アフィリエイトの経費率は何%?意外と少ないから注意しよう

アフィリエイト経費率 お金のこと

「アフィリエイトって何%の経費率まで大丈夫?」
このような悩みを抱えていませんか?

アフィリエイトは経費率が低いと聞いて、何%までなら税務署に目を付けられないのか不安に思った方もいると思います。
税務署に目を付けられない経費率が存在しているなら、それを知りたいと思いますよね。

結論からいうと
「アフィリエイトの経費率は40~60%」が妥当だともいわれています。
この数値に正解はないのですが、他業種と比較してこのくらいなら問題ない割合です。

この記事はアフィリエイトの経費率と、実際にかかる経費の割合を細かく紹介しています。
税務署に目を付けられにくい対策もあわせて解説していますので、「税務調査が怖い」と思っている方は、読み進めてみてください。

アフィリエイトの経費率とは?

経費率とは、収入に対する経費の割合のことです。
業種によって適正と思われる経費率が存在していて、それ以上になると「税務調査が入るのでは?」という不安感から、多くの方が意識しています。

以前は、概算経費率というものが決められていたため、今でも経費率を気にする方はいるようです。
今は使えなくなったため、経費率はあくまでも目安にしかすぎません。
といっても、税務署は経費率を見ていますから、そこから大きく外れていれば、当然チェックされてしまいます。

アフィリエイトの経費率は収入の40~60%くらい

アフィリエイトの場合、経費率が40~60%くらいまで収まっていると安心です。
年収300万円なら、120~180万円の範囲に収まっていると、税務署にチェックされづらいといえるでしょう。

アフィリエイトで経費率の少ない人は収入の20~30%

アフィリエイトのやり方によっては、経費となるものがほとんどなく、20~30%の経費率となることは少なくありません。
無料ブログでやっていれば経費はほとんどありませんし、サーバーやドメイン代をあまりかけないやり方だと当然経費率は低くなります。

小売業は80%の経費率

小売業は商品を仕入れて売らなければならないため、経費率は高くなります。
よく「利益率20%」といいますが、お店はそのくらいしか利益を得ていないのです。

サービス業は50%前後の経費率

サービス業は人が何かするサービスを提供していることが多く、経費は低くなります。
アフィリエイトの経費率とさほど変わらないくらいです。

アフィリエイトはほかの業種と比べて経費率が低め

アフィリエイトは仕入れがほとんどいらないことから、経費率は高くなり過ぎないよう調節する必要があります。
WEBライターも同様に経費率が低い業種で、高すぎるときは税務署にチェックされる可能性が高いです。

経費率が低いということは、収入から引ける経費が少なく所得が大きくなりやすいため、必要なものはしっかり経費に含めなければなりません。

経費を計上するための準備

アフィリエイト経費率
アフィリエイトの収入は事業用と家庭用として一緒にするのではなく、別々の口座で管理したほうが、経費の計上がしやすくなります。
収入から家計費として引きだす場合は、「普通預金から生活費を引き出した」ということにして、借方科目を「事業主貸」貸方科目を「普通預金」にすればいいのです。

銀行の明細書

銀行口座はアフィリエイト専用口座をつくりましょう。
つまり、事業用として1つ銀行口座を開設するということです。
まだ開業しておらず屋号がない場合は、個人名の通帳で分けても構いません。

アフリエイト報酬は銀行振り込みがほとんどですから、すぐに報酬が確かめられるネットバンクの開設が便利です。
私は楽天銀行を事業用として使っています。

クレジットカードの明細書

クレジットカードも同様に事業用のものを準備しましょう。
すでにクレジットカードを持っているなら、事業用と家庭用と使い分けても大丈夫です。
楽天カードは事業用のビジネスカードが発行できますが、年会費が2,160円かかるため、事業が大きくなければ、普通の楽天カードでもよいと思います。

アフィリエイトの経費に含めるもの

アフィリエイト経費率
アフィリエイトで経費にできる項目を紹介していきます。
何を経費に含めるのか確認しておきましょう。

レビュー用の商品

アフィリエイトはレビュー記事を書くことも多いため、商品購入費用や、サービス利用費用を経費にできます。
ただし、これはグレーな部分があって、100%経費にできない可能性があるため注意してください。

経費率50~100%

サプリなどの購入費用

サプリのレビュー記事を購入するための費用は、レビューのみに使ったのなら100%経費に含めることができます。
しかし、写真を取って数日飲んだだけで記事を書いたなら、後のぶんは家庭使用ということです。

この点がグレーだといえます。
アフィリエイター視点では「事業用に買ったのだから100%経費にしたい」税務署視点では「家庭用にも使ったでしょ」と思われかねません。
サプリ購入代は、収入に対し高額な費用にならないため、それほどうるさくはないと思いますが、税務調査が入ったときに「事業用です」と明確に説明できるよう、領収書にメモしておくと安心です。

旅行ブログの旅費

旅行ブログをやっている方は、「旅費も全額経費に含めたい」と思うでしょう。
これもどこまでが事業用で、どこまでが趣味なのか線引きが難しく、100%経費だと認められない可能性があります。

旅費は高額になりやすく、収入に対し旅費の経費が大きすぎると注意される可能性があります。
旅行番組では旅費が100%経費になるのに、アフィリエイトだとグレーになるのはちょっとおかしいと思うかもしれません。
明らかに趣味の旅費を経費にしようとしている様子があれば、一部が認められない可能性があります。

グルメブログの飲食代

グルメブログをやっている場合は、費用もそれほど高くならず、割合から見て経費100%にしても問題はないと思います。
でも、ブログにアクセスがほとんどないのに、収入の多くを飲食代として使っていれば、明らかにおかしいと感じるでしょう。

鑑定科目、取材費など

電気代

アフィリエイトの場合、電気代はかなり使いますから、高い割合が経費となります。
それでも家庭使用分を引かなければならないため、経費率100%にはなりません。

経費率30~60%

使用時間から算出

1日に仕事で何時間パソコンを使っているかで、割合を決める必要があります。
たとえば1日8時間の使用なら24時間に対し30%の使用率です。
60%の経費率とするには、16時間もパソコンを使っている必要があります。

ツールを夜中に動かしている場合などは、経費率が高くなる可能性があります。
税務調査が入れば「何時から何時までパソコンを使っていますか?」と聞かれるでしょう。
納得のいく回答ができれば、経費率が60%に達していても文句は言われません。

50%の経費率にするには12時間の使用が必要となります。
たとえば朝7時にパソコンを起動して、夜の7時まで使っていれば、経費率50%です。

鑑定科目、水道光熱費

ネット代

アフィリエイトの場合は家で仕事をすることになるため、ネット代も100%の経費率とはなりません。
モバイルルーターを専用に借りていて、カフェで作業するなら100%の経費率にしてください。

経費率30~90%

使用時間で算出

家で仕事用と家庭用の両方に使っているなら、使っている割合で算出しましょう。
これも電気代と同じ考え方で大丈夫です。
1日に何時間パソコンをつけているのかで、その割合が決まってきます。

家庭でネットをする人がほとんどおらず、家族はスマホでWi-Fiにつながないなら、高い割合にできる可能性があります。
アフィリエイトをやっている本人も、自分専用のネット検索はスマホだったら、家庭に引いている光回線のほとんどを事業用に使っていることになるでしょう。

鑑定科目、通信費

パソコン購入費

アフィリエイトというお仕事はパソコンがないと仕事ができないため、パソコン関連費を経費に計上できます。
その割合は、やはり家庭用としてどのくらい使っているかで決まってくるのです。
事業用としてパソコンを1台持っていて、家庭用のパソコンが別にあるなら、それは経費率100%です。

パソコンを使った仕事をしていると、バックアップ用のハードディスクやウイルスソフトも必要になります。
パソコンは定期的に買い替えないと壊れる可能性があるため、数年ごと買い替えても問題はありません。

自作パソコンを使っているなら、ハードディスク、メモリー、電源、マザーボード、SSDなどのパーツ交換費用も経費になります。

経費率80~100%

10万円以上は減価償却する

パソコンを買うときは、10万円以上の商品に注意が必要です。
10万円以上は減価償却する決まりになっています。

パソコンの耐用年数は4年のため、10万円以上のパソコンを買った場合は、4年かけて消化していく必要があります。
これだと経費が低くなってしまうため、10万円以下のパソコン購入がおススメです。
今は10万円以下でも性能の良いパソコンは買えますから、問題はないと思います。

鑑定科目、消耗品費

家賃

自宅でアフィリエイトをしている方は、家賃を経費に計上できます。
どのくらいの広さで仕事をしているかで、経費率は変わってくるため、30~60%くらいが妥当です。

経費率30~60%

専有面積で算出

家賃の経費率でよく用いられているのが、床面積から求める計算方法です。
自宅の中でオフィスが30%程度となることが多いでしょう。
仕事で使う面積とは、事務所、オフィス以外にも、トイレ廊下などの共有部分も含めます。
共有部分は自宅分とオフィス分の割合で分割してください。

鑑定科目、地代家賃

車にかかる費用

アフィリエイトは基本的に自宅で仕事をしますが、レビュー記事を書くときに外出するなら、車にかかる費用も経費に含めることができます。
ASP担当者との打ち合わせで車を使ったときにも、仕事用として計上しましょう。

旅行ブログをやっている方は、そこまで移動するガソリン代や高速代も含めることができるため、経費率がアップします。

経費率10~50%

・駐車場代
・ガソリン代
・高速道路代
・自動車税代
・車検代
・自動車保険料
車関連費用は、これらの項目が当てはまります。
100%仕事用として取得した車の場合は、100%の経費率として計上してください。
家庭用と兼用している場合は、それぞれで使った割合で含める必要があります。

走行距離で算出

割合は、実際に使った走行距離で割り出すと簡単です。
1年の始まりに走行距離を確認しておいて、年間どのくらいの走行をしているか記録しておきます。
仕事に車を使ったら、その走行距離と何に使ったのかメモしておきましょう。
年間の走行距離で割り出すことができます。

主婦の方だと、毎日の食材の買い出し、子どもの送り迎えなどでも車を使いますから、その分をきちんと割り出す必要があります。

走行距離で割り出すのが面倒だと感じる場合は、ガソリン代のレシートで調べる方法もあります。
プライベートで入れるガソリンと、事業用とでレシートを分けてください。
年の終わりに家庭用と事業用の費用を出せば、それぞれの割合がわかります。

仕事に車を使ったことの証明となるよう、レシートの裏には取材に行った内容をメモしておきましょう。

鑑定科目、車両費

サーバー、ドメイン

アフィリエイトの場合は、サーバーやドメイン費用を100%の経費率にできます。
プライベート用にブログをやっていても、アドセンスを貼って収益を得ているなら、それも仕事用ということです。

経費率100%

ブログアフィリエイトのやり方によっては、大量にドメインを取得することがあります。
以前はサイトの量産や、バックリンクサイトを大量に作る方法が主流だったため、サーバーやドメイン費用はかなり高額でした。
今は、1つのブログだけで収益を上げることもできるようになり、全体の経費を底上げするほどではなくなってきています。

鑑定科目、通信費

スマホ代

スマホ代は端末代や通信費用が、経費として計上できます。
ブログアフィリエイトをやっていると、スマホでもサイトのレイアウトをチェックすることになるため、スマホは必須アイテムです。

ツイッターなどを使っている場合も、スマホは仕事に使っています。
通信料はあまり多くはなりませんが、ASP担当者との打ち合わせに使うことがあるでしょう。

経費率10~50%

使用割合で算出

・端末購入代
・通信費用
これらの費用は、仕事に使っている割合で算出します。
プライベートに60%、仕事用に40%など独自の割合で考えてください。
ほとんどスマホで家族や友達と連絡を取り合わず、ほとんど仕事用として使っているなら、事業用の割合を高くしても問題ありません。

事業用があれば経費率100%

一番良いのは、プライベート用のスマホと、仕事用スマホを2台持つことです。
今は格安SIMやSIMフリースマホを使えば、2台持ちもできます。
プライベートでよく電話をするならガラケー、仕事用にWEB閲覧用として格安スマホにする方法もおススメです。

鑑定科目、通信費

書籍代、新聞代

アフィリエイトはいろいろと情報収集しなければならず、書籍や新聞代を経費にできます。
SEO対策の本、マーケティングの本、ライティングノウハウ、記事用参考本、ワードプレスの本、アクセス解析の本など、多数の書籍が必要です。

経費率50~100%

これらはすべて100%の経費とすることができるため、ためらわず購入しましょう。
アフィリエイトの情報はネットだけでは優良な情報に行きつくとは限らないため、本を読むことが重要となってきます。
情報商材を買わなくても、数冊の本を読むだけでまかなうことができることもあるのです。

書籍にかかる費用は自分への投資と同じのため、年間数冊は買うべきです。
多い人は年間数十冊の本をよんでいます。
アフィリエイトを始めたばかりの方は、中古本を買うと便利です。

新聞の場合は自宅用として使っている分もあるなら、経費率を下げる必要があります。
経済新聞なら仕事用としても認められると思います。

鑑定科目、新聞図書費

研修費用

アフィリエイトは年々進化していて、情報収取が欠かせません。
稼いでいる人はセミナーなどにも積極的に参加していて、新しい情報を得ています。
SEO向けのセミナー、オウンドメディアセミナーなどです。

本格的にアフィリエイトを事業としてやっていくつもりなら、起業セミナーも役立ちます。
セミナーによっては1件10万円など高額なセミナーもありますが、税金を払うくらいなら、自分への投資として使ったほうがよいでしょう。

経費率100%

・セミナー参加費用
・コンサル費用
・情報商材購入費
これらの費用を全て経費に計上できます。
アフィリエイトは全体の経費率が低い業種ですから、経費率アップのために、セミナーなどの情報にお金を使ってみてはどうでしょうか。

セミナー後におこなわれるオフ会で知り合いができると、人脈ができてそこから新しい情報を得られるようになります。

鑑定科目、研修採用費

飲食代

アフィリエイトの飲食代は、オフ会の費用も経費に含めることができます。
普通の仕事でも接待を経費にできるわけですから、アフィリエイトの仕事も同じだと考えておきましょう。

経費率100%

・アフィリエイターとの飲み回
・ASP担当者との打ち合わせ
これらを飲食代として計上できます。
しかし、飲食代はプライベート用途の線引きが難しく、グレーな部分も多く注意が必要です。
割合が高くなりすぎると、税務署から「不正の経費を計上している」ととらえられる可能性が高くなります。

世の中には、プライベートの飲食代まで経費にする方も少なくないため、多すぎる費用は疑われるもとです。
飲食代でも口コミのために訪れたお店の費用は経費にできますし、カフェで仕事をしている方はお茶代が経費として計上できます。
仕事のためにヒントとなる飲食であれば、経費とできるのです。

鑑定科目、接待交際費

振り込み手数料

経費率100%

アフィリエイトでASPを使っていると、月に数百円ではありますが、振込手数料がかかっていることがあります。
たくさんのASPを通していると、それだけで数千円になることも少なくないため、しっかり経費として計上しておくようにしましょう。

しかし、一般的には手数料を引いた額が振り込まれることになるため、実際に振り込まれた金額で売り上げ計上している方が多いと思います。
見逃ししやすい金額のため、経費率を上げるために利用してください。

鑑定科目、支払手数料

外注費

外注とは、自分でやる作業を他人に任せることです。
アフィリエイトの場合は、記事作成やデザイン依頼などを外注するケースもあるため、使っているならその費用を丸まる経費にできます。

経費率100%

・記事作成費用
・サイトデザイン依頼費用
これらの費用は人によっては数万円や数十万円単位となっていることがあります。
1記事500円で記事を書いてもらったとして、1か月に100記事なら50,000円、年間に換算すると600,000円にもなってしまうのです。

サイトデザインの外注費用も高額なことが多く、1件数万円~数十万円はかかっているはずです。
これらを人に任せることによって、自分だけで作業しなくてもよくなり、作業効率がよくなります。

鑑定科目、外注工賃

文房具類

アフリエイトはパソコンでの作業がメインですが、文具も多少使います。
これらを事業用として購入したのなら、それも経費にしてください。

経費率100%

・コピー用紙
・プリンターインク代
・ペン類
わずかな費用ではありますが、少しの金額も残さず経費に計上することで、所得が減るため逃さないようにしましょう。
金額が大きくならないこともあって、家庭用と一緒になりがちでも、あまりうるさくならない部分です。

鑑定科目、事務用品費

経費に含めることができないもの

アフィリエイト経費率
アフィリエイトでは経費に含めないものもあるため、確認しておいてください。

水道代、ガス代

水道代やガス代は、税務署の判断によって認められないケースがあります。
自宅でアフィリエイトをしていればトイレにも行きますし、お茶も入れますよね。
そのため、本来なら経費として認められてもいいはずです。

それでも、仕事に使っている割合は10~20%など少なくなるため、経費として認められないケースもあるようなので、注意してください。
ガスを暖房に使用していれば、仕事に使っている割合で経費に計上できます。

生活費

生活費は当然ですが、アフィリエイトの仕事とは関係ないため、経費にできません。
食品系のレビューブログをやっている場合は、その費用も含めることはできます。
税務調査が入ったときにブログ記事を見せられるなら、問題はないでしょう。
レシートに記事の詳細や、書いた日付などをメモしておくと安心です。

生活費のなかに仕事で飲むお茶代が含まれている場合、レシートに丸印を付けて経費とすることができます。
領収書がないと経費にできないというのは間違いで、生活費と一緒になったレシートも使えるため、生活費のためのレシートも残しておきましょう。

複数の事業を運営すると経費率が上がる

アフィリエイトは経費率がとても低い業種です。
これだけの事業だと当然所得が増えてしまうため、1つのみの事業に絞るのは避けるようにしましょう。

私の場合は、アフィリエイト、WEBライター、不動産と3つの事業を掛け持ちしています。
最終的な所得は総合した金額で考えられるため、経費率が高い事業と組み合わせることで、所得を少なくすることが可能です。

アフィリエイトを副業としてやっているなら、給与所得控除と同時に、事業の経費も計上できるため、所得を減らせる可能性があります。
収入がまだ少ないなら副業としてやっておいて、経費率をアップさせる方法も考えてみてください。