フリクションが出ないときの復活法4選!書けないときはこの方法
「フリクションボールペンが書けなくなった」
そんなときは、慌てず紹介する対策4つを試してみてくださいね。
フリクションは60度の熱に反応して文字が見えなくなる仕組みのペン。
- ビジネスシーンでのメモ書き
- ママの手芸でチャコペン代わりに
- 子どもの勉強用のペンとして
フリクションボールペンは1本あると便利ですが、書けなくなったら困りますよね。
まずは、何が原因で書けないのか?を明らかにしましょう。
Contents
フリクションが出ないときの復活方法4選
フリクションのインクが出ないときは、インクの問題なのか?熱でインクが消えたのか?の原因によって復活方法が異なります。
それぞれに対応できる復活方法を試してみてください。
ペンの上のほうを持って振る
フリクションに限らず、ボールペンでも途中でインクが出なくなることがありますね。
芯を見てみてインクが残っているなら、ペンを振ってみましょう。
フリクションが書けなくなるのは、インクが移動したから。
ペン先を上向きで使うことが多いと、重力の働きで芯に入っているインクが移動してしまいます。
インクが移動しているなら、ペンの上のほうを持ち振ります。
すると、遠心力の働きでインクがペン先のほうに移動しやすくなりますよ!
下向きで保管する
すぐにインクが移動してしまうときは、保管方法にも注意するといいですね。
カバンにペンを入れるときは、ペン先が下に向くように保管します。
筆箱にフリクションを入れて保管すると、インクが移動しやすくなるため注意。
とくに振動がかかる移動中は、インクが偏りやすいので、保管方法を変えるといいですね。
回転率の高いお店で替え芯を買う
長期間お店で保管されていたフリクションを買うと、インクが出なくなることがあります。
インクは時間と共に劣化しやすいので注意が必要ですね。
フリクションボールペン本体や替え芯を買うなら、回転率の高いお店を選びましょう。
地域にある小さなお店だと、何年も前のペンを扱っているかもしれません。
また、フリクションは水性ペンの一種で、2年くらいが寿命です。
お店で2年以上眠っていた場合は、インクの変質により途中で書けなくなる場合があります。
熱で消えたなら冷凍庫に入れる
フリクションは擦ったときの摩擦で文字が消える仕組みのペンです。
保管場所が60度以上になると、フリクションが書けなくなるので注意したいですね。
室内でそうそう60度以上になることはありませんが、
- 車のダッシュボードにペンを放置した
- 窓辺の直射日光に置いてあった
このようなケースでは、ペンが60度以上になっているかも。
注意したいのは、「60度以上のところに何時間放置したか?」ではないことです。
わずかな時間であっても、フリクションが60度以上にさらされると、熱の反応で書けなくなります。
熱で書けなくなったフリクションは、保存袋に入れ冷凍庫に入れて冷やしましょう。
一晩くらい冷凍庫にフリクションを入れておくと、再び書けるようになりますよ!
フリクションが出なくなる原因とは?
そもそも、フリクションが出なくなる問題は何なのでしょうか。
ペンを落としてしまった
フリクションが出ないのは、もしかしたらインクの問題ではないかもしれません。
ボールペンにも共通することですが、ペン先はとても繊細にできていて、落として破損すると書けなくなります。
書けなくなるのは、ペン先が歪んでしまったから。
ペンが書けるのはペン先にあるボールが回り少しずつインクが出るからです。
先についているボールは数mm単位のかなり小さな部品です。
ちょっとした歪みでもボールが回らなくなるので、フリクションは落とさないよう注意したいですね。
もし、ペン先が歪んだことが原因なら、買い換えるしかありません。
フリクションなど文具は丈夫にできているように見えますが、意外と繊細で壊れやすいので、大切に使いましょう。
高温になる場所に置いてしまった
フリクションが出ないときは、熱の影響を考えたいですね。
パイロットが独自に開発した消えるペンで、60度で文字が消え、マイナス20℃で色が復活するようにできています。
以外と注意が必要なのは、FAXなどの機器による熱です。
フリクションで文字を書いてFAXを送信すると、文字が消えてしまいます。
消えて困る文字には、フリクションを使わないようにしましょう。
メモ書きなど消すことを前提にした文字にフリクションを使いたいですね!
フリクションが出なくなったら復活方法を試してみて
フリクションが出なくなったら、
- 熱で色が消えていないか?
- ペン先が変形していないか?
- インクが偏っていないか?
これらをチェックしましょう。
60度以上の熱で色が消える可能性は低いと思いますが、変形やインクの偏りはよくあることです。
ペン自体は1本100円程度ですが、長く使えるよう対処したいですね。