親の葬儀の費用、誰が払うかで揉めないために。体験談からお伝えします

親の葬儀費用

「親の葬儀費用は誰が払うべき?」
「喪主ではないのでいくら香典を包むべき?」
このように親の葬儀費用で悩む方は少なくないようです。

兄弟姉妹がいたとしても、それぞれ考え方が異なっていますから、後で親の葬儀費用で揉めることは少なくないのです。
あとでトラブルにならないために、親の葬儀費用のことを事前に知っておきましょう。

私自身親の葬儀の経験をしましたので、体験談を踏まえてお伝えしていきます。

親の葬儀費用はどうするのか?

親の葬儀で最もトラブルの原因となりやすいのが、葬儀費用のことです。
兄弟姉妹の仲が良いなら別ですが、親の葬儀があるころは子どもたちもそれぞれ家庭をつくっているため、義理の姉や兄など、血のつながっていない人の問題も絡んでくることがあります。
だからこそ、親の葬儀費用は、どうすべきか事前に考えておく必要があるでしょう。

親が直葬でよいといっているなら20万円程度で済む

最近は親世代が「葬儀で子どもたちに迷惑をかけたくない」という思いから、直葬のみでよいと考えている人は少なくありません。
直葬の場合は火葬場で焼いてもらう程度で、棺桶や搬送費用、お坊さんを呼んだとしても、20万円程度の費用で済みます。

親の生命保険でまかなう

親が生命保険に加入していた場合、そのお金を葬儀費用にあてることもできます。
ただし、葬儀は突然やってくるもので、親が生命保険に加入していたことを知らない場合もあるでしょう。
そもそも生命保険の保険金は、今日・明日に支払われるものではありません。

ご請求に必要な書類が当社に到着した日の翌日からその日を含めて5営業日以内にお支払いいたします。
出典:http://www.metlife.co.jp/customer/faq/demand/when.html

メットライフ生命の公式サイトには、書類が届いてから5営業日以内と書かれているようです。
葬儀費用は親がなくなって数日中に支払わなければならず、子どもがいったん立替えなければなりません。

子どもたちで頭割りする

一般的には喪主が親の葬儀費用を全額持ち、香典費用から一部をまかなうといった形です。
そのため、兄弟や姉妹がいれば、それぞれは喪主が負担とならないよう香典を支払う必要があります。

兄弟で仲が良い場合や、それぞれが嫁いでいない場合などは、子どもたちで頭割りするという考え方もあります。

実は、喪主だけが親の葬儀を負担するととても大変です。
そのため、子どもたちで親の葬儀費用をそれぞれ負担するという考え方もよいのではないでしょうか。
100万円の葬儀をあげたい場合で子どもが2人なら50万円ずつ、200万円の葬儀をあげたいと思うなら100万円ずつとなります。

「いくらの葬儀をあげたいか?」この部分で子どもたちの考えが一致しなければ、頭割りする考え方はできません。

親の貯金を利用する

常識のある親なら、自分の葬儀費用くらい残してくれるものです。

我が家の場合はこのパターンでした。
親が入院生活をしている段階から、私が生活費や入院費も管理していたため、どのくらいの費用が残っているかわかっていたのです。
親は年金暮らしで収入に問題はなく、自分の葬儀費用くらいは残してくれていました。

子どものうち誰かが親の入院中の看病をしていれば、生活費や入院費用も管理しているはずですから、その段階で親の葬儀費用が出せるのかわかります。

葬儀費用ローンを利用する

親の遺産がほとんどなく、子どもたちも葬儀費用を持っていないケースもあります。
葬儀費用ローンは、葬儀会社が提供しているものを使う方法や、自分で金融機関に連絡して用意する方法が利用可能です。
数十万円程度でしたら、クレジットカードのキャッシング、消費者金融のキャッシングという手もあります。

葬儀業者によっては、クレジットカード払いに対応しています。

子どもがお金を持っていないのに、借金してまで親の葬儀費用を出す必要があるかは、考える必要があるでしょう。
生活保護の方は、葬祭扶助制度を利用すると、最大20万円の葬儀費用が支給されます。
直葬のみに限られますが、火葬費用はまなかなえる額です。

親が互助会に加入している

もともと親が互助会に加入し、葬儀費用を工面してくれている場合もあります。
親が突然亡くなられた場合は、互助会の存在も知らないというケースもあるでしょう。
普段からそういった会話はしておき、互助会に入っているか知っておく必要があります。

親の葬儀の香典はいくらが適切か?

親の葬儀の香典を支払うということは、喪主が費用を負担していることになります。

5~10万円が目安

喪主以外の子どもは、5~10万円香典をつつむのが一般的です。
地域柄によっては高額な葬儀費用がかかるところもありますから、費用はこれより高くなる場合もあります。

喪主は払う必要なし

喪主が親の葬儀費用を負担することになれば、喪主は香典をもらう側です。
支払う必要はありません。

喪主が全額負担する能力がない場合

喪主がまだ若い場合、子どもの1人だけが親の葬儀費用を負担できないこともあります。

兄弟姉妹でそれぞれ平等に分担する必要がある

喪主が負担できないなら、兄弟姉妹で平等に費用を分ける必要があります。
こういったことは見栄をはらずに、正直に打ち明けて兄弟姉妹に相談しましょう。

そもそも親の葬儀に行くべき?

親の葬儀の疑問では、そもそも親の葬儀に行くべき?という内容もあるようです。
たとえば次のようなケースのときに考えられます。

自分も高齢で体調が悪いとき

親が90や100歳くらいだと、子どもも高齢者となってしまい、体調が悪く親の葬儀に参加できないことがあります。
体調が悪いのにわざわざ遠くはなれた場所まで行くのは大変ですから、改めて体調が良いときにお線香をあげに行けばよいでしょう。

仲が悪く葬儀が終わった後に知らされる場合もある

親と子どもの仲が悪い、子どもたちの仲が悪いという場合では、親の葬儀が終わった後に知らされることもあります。
この場合は、親の葬儀に行きたくても行くことはできません。

どのような服装で行くべきか?

親の葬儀
昔は親の葬儀の場合、子どもたちはきちんとした身なりで参列することが多かったようです。
普段喪服を着ていた方も、親の葬儀ともなると着物の喪服を着ている姿を見ることがありました。

安物の喪服は失礼か?

「親の葬儀にはきちんとした身なりで参列すべき」このように考える年配の方は少なくないため、安物の喪服では失礼ではないか、という考えを持つ方もいるようです。

見送る気持ちに値段は関係ない

最近は親の葬儀だからといって、着物を着ている人は少なくなりました。
そもそも見送る気持ちに値段は関係がありませんし、親の葬儀が急だった場合、安物だろうが何だろうが参列しなければなりません。
気持ちが一番大切で、どんな服装だったかは、本人が思っているより周りの人は覚えていないものです。

親の葬儀は家族葬にすべきか?

親の葬儀費用
最近の悩みで多いのが、親の葬儀は家族葬にすべきか?ということです。

家族葬をする理由

そもそも家族葬を選ぶ理由は、3つの考え方があるためです。

1・お金をかけたくない

お金をかけたくない、お金をかけられない人は、直葬や1日葬などを選ぶことになるため、家族葬を扱う葬儀会社を選ぶことになります。

家族葬だからといって安いというわけではなく、費用は参列する人の数によっても変わってくるため何ともいえないでしょう。
家族葬はもともと少ない参列者を想定している会場で、参列者が少ないということは、それだけ香典も減ります。

近所の方や知り合いも多く来てくれるのは一般葬儀で、香典もそれなりの額が集まるため、家族葬だからといって負担する費用が安くなるというわけではありません。

2・参列者が少ない

費用だけの問題ではなく、そもそも親が高齢で参列者が少ない場合、あえて家族葬を選ぶケースもあります。
広い葬儀場を選ぶと、がらんとして見た目も悪いためです。

3・故人との別れを惜しむ時間が必要

家族葬を選ぶ理由は、残された家族が故人とゆっくりお別れしたいという意向もあります。
たくさんの方がいらっしゃる葬儀会場では、それらの方への挨拶やふるまいに気を配らなければならず、ゆっくりお別れできないのです。
大切な親との別れをゆっくり惜しみたいという気持ちは当然のことでしょう。

家族葬なら身内だけの参加ですから、必要以上に気をくばる必要はありません。
本当に別れを惜しむ人だけが参列し、よい葬儀にしたいという考え方もあります。

近所の方が参列するなら余裕のある式場で

家族葬を選んだ場合でも、近所の方が参列する可能性が高い場合は、余裕のある葬儀場を選ぶ必要があります。
式場にも複数のタイプがあって、ある程度余裕のある家族葬の場所もあるようです。

我が家の場合も家族葬でしたが、会場内に2か所あって、広いほうが空いているということで、同じ費用でそちらを貸していただけました。
結果的に広々として余裕があり、広い会場でよかったと思っています。
家族葬の会場だと本当に小さいこともあるため、広さは確認してください。

家族葬でも身内以外の方を呼んでもよい

家族葬という名前が付いているため、「家族や身内しか呼んではいけない」このように勘違いされる方は少なくないようです。
実は身内以外でも、親しい友人や知人を呼んでも問題ありません。
会場の広さに限られているため、家族や身内だけで済ますケースが多いだけです。

親の葬儀と〇〇が重なった場合

ちょっと不謹慎ですが、親の葬儀と〇〇が重なったら、どちらを優先すべきか?と疑問を持つ方もいるようです。

子供の結婚式

子どもの結婚式は生きている人と、亡くなった人とを比べなければなりません。

最後のお別れなので親を優先する

子どもの結婚式のようにお祝いなら、生きている以上また機会があります。
親の葬儀は一生に一度のみしかないことですから、当然親の葬儀を優先すべきではないでしょうか。

試験とかぶった場合

もしかしたら喪主となる立場の人が、当日重要な試験があるというケースもあるかもしれません。

日程を調節できるか考える

試験ならまたチャレンジすればよいという考え方もありますが、迷っているということは、それだけ重要な試験なのでしょう。
これからの自分の人生を左右する重大な試験なら、試験と親の葬儀どちらを優先すべきか迷ってしまいます。

できれば、親の葬儀の日程を変えるよう調節してみましょう。

看病した人より、立派なお葬式をあげた人が偉いのか?

親の葬儀に直面すると、このような悩みを持ってしまう場合もあります。
自分が一生懸命親の最後を看病したのに、ほかの兄弟が盛大な葬儀をあげて、周りからスゴイ人と見られてしまうことがあるからです。

立派な葬儀は見栄でしかない

私自身葬儀とは、残された人の見栄でしかないと思っています。
昔は立派な葬儀をあげないと恥ずかしいという風習があったことは確かです。
地域柄まだそのような風習が残されている地域もあるかもしれません。
見栄をはっても表面上すごい人に見えるだけで、本質的な部分ではわかっている人はわかっているはずです。

親が一番看病した人に感謝しているはず

大切なのは、自分が最後に親に対して何をしてあげられるか?ということです。
親との最後のひと時を過ごすことは、自分にとっても親にとっても、一生の宝物となります。
その人の人格が見えてくるのは、親が亡くなったときではなく、その前の段階なのでしょう。

私自身親の葬儀はただの節目であって、最後に一緒に過ごせたことが何よりの思い出となりました。
親が亡くなる経験は一生に一度しかなく、後で後悔しても戻ってはきません。
最後に後悔しないためにも、最後の時間を大切にされてはどうでしょうか。

我が家の、親の葬儀のケース

親の葬儀
60代の早くに亡くなってしまった、母の場合のことをお話ししたいと思います。
私自身まだまだ一緒に過ごせると思っていたのですが、早くに旅立ってしまい、突然のことで気持ちも整理できていない状況でした。

ちょうど面会に行っているときに急変したため、最後に私の顔を見たくて、待っていてくれたように思いました。
親が亡くなると病室からすぐに出なければならず、病院側から葬儀屋さんを呼んで運んでもらうか、霊安室に移動するかどちらかだと言われてしまいました。
幸い、少し待ってくれるとのことで、葬儀屋さんが来るまで病室でお別れすることができました。

大抵、そんなとき葬儀屋さんは決まっていないため、病院が紹介してくれるところを利用することが多いようです。
搬送のみをお願いすることもできますから、病院の紹介で高額な葬儀費用になるのでは、という心配をする必要はありません。

急に親が亡くなり、葬儀会社を選ぶのは大変ですから、事前に情報収集しておいたほうがよいと思います。
我が家では結局、近所の家族葬の広告チラシを引っ張り出し、選ぶことになりました。
搬送は病院から紹介してもらった葬儀屋さんで、その後は近所で見かけた家族葬を選ぶことになったのです。

搬送代は数万円程度、家族葬は80万円くらいで、最終的には100万円くらいはかかりました。
その後の納骨、法事、仏壇などもあわせると、150万円は必要となったと思います。

まとめ

私自身親の葬儀を経験してみて、「こんなにかかるんだ」と思い、自分も亡くなる前に自分の葬儀費用くらいは準備しておこうと思いました。
身内だけの家族葬だと香典が少なくなるため、持ち出し金は意外と多いです。
そんな経験をして、子どもに迷惑をかけたくないという思いから、きちんと自分の葬儀費用の貯蓄だけは残そうと思いました。
これから親の葬儀費用で問題を抱えている方は、私が体験した家族費用の金額を参考にしてみてください。


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