受精後すぐ症状が出る場合も!妊娠の兆候が出る時期と症状のまとめ

妊娠1ヶ月

「受精後すぐ症状が出るのはいつごろ?」
このような疑問を持っているのではないでしょうか。

 

妊娠を待ち望んでいる方にとって、1日でも妊娠の兆候は見逃したくないですよね。
そんなとき、妊娠超初期のような症状があらわれると、「もしかしたら妊娠かも?」と考えてしまう気持ちはよくわかります。

 

実は
「受精後すぐ症状が出る方もいます」
私自身、妊娠かも?と思いながら実は生理前症候群だったときと、実際に妊娠していたときの初期症状は違っていました。
明らかに症状に違いがみられるため、体の変化に敏感な人なら気が付くはずです。

 

今回は受精後すぐ症状が出る場合、どんな体の変化があるのか紹介します。

受精後すぐ出る症状とは?

受精後すぐ出る症状とは、3種類あります。

・着床出血がある
・着床痛がある
・おりものの量が変化する

この3つです。
明確にわかりやすいのは、着床痛ではないでしょうか。

着床出血がある場合も

妊娠の兆候は早ければ着床直後からです。
その理由は、卵管で受精卵ができてから、子宮まで下りてきて子宮内膜に潜り込み妊娠が成立するからです。
それ以前は、卵管で受精卵が漂っている状態で、明らかな妊娠兆候はあらわれません。

 

受精から子宮内膜に着床するまでの期間は、約7日です。
卵管から下りてくる段階で受精卵は細胞分裂を繰り返し、子宮に下りて着床するまでにさらに数日かかるため、受精卵ができてから7日も必要となります。
受精後すぐ症状が出るとは、受精卵が着床したときなのです。

 

着床したときに少量の出血がみられる方がいます。
出血がみられるのは、50人に1人くらいのようです。
着床出血がないからといって、妊娠していないわけではありません。

 

出血は生理のような赤い色をしていることもあれば、茶色に変化していることもあります。
量も個人差があって、生理と間違えてしまうほど多い人もいるようです。
出血だけで妊娠しているのか、生理なのかをみわけることは難しいでしょう。

着床痛が出る場合も

着床時は出血だけでなく、痛みを感じる方もいます。
「チクチクしたような痛み」です。

 

受精卵が子宮内膜にもぐりこむとき、根を張ろうとする働きから、痛みを感じると考えられています。
1つの細胞が入り込むわけで、このとき子宮内膜は傷つき、出血や痛みが出るのです。

 

受精後すぐ症状が感じられる場合は、この着床痛が一番わかりやすいでしょう。
なぜなら着床出血は生理とみわけがつきにくく、おりものの変化もわかりにくいからです。
着床痛は生理前症候群とは異なる症状で、お腹がチクチクやお腹がキリキリなど痛みをあらわす人がいます。

 

実は着床痛があることは、医学的根拠はありません。
ところが、妊娠超初期にこの症状を感じる人が多いことから広まり、着床痛があることがわかるようになったのです。
医師のなかには着床痛はないという方もいるようで、はっきりとしたことはわかっていません。

おりものの量が変化する

排卵が近づくと受精を促すため、おりものは糸を引くように変わってきます。
量も少しずつ増えていくのを感じられるでしょう。
排卵がおわるとおりものの量が減り、受精をサポートする必要がなくなるため、粘り気がなくなってサラサラと変化していきます。

 

受精がおこなわれないと通常はおりものの量は減りサラサラしていきますが、妊娠しているとおりものの量は減りません。
このことから受精後すぐの症状として気が付く方もいるでしょう。

 

妊娠するとエストロゲンの分泌量が多くなるため、おりものの量は増えていきます。
おりものが茶色に変化した場合は、着床出血があったということです。
量だけでなく色も詳しく観察しておくようにしましょう。

受精後におこる妊娠超初期の症状

受精後すぐ症状
受精後すぐ症状がおこるのは着床がおきたからですが、着床するとhCGホルモンの分泌量が増えるため、妊娠兆候に気が付きやすくなります。
多数の症状がありますから、確認してみましょう。

生理が遅れる

妊娠していれば生理が遅れていることに気が付くはずです。
生理予定日より1週間より市販の妊娠検査薬で妊娠を調べられるようになります。
これは妊娠したら出るhCGホルモンの量が多くなっているからです。

 

hCGホルモンは別名ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとも呼ばれるものです。
受精卵が着床したころから分泌がはじまるため、受精から約7日から分泌量が増えます。

 

hCGホルモンは胎盤をつくる絨毛と呼ばれる部分から分泌されています。
体温を上げて子宮内膜を充実させるプロゲステロンの分泌に必要です。
プロゲステロンは受精卵の着床を促し、流産しないよう子宮収縮を防いでいます。

基礎体温が高くなる

妊娠超初期で基礎体温が高くなるのは、プロゲステロンの影響です。
生理前にも分泌されていて、子宮内膜を充実させて受精にそなえています。
妊娠を助けるホルモンのことです。

 

プロゲステロンは卵胞から卵子が飛び出し、空になった卵胞が黄体へ変化することで分泌しだします。
生理周期では、排卵~生理前の14日間分泌されているホルモンです。

 

妊娠すると黄体から妊娠黄体へと変化し、プロゲステロンを分泌し続けます。
胎盤ができるようになると、今度は胎盤からプロゲステロンを分泌するようになるのです。

風邪のような症状

妊娠超初期に風邪のような症状を感じる方がいます。
プロゲステロンの分泌量が増加しているため、熱っぽい感じがあって、ときには鼻水が出ることがあるようです。
風邪のひきはじめと間違えてしまう方もいますから、妊娠の可能性がある方は風邪薬の服用に注意しておきましょう。

 

妊娠超初期に風邪のような症状といっても、風邪のように細菌やウイルスの影響を受けているわけではありません。
女性ホルモンのバランスが変化することで、一時的に症状が出ているだけです。

胃もたれがおこる

胃もたれはプロゲステロンの影響を受けているからです。
妊娠を継続させるためプロゲステロンが分泌し、プロゲステロンは筋肉の収縮を抑えています。
これは子宮の筋肉が収縮すると、受精卵が着床せず流れ出てしまうためです。

 

ところがこの働きは、胃にも影響を及ぼすことがあります。
胃にも影響が出ると、食べ物の消化力が落ちてしまい、胃もたれや胃のムカムカ感が出るのです。
着床時から胃もたれするのも、プロゲステロンの影響を受けています。

眠気が強くなる

妊娠超初期はプロゲステロンの影響で体温が高くなり、眠気が強くなると感じられる方がいます。
生理前になるとプロゲステロンの影響で眠気が強くなるのと同じです。

 

プロゲステロンは妊娠継続に必要で、妊娠初期だけ眠気が強い人もいれば、妊娠中ずっと強い眠気を感じている人もいます。

ニオイに敏感になる

妊娠超初期は胃もたれや胃のムカムカを感じるとともに、ニオイに敏感になることがあります。
これはつわりが始まっている証拠です。
人によっては、着床時から軽いつわりを感じる人もいます。
「吐くほどではなくても何となく気持ち悪い」という症状が出たら、妊娠の可能性があるでしょう。

貧血気味になる

妊娠初期は貧血がおこりやすくなります。
貧血とは赤血球が減って全身に酸素を運べていない状態です。
鉄分の不足などで貧血はおきています。
妊娠初期に貧血がおこりやすいのも、鉄欠乏性貧血です。
ママの血液量が増えて多くの鉄分が必要となり、貧血をおこしてしまいます。
つわりがはじまっていれば、食事が十分にとれないことで鉄分が不足している可能性もあるでしょう。

関連記事こっそり教える!妊娠中の貧血の症状と対策とは?初期~後期までの食事と数値

トイレが近くなる

妊娠するとトイレが近くなったと感じられることがあります。
その原因は、妊娠を継続させるプロゲステロンの影響だと考えられているようです。
プロゲステロンの分泌量は胎盤が完成するまで多くなるため、長くて妊娠4か月目まで感じやすくなります。

胸が張る

妊娠すると分泌量が増えるプロゲステロンは、乳腺の発達を促すため、妊娠すると胸の張りを感じられるようになります。
生理前でもプロゲステロンの影響で胸が張ることがありますが、妊娠したときの張りはそれよりも強く、乳首が下着に触れるだけで痛みが出るためわかりやすいでしょう。

関連記事胸の張りが続くのは妊娠?1週間以上症状がある場合にチェックする7項目

便秘が続く

これもプロゲステロンの影響で、腸の周りにある筋肉がゆるむためです。
腸のぜん動運動が弱まってしまうため、いつもより便秘に悩まされる方もいます。

受精後~妊娠2週までの体の症状

受精
着床後から症状が出やすいといっても、わかりにくいですよね。
どのような仕組みで受精卵ができるのか確認するとわかりやすいと思います。

妊娠2週までに受精卵が子宮に下りていく

排卵日近くに男性側の細胞と卵子が出会うと、それが結びついて受精卵となります。
受精卵は月に1度のみで、卵子の寿命や男性の細胞の寿命も短く、数日程度です
これらが結びつくのはかなり貴重で神秘的なことなんですね。

 

2つの細胞が出会うのは卵管であって、受精すると子宮に降りてきて着床します。
受精卵ができた直後はまだどこにも留まっていない状態で不安定です。
子宮に着床してはじめて安定した妊娠となります。
着床する前は自然と流産してしまう受精卵もあるといわれています。

 

受精卵はできてから1週間位したら子宮に着床し、妊娠が確定します。
つまり排卵後から1週間後くらいには受精卵が子宮に到達していて、早い人では生理前2~3日前には既に症状がある人もいるわけです。
ただしこれはすべての人でみられるわけではなく、着床して女性ホルモンのバランスが変わってくるに従い、だんだんと妊娠の兆候が見られることが多くなっています。

妊娠2週の受精卵の様子

妊娠0日は前回の生理がはじまった日で、妊娠2週は受精卵がつくられる時期です。
まだ受精したばかりで、着床していないためまだ妊娠は成立していません。
妊娠とは受精卵が子宮内膜に根を張ったときで、妊娠2週はまだ卵管を下りている段階で、不安定な状態です。

 

そのため妊娠2週で妊娠兆候を感じる人は少なくなっています。
このころは細胞が2つに分割し、2つが4つにと倍々に細胞が増えている時期です。
まだ胚と呼ばれる状態で、着床するための準備をしています。

妊娠2週目に赤ちゃんの性別が決まる

実は赤ちゃんの性別は、受精卵ができたときにすでに決まっているのです。
性別が決まるのは、男性側の染色体に左右されています。

 

男女とも23対の染色体を持っていて、22対までは男女ともに同じですが、23対の染色体が違うことで、赤ちゃんの性別が決まるのです。
染色体が「X染色体+X染色体」の組み合わせなら女の子、「X染色体+Y染色体」なら男の子になります。

 

女性が持つ染色体はX染色体なのに対し、男性はX染色体とY染色体の2種類を持っています。
ちょうど結び付いた染色体がY染色体なら、男の子が生まれるのです。

 

受精卵のころに赤ちゃんの性別が決まっているといっても、実際に性別が判断できるのは、妊娠17~18週ごろです。
エコー検査で性器の違いがわかると、赤ちゃんの性別が確定されます。

受精後すぐ症状が出ても着床しないことがある

妊娠2週は卵管で受精卵が漂っている状態で、とても不安定です。
この段階で受精卵の細胞分裂が進んでいくわけですが、染色体に異常があると分裂が途中で止まってしまいます。

 

すると妊娠が継続できず、受精後すぐに症状が出ていたとしても、流産してしまうことがあります。
妊娠初期のころに受精卵の成長が止まってしまうことを、化学流産といいます。
このときに母体は何らかの症状を感じることはなく、「いつもより少し重い生理が来た」と感じる程度です。

 

本来なら化学流産は気が付くことができないのですが、今はフライング検査ができるようになり、化学流産していることもわかるようになったのです。
化学流産は染色体に異常があるため、何をやっても育つことはありません。
偶然染色体に問題がある受精卵ができてしまったため、健康なカップルでもおきていることで、母体の影響があるわけではないのです。

受精後すぐに妊娠検査薬を使ってもいいの?

受精後すぐ症状
通常の妊娠検査薬は生理予定日から1週間経過すると使えます。
hCGホルモンが50mlU/ml以上になると、陽性反応が出る仕組みです。
そのため受精後すぐはhCGホルモンの量は少ないため、通常の妊娠検査薬では陽性の反応は出ないでしょう。

 

最近はフライング検査といって、50mlU/ml以下でも測定できるものが登場しているため、受精後すぐに検査したい方は活用してみてください。
フライング検査は25mlU/mlのhCGホルモン量でも陽性反応が出ます。

 

25mlU/mlの量まで達するには個人差がありますが、高温期8日目くらいからすでにhCGホルモンが分泌している方もいるようです。
8日目とはちょうど受精卵が着床したころで、早い方ではこの段階でフライング検査をする方もいます。

・通常の妊娠検査薬 妊娠4週から
・フライング検査薬 妊娠3週目から

このような違いがあります。
フライング検査薬の商品には、「生理予定日2日目前から」と記載されているものが多く、受精する段階ではまだhCGホルモンの量が多くなっていない可能性があります。

 

できるだけ受精直後から検査をしたいと考えている方は、フライング検査を用いて受精直後から数回検査するようにしてください。
検査結果が正確に出やすいのは、生理予定日2日前からです。

 

フライング検査薬は

・ラッキーテスト 米国製
・wondfo 米国製
・チェックワンファスト 日本製

などの商品が選べます。
海外製のほうが早期発見しやすいものが多いため、必要であればネットを利用して購入してください。

関連記事妊娠早くわかる方法とは?妊娠したら出る17つの症状と、フライング検査について

生理予定日1週間くらいから気をつけたいこと

妊娠の兆候は早ければ生理予定日くらいから、1週間後くらいには出始めます。
私もこの頃には既に出ていて、1週間後~2週間後にはすでにつわりもあったように思います。

 

このときに出るのは微熱、体のだるさ、胸の張り、吐き気、眠さなど。
生理前の症状と似ているので気をつけなければなりません。
妊娠するということに気が回っていないと、どうしてもこの変化は風邪を引いた?とか生理前だからとも思われがちだからです。

 

私も微熱がちょっと出ている程度で風邪かと最初は思っていました。
生理前にも体温は上がるため、その変化にも気が付くことがあったし。
そんな感じだったため解熱剤を1錠くらい飲んでしまいました。
そのくらいでは胎児には影響がないとはいえ、後でやっぱり後悔しました。

 

妊娠の初期症状は他の症状とも間違いやすいため注意してみてくださいね。

まとめ

妊娠の初期症状は早い人では生理予定日2~7日ほど前から感じる人はいますが数は少なめ、多くの場合は生理予定日がすぎて1週間から2週間くらいしてから感じる人が多いようです。
微熱、吐き気、風邪をひいたようなだるさがあったら妊娠を疑いましょう。