ニットのチクチク感を解消する6つの方法!素材別の見極め方

ニットのチクチク ライフ

「冬になるとニットが温かいけど、チクチクしてだめ」
このように悩んでいる方は意外と多いようです。

 

結論からいってしまえば、ニットのチクチクは、繊維の断面が皮膚に当たっているからです。
男性のヒゲに触れるとチクチクするのに、赤ちゃんの髪の毛はふんわりします。
このように断面が太いかで変わってくるため、繊維の太さと断面をよく比較するようにしましょう。

 

このページでは、ニットのチクチクが気になる人が、冬にニットが着られる解消法をお伝えしています。
冬に温かいニットが着たい方は、チクチク感の解消法をチェックしてみてください。
最終的には、どんな素材がベストなのか?どんなニットを選べばいいかわかり、洋服選びに失敗がなくなりますよ。

チクチクしてもニットを着たい理由とは?

肌が敏感だとニットがチクチクしてしまいます。
人によっては痒くなり肌が真っ赤になるのに、なぜニットを着たいのでしょうか?

かわいいから

ふんわりしたニットの見た目は、女性が好きなデザインです。
1枚着るだけで女性らしくなるから、ニットを着たいという人も多いでしょう。

温かいから

ニットは繊維の間に空気を溜め込むため、温かいという特徴があります。
私はお手入れが大変なことやアトピー体質のため、今までニットを着ることはありませんでした。
しかし、あるときウール100%のニットを着て、薄いのにすごく温かいことに驚いたのです。

 

素材でいえばアクリルやナイロンなどの化繊よりも、ウールやカシミアなど天然繊維のほうが、保温性が高くなっています。
寒がりの人にとって、ニットは欠かせないものです。

どこが痒くなる?

ニットのチクチク
ニットのチクチクといっても、どこが痒くなるのでしょうか?

首回りがチクチク

肌が敏感な人に多いのが、首回りのチクチクです。
腕や体はそんなにチクチクしなくても、首回りはチクチクしてダメという人も多くなっています。

インナー次第では腕も

ニットの下にタンクトップや半そでのTシャツを着ると、腕もチクチクして痒くなってしまうことがあります。

どんな素材がチクチクするの?

ニットのチクチクは素材によって変わります。
繊維が太くて断面が鋭いがポイントです。

ウール全般はNGのことが多い

ウールの断面
画像出典:https://www.boken.or.jp/knowledge/fiber/post_11/
ウール100%のニットは、チクチクして着ることができないという人は多いです。
その理由は、ウールの特性にあります。
ウールは人の髪の毛と似たような構造で、毛が太ければ断面が鋭くなり、チクチクするのです。
ウールの断面は髪の毛を切ったときのように、スパッとした断面となっているため、角の部分が皮膚に当たりチクチクします。

 

さらにウールの特徴は、周りは髪の毛のうろこのようなものに覆われていて、洗濯をするとキューティクルが広がるように、スケールも広がります。
するとスケールが互いに絡み合ってしまい、縮みフェルト化してしまうのです。

太くて短い毛が刺さるから

同じウールといっても、細くて長い繊維の場合はチクチクしにくくなります。
モヘアはアンゴラヤギからつくられる繊維で、細くて長いため、ウールと比べてもチクチクしません。
ほかにもカシミアヤギからとれる「カシミア」、アルパカからとれる「アルパカ」なども細い繊維を持っているため、チクチクすることはないでしょう。

メリノウールならチクチクしにくい

ウールのなかでも「メリノ種」はウールの上級繊維で、細くて長い繊維を持っているため、肌に触れてもチクチクしにくくなっています。
繊維の太さは18~25ミクロンで、繊維が細いことで知られるウールです。
ユニクロの「エクストラファインメリノウール」も繊維が細いため、素肌に着ても問題ない方がいます。

 

アトピー体質の私も、ユニクロのエクストラファインメリノウールなら、タートルネックでも着ることができました。
ただまったく刺激がないわけではないため、少しずつストレスがかかってしまうため、素肌に直接あたるタートルネックはあえて選ぶことはありません。

英国ウールはチクチクするものも

素朴なウールの良さが出ているものでは、繊維が32~36ミクロンと太くなり、チクチクする可能性が出てきます。
手編みをするならアルパカ、カシミア、メリノこの辺りを選ぶと失敗がありません。
繊維を直接比べてみても、アルパカは繊維が細く、編み上りはくたっと仕上がります。

ウールのチクチク
左からモヘア、アルパカ、アクリルです。
モヘアやアルパカの毛は細く、肌に直接チクチクしません。
アクリルも繊維によってはチクチクしないものがあります。

アクリル、カシミア、アルパカはOKの人も

化学繊維だからチクチクする、天然繊維だからチクチクするということではありません。
あくまでも繊維の太さに左右されてしまいます。

 

アクリルは人工毛のため、毛の断面が鋭くなっていないものも多く、チクチクしないという人は多いです。
たとえばフリースもアクリルなどの化繊ですが、毛が細いためチクチクしない方も多いと思います。

細い繊維が使われているものはチクチクしない

ニットを選ぶときにはできるだけ細い毛を使っているものを選びましょう。

  • 人の髪の毛・・・70~80ミクロン
  • メリノウール・・・18~25ミクロン
  • エクストラファインメリノ・・・18.5~19.5ミクロン
  • 英国ウール・・・32~36ミクロン
  • カシミア・・・14~16ミクロン

このような違いがあります。

お値段が高い傾向がある

高級衣料ではより細い繊維を使っていることも多いため、チクチクしない商品が売られていることがあります。
エクストラファインメリノのなかでも、18.5ミクロンであれば高級品扱い、ユニクロで使う繊維の太さでは19.5ミクロン程度でしょうか。

ラメ入りニットはチクチクしやすい

ラメは繊維が太くなりやすく、チクチクしやすいニットの種類です。
化繊のニットは比較的チクチクしにくいのですが、ラメ入りだけは選ばないようにしましょう。

値段が高い安いの問題ではない

高級なブランドの衣類は、それだけ繊維の細い高価な素材を使っていることが多く、チクチクしにくくなります。
ただし、ブランド品であっても、ユニクロのエクストラファインメリノ以下の繊維もよくありますから、衣類の価格だけでチクチク感を比較することはできません。

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ニットのチクチクの対策方法6選

それでは具体的なニットのチクチク対策を紹介します。
6つの対策がありますから、好きなものを選んでみてください。

1・コットンのTシャツを下に着る

ニットチクチク
画像出典:http://kan5.sakura.ne.jp/konwa/KuramaeHandout/kohyama.pdf
肌に刺激となっているニットは、下にコットン100%の長袖Tシャツ、またはタートルネックを着ると、チクチクが和らぎます。
肌に負担がない繊維は綿や絹が一番で、繊維も細くつくられているため、肌に触れても刺激が少ないのです。

2・綿100%のニットを着る

ニットの季節には化繊やウールなどの商品を避けて、綿100%で編まれたニットを選ぶという対策もあります。
綿はウールと比べて保温性が低いため、一般的には春向けのニット商品が多いです。
冬用となると数が少なくなるため、春の時期に購入しておきましょう。

3・自分がダメな繊維を知る

人によってもチクチクしやすい繊維と、チクチクしにくい繊維があります。
ウール全般がNGで、繊維が細いアルパカやカシミアでもダメという人もいれば、アクリルのような化繊でもNGという人もいます。
ニットを何度か購入してみて、ダメだった繊維の種類を覚えておきましょう。

ニットチクチク
ニット商品のタグをみれば、チクチクしやすいかわかるようになります。
たとえばこのニットはアクリル60%、羊毛30%、モヘア10%のニットです。
首回りが非常にチクチクしてストレスになっていました。
メリノ種ではない通常のウールが使われているためで、少しでも羊毛が混合されているものは、直接肌に触れる着方はできないことが個人的にわかったニットです。

4・シャツを中に着て襟元をカバー

ニットはもともと、重ね着をして保温性を高める着方が多くなっています。
下に綿のシャツを着て、襟元を出せば、首回りがチクチクすることはありません。
ニットの下にシャツを着るなら、シャツの襟だけにアイロンをかければよく、お手入れも楽です。

5・柔軟剤を使って柔らかくする

柔軟剤を使うと多少ふんわりする効果が得られます。
ただし、ウールの繊維の断面が当たらなくなるわけではないため、根本的な解消法にはなっていないのです。

6・裏地がフリースのマフラーを選ぶ

マフラーのように首元に付けるニットでは、裏側にフリース生地が使われているものを選びましょう。
最近のスヌードは、表がアクリルやウールのニット地で、裏側がふわふわのフリースが使われているものが増えているようです。

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まとめ

私もアトピー体質でニットは苦手です。
ウール100%のニットは温かいけど、チクチクしやすいため避けるようにしています。
あえてウールのニットを選ぶ場合は、必ず下に綿のインナーを着るようにして対処していますね。
・保温性重視→ウール100%
・チクチクしない→化繊
個人的にはこのように使い分けています。
化繊はお手入れしやすいのも魅力ですから、好みのデザインのものがあったら選んでみてください。

 

お店で肌に当ててもチクチク度合いはわかりにくいことも多いため、必ず試着してどのくらい刺激が強いのか確かめましょう。

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