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里帰りしない出産で注意したいこと4選

子育て
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里帰りしない出産

「実家が遠いため里帰りしないで出産したい」
「母と気が合わないので里帰りしたくない・・・」
里帰り出産を希望すると決めても、産後の生活ではたくさんの不安がありますよね。

育児や家事の不安がある方でも、工夫をすれば里帰りしない出産を乗り切ることは可能です。

今回は、里帰り出産をしない人向けに、注意点4つを紹介します。育児や家事で工夫しながら、夫婦だけで上手く乗り切ってみましょう。

里帰りしない出産で注意したいこと4選

里帰りしない出産
里帰りしない出産を決めたら、事前の準備から、産後に心がけておきたいことがあります。夫の協力も必須となってくるので、夫婦2人でよく話し合うようにしてください。

1・事前に準備しておくこと

ママは入院する前に、陣痛がきたときのことと、産後のサポートサービスの利用を考えておきましょう。民間企業でも、産前産後に頼りになるサービスがあります。

陣痛タクシーの予約

里帰り出産をしない場合は、自宅でお産が始まるのを待つことになります。1人で自宅にいるときに陣痛が来る可能性があるので、「陣痛タクシー」を予約しておきましょう。

陣痛タクシーとは、助産師による講習を受けたドライバーが対応するタクシーサービスのことです。事前に登録することで、陣痛時にお迎えの住所や病院名などを言わなくてもよくなります。

タクシー内で破水してもよいように、防水シートを完備しています。万が一シートを汚してしまったときも清掃料がかからないので、安心して利用できるのでおすすめです。

産褥ヘルパーの予約

産後はママの体が万全ではないので、家事をお手伝いしてくれる人が必要です。夫のお手伝いが見込めないときは、自治体や民間の訪問サービスを使う必要があります。

自治体でお手伝いができる場合は、費用の負担が軽くて済みます。シルバー人材センターに登録している高齢の方が、自宅まで来て家事のお手伝いをしてくれます。

民間の企業でも、産褥期の訪問サービスが提供されていることがあります。業者に掃除等のお手伝いを依頼する場合は、自治体と比べて費用が高くなるので、事前に費用を確認しておいてください。

2・簡単な食事を作れるようにしておく

産後直ぐは「水に触れないほうがいい」ともいわれています。洗い物や調理も避けたほうがよいので、しばらくはママが料理をすることはできません。だからこそ次のような食事の工夫をしましょう。

ネットスーパーや生協の活用

産後直ぐは食材の買い出しに行けないので、宅配サービスを利用する方法があります。ネットスーパーや生協の宅配サービスを利用すれば、自宅に居ながら食材を届けてもらえます。

宅配弁当の利用

産後は料理もできないので、宅配弁当を活用しましょう。生協でも毎日日替わりメニューとご飯がセットになったお弁当を宅配してくれるサービスがあります。

宅配弁当のサービスは高齢者向け以外にも、忙しいママ向けサービスも提供されています。栄養士によるカロリーや栄養管理がされているものが多いので、産褥期のママの健康管理もしやすいです。

まとめて冷凍してレンジでチンのみ

毎日の食費をできるだけ節約したいなら、ママが入院する前に料理をまとめて作り、冷凍しておく方法もあります。大量にご飯をたいてラップで包んだり、タッパーに食材を詰めて冷凍したりしましょう。

ママが退院した後は、冷凍庫から調理済みのものを取り出し、レンジでチンするだけで済みます。夕食は夫にお弁当を買ってきてもらう場合でも、ママのお昼ご飯が必要なので、冷凍食品で乗り切るのがおすすめです。

3・家事は家電のサポートを得る

今は便利な家電製品が多数あるので、産前に購入しておくのも手です。家事を楽にしてくれる家電製品が1台あれば、夫の負担も軽くなっていいですよね。

お掃除ロボットの活用

毎日出勤する必要がある夫は、毎日掃除機をかける余裕がないことが多いです。そんなときにお掃除ロボットがあれば、室内を清潔に保つことができます。

最近はお掃除ロボットも2万円代から売られるようになりました。お掃除ロボットで有名なルンバも、3万円しない価格で購入が可能です。

赤ちゃんが生まれればずっと家事や育児が大変になるので、ママへのご褒美として買うのもいいかもしれませんね。

自動調理器具の活用

産後の食生活で毎日温かいものが食べたいと思うなら、自動調理器具の活用がおすすめです。自動調理器具とは、ヘルシオ・スロークロッカー・ワンダーシェフなどの調理器具のことです。

本体は圧力なべや無水鍋がベースになっているので、食材を入れてスイッチを入れるだけで、料理が完成します。火加減を調理器具が自動的に調節してくれるので、ママは料理ができあがるのを待つだけです。

食器洗い機の活用

産後はできるだけママが洗いものをしないほうがいいので、食器洗い機が役立ちます。食器洗い機の安いものでは、3万円前後からのラインナップです。

家庭に食器洗い機があれば、簡単に汚れを落とした食器を中に入れて、洗剤をセットしたらスイッチを押すだけです。乾燥までしてくれるので、清潔な食器を使うことができます。

食器洗い機を買うまでもないと考える方は、食べたら捨てられるお弁当の活用がおすすめです。ゴミ捨て程度ならパパも朝にできるので、頼みやすいでしょう。

4・ワンオペにならないよう注意する

里帰り出産をしないのはその人の自由ですが、注意したいのがワンオペになるリスクです。産後に何でもママが1人でやろうとすればするほど、夫の協力が得られなくなります。

ワンオペとは、育児から家事まですべてをこなすことです。妻が何でもやることに慣れてしまえば、最終的には収入までも妻に頼るケースもあります。

夫には買い物を担当してもらう

産後しばらくはママは外出できないので、買い物は夫に頼みましょう。会社から帰宅するときにお弁当を買ってきてもらうと、ママも食事作りが楽になります。

出産後は、粉ミルクやオムツなどのベビー用品も必要なので、足りなくなったらお願いするようにしてください。

赤ちゃんの沐浴は夫担当がおすすめ

家事や育児が苦手なパパでも、沐浴くらいはできるはずです。沐浴は意外と力仕事のため、男性にやってもらったほうがママも楽になります。

産後はできるだけ夫に早く帰宅してもらって、赤ちゃんの入浴をやってもらいましょう。赤ちゃんを夜遅くに入浴させると目が冴えてしまうので、夫が早く帰宅できるなら担当してもらうのがおすすめです。

便利な紙オムツやミルクも活用する

育児にこだわろうとすれば「布オムツ」「完全母乳」にしようと考える方もいるでしょう。

布オムツは洗濯の手間がかかるので、産後の一時的な時期だけでも楽な紙オムツの利用がおすすめです。完全母乳育児もこだわりすぎず、粉ミルクも使うようにすると、ママの負担が軽くなります。

布オムツや完全母乳育児は、ママの体が回復してからでも遅くはありません。それに、紙おむつや粉ミルクなら、パパにも育児をお願いできるメリットがあります。

里帰りしない出産のメリット

里帰りしない出産
里帰り出産は、夫婦にとってメリットがあります。夫婦だけだと育児や家事が大変ではありますが、それ以上の経験が得られる家庭も少なくありません。

夫が親としての自覚を持ちやすい

里帰りしない出産は、子どもが生まれた直後から夫が育児に参加できるメリットがあります。最初から育児に参加している夫は、その後も育児に参加する傾向が高いようです。

そう考えると2人で育児を楽しみたいと考えている方は、里帰り出産をしないほうがいいかもしれませんね。夫も育児に参加することで、子どものことを可愛いと思ってくれますよ。

大変な時期を知っているので夫が協力してくれる

育児で大変なのは、やはり生まれた直後ではないでしょうか。数時間ごとの授乳やおむつ替え、ぐずったときの対応などもあるので、ママは大変です。

里帰り出産をしなければ夫も子育てをしなければならないので、夫が育児の大変さを身に染みてわかってくれるメリットがあります。実家に帰って両親にお任せだと、夫は生後まもなくの育児の大変さがわかりにくいのです。

夫にも育児の大変さを実感してもらえば、その後の育児や家事も協力的になれる可能性が高まります。夫婦2人で乗り切れば、喜びも大きいものです。

里帰りしない出産のデメリット

里帰りしない出産
里帰り出産はメリットがある一方で、辛いことも多くあります。夫婦2人で乗り切る覚悟ができていても、実際に体験すると大変だったという人も多いのです。

育児のことでわからなくても聞けない

初めての出産で里帰り出産をしないと、育児のことで不安やわからないことが出てきます。周りに育児のことを聞く人もいないので、ママの精神的苦痛が考えられます。

里帰り出産をしないのが向いているのは、出産や育児経験がある方、育児書で育児の勉強をしている方、わからないことを聞ける人が周りにいる環境の方です。

無理してしまい体調を崩す人も

日本では、産褥期に体を休ませる考え方があります。産後に無理をすると、後々体に響いてしまうと考えているためです。

そのため、産後は1ヶ月間は実家で体を休ませるのが一般的です。その間は育児だけに専念して、家事は一切やらず、そのほかの時間帯はゆったりと過ごします。

しかし、里帰り出産をしなければ、育児から家事すべてを自分だけでやらなければなりません。とくに帝王切開だった方は回復も遅くなるので、里帰り出産しないと体に負担をかけてしまう恐れがあります。

人によっては、産後に育児や家事を頑張り過ぎて、体調を崩す人もいるようです。産後は睡眠時間も削られがちなので、体調を崩す人も少なくありません。

そもそも海外には里帰り出産はない

里帰りしない出産
出産したら実家に里帰りする風習があるのは、日本独自のものです。海外では産後に1週間もしないで病院から退院して、すぐに家事や育児をする国も多いようです。

海外で産後すぐに退院するのは、夫のサポートが当たり前だからです。

日本でも夫が家事や育児に参加する家庭も増えていますが、やはり妻がメインのケースが多くなっています。だからこそ、実家でママと赤ちゃんのお世話をする必要があるのです。

海外のように「育児は夫婦2人でやるもの」という考え方があるなら、里帰り出産をしなくても乗り切ることはできるでしょう。

里帰りしない出産で注意したいことのまとめ

里帰りしない出産でも、実家のお母さんが手伝いに来ることができるならお願いしてみましょう。産後ずっと実家にいるのを避けたい方でも、ときどき実の両親や義理の両親が来てくれれば、ママも育児や家事が楽になります。

完全にどちらの両親にも頼れない、頼らないと決めた場合は、夫婦2人で工夫してみてください。産後はママが完璧を求めず、多少目をつぶるくらいがちょうどいいです。

「掃除をしなくても死にはしない」「短期間だけお弁当続きでも体を壊すわけではない」と割り切ってみてはどうでしょうか。夫にも理解が得られるよう、事前に話し合っておいてくださいね。

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