ちらし寿司は冷凍OK!保存のコツとおいしく食べる方法
「ちらし寿司が余ってしまった」
「冷凍保存はできる?」
余ったちらし寿司は捨てたくないですよね…。
この記事では、なぜちらし寿司は冷凍できるのかの理由と、冷凍したちらし寿司を美味しく食べる方法をまとめたので、気になる人は参考にしてみてくださいね。
Contents
ちらし寿司は冷凍OKの理由
まずは、ちらし寿司はなぜ冷凍しても大丈夫なのか、その理由からです。
冷凍に向かない野菜も味付けしてあるから
ちらし寿司は、たけのこのように冷凍するとスカスカになる野菜も含まれています。
茹でただけのたけのこを冷凍すると、
- 筋っぽくなる
- スカスカになる
このような失敗は少なくありません。
冷凍して解凍すると食感が落ちてしまうのは、水分が抜けてしまうから。
だし汁につけて味付けしてからたけのこを冷凍すると、失敗がありませんよ。
また、小さくカットしてからたけのこを冷凍すれば、解凍で筋っぽくなることもありません。
だから、ちらし寿司のもとを混ぜ込んだご飯は、冷凍OKなのです。
ご飯自体も冷凍して食べることができると、以前の記事で紹介したので合わせて参考にしてくださいね。
サーモンなどの生魚も冷凍できるから
ちらし寿司には、サーモンなどの生魚を乗せることがあります。
「再冷凍するとサーモンはまずくなるのでは?」と心配になりますが、コツさえつかめば再冷凍しても味は落ちません。
ちらし寿司の冷凍方法
次は、ちらし寿司を冷凍保存する方法です。
ステップに進んで作業を進めていけば、ちらし寿司も美味しく冷凍できますよ。
生ものは別に冷凍する
まずは、ちらし寿司のご飯の部分と生魚を分けます。
取り分けたサーモンは、キッチンペーパーで水分をよく拭き取りましょう。
ラップでサーモンを包み、空気が入らないようにします。
その上からアルミホイルで包んで、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存が可能です!
また、サーモンは漬けにしてから冷凍することもできます。
醤油・酒・みりんを2:1:1の割合で混ぜ合わせ、サーモンを漬けにして汁ごと保存袋に入れて冷凍しましょう。
冷凍焼けを防ぐため、同じくアルミホイルで包むことを忘れないように。
また、空気に触れると味が落ちやすいので、密封するよう注意してくださいね。
ラップに包んで密封して冷凍
ちらし寿司のご飯の部分は、茶碗1杯分くらいに分けてから冷凍します。
小分けにするのは、大きな塊だと中まで均等に凍りにくくなるから。
ラップを広げ、その上にちらし寿司のご飯を乗せましょう。
四方からご飯を包み込むように密着させ空気を抜くようにします。
ラップで包んだご飯は、均等に冷凍できるように平らに。
アルミトレーの上に乗せてから冷凍する、またはラップの上からアルミホイルで包むと、早く凍りますよ。
急速冷凍することで、解凍して食べても美味しくなります。
冷凍したちらし寿司をおいしく食べる方法
冷凍したちらし寿司のご飯は、凍ったままレンジでチンして温め直します。
また、冷凍したサーモンは冷蔵庫に移し、6~12時間くらいかけてゆっくり自然解凍しましょう。
サーモンを解凍する時間がないときは、ボウルに凍ったサーモンを入れて流水解凍を。
チョロチョロと水を流して解凍すると、1~3時間程度で溶けますよ。
いなり寿司にリメイク
小分けして冷凍したちらし寿司は、いなり寿司の中身にリメイクするのがおすすめ。
サーモンを上に乗せることで、華やかないなり寿司になります。
いなり寿司にリメイクする方法は、ママのランチにもいいですね。
また、子どもが休み中のお昼ご飯にすると、短時間で作れて便利です!
海苔巻にリメイク
調理する時間があるときは、海苔巻きにリメイクする方法もおすすめ。
広げた海苔に温めたちらし寿司のご飯を乗せ、中心に解凍したサーモンをのせて巻きます。
普段ではちらし寿司を海苔巻きにするのは面倒ですが、リメイクだったら簡単ですね。
具材は別途用意して、いろいろな味を楽しむことができます。
温め直すと酢の香りが飛ぶので合わせ酢を加える
冷凍したちらし寿司をまたちらし寿司として食べるなら、合わせ酢を混ぜましょう。
温め直すと酢の香りが飛んでしまうので、調味料を少量だけ加えるのがポイントです。
余ったちらし寿司は冷凍保存しておこう
ひな祭りの定番ちらし寿司。
張り切って大量に作ってしまうと余ってしまうことがありますね。
余ったちらし寿司は、紹介した方法で冷凍保存しましょう。
小分けに冷凍することで、ちょっとした食事として活用できますよ。