味の素の代用に13選!代わりに便利うま味調味料を紹介
レシピによっては「味の素」が書かれていることがあります。
でも、家庭に味の素がないときも。
「味の素がなので代用調味料を知りたい!」
そんな人向けに、味の素の代わりになる調味料を13個紹介したいと思います。
Contents
味の素の代用におススメの調味料13選
うま味調味料として知られている「味の素」。
家庭に味の素がないときは、代用調味料を使って味を調えることができます。
創味シャンタン
中華料理の調味料として使われている「創味シャンタン」。清湯スープをベースに、野菜やスパイスなどを加えた中華スープの素です。
ベースになっているのは、畜肉エキスと食塩です。
味の素のうまみはグルタミン酸ナトリウムなので、うまみ(アミノ酸)と塩分を加えたものなら同等の調味料として使えます。
創味シャンタンのうま味の素は、牛肉・鶏肉・豚肉などのアミノ酸です。
食塩と野菜のだしも加えているので、味の素の代用品として使えますね!
白だし
昆布やかつおから作られている調味料です。
麺つゆと似ていますが、白だしは昆布やかつおぶしの原料がメインで、少量の醤油やみりんを加えたもの。
白だしは、和風料理のうま味調味料としてピッタリですね。
麺つゆのように味が濃くなく、だしがベースとなっているので、幅広い料理にも使うことができます。
白だしのうまみは、昆布やかつお節のアミノ酸です。
塩分も加えられているので、味の素の代用調味料としても使えますよ。
ウェイパー(味覇)
創味シャンタンと同様に、中華料理に使われるうまみ調味料です。
赤いパッケージが特徴的で、スーパーで見かけた人も多いのでは?
ウェイパーのうま味成分は、ポークとチキンのアミノ酸です。
また、食塩や野菜エキスなども加えられています。
ウェイパーは練り状になっているので、味の素の代用だと少し使いにくいかも。
塩分も味の素より強めになっているので、使う量に注意してくださいね。
ほんだし
味の素の代用として使いやすいのは、日本のほんだしですね!
それもそのはず、味の素を販売している「味の素株式会社」が作っているのですから。
ほんだしは、かつお風味の顆粒うまみ調味料です。
3種類のかつお節を使っているので、香りが高くうま味の味が深くなっています。
味の素は素材の味を壊さずシンプルなうま味調味料なのに対し、ほんだしはかつおの味が強めで、和風料理におすすめ。
ほんだしなら、味の素の感覚でさっと振りかけて調理ができますね。
昆布だしや昆布茶
もらいものなどで余った昆布茶があったら、うま味調味料として使いましょう。
昆布茶とは、昆布を乾燥させて粉末にして、塩分で味を調えたお茶のこと。
うま味成分として、昆布のアミノ酸が含まれています。
昆布茶を飲むとホッとするのも、昆布に含まれているアミノ酸のおかげですね。
お茶としてだけでなくうま味調味料としても代用することができます。
かつおだし
ほんだしと同じですが、市販のかつおだしといっても種類が多数あります。
- シマヤかつおだし
- リケン素材力だし
- にんべんいりこかつおだし
幅広い商品から比較すると、無添加や化学調味料不使用のものも選べますよ。
かつお節を粉末にしたベーシックな商品も、うま味調味料としておすすめです。
ハイミー
味の素と同じ「味の素株式会社」のうま味調味料です。ハイミーは、グルタミン酸ナトリウム・イノシン酸ナトリウム・グアニル酸ナトリウムを配合しています。
味の素とハイミーの違いは、旨味の濃さです。
幅広い料理に使うならシンプルな味の素、濃い味を求める時はハイミーがおすすめ。
ハイミーは、どちらかというと和風料理に合ううま味調味料です。
味の素のように顆粒状になっているので、料理にさっと振りかけられて便利ですね。
味噌
味噌も味の素の代用調味料として使うことができます。
うま味成分は、大豆によるグルタミン酸です。
熟成することで、味噌のうま味成分がぐっと増えますよ。
味噌はうま味と塩分のバランスが良く、料理の隠し味にも使えます。
パスタソースなどの洋風料理の隠し味としても味噌がおすすめです。
干しシイタケのだし
だしを取る時間がある人は、干しシイタケを水で戻した汁を使いましょう。
干しシイタケに含まれるうま味成分は、グアニル酸です。
水で戻す時間が必要なため、料理にしいたけを使うときにおすすめ。
戻すのが面倒なときは、夜のうちに水に浸けておくと簡単ですよ。
干しシイタケの戻し汁は、冷蔵庫で1週間くらい保存ができます。
麦茶の容器に水・干ししいたけを入れておき、料理に使うといいですね。
チーズ
洋風料理のうまみをアップしたいときは、チーズを使うのがおすすめです。
タンパク質とチーズを組み合わせることで、うま味成分のグルタミン酸が増えやすくなります。
チーズハンバーグが美味しいのも、たんぱく質とチーズの組み合わせのおかげ。
魚のフライを作るときに、パン粉に粉チーズを混ぜ合わせてもうま味成分が増えやすいですよ。
ミートソースに粉チーズをかけると美味しく食べられますよね。
肉料理とチーズは相性がいいため、洋風料理にチーズをうま味調味料として使ってみましょう。
いの一番
味の素と同じように、日本でうま味調味料として長く使われてきた商品です。グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸の3つのうま味成分が使われています。
味の素の原料はサトウキビで、いの一番の原料はサトウキビやトウモロコシなど。
どちらも植物原料なので、家庭でも安心して使うことができますよ。
ロングセラーのうま味調味料といったら、味の素・いの一番・ハイミーです。
昭和の時代から家庭で使われてきた調味料で、どれを使っていいか迷ったら、好みで選んでいいと思います。
めんつゆ
醤油が入っていますが、かつおや昆布だしのうま味が料理に使えます。
レシピに醤油が書かれているなら、だし・醤油・みりんが入っている麺つゆを使ったほうが早いかもしれませんね。
麺つゆをうま味調味料として使うときは、塩分に注意しながら少量を加えましょう。
レシピに醤油や塩と書かれているときは、味を見ながら足りなければ加える程度がおすすめ。
顆粒コンソメ
チキンと野菜のスープを顆粒にしたもので、うま味調味料として使えます。顆粒コンソメは、化学調味料を使っていない商品も選ぶことができますよ!
洋風料理の隠し味としても定番ですが、和風料理にもおすすめです。
顆粒タイプを選べば、味の素と同じ感覚で隠し味に使えますね。
コンソメは鶏肉のアミノ酸がうま味として入っています。
野菜からもうま味が出ているので、調理を深い味に仕上げたいときにおすすめです。
味の素の代用に必要となる成分とは?
家庭に味の素がないときは、味の素のうま味成分の代わりとなるものが使えます。
味の素のうま味成分は、グルタミン酸ナトリウムです。
サトウキビを原料に発行させることで、アミノ酸のうま味成分ができあがっています。
グルタミン酸ナトリウムは、別名グルタミン酸ソーダとも呼ばれるもの。
簡単に説明すると、塩味のするうま味成分ということです。
味の素の代わりに選ぶ調味料は、アミノ酸と塩が入っていることが最低条件。
つまり、牛肉・豚肉・鶏肉・昆布・かつおなどのアミノ酸成分と塩が加えられていれば、味の素と同じようにうま味調味料として使うことができますよ。
顆粒状のものを代用するときは、ひとつまみでOK。
液体状のだしを使うときは、小さじや大さじなど少量を入れるようにします。
味の素の魅力は、やはり粉末状であることですね。
顆粒タイプだと量を自由に調節できるので、味噌汁や料理に振りかけられるメリットがあります。
私の母は、味の素を味噌汁に入れていましたよ。
塩分が気になる量の場合は、味の素の代用となる調味料の量を少なくするといいですね。
味の素の代表になるうま味調味料のまとめ
調理に味の素の代わりとなる調味料を使いたいときは、できるだけシンプルな原材料のものがおすすめです。
私の場合は、以下の調味料を代用したいですね。
- 無添加のコンソメ
- 無添加の麺つゆ
また、にぼしをミルミキサーで細かく砕いておいて、粉末状のうま味調味料として使う方法もあります。
だしだけだと塩分が足りないので、塩も加えてくださいね。