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これだけ覚えれば恥をかかない、葬儀のマナー7選!お通夜から焼香、香典の基礎知識

葬儀のマナー

冠婚葬祭は基本的なマナーがあるため、知らないと恥をかきます。
とくに葬儀は一生のうちに何度も経験することではないため、わからないことが多いのではないでしょうか。
葬儀のマナーは「人には聞けない」部類のため、基本的なマナーを覚えておくようにしましょう。
葬儀のマナーとして、お通夜に参加する際のマナー、焼香や香典の基礎知識を紹介します。

1・葬儀のマナーとは?

葬儀は1年に何度も経験するものではなく、なかなか出席の機会がなく、葬儀のマナーを覚えることができない人もいます。
そのような方がマナーを知らずに葬儀に参加してしまうと、戸惑ってしまうでしょう。
本来葬儀のマナーとは、故人を思う気持ちからきたものです。
最初は葬儀のマナーを守ることが面倒に思うかもしれませんが、一度身に付けてしまえば当たり前にふるまうことができるようになります。

葬儀のマナーの前に、お通夜、葬儀、告別式の違いをきちんと言えますか?

お通夜・・・死者の霊を慰める儀式
葬儀・・・故人があの世に旅立てるようにする儀式
告別式・・・故人とお別れするための儀式

一般的に参加することが多いのがお通夜です。
会社の同僚、遠い親戚、近所の方、友人や知人などは、告別式のみに参加する例が多くなっています。
お通夜と葬儀は親族のみが参加することが多いようです。
故人と深いつながりをもっていて、最後のお別れまで参加したいと思えば、お通夜に参加することは、親族の方も喜んでくれるでしょう。

このマナーは地域によって異なります。
北海道の場合は少し事情が異なるため注意が必要です。

お通夜・・・友人知人や近所の人、会社関連の人も参加する
告別式・・・親族のみや親しい友人のみが参加するもの

このように、実はまったく反対の意味を持つこともあるのです。
そのため、あまり親しくなかった人の場合、お通夜と告別式どちらに参加するべきか迷うこともあるでしょう。
あまり親しくない人がお通夜のみに参加することが多い地域は、北海道や北関東、南関東、近畿、九州などです。
あまり親しくない人が告別式のみに参加することが多い地域は、東北、中国などに多くなっています。

お通夜とは亡くなってすぐの夜に行われる儀式のことです。
夕方移行にお経をあげてもらうため、仕事がある方でも参加しやすいことから、仕事関連の方や近所の方、知人などはお通夜のみの参加のケースもあります。
一方で、告別式というのは日中に行われるもののため、仕事を休んでまで参加するのは大変なことです。
そのため、一部の地域では告別式を親族など特別な人のみで行うことが通例となっていることもあります。

本来の葬儀のマナーでは、お通夜は親族など特別な人のみが参加するもので、告別式は幅広人が参加するものでした。
それが地域によって合理的にとり行う考え方に変わってきて、お通夜を多くの方が参加するもの、告別式は特別な方が参加するものと変わってきているのです。

・葬儀のマナーで最低限気を付けること

このように細かい葬儀のマナーなどは、地域によっても多少異なるため、その地域のしきたりに合わせることが一番です。
ほかの地域から引っ越してきたばかりで、その地域の葬儀のマナーがわからなければ、遠慮なく親しい人に聞くようにしましょう。

そして最低限守らなければならない葬儀のマナーは、あれやこれやと故人のことを聞かないことです。
死因や病状など聞きたいことは山ほどあるかもしれませんが、親族にとって葬儀は故人との最後のお別れの儀式のため、その場では口やかましくしないようにしましょう。
故人の死因や病状などは、親族にとってもあまり話したくないことも多いようです。

葬儀は故人とのお別れの儀式のため、最低限のマナーとして親族のことを考え、ズケズケと聞く行為は避けたいものです。
もし不幸を後で知った場合は、親族の方に電話を1本入れてお悔やみを伝えましょう。
先方の都合のよい日にお線香をあげさせてもらうのが、マナーとなります。

2・葬儀のマナー服装編

葬儀のマナー
葬儀に参加するとなると多くの方が気になるのが、葬儀に着ていく服装でしょう。
喪服で参加する必要があることはわかっていても、今まで葬儀に参加する機会が少ないと、細かい部分のマナーまではわからないものです。

・男性の服装

男性は喪服でなければならないということではなく、喪服を用意できなければ、黒のスーツでも構いません。
しかし喪服の黒は一般の黒のスーツとは黒の濃さが違うため、若い方以外はきちんとした喪服を用意したほうが恥をかきません。
学生なら学生服を着用すればよいでしょう。
黒のスーツを着る場合では、スーツのタイプは問われません。
シングルスーツ、ダブルスーツなど形に気を遣う必要はありません。
シングルかダブルかは、そのときのスーツの流行りなども影響しているようで、年配者はダブル、若い方はシングルが多いようです。

男性が葬儀で着る服装で注意しなければならないのが、シャツやネクタイの色です。
シャツは白を選ぶのが葬儀のマナーとなります。
ネクタイは黒を選ぶ必要があるでしょう。
ネクタイの結び方にマナーはないため、どのような結び方でも問題ありません。
ただ、ネクタイピンやポケットチーフなどの飾りは付けないようにしてください。

・女性の服装

女性も喪服でなければならないという決まりはありません。
男性用の喪服と比べて、女性用の喪服は1万円程度からも購入することができるため、1着準備しておくと便利です。
男性同様喪服の黒は、濃い黒となっているため、一般の黒の服とはやはり見た目が違います。
喪服がなければ黒のスーツやワンピースでも問題ありません。

注意したいのが肌の露出です。
夏用の喪服の多くは、袖の部分をシースルーの長袖にして露出を抑えています。
足元の素足はマナー違反で、黒のストッキングを履くようにしましょう。
肌色のストッキングの方はあまりいないようで、夏などは薄手の黒を選ぶと間違いありません。

・アクセサリー

男女ともに結婚指輪や腕時計程度のアクセサリーは付けても大丈夫です。
女性がアクセサリーを付けたいなら、パールにしましょう。
ただしパールネックレスを2重にするのは、不幸が二重になることを連想させるためタブーです。

・靴のマナー

女性が葬儀に参加する際に気を付けたいのが、靴でしょう。
サンダルやミュールなどカジュアルなものはNGです。
飾りのない黒のシンプルなパンプスを選ぶと失敗がありません。
靴の素材はベルベットなど光沢のあるものは避けてください。

・バッグのマナー

靴と同じように黒を選び、光沢のある素材は避けます。
ファーのように殺生を連想させる素材は選んではいけません。
フェイクファーも同様の意味を持たせることから、葬儀には身に付けないのがマナーです。

・子どもの服装

学生であれば制服を選ぶと間違いありません。
幼児や小学生であれば、白や黒のシンプルな服装が適しています。
トップスは白のシャツやブラウス、ボトムスは黒のパンツやスカートがおすすめです。
靴下は黒か白を選んでください。
お受験用の上下セットがあると、葬儀に参加する際にも使うことができます。
靴や鞄は、大人と同様に光沢のないものを選びましょう。
子どもの場合は服装が黒でなければいけないということはなく、黒がなければ色が地味でシンプルなものを選ぶと周りから浮きません。

3・お通夜に参加する際のマナー

お通夜のマナーの前に、参加しても構わないか確認するところからです。
もともとのお通夜のマナーでは、お通夜とは親族のみのごく近しい人のみでとり行うものとなっています。
また、地域によってはその反対の意味を持ち、お通夜に会社関連の人、友人や知人、近所の方など多くの人が参加する意味を持つ場合もあります。
どちらの意味を持つのか確認しないで、お通夜に参加するのはマナー違反です。

とくに、お通夜は家族や親戚のみのごく近しい人のみで行う地域では、ほとんど面識がない人が参加しているとかなり浮いた存在となります。
故人と特別親しいお付き合いをしている人だと勘違いされかねないでしょう。
もちろん、生前特別なお付き合いをしており、故人の例を慰める儀式のお通夜にぜひ参加したいという希望があるなら、参加してもマナー違反にはなりません。

また、それほど親しくない人でも、お通夜に参加することはあります。
告別式や葬儀に参加できない場合は、お通夜だけでも参加すべきです。
お通夜が親族のみ参加する地域では、後ろの席を利用すれば問題ないでしょう。

・多くの方がお通夜に参加する地域の場合

多くの人が参加する儀式がお通夜である地域なら、会社関連の方や、友人知人、学校での知り合い、近所の方など多くの方が参加します。
北海道など一部の地域では、お通夜は親族のみでとり行うものではなく、多くの方が参加するものとなっています。
このような地域では、告別式が親族のみでとり行う儀式となるため、一般の方はお通夜のみ参加するのがマナーです。

・お通夜に参加する場合

お通夜は午後6時~午後9時くらいに行われることが多いです。
そのため仕事を早く切り上げて参加することができます。
お通夜に参加する場合は、早すぎず遅すぎない時間帯に足を運びましょう。
受付で一礼し、お悔やみを述べます。
「この度はご愁傷さまです」
このように一言で済ますようにしましょう。
もしお通夜に参加することができない場合は、受付に香典を渡してから帰ります。
受付がなければご霊前に添えるか、親族に渡すようにしてください。

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お通夜での最低限のマナーは、大きな声で話さないことです。
まだ遺族の悲しみも大きい時期ですから、できるだけ会話は控えるようにします。
お通夜が始まるとお経が唱えられ、順番に焼香を済ませます。
お経と焼香が済んだら、帰宅しても構いません。

その後は「通夜ぶるまい」と呼ばれる食事が設けられることがあります。
お通夜の時間帯によっては、お通夜の儀式が始まる前に通夜ぶるまいとなることもあります。
通夜ぶるまいは勧められたら箸をつけるのがマナーです。
親族の方も必要な人数の食事を事前に準備しているため、十分な人数の食事が用意されていて、親族に勧められるようなら食べても構いません。
食事の用意は親族のみの分しか用意していないこともあるため、勧められたときのみ食事をするようにしましょう。
車できている場合は、お酒を断っても構いません。
飲酒運転はマナー以前の問題のため、葬儀会場に泊まるつもりがないなら、お酒を断ることは失礼にあたりません。

4・焼香のマナー

葬儀に始めて参加する人は、焼香のマナーが気になることでしょう。
詳しい焼香のやり方は次項で説明するとして、ここでは焼香時に気を付けたい基本的なマナーを紹介します。

焼香をする順番は、席順で進められていきます。
座ったまま焼香が回ってくる場合は、前列から順番に回るため迷いがないでしょう。
大抵の場合は、焼香は親族から始まり、親しい人の順番で行われています。
その理由は、お通夜や告別式の席でそのように座ることが多いからです。
告別式の場合は先着順に焼香を済ませるケースもあるため、その場合は親しい人から順番になどと思わず、スムーズに多くの人が焼香を済ませられるようにしましょう。
前の人が済ませたら速やかに焼香を終わらせることが大切です。

とくに列席者が多い葬儀会場では、一人ひとりがもたついていると、焼香にかかる時間が長くなってしまいます。
また、後列にいる人が急いでいるのかもしれません。
スムーズに焼香を済ませるということは、葬儀のマナーというより、周りの人に気を遣うマナーだといえます。

・焼香の回数

焼香の回数ややり方などは、宗派によって変わるため、あまり気にしなくて大丈夫です。
回数が気になるようなら、周りの人のやり方を見ておき、それに合わせておけばよいでしょう。
列席者が多い場合は2回、3回と多くするより、時間を短縮して1回で済ませる方法もあります。
焼香が終わったら次の人に軽く会釈しましょう。
このように焼香のマナーにこだわるのではなく、故人への思いが一番大切で、列席者が多い場合は周りの人に思いやりを持った行動をすることがマナーだといえます。

5・焼香の作法

葬儀のマナー
簡単な焼香のマナーを理解したら、次は焼香の具体的な作法を覚えてみましょう。
焼香には立礼、座礼、回し焼香など種類があります。
立礼とは遺影の前に直接行き、焼香を上げる方法です。
座ったままのやり方や、座席に焼香が回ってくる方法なども覚えておきましょう。

焼香が立礼だった場合は、遺族に目礼してから遺影に一礼し、合掌します。
焼香の器に入っている砂のような「抹香」を、親指、人差し指、中指の3本でつまみます。
目の高さまで上げたら、焼香の器に戻しましょう。
これを2回、3回と行うのですが、回数は宗派によって異なります。
最近は回数にこだわりはないようで、2回がよいのか3回にすべきかまよったら、周りの人の回数に合わせるのが一番です。
焼香が済んだら、遺影に一礼し、僧侶と遺族に一礼して席に戻ります。

座礼とは遺影の前に座って焼香をする方法です。
基本的なマナーは立礼とそれほど変わりません。
最近は葬儀会場で椅子を準備することが多いようですが、お座敷での葬儀会場では座礼となります。
席から立ち上がる際に周りに軽く会釈するとスマートです。
遺影の前に座ったら一礼し、立ち上がらず祭壇の前に進み正座をして座り合掌します。
抹香を持ち上げて戻す動作は同じです。
席に戻る場合は膝で歩くようにするか、遠い席の場合は中腰で歩くようにします。

回し焼香は、座った席に抹香が回ってきます。
隣の方から抹香が回ってきたら、一礼します。
抹香を自分の前に持ってきて、焼香を済ませたら合掌をして、一礼してから次の人に回していきます。

抹香ではなく線香での焼香の場合もあります。
祭壇で一礼をしてから、ろうそくに火を付けて線香に火を移します。
ろうそくの火を手であおいで消しましょう。
ろうそくの火は息を吹きかけて消す方法はマナー違反です。
線香を香炉に立てて合掌し、遺族に一礼して終わりです。

6・香典袋の書き方

葬儀に参加する際には香典を持っていきますから、香典の書き方も覚えておきましょう。
香典に書くのは薄墨がよいといわれています。
その理由は故人を思い流す涙で、墨が薄くなり薄墨となると考えられているからです。
最近はボールペンを使用する方も増えているため、薄墨で書かなければならないということはありません。
きちんとしたマナーを身に付けたい方は、薄墨を購入しておきましょう。
薄墨は100均でも売られているため、気が付いたときに入手しておくことをおすすめします。

次に香典袋の書き方です。
香典袋の表面には、下部中央に自分の名前をフルネームで書きます。
連名の場合は3人までにとどめ、4人以上になる場合は表面に代表者のみの名前を書き、中袋や別紙にそれぞれの名前を書いたものを添えましょう。
連名の場合は目上の人から順番に書くようにしてください。

遺族と面識がない場合は、会社名を右側に記載し、となりに名前を書くとわかりやすいでしょう。
基本的には名前のみを記載し、それ以外を記入する場合は中袋や別紙に書き入れます。
金額は「金〇〇円」と漢数字で書き入れてください。
裏側には郵便番号、住所、氏名を書きましょう。
香典袋に住所などを記載しない場合もあるようですが、遺族の方が見て誰からだったのかわかりません。
とくに直接葬儀に参加できない遠方の方が他の方に香典を持っていくようお願いする場合は、住所や氏名など詳しい情報を記入しましょう。
後で遺族の方が香典返しを送ろうと思っても、住所等がないと送ることができません。

そして香典に書く文字は、読みやすい字体を心がけます。
字を書くのが下手でも、丁寧に書いて遺族が読みやすいものであれば問題ありません。

7・香典で注意したいこと

香典に入れる袋は古いものを使いましょう。
結婚式では新札を使いますが、香典の場合は一度使ったものにします。
新札しかなければ、一度折り目を付けてから入れてください。
お札を香典袋に入れる場合は、お札の表面を下にします。
表とは人物がある部分で、人物がないほうが裏です。
中袋にお金を入れたら、表袋に入れましょう。
表袋は下側、上側という順番で折ります。

・御霊前か御仏前か

香典袋で迷ってしまうのが、御霊前か御仏前かということでしょう。
香典とは死者の霊前に供える意味があるため、お通夜や葬儀、告別式などでは「御霊前」を用います。
御仏前とは仏様に供えることを意味しているため、成仏した仏様、いわゆる四十九日を済んでから使用するものです。
仏教では四十九日で魂が成仏するという考え方があります。

仏式・・・御香典
神式・・・御神前
キリスト式・・・御花料

このように宗教によっても多少異なりますが、どのような宗教でもまよったら御霊前を使いましょう。

・香典に入れる金額

香典が5,000円以下なら印刷された水引の香典袋を利用し、それ以上なら本物の水引がついた香典袋を使用しましょう。
私が住む北海道では、金額にかかわらず印刷された水引袋を使う人が多いようです。
地域によっても異なると思いますので、事前に確認しておくと安心でしょう。

香典の金額は、誰に対してなのかによって変わってきます。

・友人や知人・・・5,000円以下
・会社の関係者・・・5,000円以下
・取引先・・・1万円
・祖父母や親戚・・・5,000~1万円
・兄弟・・・3万円
・両親・・・10万円

これは年齢によっても変わりますし、地域差もあるようです。
近所の方が亡くなった場合は3,000円、会社の同僚などでも人数が多い場合は3,000円ということもあります。
兄弟や両親などは基本的に葬儀費用を喪主が出しますが、兄弟同士で葬儀費用を出しあう場合などもあるでしょう。
その場合は香典として包まず、葬儀費用を出す場合もあるようです。

香典の金額で迷ったら、周りの人がどのくらい入れるのか聞いてみて、それに合わせるのがよいでしょう。
または、その地域で何度も葬儀に出席している人に聞く方法もあります。

・ふくさで包む

基本的には香典袋をそのまま持ち歩く方法や、バッグに入れるのもマナー違反となります。
香典袋は「ふくさ」に包んで持ち歩くようにしましょう。
ふくさの中央に香典袋を置き、右、下、上、左と順番に折っていきます。
最近は香典袋をふくさに入れる方は減ってきているように思います。
簡単に使えるタイプも売られているため、基本的なマナーとして準備してみてはどうでしょうか。

まとめ

葬儀のマナーは最低でもこれだけ覚えておけば恥をかくことはありません。
葬儀のマナーは宗派や地域によっても変わってくるため、基本的なマナーを覚えておき、その地域のルールに従うのが一番です。
何度も参加するうちに覚えていきますから、最初からあれこれと覚えなくても大丈夫ですよ。

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