ココアは何歳から?飲ませ方と子どもにおすすめ商品3選
「ココアは何歳から飲める?」
赤ちゃんがいると、何歳から大人と同じでいいか迷いますよね。
この記事では、
- 何歳からココアを飲ませていいのか?
- 子どもにココアを飲ませる方法
- 子どもにおすすめのココア商品
「ココアを飲ませたい!」と考えているママは参考にしてくださいね。
Contents
ココアは何歳から飲める?
まずは、ココアは何歳から飲めるのか見ていきましょう。
カフェインが気になるので3~4歳くらいから
ココアはカフェインが含まれる飲み物なので、3~4歳くらいからが安心ですね。
厚生労働省が公開しているカナダ保健省の情報には、以下のような内容がありました。
子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。
日本チョコレート・ココア協会による、ココアのカフェイン含有量も参考にしましょう。
ココアパウダー5g:カフェイン7mg
純ココア1杯は5gなので、純ココアドリンク1杯はカフェイン7mgです。
カナダ保健省の情報によると、4歳からは最大45mg/日なので、1日1杯の純ココアドリンクを飲んだとしても、影響は少ないといえますね。
薄めた少量のココアなら離乳が進んでから
風味をつける程度のごく少量のココアなら、離乳が進んでから飲むことができます。
森永の公式サイトには、以下のような情報がありました。
9ヶ月をすぎて「フォローアップミルク」を飲むようになったら、
風味をつけるために、純ココアをミルクに混ぜてもかまいません。
1回量あたり耳かき1杯程度から始めてみてください。
純ココアを飲み物として与えることができるのは、1歳以降で離乳が進んでいる場合です。
ただし、純ココアだけをお湯に混ぜることはできないので、フォローアップミルクの甘さには注意したいですね。
食前に甘い飲み物を与えるのではなく、食間がおすすめです。
子どものココアの飲ませ方
純ココアをフォローアップミルクに混ぜる方法なら、離乳時期から飲ませることは可能。
では、どうやって子どもに飲ませたらいいのでしょうか。
少量のココアを薄めて飲ませる
純ココアは赤ちゃんにとって刺激が強いので、少量からはじめるのがおすすめ。
最初は耳かき1杯程度からで、風味をつける程度です。
あくまでも、赤ちゃんにココアの味を慣れさせるためですね。
子どもが嫌がるなら飲ませない
純ココアは耳かき1杯からなら9か月から与えることはできますが、その子によってはココアを受け付けないことがあります。
ココアはもともと苦みが強めですよね。
赤ちゃんがココアを嫌がるようなら、少し様子を見たほうがいいでしょう。
その子によっても違いますが、2歳すぎてもココアを嫌がる場合が。
いろいろな味に慣れてくれば自然と食の幅も増えてくるので、慌てずその子の成長具合に合わせてココアを飲ませるといいですね。
子どもがココアを嫌がるということは、特別要らないということ。
ココアは嗜好品でもあるので、無理にココアの味に慣れさせる必要はないかもしれませんね。
子どもにおすすめのココア商品3選
子どもにはじめてココアを与えるなら、混ぜ物がない純ココアがおすすめ。
年齢が上がってきたら、子ども用のココア飲料を選ぶこともできるようになります。
純ココア
森永から販売されている、カカオ豆100%の商品です。
純ココアはカカオ豆の苦みが強くなっているので、子どもには甘みのあるフォローアップミルクなどで割って飲ませることになります。
牛乳で純ココアを割ることができるのは、離乳完了後から。
純ココアに甘みはないので、牛乳と砂糖を加えます。
1歳すぎから牛乳が飲めるようになりますが、それまではフォローアップミルクで割ると安心ですね。
ミロ
ネスレから販売されているココア風味の飲料です。
ミロは麦芽飲料で、ココアも含まれています。
麦芽飲料のメリットは、大麦の栄養を補給できること。
ミロはネスレ公式サイトの情報によると、1歳前半から飲めるそうです。
また、ミロに含まれるカフェインは、わずかに含まれている程度。
純ココアのカフェインの量が気になるときは、ミロがいいかもしれませんね。
キャロブ
豆からつくられるもので、ココアの代わりとして使われています。
キャロブはノンカフェインのため、小さな子ども向けの飲み物としても安心ですね。
飲み物に使うならキャロブパウダー、お菓子作りに使うならキャロブチップスがおすすめ。
豆を粉末にしたものなので、子どもにココアを与えるのに抵抗があるママにいいですね。
子どもにココアを与えるときは様子を見ながらがおすすめ
森永の情報によると、9か月以降からごくわずかのココアは与えられるみたい。
でも、ココアは嗜好品の一種なので、早くから与える必要はないかもしれません。
幅広い味に慣れさせる目的なら、ごく少量からココアを試すといいですね。
もし、ココアのカフェインが気になるなら、紹介したキャロブを与える方法も考えてみてください。