義実家の帰省に行きたくない6つの理由
「義実家に行きたくない」「どうにかして行かない方法はないの?」
お正月、お盆、法事など、年に数回は義実家に行かなければならないので、ママたちは気が重いですよね。
妻たちが義実家に行きたくないのは、他人の家で勝手が悪いにも関わらず、妻は家事を強制されるためです。手伝いが最小限であったとしても、夫の家族との付き合いは気を使うもの。
そして問題なのは、夫が妻の大変さをまったく理解していないことです。「義実家に行きたくない」と考えている女性は、なぜ自分が行きたくないのか考えながら、気が重くならない対処方法もチェックしてみましょう。
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Contents
妻たちが義実家の帰省に行きたくない理由6つ
多くのママが「義実家に行きたくない」と考えるのは、夫の実家だと必要以上に気を使う必要があるためです。夫は実家に帰ればくつろげても、妻にとって義実家は他人の家なのです。
- 手土産に気を使う
- ただ行くのがめんどうくさい
- 話しが合わず気を使う
- 家事を手伝わなければならない
- 泊まりが苦痛だから
- 居場所がない
妻が義実家に行きたくない理由は、5つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1・手土産に気を使う
まず義実家に行くときは、手土産に迷います。遠方からはるばる帰省するとなると、「住んでいる地元の名産品くらいは手土産で持って行かないと」と思ってしまいますよね。義実家が近くしょっちゅう行く間柄だと手土産は必要ないかもしれませんが。
義実家に妻が行くとなると、他人なわけなので、手土産を持って行くべきか?持たなくてもいいか?は多くのママが迷うと思います。夫は自分の家に帰るので「手土産」という感覚がなく、相談しても役に立たないのが現状・・・。
手土産の問題は、お姑さんの性格にもよります。「嫁はおとなしくしていて当たり前」「嫁は他人」と思っているお姑さんだと、手土産がないとあとでグチグチ言われる可能性が。自分がお姑さんとのやり取りで苦労してきて、「お嫁さんには気を使わせたくない」という人なら手土産がなくても問題ないと思います。
2・ただ行くのがめんどうくさい
義実家にただ行くのがめんどうくさい。あまり細かいことに気を使わないママや、義実家の対応がよければ、シンプルに行きたくないというケースもあるようです。
3・話しが合わず気を使う
義実家に行くと、何を話していいのかわからない・・・。そんなママも多いですよね。夫の昔話をすれば共通の話題があるので話しやすいのですが、自分のことはあれこれ聞かれたくない。
かといって、お姑さんとは自分の親くらい年齢が離れているので、話も合いません。いったい夫の家族と何を話せばいいのかわからず、いつも義実家では口数が少なくなってしまうママも多いと思います。
4・家事を手伝わなければならない
義実家に行きたくない理由は、「家事を手伝わなければならない」が大きな問題ですよね。夫の実家に行けば「嫁なので手伝いをしなければならない」と古い考えに囚われている家庭も少なくないからです。
だからといって嫁がでしゃばるわけにもいかず、ただお姑さんの言うとおりに働かなければなりません。そんなとき夫といえば、何もしてくれませんよね。
普段から家庭で家事を手伝っている夫なら、実家に行ってもさりげなく一緒に手伝ってくれるのでしょう。しかし実家に帰ると男性の多くは偉そうな態度になる。
男性の多くは自分の親や兄弟の前で、見栄を張りたいみたいです。妻が夫の実家で勝手がわからずオロオロしているのに「コーヒー淹れて」「〇〇作って」みたいに家事を要求してくることもあります。
義実家に行くと普段通りに家事ができないことを、夫たちはまったく理解していないようです。また義実家に行くとき妻が働いているのに、妻の実家に行ったときは夫が働いてくれるわけでもないので、妻の不満は溜まってしまいます。
5・泊まりが苦痛だから
お正月やお盆など長期休みの日に義実家に行くと、泊まりが苦痛なママも多いと思います。嫁の立場だと「自分で布団を敷くべきか?」「遅くまで寝ていていいものか」迷ってしまいますよね。
長期間の宿泊ともなれば、入浴の問題も出てきます。お姑さんが気を使って先にお風呂へ入るよう言われても、遠慮してしまいますよね。
6・居場所がない
妻たちにとって義実家はしょせん他人。自分だけ一人ぽつんと取り残されたような気になるママも多いと思います。
まだ子どもがいると、子どもが味方してくれるのでいいです。でも夫婦だけの家庭では、何回義実家に行っても気を使い、話に加われない方も多いと思います。
義実家との付き合いで考えたい解消方法
義実家に行きたくないと思う場合は、「夫に変わってもらう」または「行かない」の二択しかありません。夫が気を使えない人や、実家に帰ると気が大きくなるタイプなら頼れませんよね。
行かないのもひとつの選択
義実家に行きたくないなら、夫に「行きたくない」と言うべき。妻の多くは義実家に行くのが半強制になっていて、「行きたくない」と言えない場合も多いと思います。
それでも自分の気持ちを伝えないことには、夫はいつまでたっても気持ちを理解してくれません。男性の多くは「家族の気持ちを態度で察する」ことはできないのです。
人の表情や行動で気持ちを読み取れるのは、女性の特技です。女性は子どもを育てる能力がもともと備わっているので、何も言わなくても気がつくことができます。
男性は狩りをする生き物なので、素直に言わないとわからない。妻が義実家に行きたくないなら、素直に行きたくないと相談してみましょう。
夫に協力してもらい行けるようにする
「義実家に行かない」選択肢がないなら、夫に変わってもらうしかありません。
- 妻が義実家で働いている
- 居場所がないことを知ってもらう
- 仲介に入ることで上手くいく
義実家では妻の居心地が悪いことを知ってもらい、夫に間へ入ってもらうのです。夫が実家でくつろぎたいなら、夫も働くべき。
今の主婦は仕事を持っていて毎日働いているのに、お正月やお盆に義実家へ帰省してしまえば、妻が休まる暇はありません。
そして義実家では家事の勝手が悪いので、妻が普段通りに家事ができないことも夫にわかってもらうのです。夫も率先して家事を手伝うことで、妻はどれだけ楽になることか。
普段から家事をやらない夫でも、実家に帰ったら率先してやってもらいましょう。「嫁だから」「女性だから」というふうに性別で家事をやるのではなく、食事をする人すべてが家事を手伝えば問題は少なくなるはずです。
義実家に行きたくないときは夫に相談しよう
私もどちらかというと、義実家に行きたくないタイプ。別にお姑さんと仲が悪い、意地悪されるわけではありませんが、やはり「やりにくい家事を1人で手伝わなければならない」「夫の家族には気を使う」ため行きたくないと思ってしまいます。
妻のモヤモヤを解消するには、夫に「間に入ってよ」「気を使って欲しい」と言えればいいのですが、そうは上手くいきませんよね。男性の多くは実家では偉そうにしていたい、気をつかわず休みたいとも思うみたいなので、なかなか夫が妻にまで気が回らないのが現状のようです。
最近は妻に対しても気を使える男性が増えているので、義実家に行きたくないと考える人は減っているのかもしれませんね。それでも妻や夫の性格にも左右されやすいので、結局解消法が見つからず我慢しているママも多いと思います。
そう悩んでいるうちに、自分の子どもが大きくなり、自分もお嫁さんを迎える日が来るのでしょうね・・・。日本の「嫁だから・・」という風習はなくなりつつありますが、義実家に行きたくないと悩んでいるなら夫に話してみるのがいいです。
妻たちは「疲れたでしょ?」「ご苦労様」その一言で頑張れて、夫にわかって欲しいだけの方も多いはず。我が家の夫も変われないタイプですが、ちょっとした一言で「あれ?大変なのわかってたの?」と思う瞬間がありました。