通知表の家庭からのコメントは何て書く?保護者欄の書き方

通知表の保護者欄はハンコを押すだけという場合もありますが、小学生だと家庭からのコメント欄が設けられていることがあります。
そんなとき「何を書いたらいいの?」と迷っていませんか?
通知表の家庭からのコメント欄の書き方と注意点をまとめてみました。
コメントをもらう先生の立場に立って考えてみましょう。
Contents
通知表の家庭からのコメントの書き方
先生からのコメント欄に比べて、家庭からのコメント欄は小さめです。
スペースの大きさに合わせて、次のような内容の言葉を書くといいですね。
家庭の子どもの様子を書く
通知表のコメント欄は、先生と家庭と情報を共有する部分です。
小学校に入ったばかりで先生が子どもの特徴を理解していない場合は、家庭の子どもの様子をコメントに書く方法がおすすめです。
- お手伝いをするようになりました
- 最近ペットを飼って可愛がっているようです
- 毎日外で真っ黒になるくらい遊んでいます
- 家でお絵描きをするのが好きです
先生は子どもの家庭の様子はわからないもの。
家庭でどのように過ごしているのかわかると、先生と子どものコミュニケーションのきっかけとなります!
先生からのコメントに返事を書く
通知表には、先生からのコメントが書かれているので、その返事でもOKです。
先生「きちんと座れるように注意しましょう」
家庭「家庭でも座る練習をしたいと思います」
先生「夏休みの生活はどうでしたか?」
家庭「苦手な科目を頑張って勉強していました」
家庭「ラジオ体操に毎日出かけていました」
先生からは1学期なかで子どもに注意してほしいことが書かれているはず。
家庭からは、どのように見直したいのか、次の学期からはどう注意したいのかコメントするといいですね。
また、先生によっては次のようなコメントが来る場合があります。
- 落ち着きがない
- 大人しい
- いたずら好き
- 真面目
- 遅刻が多い
- 出席日数が足りない
先生から見た子どもの印象が書かれているため参考にしましょう。
学校生活で子どもに問題があるコメントがあるなら、先生は家庭でもよく指導して欲しいと感じているため、それに対するコメントがおすすめです。
気になることがなければ空白でもOK
通知表の家庭からのコメント欄は、書かなくても大丈夫です。
先生からのコメントの返事がないとき、家庭から先生への要望がなければ空欄でもOK。
学校生活では懇談会で先生と話す機会があるはずです。
個人懇談で直接先生に相談することもできるため、あえて通知表のコメント欄を使わなくてもいいでしょう。
親からのコメント欄があるからといって、必ずしも書く必要はありません。
先生にとくに注意してほしいことを書く
通知表の先生からのコメントは、先生から家庭へ注意したいことが書かれています。
一方で家庭からのコメント欄は、家庭から先生に注意して欲しいことを書くといいでしょう。
- 勉強でわからないところがある
- 勉強で遅れている教科がある
小学生のように担任の先生が全教科を担当する場合では、子どもが苦手としている教科や遅れている部分を書くと、先生は授業の参考になるはず。
迷ったらお礼の一言でもOK
通知表に家庭からの一言欄があると、「何か書かないといけない」と脅迫観念に迫られてしまうかもしれません。
何を書くか迷ったら、「ありがとうございました」というお礼の一言でもOKです。
また、先生にお礼を言うことがなければ、「大変お世話になりました」や「次の学期もよろしくお願いします」という一言もおすすめです。
通知表の家庭からのコメントで注意したいこと
小学生だと、通知表に家庭からのコメント欄を設けることがあるので、保護者は張り切って書いてしまうかもしれません。
学校の生活は基本的に先生に任せるようにして、保護者からの要望が多くなりすぎないように注意したいですね。
先生は読むのが大変なので長文を避ける
通知表の家庭からのコメント欄は、かなり小さいスペースとなっているはず。
小さいのは意味があるため、無理やり文字を小さくして文章を詰め込み過ぎないよう注意しましょう。
先生は何人もの生徒を相手にしているので、全部読むのは大変です。
長文になりそうになったら、箇条書きで伝えたいことを書く方法がおすすめ。
だらだらと文章を書いても、先生はどこを重視したらいいのかわかりません。
それよりも、短文で先生に伝えたい内容だけ書きたいですね。
先生への個人的な質問はしない
通知表のコメント欄は、子どもに対する共有欄です。
先生への質問コーナーではないので、書くことがないからといって先生へ個人的な質問をするのは避けてください。
- なぜ先生になったのですか?
- 結婚はしているのですか?
- どこに住んでいるのですか?
このような質問をされても、通知表で答えようがありませんよね。
先生にもプライバシーがあるので、どうしても聞きたいことがあるなら懇談会で尋ねるのがベターです。
先生がコメントに困る内容は書かない
子どもの勉強や学校生活とは関係ないことは、通知表に書かないようにします。
関係ないコメントばかりする保護者は、先生も関わりたいとは思いませんよね。
まともな親であれば、先生への要望をしっかり伝え、短文で済ませるものです。
通知表の家庭からのコメント欄は子どもも読むところ
学校からもらう通知表は、学期ごとに先生がコメントを書いて渡してくれます。
次の学期に向けて家庭からコメントをして学校に返すことになるため、次の学期でもらった通知表には親からのコメントもある状態です。
家庭からのコメント欄は、子どもも見る場所です。
子どもの悪口やネガティブな発言ばかりだったら、子どもはがっかりしてしまいますよね。
通知表にある家庭からのコメント欄は、子どもの良い部分を褒める書き方がおすすめ。
家庭で頑張っていること、成長したこと、興味を持っていることなどを書くと、子どもが見ても前向きな気持ちになりますよ。
通知表の家庭からのコメントは考えすぎなくてOK
通知表に家庭からのコメント欄があると、誰でも何を書いたらいいか迷いますよね。
迷ったら、「一言でも大丈夫」と気軽に考えましょう。
私も、子どもの通知表に親からコメントするのが苦手でした。
いつも一言だけを返す書き方で、とくに問題はなかったですよ。
通知表の家庭からのコメントで迷ったら、紹介した書き方を参考にしてみてくださいね!