生後5ヶ月の赤ちゃんと温泉旅行はいい?首が座ってからがおススメ
「生後5ヶ月の赤ちゃんを連れて温泉旅行は大丈夫?」生後5ヶ月はそろそろ育児にも慣れてきて、旅行を計画する時期でしょう。
赤ちゃんとの旅行デビューは、首がすわる生後3ヶ月~5ヶ月が多いようです。しかし、赤ちゃんとの旅行は注意点もあるため、事前の情報収集をおすすめします。
1泊2日の短期間で、生後5ヶ月の赤ちゃんと温泉でリフレッシュしてみては?
Contents
赤ちゃんとの旅行はいつから?
生後3~5ヶ月で首がすわってから
生後3ヶ月~5ヶ月なら首がすわっているため、赤ちゃんと一緒に旅行ができます。ただし赤ちゃんと旅行するのに最適な時期に決まりはないため、最終判断はパパやママの考え方によるでしょう。
- 生後3ヶ月に実家に帰省する
- 生後半年に初めて旅行をした
家庭によっても赤ちゃんとの旅行は、考え方が違うようです。
生後5ヶ月で母乳で育てていればママの胸がパンパンに張ってしまい辛いかもしれません。産後はじめての旅行は、赤ちゃんの体調だけでなくママの体も考えるようにしましょう。
最初は赤ちゃんやママの負担を考えると、日帰り旅行からにするのがおススメです。日帰りなら「赤ちゃん用品がない」「赤ちゃんが体調を崩した」場合でもすぐに帰宅できます。
生後半年から旅行する家庭が多い
産後はじめての家族旅行は、赤ちゃんが5ヶ月または半年ころが多いようです。
生後すぐはママからもらった免疫があって半年までは感染症にかかりにくくなります。ママの負担をそれほど感じないなら、生後5ヶ月~半年ごろに家族旅行するのもよいでしょう。
赤ちゃんが動き回る年齢は旅行が大変
逆に赤ちゃんのハイハイやつかまり立ちが始まると、ずっと赤ちゃんを見ていなければならず、家族旅行は大変です。パパもママも負担がかかるため、「大きくなるまで旅行は無理」と感じる方もいます。
赤ちゃんが生後5ヶ月~6ヶ月なら、まだねんねの時期です。ホテルにはサークルでしっかり囲われたベビーベッドもあるため、ママは楽できます。
動き回る時期だと赤ちゃんがホテルの物を何でも触れてしまい安全対策ができないため、かえって大変になる可能性があるでしょう。産後は早い段階で旅行に踏み切ってしまったほうが、「ずっと旅行できない」というストレスを溜め込まなくて済みます。
生後5か月の赤ちゃんと旅行する場合の移動
飛行機に乗る
JALのホームページによると、生後8日から飛行機に搭乗できるとあります。
生後8日の赤ちゃんをバシネットや膝の上に乗せるなら、赤ちゃん用の搭乗券は不要です。赤ちゃん用に席を1つ確保する場合は別途搭乗券を買ってください。
なお2歳までの子どもは親の膝の上に乗せるなら搭乗券はいりません。子どもが3歳になると席の確保が必要で、子ども用の搭乗券が必要となります。
ANAの場合もJALの基準と同じです。
ANA:https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/support/family/
JAL:https://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/baby.html
赤ちゃん連れで飛行機に乗る場合は、赤ちゃんと一緒に搭乗することを航空会社に伝えましょう。航空会社は赤ちゃん連れの家庭が過ごしやすい工夫をしてくれます。
- ベビーカーの貸し出し
- 電動カートでの移動サポート
- 事前改札で早く搭乗できる
- おむつ交換台の近くの席を確保
- 体重10kgまでベビーベッドでOk
- 3歳まで使えるチャイルドシート
- 通常より広い座席を確保
- 赤ちゃん用おもちゃの提供
- ミルク作りをお願いできる
航空会社によって利用できるサービスが異なるため、事前に確認してください。
赤ちゃんは飛行機内で急にぐずる可能性も考えて、後部席を確保すると便利です。飛行機内でおもちゃの提供もありますが、事前に赤ちゃんが好きなおもちゃやおしゃぶりを持参しましょう。
飛行機内は天候が悪くなると座席から立つことはできません。
事前に赤ちゃんのおむつを交換して、授乳も済ませておくと安心です。赤ちゃんがぐずったとき用に授乳ケープも持参しておきましょう。
車で移動する
自家用車があるなら、赤ちゃんとの初めての旅行は車がおススメです。車内で赤ちゃんが泣いても周りを気にしなくて済みます。
後ろの席を利用すれば、赤ちゃんのおむつ替えもできるでしょう。赤ちゃんも車の振動が心地よく、静かに寝てくれる可能性があります。
ただし、長時間赤ちゃんを乗せてのドライブは、赤ちゃんもずっと同じ体勢で疲れます。
こまめに高速道路のパーキングや道の駅に立ち寄って、外の空気を吸わせましょう。事前にルートを調べておいて、トイレにおむつ交換台があるか、授乳室があるか確認しておくと安心です。
電車や新幹線
電車や新幹線では適度な揺れがあるため、赤ちゃんは寝てくれるかもしれません。
しかし、長時間の移動となると赤ちゃんも疲れてしまうため、泣き出すこともあります。電車や新幹線の座席は後方を指定しておいて、赤ちゃんが泣いたらすぐデッキに出られるようにすると安心です。
ベビーカーを持って行くなら電車内は狭いため、小さなものがおススメです。
大型のベビーカーしかないなら持って行くのを止めて、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする対策もあります。赤ちゃんもママと密着するほうが安心しやすいでしょう。
新幹線内は、多目的トイレがあるため、おむつ替えや授乳ができます。多目的トイレは体が不自由な人向けのスペースで、トイレ内が広いため赤ちゃん連れの方にも便利です。
バス
赤ちゃんを連れてバスで長距離を移動するのは避けたほうがよいかもしれません。
泣き出したときにあやす場所もなく、おむつ替えはニオイが気になります。メインは電車や新幹線の移動でバスに乗り換え、短距離のみの移動なら使えるでしょう。
生後5か月の旅行の持ち物
授乳やミルクのための用品
電車や新幹線内、飛行機などでも授乳ケープがあると便利です。ぐずった赤ちゃんに授乳させれば、お腹もいっぱいになって泣き止みやすいでしょう。
ミルクで育てている場合は、1回ごとを小分けにできるミルクケースと消毒した哺乳瓶が必要です。水筒にお湯を入れておけば、いつでもミルクを作ることができます。
飛行機内ではお湯の提供もあるため、遠慮なく申し出ましょう。
レトルトの離乳食
生後5ヶ月で離乳食がはじまっているなら、携帯できるレトルトの離乳食を持っていきましょう。
飛行機の機内食やホテル内で離乳食の対応があるとは限らないからです。1回食べきりサイズのパウチなら、離乳食が傷む心配をしなくて済みます。
おむつ用品一式
旅行中は赤ちゃんが途中でお腹を壊すかもしれないので、おむつは多めに持っていきましょう。
ウンチガードの付いたしっかりタイプや、長時間吸収おむつがあると便利です。移動中にこまめにおむつ交換が必要なため、ママのバッグにもおむつ一式を入れます。
おむつを交換した後に使うビニール袋も多めに持っていきましょう。
旅行の最中におむつやビニール袋が足りなくなれば、コンビニでも買うことができます。オムツメーカーの比較は、下記の記事も参考にしてみてください。
赤ちゃんの衣類や下着
赤ちゃんの吐き戻しやウンチやおしっこで汚れる可能性も考えて、赤ちゃんの衣類や下着は少し多めに持っていきましょう。
旅行先では気温にあった上着も必要です。ホテル内は暖房や冷房が効いていて快適な温度のため、薄着で過ごせます。
ベビーカー
ベビーカーは旅行に持って行くと移動に便利ですが、意外と荷物になります。
観光地巡りをするなら、現地でベビーカーを借りられるか確認しましょう。ベビーカーは移動手段や観光地巡りの場所によって、持って行くか決めてください。
抱っこ紐やスリング
抱っこ紐やスリングは、何かと便利なため用意しておきましょう。
赤ちゃんがぐずったときに長時間抱っこしやすいためです。スリングなら荷物にもならず、かさばりません。
保険証や母子手帳
旅行先で赤ちゃんが体調を崩すかもしれないため、保険証や母子手帳は必須です。出かける当日に赤ちゃんの体調がよくても、何がおこるかわかりません。
何かと使えるバスタオル
バスタオルはママのバッグに入れておきましょう。
移動中は赤ちゃんの布団代わりにもなり、授乳ケープとしても使えます。トイレのおむつ替えシートの上に敷いて、清潔に保つこともできるでしょう。
赤ちゃんと泊まる宿の選び方
離れなど赤ちゃんの泣き声が気にならない部屋
生後5ヶ月の赤ちゃんは、夜に泣いてしまうかもしれません。
いつもと違う環境だと眠れない赤ちゃんや、興奮してしまいなかなか寝られない赤ちゃんもいるためです。離れの部屋を確保しておくと、周りのお客さんに気を遣わなくて済みます。
ホテルにベビープランがあるところなら、角部屋にしてくれたり、1室空けて周りの人に迷惑がかからないよう配慮してくれたりします。すべての宿で赤ちゃんを歓迎しているわけではないため、事前に確認してください。
食事は部屋食が便利
5ヶ月の赤ちゃんを連れてバイキングプランは大変です。
夕食も朝食も部屋食になっていると楽できます。ホテル内で部屋食ならパパもママもゆっくり食事を楽しむことができるでしょう。
部屋に露天風呂がある宿
おむつが取れていない赤ちゃんは、大浴場の入浴を禁止しているところもあります。
赤ちゃんがウンチを済んでいても、入浴して気持ちよくなりそそうすることがあるためです。ホテル内に乳幼児を温泉に入れられない規定があっても、赤ちゃん自体を温泉に入れてはいけないということではありません。
5ヶ月の赤ちゃん連れなら、部屋に専用の露天風呂が付いていると便利です。
お風呂のお湯の温度が調節しやすく、赤ちゃんを気兼ねなく入れられます。寒い時期の露天風呂は赤ちゃんが寒すぎる可能性があるため、内湯に入れましょう。
貸し切り風呂や家族風呂があるところ
ホテルや旅館では、貸し切り風呂や家族風呂を設置しているところがあります。時間での貸し切りで、家族みんなで入ることができます。
ベビー用品の貸し出しがある宿
ベビープランがあるホテルなら、赤ちゃん連れに優しくなっています。部屋にベビーベッドの設置や、ミルクやおむつの提供もあります。
ホテルによって「赤ちゃん連れ旅行プラン」や「ウェルカムベビー」「ママ&ベビー」など名前が違うようです。ほかにも「赤ちゃん温泉デビュー」プランもあります。
生後5ヶ月の赤ちゃんと温泉旅行の注意点
赤ちゃんOKの宿泊施設を利用すること
赤ちゃんとの初めての旅行は、「赤ちゃんOK」と記載のあるホテルの利用がおススメです。
専用のホテルや旅館でなくても大丈夫なところはありますが、必ず「赤ちゃん連れでも大丈夫ですか?」と聞いてください。問題がなければ宿泊施設で専用のプランがなくても、いろいろと工夫してくれます。
長時間の移動が必要な場所を選ばない
生後5ヶ月の赤ちゃんは、まだ長時間の移動に慣れていません。できるだけ近場の旅行先を選ぶと、ママも赤ちゃんも疲れないでしょう。
赤ちゃんと海外旅行を計画して5時間以上のフライトを体験するママもいるようですが、慣れていない方は無理しないでください。海外旅行は、赤ちゃんと1~2回短期間の旅行に慣れてからでも遅くありません。
電車や飛行機の移動は混みあっている時間をさける
電車や飛行機で移動する場合は、混みあう時間帯を避けましょう。
朝や夕方は電車や飛行機内に人も多くなりやすいため、お昼の移動がおススメです。お昼の時間帯なら主婦や年配者の旅行者が多く、電車や飛行機内で過ごしやすいと感じると思います。
赤ちゃんの長湯に注意が必要
産後せっかくの温泉旅行でも、赤ちゃんを長湯させることはできません。
ゆっくり温泉に入りたいなら、パパと交代して温泉に行くようにしましょう。ママ1人なら赤ちゃん連れで行きにくい大浴場や雪見風呂も楽しめます。
まとめ:生後5ヶ月は近場の旅行が楽しめます
赤ちゃんが生後5ヶ月になれば、近場で旅行を楽しめるようになります。ママは妊娠中から旅行を我慢していて、産後の旅行を楽しみにしている方も多いでしょう。
赤ちゃんを連れて1泊2日の温泉なら無理がありません。普段の疲れをゆっくり癒してみてくさいね。
旅行前にネントレしておくと、夜中の寝ぐずりを防ぎやすいです。合わせてネントレや初めての外食の記事も参考にしておいてください。