまだ軽いなら、食べられるものを見つけることで和らぐ可能性があります。

胃に何か入っていると多少は吐き気が軽減できるためです。ただし、吐きつわりが酷くなれば、食べた直後でも出してしまうこともあるため、無理せず食べられるだけ食べるようにしましょう。

吐きつわりで食べられるものは、個人差があります。ゼリーやアイスのように水分が多く口当たりのよいもの、凍らせた果物、ポテトチップスやフライドポテトは食べられたという方もいるようです。

ビタミンB6はバナナやナッツに多く、食べられるなら食べましょう。

果物は水分が多い梨やスイカがよいようで、トマトも食べられる人は多いです。炭水化物がとれないなら、フルーツグラノーラやコーンフレークでも栄養が摂取できます。

吐きつわりが酷いときは外出時にも軽食を持って行くのがおススメです。

ガム、飴などすぐに食べることができるものや、小さめのおにぎりやサンドイッチなどが対策になります。炊きたてのごはんのニオイがダメな方は多いようで、冷えたおにぎりなら食べられる場合があります。

食べた直後に吐いてしまっても、仕方がないと考えてください。

吐きつわりとは?

吐きつわり対策

1日に4~5回吐いてしまう

吐きつわりとは、強い吐き気を感じるつわりのことです。症状には個人差がありますが、吐きつわりといえるのは1日4~5回吐く場合でしょう。

吐き気がするだけの方や、日によって吐き気がしない場合は、吐きつわりは軽いほうです。症状がひどくなると1日中吐き気がありながらも、我慢のピークがきて1日に数回吐いてしまうようになります。

つわりで吐く物がなく胃液が出て出血することも

吐きつわりがひどくなると、胃液しか出るものがなくなります。胃液は強い酸性のため、喉を傷めて出血することがあるため注意が必要です。

吐くものがさらになくなれば、胆汁まで吐くようになります。胆汁は黄色を帯びた液体で、吐いたものに色が付いているなら胆汁まで出ている状態です。

吐きつわりの原因はよくわかっていない

つわりのメカニズムはよくわかっていません。妊娠初期には流産を防ぐためのホルモンバランスになるため、影響が出ると考えられています。

初期分泌するホルモンは、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)があります。

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)は着床したときに分泌量が多くなり、将来胎盤になる絨毛組織から分泌されます。ほかにも増えるのはエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)です。

つわりは胎盤が完成するまで続くため、妊娠を継続させるホルモンに影響されていると考えられています。

妊娠すると流産しないよう子宮収縮を抑えなければならず、胃腸の働きまで低下させます。食べ物を消化しにくくなり、げっぷや吐き気が増えるでしょう。

吐きつわりはいつまで続く?

吐きつわりは胎盤が完成するまで続きます。

妊娠12~16週まで続くのが一般的です。人によっては胎盤が完成してもつわりが続き、長い間つわりを経験する方もいます。

つわりの症状はいったん改善しても、妊娠中期や妊娠後期に再び症状が出ることがあるようです。妊娠後期のつわりは初期のような激しいものではありません。

吐きつわりは赤ちゃんの性別で変わる?

「つわりがひどいから男の子」などといわれていますが、医学的な根拠はありません。つわりはホルモンバランスでおこるもので、性別によって変わることはないでしょう。

つわりと性別の関係性がいわれるのは、「ママは女性のため男の子だと拒絶反応がおきてつわりがひどくなる」と考えたのかもしれません。「甘いものが好きになったら女の子」ともいいますが、女の子は甘いものが好きというイメージから出てきた噂だと考えられます。

吐きつわりでも赤ちゃんは大丈夫?

吐きつわり対策

赤ちゃんに影響を与える可能性は低い

妊娠初期はまだ多くの栄養を必要としていません。母体が蓄えている栄養だけでも育つことができるため、つわりがひどくても「赤ちゃんが育たなかったらどうしよう」と心配する必要はないでしょう。

ただし、食事も水分もほとんどとれず、症状が進んだ場合は注意が必要です。

つわりの第1期で尿量が減るようなら、母体は脱水になっています。さらに症状が進むと、血圧や体温が低下し、尿検査で尿タンパクやケトン体が出ます。

尿にケトン体が出ている場合は危険信号です。身体に蓄えた糖質が底をつき、かわりに脂肪を分解してエネルギーを得ています。

数値が高くなれば栄養失調で、体はどんどん痩せていくため入院が必要です。

つわりで食べないほうが楽な場合は点滴をしてもらおう

妊娠初期は食べなくても赤ちゃんには影響はありませんが、脱水だけは注意してください。

母体は脂肪を蓄えているため、ママも赤ちゃんも脂肪分だけでも生きてはいけます。水分もとれない場合は病院を受診し、点滴してもらうと安心です。

症状がひどいときは無理せず産婦人科へ

1日に何度も吐いていて水分もとれないなら、病院を受診しましょう。つわり対策としてビタミンB群やアミノ酸が含まれた点滴をしてくれます。

医師の指示によりビタミンB6のサプリメントや漢方がすすめられることもあるでしょう。吐き気止めの薬はリスクもあるため、医師が必要だと判断したときだけ使います。

吐きづわりのとき仕事はどうする?


吐きつわり対策

何か食べて吐き気を紛らわせる

吐きつわりがまだ軽いなら、何か胃に食べ物をいれることで和らぐ可能性があります。飴やガムなどを食べていると、つわりが軽くなることもあるようです。

職場によっては仕事中におやつを禁止している場合もあります。つわりを軽減させるため食べ物が必要なことを周りの人に話しておきましょう。

いつでも吐ける環境をつくる

吐きつわりが本格的になってきたら、いつでも吐ける環境が必要です。トイレに近い席に移動してもらう、こまめに休憩できる環境をつくってもらうなどの対策があります。

子どもがいない男性の上司だと相談しづらいかもしれません。周りに子育て経験がある女性がいるなら、相談してみましょう。

診断書をもらい仕事を休む

つわりがひどい場合は、労働基準法により休みが取れます。

症状がひどいようなら医師に相談して、診断書を出してもらってください。ただし、つわりで仕事を休んでも給料は出ないため、有給が余っているなら有給で対処してもらったほうがいいかもしれません。

まとめ:我慢しないで吐いたほうが楽かも


私の場合は「吐かないように我慢する」よりも「食べた直後に吐いてもいいから吐く」という考え方で少しでも症状を楽にしていました。吐いた直後はたった5分でも10分でも、少しはマシだったからです。

吐いてしまえば楽にはなりますが、胃に何も入っていないと胃液や胆汁まで出ることになるため、水分だけでも摂取することをおススメします。

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