1. TOP
  2. 暮らし
  3. 宛名書きの内職バイトの実態がひどかった・・・
本ページはプロモーションが含まれています。

宛名書きの内職バイトの実態がひどかった・・・

 2016/10/17 暮らし
この記事は約 5 分で読めます。 4,236 Views
宛名書き バイト

宛名書きの内職バイトは、自宅に居ながら仕事ができて、出来高制のため外に働きに出られない人に最適な感じがします。宛名書きなら字が上手ければ勤まり、テーブル1つのみでも仕事ができて楽な感じがしますね。
しかし、宛名書きの内職バイトは、悪徳業者も多いため注意しなければなりません。

ある宛名書きの内職バイト

かなり昔の話ですが、このような宛名書き内職バイトを目にしたことがあります。

それはチラシと封筒が送られてきて、宛名を書いて送り、そのなかで商品を購入してくれた場合にキャッシュバックがもらえるというもの。このような宛名書きバイトでは、いくら送ってもキャッシュバックが得られないばかりか、一通出すごとに切手代が必要となり逆に損してしまうこともあるのです。

ほかにもこんな宛名書きバイトがありました。ダイレクトメールでは手書きのほうが読まれることから、宛名書きを採用しているようです。便箋と書き写す文章が書かれた書類が送られてきて、そのとおりに書き写すものです。もちろん1字でも間違えれば書き直しとなるため、思ったより稼ぐことはできません。結局挫折してしまう方が多いのではないでしょうか。

宛名書きバイトで初期費用を取る例も

なかには初期費用を取る例もあります。最初にお金を取る場合は、確実に悪徳業者による宛名書きバイトだといえます。数万円の登録料が必要な場合や、ハガキや便箋など必要な道具はすべて買取りというケースもあります。

近年のダイレクトメールをよく見るとわかりますが、手書きで送られてくるものはほぼ無いはずです。今はパソコンで宛名をプリントアウトすることができ、宛名シールに一気に印刷してしまいます。もし内職さんに仕事をやらせるとすれば、宣伝用チラシを折り封筒に入れて宛名シールを貼る作業でしょう。

近年はダイレクトメール自体減っている

最近はダイレクトメールよりも、違う宣伝方法に変わってきています。メールで無差別に広告を送りつけることはできないため、メールでの宣伝はまともな企業ではほぼありません。はがきや封書でのダイレクトメールも見てくれる割合が低く、企業としてはメリットがないのです。

最近ではネットを利用し、必要としている人に広告を配信するケースが多いのではないでしょうか。1人1台スマホや携帯電話を持っている時代のため、ダイレクトメールでの必要性は少なくなってきています。

アナログで広告を打つ場合では、単純に広告用チラシを作成し、地元のチラシ配布業者に依頼して、配布スタッフに一軒一軒配ってもらったほうが効率がよくなります。家庭に入るチラシは意外と見られているようで、ピザ屋は未だにこの手法を取り入れています。(ピザ屋はお店のスタッフが直接配る)

宛名書きバイトは筆耕会社を捜すこと

宛名書き バイト
チラシで宛名書きバイトを見つけたり、雑誌の広告欄に掲載されているものを利用するのは、悪徳業者の可能性も高く避けましょう。確実に宛名書きのバイトをするには筆耕会社を捜すことです。

筆耕会社は賞状などに毛筆で書いたりする会社のことで、結婚式の招待状などまとまった仕事が依頼されることがあります。筆耕会社へは登録制となっており、企業とは委託契約になります。委託契約の場合は出来高制となり、仕事が無い時期は収入がゼロになります。

・ 字が上手いことが条件
・ 毛筆で書くことができる
・ 基本は在宅でのお仕事
・ 近くに企業があるほうが良い

宛名書きのバイトの単価

筆耕会社に登録した場合、仕事があれば依頼されます。1枚100~150円などが一般的な単価で、それを200枚や300枚などまとまった量を受け取ることになります。

150円×300枚=45,000円

これが具体的な収入例です。単価が低くなれば1回当たり10,000円や20,000円という例もあります。コンスタントに仕事がくるわけではないため、内職の部類だと考えておきましょう。

宛名のみの仕事では10~30円とさらに単価が低くなります。

筆耕会社の仕事は実は続かない

宛名書きのバイトをするなら筆耕会社へ登録することになりますが、実はこの仕事は続く人がかなり少ないのです。

・ 腱鞘炎になりやすい

その理由は腱鞘炎です。毛筆やボールペンなどいろいろな書き方がありますが、どれも長時間文字を書く作業は手首を傷めてしまいます。昔の作家さんなどは腱鞘炎が職業病であったくらいです。

・ 思ったより稼げない

収入は内職程度しか稼げません。そのため主婦の方がよくこの仕事に就くことが多いようです。簡単な宛名書きでは1枚書いて50円だとすれば次のような報酬となります。

50円×1時間10枚=500円
500円×3時間=1,500円
1,500円×20日間=30,000円

このような報酬例はよいほうで、字を書く以上間違ってしまうこともあるので、これ以下の収入が多くなります。実際には10,000円や20,000円いけばよいほうということです。

まとめ

宛名書きの内職バイトの実態がわかっていただけたでしょうか?少しでも家計の足しにしたいと始めたいと思った方もいるかもしれませんが、実際にはほとんど稼げません。また悪徳業者の存在もあるので、主婦の方は注意しなければなりません。運よく筆耕会社に登録できたとしても、そこからの道も険しいものとなってしまいます。それでも宛名書きのバイトやりますか?

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

ママ104の注目記事を受け取ろう

宛名書き バイト

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ママ104の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 床に物を置かない生活を目指す5つのコツ

  • 吸水ショーツのかたまりも安心!選び方と対策を紹介

  • 2歳は三輪車がいい?ストライダーやへんしんバイクも検討しよう

  • 夜カーテンを閉めないメリットと注意点

  • 電子レンジ処分を無料でやる

  • セントラルヒーティングの費用は?10年間オール電化で住んでみた結果