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2歳の子供の夜泣きが急に原因9つ!

 2018/11/03 妊娠・子育て
この記事は約 11 分で読めます。 218 Views
2歳の夜泣き

「今までは大丈夫だったのに、2歳になって急に夜泣きするようになったのはなぜ?」激しく泣かれる状況だと、ママもイライラしてしまいますよね。

急に夜泣きが始まった子供の原因を9つまとめてみました。

対策法も解説していますので、参考にしてみてください。
あまりにも子どもの夜泣きが酷いなら、ほかの知識も得ておきましょう。

夜泣きの原因や対処法を見つけて、ママも子どももぐっすり寝てみませんか?

2歳の子供が夜泣きをする症状

2歳の子どもの夜泣き

暴れて手が付けられない

2歳の夜泣きは、昼間の生活から影響を受けて、ひどく興奮してしまうことがあります。

激しく暴れる様子があっても、頭に異常があるわけではありません。2歳特有の症状のため、ママは様子を見ながら見守ってあげてください。

暴れる、のけぞるなど手が付けられなくなる理由は、2歳の子どもの記憶力や情緒の発達があるためです。

日中の記憶を引き出すことができるようになり、夜中に突然泣き出します。大人でも昼間に普段と違う生活だと、眠りが浅くなりその様子が夢に出てくることもありますよね?

泣きわめく

日中の出来事は、「ママに叱られた」「不満を解消できなかった」ということもあります。ママに怒られた怖い記憶が深く脳に刻まれ、「怖かった」という記憶が呼び覚まされ、夢になって出てきてしまうのです。

2歳といえばイヤイヤ期ですから、子どもの訴えが叶わず不満が残ることもあります。すると脳が休まらない状態となり、興奮したままとなり泣き出すのです。

抱っこしても直らない

2歳の夜泣きは激しく泣くのが特徴です。

1歳までに夜泣きをしてもママが抱っこすれば直ったのに、2歳になると直りません。それだけ子どもの感情が豊かになったという証拠なのでしょう。

夜泣きの原因9つ

夜泣きの原因

1・昼間興奮したことがきっかけに

昼間に嫌なことを経験した、知らない場所に行って興奮したなどのきっかけで夜泣きははじまります。

長期間夜泣きが続かないようなら、様子を見ても大丈夫です。その場合はたまたま興奮しただけで、その記憶を夜まで引きずってしまったのでしょう。

2・脳の整理をするため混乱している

子どもにとっても大人にとっても、寝ている時間は脳の情報を整理しています。

人は毎日たくさんの情報を得ているため、その情報が記憶されたままだと頭がパンクしてしまうでしょう。そのため、必要なものと不要なものとを寝ているうちに整理します。

脳の情報を整理している時間帯は、夢を見ているレム睡眠のときです。

情報の整理は記憶とも結びついていて、「よく寝る子は頭もいい」といったりします。受験勉強の際には徹夜するより、一度寝たほうが記憶は定着しているのです。

小さな子どもはまだ脳の情報整理が上手くなく、ときには興奮して泣き出してしまいます。成長とともに脳も発達していくため、夜泣きは一時的なものです。

3・怖い夢と現実の区別がつかない

2歳の子どもにとって、怖い夢と現実の区別がつきません。見ている本人には夢はとてもリアルで、起きてはじめて夢だと気が付くでしょう。

しかし、2歳の子どもは目が覚めても「怖い」という思いが残り、現実と区別がつかないのです。夜泣きする前の様子を見てみて、「眼がぴくぴく動いていた」という場合は、夢の影響を受けた可能性があるでしょう。

4・生活習慣が乱れている

生活習慣の乱れも、子どもの夜泣きの原因だと考えられています。

夜遅くまで起きていると体のリス無が乱れ、深い眠りにつけないのでしょう。
日中は体が緊張した状態が働いていますが、寝るときはリラックスした状態に切り替わるのが普通です。

パパやママが夜遅くまで起きていると、子どももつられて起きてしまいます。

子どもを寝かしつけるのは面倒ではありますが、子どもだけ早く寝かす習慣をつけましょう。入浴のタイミングを利用すると、体温が下がったときに眠りにつきやすいはずです。

5・保育園に行くようになってから

新しい環境に変わると、それが強い刺激となり夜泣きの原因となります。

保育園に通い出したころから夜泣きが始まったのなら、もう少し様子をみましょう。子どもによっても違うと思いますが、早ければ数日、遅くても1ヶ月くらいで新しい環境に慣れてくるはずです。

6・ママの不安が知らないうちに伝わっている

ママが知らないうちに不安を感じているのではないでしょうか?

例えば妊娠中の場合、ママ自身気が付いていない不安を持っている可能性があります。赤ちゃんが生まれるママの不安、上の子は大丈夫なのかという不安などです。

ほかにも夫や家族から受けているストレスがもとでママがイライラしていると、子どもも何となく雰囲気で異常を察知することがあるようです。ママの気持ちの変化に敏感な子ほど、感じ取るともいわれています。

それもそのはず、ママとは1年近くへその緒で繋がっていたのですから。スピリチュアルな面では、ママと赤ちゃんは生後数年間は魂が繋がっているそうです。

7・ママが妊娠中で赤ちゃん返りをしている

ママが妊娠中の場合は、子ども自身が赤ちゃん返りしているという理由も考えられます。

妊娠中にママは子どもに「もうすぐ赤ちゃんが生まれるよ」「お兄ちゃんやお姉ちゃんになるよ」と伝えているはずです。ママの言葉が子どもにとってプレッシャーになり、「ママにもっと甘えたい」という気持ちが出てきているのかもしれません。

2歳といえばまだママに甘えたい時期です。赤ちゃんが生まれてきても、お兄ちゃんやお姉ちゃんになるのはもう少し先なのでしょう。

8・どこかが不快

2歳の子どもは言葉を離せますが、どこかが不快なことをママに上手く伝えられません。
感覚自体がわからず、ただ泣くことしかできないかもしれないのです。

ひとつずつチェックして、子どもの体に異常がないか確認しましょう。
問題がない場合は、成長痛を疑う必要があります。

最近の研究では、赤ちゃんの夜泣きの原因はお腹の痛みであるという報告もあります。

激しい夜泣きの原因は乳児期の腸内細菌のバランス形成不全による乳児疝痛(激しい腹痛)が原因であることを突きとめ、その対策として母乳由来で初乳に含まれて乳児が摂取する乳酸菌「L.ロイテリ菌」を赤ちゃんに一定量与えることで、それまで1日平均3時間以上泣いていた乳児の夜泣きが、95%以上のケースで1日平均50分以下にまで減少することを発見しました
出典:https://www.atpress.ne.jp/news/57456

9・体力が余っている

体力が余っていることと夜泣きは直接的な関係性はないのでしょう。しかし、昼間に遊び足りないとぐっすりと眠ることができません。

先輩ママが試して効果があった対策

夜泣き対策

電気を付けてしっかり目を覚ます

夢を見て混乱しているようなら、一度電気を付けて目を覚まさせましょう。寝ぼけたままで泣いている可能性があります。

夜中に大泣きしたらそのまま寝かしつけようとするのではなく、目を覚まして「大丈夫だよ、怖いものはここにはないよ」と言いましょう。しだいに子どもも混乱がなくなっていきます。

無理に子どもを1人で寝かせない

ママが妊娠してもうすぐ赤ちゃんが生まれるとき、上の子に自立心を持ってほしいと考え、一人で寝かせていないでしょうか?

2歳といえばまだパパやママと一緒に寝る年齢です。まだ一人で寝られる年ではないため、無理に子供部屋をつくって寝かせないようにしましょう。

もしかしたらママは「赤ちゃんの授乳や夜泣きで、上の子が寝られなくなるのでは?」と心配したのかもしれません。

子どもが成長すれば、自分で部屋を欲しがるはずです。それまでは親子で川の字になって寝ることをおすすめします。

規則正しい生活リズムにする

夜に興奮して寝られない様子があるなら、規則正しい生活が役に立つかもしれません。

夜は子どもにご飯を食べさせ、後片付けしたらお風呂に入れなければならず、ママはとても大変です。しかし、親と一緒にいつまでも起こしていると、体内時計が狂ってしまうため注意しましょう。

2歳の子どもには1日12~14時間の睡眠が必要だといわれています。朝7時に起きることを考えたら、夜20時までに布団に入る必要があります。

20時は無理という場合でも、21時までに寝かせるようにしてあげてください。

昼間ぎゅっと抱きしめて甘えさせる

子どもも日々小さなストレスを感じていて、ママに抱きしめられることで安心します。ママに怒られて怖かった、大好きなママをイジメる家庭環境なども考えられます。

周りの変化に敏感な子ほど、ストレスを感じているようです。子どもが不安で夜泣きしているようなら、昼間しっかり甘えさせてあげましょう。

オルゴールを聞かせてみる

2歳の夜泣きは激しく泣くことがあるため、オルゴールを聞かせたというママもいるようです。

ママの声は耳に入らなくても、音でリラックスできるかもしれません。子どもも安眠にいいといわれるオルゴールを入手してみてはどうでしょうか。

夜のドライブや散歩に出かける

夜泣きしたらしっかり目を覚まさせるため、ドライブや散歩に出かけるママもいます。

車に乗れないママは、自転車に子どもを乗せての散歩がいいかもしれません。外に出ることで子どもは目を覚まし、ゆらゆら揺れる動きで眠くなってくるようです。

昼間たっぷり遊ばせ疲れさせる

2歳の夜泣き対策として、一番おススメの方法です。夜泣きできないほど昼間疲れさせて、朝までぐっすり寝てもらう作戦です。

体力が余っていると夜の眠りが浅くなり、たくさんの夢を見ます。昼間疲れて眠ったときは深い眠りとなり、朝方になるまで目覚めることは少なくなるでしょう。

2歳の子どもにとって、ママと買い物に行く程度の運動量では足りません。公園での遊びも1日1~2時間では遊び足りないのかもしれません。

「外で遊んだときの刺激が夜泣きの原因になるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、そうはなりません。たくさん外に連れ出し、体を使って遊ばせてみましょう。

ネントレするなら下記の記事がおススメです。

ママがイライラしないことも重要

夜泣き対策

寝られなくてイライラしているのは子どもも一緒

2歳の子どもが急に夜泣きをすると、当然ママもイライラします。「なんで寝てくれないの?私も疲れているのに・・・」こうやってママは無理やり子どもを寝かしつけようとして、さらにイライラします。

ママがイライラしている気持ちは子どもにも伝わっているようで、「もう諦めてとことんお付き合いしよう」と割り切ったとたん、子どもの夜泣きがなくなるケースもあるようです。

一生続くものではないと割り切ることも必要

子どもの夜泣きは2歳くらいまでだといわれています。

例外もあって10歳くらいまで夜泣きが続く子もいるようですが、それでも一生続くわけではありません。子どもと過ごす期間に比べれば、ほんのひと時です。

どうしても子どもの夜泣きが耐えられなくなったら、ママは子どもと離れてリフレッシュしてみてはどうでしょうか。両親の家にお泊りさせて離れると、子どものことが恋しくなるはずです。

こんなときは専門家や病院に相談

夜驚症

激しく泣いたことを本人は覚えていない

本人が覚えていない様子なら、夜驚症かもしれません。
激しい夜泣きがあったとしても病院を受診する必要はありませんが、専門家に相談することでママの不安が解消されるようならおススメします。

痛がる様子がある

不定期に夜泣きするようなら、どこか痛いか確認しましょう。毎日夜泣きする場合でも、成長痛で泣いているだけなのかもしれません。

成長痛は足をさすったり温めたりすると痛みが和らぐことがあります。長時間痛みを訴えないようなら、家庭の対処で問題はないでしょう。

夜泣きの相談先

子どもの夜泣きでママが参っている場合や、不安が解消されない場合は、専門家に見てもらうことで解消できるかもしれません。相談先は多数ありますので、行きやすい場所を選んでみましょう。

  1. 小児神経内科
  2. 保健所
  3. 小児科

どの病院を受診していいのかわからない場合は、市町村役場にある保健所に相談できます。詳しい状況を伝えると、適切な場所を紹介してくれます。

サプリやお茶で夜泣き対策

夜泣き対策

樋屋奇応丸

昔から市販されている医薬品です。生薬で構成されているもので、江戸時代から子どもの夜泣き対策として使われました。

粒の大きさはわずか1.5mmのため、赤ちゃんでも飲ませられます。生薬の臭いや味を嫌がる子どものための、糖衣タイプもあります。

カモミールティー

ハーブティーをよく利用するヨーロッパ治療では、睡眠障害にカモミールティーをよく使います。

カモミールティーに使われているのは、ジャーマンカモミールです。踏むとリンゴのような爽やかな香りがする花で、白い小花が咲きます。

ハーブティー自体はカフェインが含まれておらず、赤ちゃんでも飲ませられます。2歳の子どもに飲ませる場合は、無農薬で育てたオーガニック素材がおススメです。

子どもが飲みにくいと感じる場合は、ミルクやオリゴ糖を足すと飲みやすくなります。ホットミルクに混ぜてあげれば、体も温まりほっとしやすいでしょう。

まとめ:繊細で優しいのはその子の魅力

2歳から急に夜泣きがはじまると、ママも大変ですよね。

夜泣きをするということは、周りのことをよく気が付く繊細で優しい子なのでしょう。ぜひその子の個性を伸ばしてあげてください。

夜泣き対策としておススメなのは、昼間たっぷり体を使って遊ばせ、体を疲れさせ心のストレスも解消させてあげることです。

外に出れば心の安定に必要なホルモンも、睡眠に必要なホルモンも分泌しやすいです。冬は太陽光を浴びられずホルモン分泌が下がりやすいため、注意してあげてみてください。

2歳の子どもがいる家庭は、下記の記事もおススメです。

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