床に物を置かない生活を目指す5つのコツ

自分の部屋を見て
「床に物を置かないようにしたい!」
このように考えていませんか?
床に物を置かない生活を目指すなら、床に物を置くことの問題を理解することが大切です。
そのうえで、床に物を置かない生活を目指すと上手くいきますよ。
私は「床に物を置くのが大っ嫌い」なタイプです。
家族にもうるさく言うくらいなので、今回は床に物を置く弊害と、私が実践している床に物を置かないためのコツを紹介したいと思います。
Contents
床に物を置かない生活になるコツ5選
床に物を置くと問題があるから、置かない。
このように理解すると、床に物を置かない生活を目指すことができますよ。
自分で掃除機をかけるようにする
床に物を置いてしまう人の多くは、自分で掃除をしたことがない人です。
テレビで、中村トオルさんは、「自分で掃除をするようになったら、床に物を置きたくなくなった」と言っていました。
自分でも部屋の掃除をするようになってから、「床に物があると掃除の邪魔」だと気づいたわけですね。
だから、そもそも自分で部屋の掃除をしない人にいくら「床に物を置かないで!」と口を酸っぱくして言っても効果がありません。
それよりも、床に物があると「掃除が大変になる」ことを体験してもらうほうが有効ですよ。
自分が床に物を置く癖があり直したいと考えているなら、毎日掃除機をかけるか、拭き掃除をすると直るはずです。
掃除機をかけるため床の物を片付けなければならず、非効率であることに気づくからです。
さっさと掃除機をかけて掃除を終わらせたいのに、床に物が大量にあって、物を片付けることから始めないとならないと嫌な気持ちになりますよね。
部屋に置く物を極力少なくする
床に物を置いてしまう人は、部屋に物があふれていることが多いようです。
物が多いことに慣れてしまっているから、床に物を置いても気づかないのでしょう。
床に物を置く癖がある人は、まずは床にあるものを片付けることから始めます。
部屋を見渡して「物がほとんどない」状態になるまで片付けると、意外と今必要のない物が部屋に置かれていたことに気づくはずです。
たとえば、私の場合は部屋に物が出ている状態のときは、「今必要か?」を考えます。
今すぐ使わなければ収納にしまう、数日間手も触れていない物は今要らないので、とりあえず収納に入れてしまいます。
部屋に物が溢れてしまう理由は、「後で使うから」「使うのを忘れそうだから」などの理由が多いのではないでしょうか。
収納に入れて忘れてしまう物は、そもそも今要らない物です。
では、なぜ損したくない理由を優先してしまうのでしょうか?
人の心理では、「得したい」という気持ちよりも「損したくない」ほうがストレスが大きく感じてしまうのだとか。
- 1万円の商品を1,000円値引きしてもらった
- 1万円の商品が9,000円で売られているのを見た
どちらも1,000円引きで同じですが、1,000円得する喜びと比べて、1,000円損したときの悔しさのほうが大きいと感じませんか?
この心理は、人なら誰もが持っていることで、避けようがありません。
投資心理学でもよく言われることで、人は「1万円の利益を得る」ことよりも「1万円損失が出る」ほうが苦痛を感じてしまうのです。
物を床に置くことであれば、本当の願いは「床に物を置かないで幸せになる」ことだったはずなのに、「損したくない」という気持ちが優先されると解決できなくなります。
ここで重要なのは、「物を床に置かないで、どんな幸せな未来を手に入れたいのか?」です。
たとえば、「床に物を置かない人は金持ちに多い」「だから床に物を置かないようにする」などプラスの思考を優先すると上手くいきやすいですよ。
「損したくない」という気持ちを上回る目的がないと、床に物を置かないことはやめられません。
私の場合は、単純に「イライラする」「掃除ができない」理由があり、「部屋でリラックスできる自分」や「掃除がスムーズにできて時間を有効活用できる」ことが上回っているので、床に物を置くことはありません。
自分の部屋の写真を撮影してみる
長時間家にいると、物が溢れている様子に気づかなくなります。
そんなときは、部屋を写真に撮って、客観的に見つめ直すと有効ですよ。
私の場合は、1日外出する機会があると、家に帰ってきたとき「物が多すぎる」「散らかっている!」と気になります。
ずっと家にいると物が多くても慣れてしまうのですが、家を空けて自宅に入るときに、自分の家が散らかっていたことに気づきますね。
目で見るだけで物が多いことに気づくなら帰宅時にチェックすればいいのですが、床に物を置いてしまう人は、客観的に見る視点が欠けている場合があります。
写真に撮影すれば物が多いことは明らかなので、時々部屋の中を撮影してみるといいですよ。
物を買わない
床に物を置かない最も有効な方法は、物を買わないこと。
物が多いから床に物を置いてしまう悪循環にハマってしまうからです。
「それが出来たら悩まないよ~。」
こんな声が聞こえてきそうですね。
物を大量に買ってしまうときは、物の定位置を設ける方法がおすすめです。
使う場所の近くに収納場所を設けて、そのスペースから溢れるようなら物が多すぎるというサインになります。
私の場合は、床に物を置くのが大っ嫌いなので、収納にすぐ物をしまう癖があります。
家族からは「見た目だけ綺麗ならそれでいいんでしょ?」と言われますが、その通りです。
部屋に物が出ているとイライラしてくるので、物が溢れてきたらすぐに収納にしまう癖がついてしまいました。
しかし、その収納も物が溢れてくるようになるので、定期的に収納の中も物を捨てるようにしています。
物の定位置が決まれば、その収納に入りきらない状態で、物を買いたいとは思わないはず。
その結果、床に物を置くこともなく、部屋に物が溢れることもなく、収納に物が増え過ぎたらすぐに気づくので、必要以上に「物を買いたい」という欲求が少なくなります。
とりあえず置き場を1か所設けてみる
床に物を置いてしまう人は、「すぐ近くに物を置きたい」「すぐに物を取り出せるようにしたい」という気持ちが強い人だと思います。
使いやすさを優先するばかりに、床に物を置いて片付けができず、脳のリソースを多く消費していることは二の次になっているのでしょう。
「すぐに使いたい」ことが優先事項なら、とりあえず置き場所を作ること。
見えない場所にすぐ取り出せる物を置く場所を作ると、ストレスがありません。