塩化マグネシウムはお風呂にどのくらい?クエン酸や重曹を入れる場合の量も解説
この記事では、塩化マグネシウムをどのくらいお風呂に入れるか、量を紹介します。
塩化マグネシウムを使うとき、以下のような悩みはありませんか?
- パッケージを捨ててしまい入れる量がわからない
- 肌に影響が少ない入れる量を知りたい
たしかに、大量に塩化マグネシウムを入れると、もったいないですよね。毎日続けるものなので、コスパにもこだわって量を調節したいはず。
- 200Lのお湯に対し大さじ3杯が目安
- 商品によって目安となる量が異なる場合も
- 最初は大さじ3杯から始めるのがおすすめ
大さじ3杯の塩化マグネシウムなら、毎日お風呂に入れても消費量が少なくて済みますよ。
Contents
塩化マグネシウムをお風呂にどのくらい入れる?
引用:楽天
お風呂のお湯の量が200Lの場合、塩化マグネシウムは50g入れます。大さじ1杯は約15gなので、50gはティースプーンで大盛り3杯くらいです。
ただし、塩化マグネシウムの商品によっては、200Lのお湯に対して、100g~300gを推奨している場合もあります。詳しくは、塩化マグネシウム商品の商品パッケージをご覧くださいね。
もし、パッケージを捨ててしまい、推奨量がわからないときは、50gから始めてみるのがおすすめです。特に、肌が敏感な人の場合は、少ない量の50gから始めると安心ですね。
お風呂に塩化マグネシウムを混ぜたときの使用方法
引用:楽天
一般的に、お風呂に塩化マグネシウムを入れるのは、ミネラルのマグネシウムを経皮吸収させる目的があるためです。これ以外にもおすすめの使い方を紹介しますね。
塩素除去
塩化マグネシウムをお風呂に入れると、水道に含まれる塩素にくっつく性質があります。水道水の残留塩素を軽減できるので、肌や髪に優しいお風呂になります。
アトピーの乾燥予防
アトピー肌の人が塩化マグネシウム風呂に入ると、乾燥予防に役立ちます。マグネシウムが皮膚から吸収されるので、乾燥肌の予防におすすめです。
洗髪に使う
塩化マグネシウムを入れて塩素が軽減したお湯は、洗髪にもおすすめです。水道水の塩素を除去するフィルター付きのシャワーヘッドも売られていますが、塩化マグネシウムを入れた浴槽のお湯で髪を洗う方法もあります。
塩化マグネシウムを風呂に入れる際の注意点
引用:楽天
塩化マグネシウムをお風呂に入れるときは、風呂釜のダメージが気になりますね。塩化マグネシウムは、塩分を取り除いた「にがり」成分のことです。
追い炊きはできる?
追い炊きで注意が必要なのは、塩分が含まれている入浴剤の場合です。塩分は金属を錆びさせる可能性があるため、塩風呂に入ったときは追い炊きできません。
塩化マグネシウムに塩分は含まれていないため、追い炊きはできますよ。ただし、風呂釜によっては入浴剤の使用を禁止している場合があるので、使用説明書をよく読んだうえで、塩化マグネシウムを使ってください。
エコキュートにも使える?
エコキュートは、お湯を循環させる追い炊き機能があります。塩化マグネシウムに塩分は含まれていないため、エコキュートに使っても循環ポンプや配管を痛める心配はありません。
ただし、追い炊きと同様に、エコキュートでも入浴剤が使えない場合は注意が必要です。使用説明書に「入浴剤不可」と書かれている場合は、故障を防ぐため、塩化マグネシウムを入れないほうがいいですね。
塩化マグネシウムの保存方法に注意
引用:楽天
粉末状になった塩化マグネシウムは、湿気で固まることがあります。袋に入っている塩化マグネシウムは、袋から出して密閉容器に入れる保存方法がおすすめです。
特に、脱衣所は、浴室から出る湿気がこもりやすいので、塩化マグネシウムの保管に注意が必要です。固まっても普通に使えますが、固まったままお風呂に入れると、溶け残った塩化マグネシウムが底に沈殿する可能性があります。
犬にも使える?
マグネシウムは、犬にも必要なミネラルです。そのため、犬と一緒にお風呂に入る際にも、塩化マグネシウムを入れることができます。
家庭で飼われている犬は、飼い主が与える餌に影響されます。総合栄養食のフードを食べていれば理論上は栄養が不足しないとされていますが、ミネラルの必要量は犬によっても変わるため、犬と一緒にお風呂に入るときにも塩化マグネシウムを入れると良いですね。
ただし、人との犬とでは、塩化マグネシウムの反応が異なります。犬に使用する場合は、洗面器に少量の塩化マグネシウムを入れて入浴させると安心ですよ。
洗濯に使う場合は泡立ちにくい
お風呂に塩化マグネシウムを入れた残り湯は、洗濯に使うことができます。洗濯物への影響はありませんが、洗剤が泡立ちにくくなる可能性はあります。
塩化マグネシウムとクエン酸・重曹を混ぜるときの使い方
引用:楽天
お風呂に天然成分を入れる入浴剤には、塩化マグネシウム以外にもあります。
- マグネシウム+クエン酸で水素が発生
- マグネシウム経皮吸収と併せて皮脂汚れに重曹がおすすめ
クエン酸を反応させる
マグネシウム粒をお風呂に入れる際に、一緒にクエン酸も入れると反応します。マグネシウムとクエン酸が反応すると、水素風呂にできるためおすすめです。
ただし、マグネシウム粒とクエン酸が反応している間は、ずっと水素が発生していることになります。マグネシウム粒がどんどん小さくなってしまうので、適度なところでマグネシウム粒を取り出しましょう。
また、マグネシウム粒を長く使っていると表面が黒くなり、お湯に溶け出すマグネシウム量が少なくなります。このような際にも、クエン酸水につけて表面をピカピカにすると良いですよ。
重曹風呂にする
塩化マグネシウムは、重曹と一緒にお風呂に入れることもできます。塩化マグネシウムはミネラルのマグネシウムを経皮吸収させるためで、重曹のアルカリ性も加わると、肌の皮脂汚れが浮き上がりやすくなります。
マグネシウムと重曹を入れる場合は、マグネシウム粒を50粒くらいと、重曹は大さじ2~3杯程度です。
我が家では、Amazonで売られている安価なマグネシウム粒を購入して、目の細かい洗濯ネットに入れてから、お風呂でマグネシウム浴を楽しんでいます。
塩化マグネシウムを風呂に入れる量のまとめ
引用:楽天
塩化マグネシウムをお風呂に入れる量は、大さじ3杯程度です。一度に大量の塩化マグネシウムを入れるわけではないので、1袋買っておけばだいぶ持ちますよ。
もったいなくて大量の塩化マグネシウムを使いづらいときは、コスパの良い大容量の塩化マグネシウム商品を買ってみるのもおすすめです。
私は、重曹やクエン酸はニチガさんの商品を使っているのですが、塩化マグネシウムも同じように安価なので、コスパが良いですよ。
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