ザンギの意味は?北海道のソウルフードのザンギの語源とは?衣は何を付けるの?

ザンギの語源 ライフ

今回は北海道のソウルフード、ザンギを紹介します。
でも、「ザンギってなんでこんな名前なの?」と思いますよね。

 

北海道生まれ、北海道育ちの私は、小さいころからザンギだったため、違和感はありません。
でも、いわれてみると「ザンギ」って意味不明な言葉だと気が付いてしまいました。
今回はザンギの意味や語源、作り方などを紹介します。

北海道のソウルフード、ザンギの意味とは?

まずは「ザンギって何?」という人のために詳細を紹介しますね。

ザンギ発祥の地域は釧路

ザンギ発祥は「鳥松」という釧路にあるお店だともいわれています。
1960年にこのお店でザンギは生まれました。

 

お店に入ってみるとレトロな雰囲気が魅力の店内で、手書きのメニューが壁に貼られた、懐かしいスタイル。
昭和のころから変わっていない雰囲気で、懐かしさを感じられるお店です。

 

そのなかの一品がザンギ580円です。
このお店でザンギといえば骨付きで、最近は骨なしのザンギ690円もあります。

 

5/24.釧路で〆鳥松😋🍺 #相変わらず #女将は元気

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ザンギの語源とは?

「鳥松」はもともと焼き鳥屋さんで、その当時のザンギといえば、1羽まるごと揚げたものだったようです。

 

そういえば、北海道ではスーパーや居酒屋さんでも、1羽丸ごと鶏を揚げたものが売られていることがあります。
「本来の姿はそれだったとは驚き!」
いわゆる鶏の半身揚げというやつですね。

 

ザンギの語源は、下記のサイトに掲載されていました。

ザンギという命名は、鶏の唐揚げを意味する中国語「炸鶏(ザーギー)」に幸運の「ン」を付け加えたもの。知床産または伊達産の生肉に塩、コショウ、生姜、醤油などで下味をつけ、ラードでカラリと揚げるのが「元祖」の流儀です。
出典https://www.jtrip.co.jp/magazine_hokkaido/article/meal/17332/

 

味付けは北海道の人たちが馴染みのある、生姜や醤油で味付けしたものです。
元祖のお店ではお持ち帰りもできるそうですから、北海道旅行の際には立ち寄ってみたいですね♪

一般的なザンギの作り方

北海道のザンギは家庭料理のため、それぞれの家庭によって味付けが多少異なります。

 

共通しているのが

・塩コショウ
・生姜
・醤油

この3つの調味料を入れて、しっかりと味付けすること。

 

家庭によっては、生姜とにんにくをWで入れるところもあります。

【材料】
・鶏もも肉 2枚
・醤油 大さじ3
・料理酒 大さじ2
・生姜 1片
・にんにく 1片
・塩コショウ 少々
・小麦粉 大さじ2強
・片栗粉 大さじ5強
・卵 1個

 

【作り方】
鶏もも肉を1口大に切り、調味料で下味をつけておきます。
15分以上味を馴染ませたら、卵を割り入れ馴染ませ、小麦粉と片栗粉を馴染ませましょう。
170度くらいの油でカラッと揚げたらできあがりです。

 

元祖の「鳥松」でも鶏もも肉の場合は、卵を入れるそうですよ。
北海道のザンギは醤油味で味が濃いめに作られています。

骨付きも美味しいザンギ

基本のザンギの作り方は、手羽先や手羽元など骨付きの肉を使っても作ることができます。
濃い目の味付けは冷めても美味しく、子どもたちのお弁当のおかずとして定番です。

 

私が小さい頃、運動会や遠足の際に、母の手作りお弁当にザンギが入っていました。
特別な日は、骨付き肉が多かったように思います。

から揚げ、ザンギ、竜田揚げの違いは?

ザンギの意味
それにしても、から揚げ、ザンギ、竜田揚げの違いとは?
どれも見た目が似ているため、「どう違うんだろう?」と思ってしまいますよね。

ザンギとから揚げに明確な違いはない

一般的にから揚げとは、塩味のさっぱりした味付けのものが多いよう。
それに対し、ザンギは醤油ベースで味が濃いです。

 

しかし、「から揚げだって醤油を入れるよ?」という場合もあります。
結局は明確な違いはないということ。
個人的に塩味=から揚げ、醤油味=ザンギというイメージはあります。

 

それでも北海道で売っているお弁当では、「から揚げ弁当」という名前で、ザンギが入っているときもあります。
だから、必ずしも塩味=から揚げではありません。

 

見た目でいうと、イメージではから揚げ=お上品、ザンギ=ワイルドというイメージでしょうか。
ザンギは醤油を必ず入れるもので、見た目がゴツイものも売られているため、ワイルドなイメージがあります。

から揚げと竜田揚げは区別しやすい

一方でから揚げと、竜田揚げは区別しやすいですね。

 

竜田揚げは、から揚げやザンギに入れない、みりんが入っています。
衣も片栗粉ですよね。

 

から揚げだと作るお店や家庭によって味が変わっています。
塩味もあれば、醤油味もある。
にんにくと生姜両方入れる家庭もあれば、片方の場合も。
粉も、片栗粉だけのケースもあれば、小麦粉だけのこともある。

 

から揚げは自由度が高いメニューです。

 

ちなみに、唐揚げ協会なるものがあるそうです。

唐揚げ(から揚げ、空揚げ)とは、揚げ油を使用した調理方法、またその調理された料理を指す。 食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして油で揚げたものです。 一般的に唐揚げの具材は、鶏肉の唐揚げを想像する方は多いと思いますが、 決して限定しているわけではありません。 魚の唐揚げも、野菜の唐揚げも、鶏以外の肉の唐揚げもすべて唐揚げです。
出典http://karaage.ne.jp/whats/2011/01/karaage-teigi.html

唐揚げ協会による「から揚げ」の定義は、食材に粉をまぶして揚げたもの。
鶏肉に限定しているわけではありませんでした。

 

北海道に来て「から揚げください」「ザンギください」どちらでも通じます。
一般的にどちらも、鶏のから揚げのことだからです。

 

北海道の地域によってはタコのから揚げを「ザンギ」ということもあるようですが、その場合も「タコのザンギ」や「タコのから揚げ」となっています。

ザンギに使う衣は小麦粉なの?片栗粉なの?

ザンギの衣
これも「自由にしてください」としか言いようがありません。
だって北海道の人はアバウドだもの。
別に細かいことを気にする人はいませんよ。

 

我が家でも小麦粉があるときは小麦粉だけ。
片栗粉があるときは片栗粉だけ。
ということもよくあります。

 

竜田揚げのような食感が好きな方は、片栗粉メインでもいいと思います。
でも基本的な作り方では、小麦粉より片栗粉が多めで、皮がサクッとしていますね。

 

ザンギの場合は卵も入れるため、衣にとろみが出て、衣にも味がしっかり染みついています。

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