1歳の外遊びは必要?時間や服装は?おススメおもちゃ5選
「1歳の外遊びは必要なの?」
季節的な問題があると、外遊びさせるか迷いますよね。
1歳の外遊びは多数のメリットがあるため、デメリットが解消できるなら、できるだけ外遊びをさせたほうがいいです。
外遊びの種類から、1歳におススメのおもちゃ、外遊びさせるコツを紹介します。
1歳から積極的に外遊びするメリットを知って、子どもの成長に役立ててみませんか?
Contents
1歳の子どもができる外遊びの種類
1歳ができる外遊びは、散歩、水遊び、公園での遊びがあります。
ママと散歩に出かけて季節の植物に触れる
1歳の子どもはどんなことも新鮮で、ママと散歩に出かけるだけでも楽しんでくれます。
「外遊びに行く時間がない」「外遊びする気温じゃない」場合は、赤ちゃんをベビーカーに乗せて散歩に出てみましょう。
赤ちゃんとの散歩は買い物の行き帰りだけでも楽しむことができます。
1歳でまだ歩けない子どもを連れて公園に行くのは大変ですが、ベビーカーでの散歩ならできるでしょう。
子どもに「タンポポが咲いているよ」「葉っぱに色が付いて綺麗だね」など季節の様子を体験させてあげてください。
普段から日本の四季に触れさせると想像力が豊かになり、お受験にも役立ちます。
暑い日は庭でビニールプールを出して涼む
夏の暑い日は、子どもと一緒にビニールプールで遊びましょう。
子どもは汗かきですぐに汗疹になってしまうのですが、水で体を冷やすと体温調節がしやすくなります。
ビニールプールを使った水遊びなら、自宅の庭や玄関先に広げればOKです。
わざわざ公園まで出かける必要がなくママも涼めてリフレッシュできます。
公園にある砂に触れて遊ばせる
1歳の子どもの外遊びの定番が、砂遊びです。
スコップやバケツなどの道具を使う練習にもなります。
何でも口に入れてしまう子どもでも、砂場だったら対応しやすいかもしれません。
「砂場は猫のオシッコで不衛生」という考え方もあるようですが、最近の公園では抗菌砂を入れているところや、猫がオシッコしないようシートをかぶせているところもあります。
昔の子どもは不衛生ということは気にせず遊んでも元気に育っているため、砂場で遊んだら手を洗わせればそれほど問題にはならないのではないでしょうか。
お弁当を持ってピクニック
子どもと特別な遊びをしなくても、お弁当を持ってピクニックをするだけでも楽しいです。
暖かい日差しの下で食べるお弁当は格別でしょう。
まだ歩けない子どもは、レジャーシートの上で遊ばせれば、ハイハイしても気になりません。
近所の公園のベンチでお弁当を食べたり、少し遠出して広々とした公園でピクニックをしたりしてみましょう。
落ち葉で遊ぶ
秋になるとたくさんある落ち葉が子どもの遊び道具になります。
足でけるとカサカサとした音がして、子どもも楽しんでくれるはずです。
落ち葉の上で寝転んでみたり、落ち葉をかき集めてみたり、いろいろな遊びがあります。
綺麗な落ち葉を見つけたら持ち帰って、ノートに貼って楽しんでみましょう。
1歳におススメのおもちゃ5選
1歳の外遊びに使えるおもちゃを5種類紹介します。
- 柔らかいボール
- シャボン玉
- 三輪車
- 縄跳び
- 砂場セット
この5種類の遊び道具があれば、十分外で遊ぶことができます。
1・柔らかいボール
1歳の子どもは本格的なボール遊びはできませんが、ボールを蹴ったり追いかけたりできます。
子どもに当たっても痛くない柔らかいボールを選んであげましょう。
地域の公園ではボール遊びを禁止しているところもあるため、広々とした芝生がある公園でのボール遊びがおススメです。
2・シャボン玉
シャボン玉は庭先でも遊ぶことができるため、手軽な遊び道具になります。
1歳の子どもはまだ自分でシャボン玉をつくることはできません。
シャボン液を飲み込んでしまう恐れもあるため、ママがシャボン玉をつくってあげます。
ふわふわと漂うシャボン玉に、子どもも大はしゃぎでしょう。
シャボン玉を追いかけるのに夢中になり怪我をしやすいため、周りに危険なものがないか確かめてあげてください。
3・三輪車
三輪車は1歳くらいから遊ぶことができます。
ただし、1歳の子どもが自分で三輪車をこぐことは難しいでしょう。
押し棒が付いた三輪車に子どもを乗せて、公園に出かけると喜んでくれます。
おもちゃ用のかごが付いた三輪車なら、砂遊び道具を入れることができます。
おススメの三輪車は、下記の記事で紹介しているので、合わせてごらんになってみてください。
4・縄跳び
1歳の子どもでも縄跳びを使った遊びができるようになります。
縄跳びを飛ぶことは難しいかもしれませんが、子どもと一緒に電車ごっこはできます。
おもちゃ屋さんで数百円程度から売られている道具のため、早い年齢から縄跳びを買っておいても損がありません。
5・砂遊びセット
砂遊びセットはカラフルな色のものが多く、見た目もにぎやかです。
スコップ、クマデ、バケツ、ジョーロなどで遊ぶことができます。
アンパンマンやトーマスなど子どもの好きなキャラクターで揃えるのもいいでしょう。
お金をかけたくない家庭なら、100均でそろることもできます。
砂遊びグッズは水車、ブルドーザーなど凝った遊び道具もありますが、最初はシンプルな砂場セットでいいと思います。
外遊びで注意したいこと
1歳の子どもと外遊びする場合は、危険を避けて、子どもの体調にも配慮してください。
親子で気持ちよく遊べる対策もチェックしておきましょう。
子どもから目を離さない
1歳の子どもはまだ1人で遊ぶことは難しく、危険なこともたくさんやります。
公園に落ちている物を口に入れようとしたり、遊具に昇ろうとして落ちそうになったりするでしょう。
ママは子どもから目を離さないようにしてください。
周りの子に迷惑かけないようにする
1歳の子どもは周りの子どもとの協調性を学んでいる最中です。
お友達のおもちゃを勝手に使ったり、お友達から奪ったりします。
子どもには悪気はないため、少しずつ周りのお友達と仲良く遊べるルールを学ばせていきましょう。
動きやすい服装で行く
子どもと一緒に公園に行く場合は、親子どちらも動きやすい服装がおススメです。
女の子はスカートよりパンツスタイルにしましょう。
オシャレ着よりも、汚れてもいいスパッツとTシャツなどラフな服装が役立ちます。
洋服には泥が付いて汚れてしまう恐れもあるため、外遊び用のプチプラ服を数枚買っておくと、ママも気負いせず遊ばせることができるでしょう。
子どもは大人より体温が高めのため、夏の服装に注意が必要です。
綿の肌着を重ねてあげると、汗をよく吸い取ります。
日差しが強い日は、帽子をかぶせて紫外線を防ぐようにしましょう。
猛暑は木陰で遊ばせる
夏の暑い日だと子どもも熱さにやられてしまう可能性があります。
気温が高い日は、午前中や午後を狙って公園に出かけると、熱中症になりにくいです。
公園に木が植えられている場所なら、木陰を選んで遊ばせてあげてください。
暑い日は適度に休ませて、水分補給も忘れないようにしましょう。
最初は数十分から慣らしてあげる
1歳の子どもの外遊びの時間は、1日1時間前後が目安です。
季節や子どもの体調に合わせて、最初は30分くらいから慣らしてもいいでしょう。
ママが「お家より外遊びのほうが楽」と感じるなら、子どもの体力を見ながら時間を伸ばすこともできます。
おもちゃに名前を書いておく
公園に砂遊びセットなどの道具を持って行くなら、名前を書いておいてください。
たまたま似たようなおもちゃを持っている子どもがいると、間違って持ち帰ってしまうことがあります。
人気キャラクターのおもちゃはかぶりやすいため、記名がおススメです。
あえて外遊びさせない考え方も
1歳の子どもがいても、あえて外遊びさせない家庭もあります。
外遊びさせないママは、感染症や日焼けのリスク、ママとの付き合いを問題に感じているようです。
感染症が心配だから遊ばせない
ママによっては、「1歳で感染症にかからせたくない」と考える方もいます。
風邪や風疹などの感染症は、菌やウイルスに触れなければ感染しません。
日焼けのリスクを考えて遊ばせない
昔と違い今はオゾン層の破壊により、紫外線のリスクが高まっています。
紫外線を浴びすぎれば皮膚がんのリスクも高くなるため、外では遊ばせないという考え方もあるようです。
周りの人に気を遣うのがわずらわしい
子どもと一緒に公園に連れて行くのは問題がなくても、周りのママとの付き合いがわずらわしくて外出しないママもいます。
近くの公園に来るママはたまたま近くに住んでいるだけで、ママと気が合う人とは限りません。
いろいろな考え方を持つママもいるため、「子ども同士の喧嘩に仲介に入らず放置している」「子ども同士のことなのに入り込み過ぎてうるさい」と感じることもあります。
外遊びは親子にとってメリットがある
外遊びをさせるメリットは、外遊びをさせないことより大きいです。
子どもの発達を考えるなら、1歳から外遊びをさせるようにしましょう。
子どもが楽しんでいる様子を見ることができる
家に引きこもっているだけだと、遊びにも限界が出てきてしまいます。
子どもは大人がわからない物や様子にも興味を持ってくれるため、外遊びをさせることで、子どもが楽しそうな様子を見ることができるでしょう。
親にとって、子どもが楽しんでくれる様子を見られることは、何よりの幸せです。
プレゴールデンエイジまでの運動能力発達に役立つ
子どもの将来の運動能力を左右するのが、プレゴールデンエイジの体験です。
プレゴールデンエイジとは3歳~8歳までの期間で、この時期にいろいろな遊びやスポーツを通して、身体能力がはぐくまれるといわれています。
1歳の子どもはまだプレゴールデンエイジではありませんが、早くから体を使って遊ばせると、神経の発達に役立ちます。
ゴールデンエイジは一生に一度だけ運動神経を発達させる時期です。
運動神経が発達している子どもは、幼少期のころから沢山体を使って遊ばせている傾向があります。
たくさんの菌に触れさせると免疫力が育つ
「外で遊ばせると風邪をひくから」という考え方がある一方で、「たくさんの感染症を経験させて免疫力を高めたい」という考え方もあります。
子どもは感染症に対する免疫を持っておらず、外に連れ出せば「毎日のように風邪をひいている」という状況になるかもしれません。
しかし、菌やウイルスに触れさせないと、免疫力は育っていかないのです。
わざと感染症にかからせる必要はありませんが、外に連れ出して自然にかかった感染症なら、子どもの免疫力を育てるために役立ちます。
怪我しながら子どもは学んでいく
子どもは何事も学んでいる最中で、怪我を経験しないと怪我に対処する力が育ちません。
親が過保護になると、子どもは怪我をした経験が少なくなります。
すると、大きくなって危険な遊びをし出したときに、大きな怪我をする可能性があるのです。
痛い経験をしたことが少ない子は、転びそうになっても手が出ない子もいます。
転んでも手が出ないため、顔から地面についてしまい、大怪我に発展することもあるようです。
小さな怪我で済む頃に体験させておいたほうが、子どものためになるでしょう。
子ども同士の人間関係を学べる
外遊びをさせると、いろいろな子どもと触れ合うことができます。
「どうやったらお友達と仲良く遊べるのか」「自分もお友達も気持ちよく遊べるのか」子どもは遊びを通して学んでいきます。
同じ世代の子どもと遊んだ機会が少ないと、幼稚園や保育園に入ったとき、周りの子に合わせることができません。
親がのんびりして周りの子どもとの触れ合いを考えないで過ごしていると、「児童館に行ったときうちの子だけ圧倒されていた」「うちの子だけボーっとして発達が遅い?」と慌てることになるのです。
早くからママ友達をつくることができる
公園に行くとママたちとの関りは、わずらわしいものだと感じるかもしれません。
しかし、早くから子ども同士の交流を深めて、近所のママとの触れ合いをしておくと、幼稚園や小学校に行ったとき役立ちます。
幼稚園や小学校はママたちとの交流が欠かせず、周りのママとの関りを極端に避けていると、孤立してしまいかねません。
「幼稚園や小学校でもママ友は要らない」と割り切れるなら大丈夫です。
しかし、ママ友を持っていると、幼稚園や学校の情報も得られるため、輪に入っておくママが多いのが現実だといえるでしょう。
まとめ:ママのペースで焦らないで大丈夫
1歳の子どもを外遊びさせないデリットより、外遊びさせるメリットのほうが高いです。
しかし、子どもが生まれた時期によっては、「暑すぎて外に行けない」「まだ寒いから外遊びは難しい」という場合もあります。
1歳になったからといって、急いで外に連れ出す必要はありません。
季節の影響で外に出せない場合は、周りの子より数ヶ月体験が遅れるだけです。
「1歳になったら外遊びしないとダメ」みたいに厳しく考えるのではなく、家庭や子どもの様子を見ながら、少しずつ外遊びができる環境を整えてみてくださいね。