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マンション管理費・駐車場代がもったいない

 2016/06/04 暮らし
この記事は約 5 分で読めます。 1,327 Views
家の修繕費

家を買うならマンション、一戸建て、結局は好みの違いと考えられがちですが、修繕費のような経費でも比較してみませんか?とくにマンションは買ったら終わりではなく、半強制的に修繕積立金が徴収されます。一戸建てなら「古くても本人が気にしない」なら誰にも迷惑はかけませんが、倒壊の恐れがあるほど放置するのは問題となる場合があります。マンション、一戸建ての修繕費でどちらがお得か比較してみましょう。

マンションにかかる費用

マンションの修繕費
マンションに入居すると管理費、修繕積立金が必ずかかります。管理費とは共用部分に使われる費用のことで、電球を変えたり清掃をしたりなどの部分に当てられます。しかし、建物は年々老朽化していきますから、大きな修繕が必要となれば管理費が値上がりする可能性があります。管理費は小規模な費用に当てられ、共用部分の管理に使われます。

修繕積立金

壁の塗り替え、タイルの張替えなど大規模修繕のための積立金です。1ヶ月あたり1~2万円の徴収となるため、管理費や駐車場も合わせると2~3万円別途支払う必要があります。さらに修繕積立金は建物が古くなるほど高額になりやすく、経年劣化で毎月多くの費用が取られるマンションもあります。

さらに注意したいのが、マンションを購入する際に数十万円ほど修繕積立金が取られることがある点です。月々の負担を減らすため、マンションを購入した際にまとまった金額を納入しておき、それを10年や20年などの計画で消費していきます。マンションはきちんと管理すれば50年や60年は持ちますが、古いマンションほど高齢者が増え、現実的に高額な修繕費が集められず、修繕計画に無理がくるところも見られています。

古い住宅などでは管理費と修繕積立金を合わせて、最大5万円近くとられているケースもあります。さらに50年、60年もマンションに住み続けるとなると、今度は専有部分の劣化も見られるはずです。キッチン、トイレ、お風呂の設備が古くなり取替えが必要となったりするでしょう。それにマンションは結露も発生しやすく、管理が不十分だと壁紙やフローリングが痛んでいるケースも見られます。そのリフォーム費用は、修繕積立金とは別に貯蓄しなければなりません。

■1ヶ月2万円の修繕積立金×50年=1,200万円
■修繕積立一時金 30万円など
■管理費1ヶ月5,000円×50年=300万円
■専有部分のリフォーム 100~1,000万円

こう考えると、マンションにかかる費用は意外と高めでしょう。修繕積立金だけで最低1,000万円、建物が古くなるとまとまった費用が発生し修繕積立一時金が数十万円かかります。自分の部屋をリフォームしないとしても、50年間で修繕費積立と管理費の合計1,500万円は別に必要といえるでしょう。

一戸建てにかかる費用

一戸建ての修繕費
一戸建ては管理費も駐車場もかかりません。修繕費は自分で必要だと感じたら捻出すれば良いだけなので、マンションより気分的に楽と感じる方もいるかもしれません。しかし、修繕費にかける費用は、結局マンションも一戸建てもそれほど変わりがない場合も多いのです。

違いといえば、一戸建ての耐久年数が短いことでしょうか。マンションは50年や60年持つといえるのですが、日本の一戸建ては途中で修繕しながら使う例は少なく、結局30年前後しか持ちません。60年の間に家を2軒建て替えるとなれば、それ相当の費用が発生します。

一戸建ての全面リフォームでも1,000万円近くかかり、建て直しだと解体費用が別途必要となるため、ローコスト住宅を選んでも1,500万円くらいは見積もっておきたいものです。それらの金額からすると、結局修繕費にかかる費用は、マンションも一戸建ても同じくらい必要だと考えておきましょう。

しかし、一戸建てでは管理費や駐車場代がかからないのはメリットです。マンション、一戸建てともに1,000万円近くの修繕費がかかるとすれば、管理費・駐車場代が不要な一戸建てのほうがお得と考えることはできます。

そもそも年令により住宅に求めるニーズが違う

修繕費
単純に修繕費のみで比較してみましたが、それ以外にも注目しておきたいのが、高齢になった際のニーズです。子どもが小さいときは庭があって、家の中で走り回っても問題ない一戸建てが求められます。それらの家は郊外に建てられ、小学校や中学校もそれに合わせて集中しやすいため、子育て家庭にとって住みやすいと感じられます。

一方、高齢になると一戸建てでは住みにくいと感じられる人もいます。

・病院に行くため駅に近いほうがいい
・家の管理ができないから管理組合があると助かる
・一人身になったため手ごろなマンションがいい
・買い物に便利な駅前に住みたい

ほかにも寒冷地では高齢になり冬の除雪が大変になるケースも見られています。高齢になり1人で広い家に住んでいるともったいないと感じる人もいるため、ニーズが変化して引っ越すケースが多いことは忘れないようにしておきましょう。

駅から遠い一戸建てを30年後に売却しようとしても、家の価値はほとんどなく、土地の値段でしか売却はできません。それでも中古マンションを買いなおすことはできますから、その場合は新たな管理費・修繕積立金などの費用負担を考えるようにしてみてください。

まとめ

修繕費にかかる費用はマンションがいいのか、一戸建てがいいのかはそれぞれの価値観により変わってくるでしょう。個人的にはマンションにかかる管理費・修繕積立金がもったいないと思うタイプなので、一戸建てのほうを選びました。私のように考える方もいると思いますので、紹介した金額を参考に比較してみてください。30年後のことはなかなかイメージは沸きませんから、大まかな雰囲気だけは掴んでおきましょう。

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