電子レンジの代わりになる温め方法9選
電子レンジが何となく健康に悪い気がする。電子レンジが壊れたけど、新たに買うのも何となくもったいない。そんな風に感じたら、電子レンジを使わない生活にチャレンジするよい機会です。
でも、電子レンジがないと、温め機能を持たせた代わりの料理器具は必要となってきます。電子レンジがなくてもお惣菜、冷ごはん、お弁当が温められる代用法を紹介します。
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1・解凍は前日にやっておく
電子レンジの機能でよく使用するものといったら、解凍と温めでしょう。週末にまとめ買いして冷凍しておき、その都度解凍して使用する家庭も多いはず。そのような生活をしていると、電子レンジの解凍機能に慣れてしまって、電子レンジがないと困るということにもなります。
昔の人は食材を冷凍しても、前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移動しておき、うまく解凍していました。コツはお肉を特売日にまとめ買いしておいて、一度氷水にくぐらせておきます。するとお肉の周りに氷の膜が張り、自然解凍した際のドリップの流出を防ぐことができます。
お肉を冷凍保存する際には、お肉を1回使うごとに小分けして、それぞれをラップで包んでおきます。それをまとめてフリーザーバッグに入れておけば、冷凍庫の中もごちゃつくことがありません。
お肉は冷蔵庫のチルド室に移しておき、冷蔵庫のストックが無くなったら、冷凍庫から出しておくという方法で、ストックがなくならずいつでも使えるようになります。
2・冷凍したごはんは炊飯器に投入
たくさんごはんを食べない家庭では、炊きたてのごはんをラップに包んで、冷凍保存していると思います。ごはんの解凍はやはり電子レンジが活躍します。でも電子レンジが無い生活でも、温めることはできます。
温かい状態で食べたいときは、お皿に乗せて蒸し器で温める。炊き立ての炊飯器の中に冷凍のごはんを1つポンと放り込んで、解凍させて使用する。などのやり方があります。チャーハンに代用するなら、同じく前日までに冷凍庫から冷蔵庫に移しておきましょう。
3・オーブントースターで温める
お惣菜やお弁当を購入してきたら、オーブントースターでおかずを温めましょう。カラッとして、電子レンジで温めるより断然美味しいです。から揚げを購入してきて電子レンジだと、ぺちゃっとなって美味しくなくなります。
オーブントースターなら、ちょうどよく水分が飛んで、表面がカリッとなり食感がよくなります。網から適度に油も落ちるため、カロリーダウンも叶います。
お弁当の場合は、そのまま入れることはできないので、おかずを小分けにして何度かオーブントースターで温めます。お弁当に入っているごはんも、オーブントースターで温めることができます。
4・100均で売られているせいろ
電子レンジが無い家庭であたために重宝するのが、100均で売られているせいろです。肉まんをちょっとだけ温めるのにも良いですし、お惣菜を購入してきて温めなおしにも使うことができます。
せいろの場合はしっとりと仕上がるため、蒸し料理に向いています。冷凍の肉まんは、電子レンジで温めるより、だんぜんせいろで温め直したほうが、ふんわりとして美味しくなります。
5・凍ったまま使う
薄切り肉、ベーコン、野菜などを冷凍する場合には、できるだけ薄く広げてから、ラップに包んで冷凍保存しておきます。このようにすると冷凍庫から取り出したばかりでも、包丁ですぐに切ることができます。
寒い冬などはカチカチに凍った食材だと、少しかたいのでまな板の上にすこし出しておくと、数分程度で切れるようになります。夏でしたらまな板に出しておき、調理の準備をしている間に、ほどよく冷凍した食材は溶けています。
6・魚焼きグリルを使う
ガスコンロやIHコンロには、必ず魚焼きコンロが付いています。魚を焼くものというイメージが高いのですが、最近のものはパン、お菓子、スポンジケーキなども焼ける機能が付いていることがあります。
電子レンジもオーブントースターも無い場合、魚焼きグリルをいつも綺麗に保っておけば、温め機能としても使えて便利です。オーブントースターと比べて火力が強い場合も多いため、その場合はアルミホイルでカバーして焦げを防いでみてください。
7・流水で解凍する
イカなど魚介類は、流水で解凍して半解凍くらいになったら、包丁で調理できるようになります。流水といってもずっと水を出しっぱなしにするのではなく、ちょろちょろと出したり、ボウルに水を溜めて解凍することもできます。
8・小分けにしてから冷凍する
冷凍した食材をそのままカットせずに使いたいなら、小さくカットしてから冷凍しておきましょう。野菜は食べやすい大きさに切ってから、お肉も1口大に切ってから冷凍すると、そのまま炒め物、煮物などに使えます。
食材を買ってきたら、そのまま冷凍するのではなく、小さく切って薄く広げて冷凍し、1回分ごとを分けておけば、そのまま鍋やフランパンに投入できます。
9・フライパンで蒸す
蒸し器が無くてもフライパンで簡易的な蒸し器にすることができます。水を少し張ってから、深さのあるお皿を上に乗せます。お皿のなかに水が入らないように調節してください。ちょうどよいお皿がなければ、お皿をひっくり返してフライパンに置いてから、蒸す食材を乗せるお皿を2重に乗せましょう。
フタをしてフライパンに張った水を適度にグラグラさせて、蒸すことができます。フタにはふきんで包んでおくと、食材に水滴が垂れません。
まとめ
我が家でもかれこれ数年ほど電子レンジが無い生活をしていますが、不便に感じたことはありません。
冷凍のお肉はその都度チルド室に移して解凍、魚介類は流水解凍で乗り切っています。お惣菜やお弁当はオーブントースターで足りています。100均で買ったミニせいろもあるため、電子レンジが無くても生活できています。
電子レンジが壊れたら、電子レンジが無い生活にチャレンジしてみませんか?