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赤ちゃんの名づけで知っておきたい基礎知識5選

子どもの名づけ

子どもが生まれるとなると、名づけでいろいろと迷ってしまう方も多いでしょう。
「当て字はどこまで許されるのか?」
「キラキラネームはもう流行っていない?」

など常識には当てはまらない名づけをする家庭もあるため、名づけで活用できる名前の範囲はどんどん広がっているようです。
もう一度名づけの基本的なルールを理解してみませんか?

1・名づけで使える漢字について

日本で名づけに使える漢字は、常用漢字2,136字と、人名用漢字861字と、旧字体205字となっています。
合計で2,997字も使うことができるのです。
名づけで使えるのは漢字だけでなく、ひらがな、カタカナも使うことができます。
「ー」のような長音や、「々」のような反復記号も使って大丈夫です。

子どもの名づけに使える漢字の範囲は、「戸籍法施行規則第60条」に定められています。
逆に名づけに使ってはいけないのは、常用漢字や人名漢字に含まれていないものです。
名前にアルファベットや漢字以外の数字を使うことはできませんし、記号も用いることはできません。

・漢字の読ませ方は自由

使うことができる漢字であれば、読ませ方は自由です。
これがいわゆる「当て字」と呼ばれるもので、通常では読まないものでも名前に使うことができます。
名づけには漢字の読み方は自由だといっても、やはりそれなりのルールに従って名づけをするのが適切です。
一般的ではない読み方を付けてしまうと、学校などで名前を間違えられることが多く、誰かに名前を呼ばれるたびに訂正しなければなりません。
名づけはその子の一生を左右する問題ですから、子どもにとって負担となる名づけとなる呼び方は適していないでしょう。

・漢字の選び方

名づけで漢字を選ぶ場合は、2パターンあります。

呼び名から適切な漢字に当てはめる
使いたい漢字から呼び名を決める

このどちらかのパターンで漢字を決めることが多いようです。
子どもの一生を左右するのが名づけのため、使う漢字が決まったら、姓名判断で画数を調べて決めるやり方もあります。
姓名判断のもととなったのは、昭和初期に活躍した熊崎健翁の「五聖閣流」からです。
この方は周易、四柱推命、手相、人相、姓名学を学ばれた方で、彼が発表した姓名判断法は日本はもちろん、海外でも評価されました。

五聖閣流による姓名判断では、漢字の1~81までの画数を用いています。
この画数を表したものが「霊数表」として活用されています。
霊数表にある数字は、干支の甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸と同じ意味を持つ数字に変換されているようです。
さらに干支に自然界の産物のイメージで表現されています。
子どもの名づけで姓名判断を用いて付けたいと考える家庭では、姓名判断の基礎となった五聖閣流から判断してみるのもよいでしょう。
五聖閣流から基づいた子どもの名づけ向け書籍も販売されています。

名づけと姓名判断
画像出典:https://www.amazon.co.jp/

・言葉で伝えられない漢字はNG

名づけでは基本的なルールを守れば付けることはできますが、やはり子どもの将来のことを考えて、言葉で伝えられない漢字の使用はNGだといえるでしょう。
一般的に使われる漢字ではなく、多くの人が書くことができない難しいものは避けるべきです。
「黎」、「璽」、「螺」、「繭」このように何と呼んでよいのかわからず、言葉で説明しても普通の人は書くことができない漢字は避けてください。
名づけでは使える漢字で選ぶのではなく、名前に向いている漢字かどうかを考える必要があります。

2・名づけランキング

名づけランキング
どのような名づけをしてよいのか迷ったら、名づけランキングからヒントを得る方法があります。
ほかにも偉人やスポーツ選手などをそのまま活用するのもよいでしょう。
このような名づけ方法は「あやかり名」とも呼び、幸運を運んでくると考えられています。

名づけランキングとは、毎年の出生届をもとに作成されており、テレビや雑誌などで発表されています。
ネット上でも名づけランキングが発表されているため活用してみてください。

・明治安田生命が発表した名づけランキング2016

男の子 女の子
1位 大翔 1位
2位 2位 さくら
3位 悠真 3位 陽菜
4位 陽翔 4位
5位 朝陽 5位 結菜
6位 5位 咲良
7位 5位 莉子
8位 陽太 8位 結衣
9位 位湊 9位 結愛
9位 10位 位花

・ルメールが発表した名づけランキング2017

男の子 女の子
1位 さくら
2位 奏多
3位 悠真 結月
4位 莉子
5位 大和 陽菜
6位 結菜
7位 大晴 美桜
8位 大翔 琴音
9位 春翔 咲希
10位 悠翔 柚衣

・一文字の名前ランキング

最近は名づけに漢字一文字を付けるケースもみられています。
たとえば、「凛」、「優」、「葵」などといった漢字一文字の名づけのことです。
ほかにも「陽」、「「杏」、「蓮」、「奏」なども漢字一文字の名前に用いられています。

・古風な名前

一時期はキラキラネームと呼ばれる当て字を用いた名づけが多くみられていましたが、近年で増えているのが古風な名づけです。
桜子、一二、華代など昭和の時代で使われていた古風な名づけもよいでしょう。
1980年代では「~子」と名付けるケースが多くみられていました。
最近では古風な名前として、「~子」という名前を付けるケースも増えているようです。

・国際的な名前

海外にも通じる名前を付けたいと考える方は、「ルナ」、「モナ」などのカタカナを名づけするケースもあります。
海外でも用いられる名前なら、ひらがなでもよいでしょう。

3・名づけの参考に漢和辞典を用いる

漢字にはそれぞれ意味を持っているため、名づけする際に漢和辞典を利用し、漢字そのものの意味を理解しておくのもよいでしょう。
漢字のなかにはよい意味を持つ漢字で使われていても、実際に漢和辞典で調べるとその漢字の成り立ちからよくない意味を持つものも少なくありません。

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子どもが後で自分の名前を漢和辞典で調べて、その意味を知ったときには複雑な気持ちになるのではないでしょうか。
本来はそういう意味で付けていない場合でも、自分の名前で使われている漢字で、よくない意味があると気分がよいものではありません。

漢和辞典ならどの家庭でも1つはあるはずです。
もっと詳しく調べたいなら「命名辞典」などを使いましょう。
最近ではインターネットでも漢字の意味を調べることができるため、気になる漢字があったら、検索してみてどんな意味があるのか調べることをおすすめします。

気になる漢字をいくつかピックアップしてみて、漢字一文字ごとに意味を調べ、漢字を組み合わせたときのバランスや、音の響きなどもチェックしてみましょう。
同じ読み方の漢字でもいろいろな漢字を使うことができるため、実際に文字として書いてみて見た目のバランスと、言葉に出してみて音の響きもチェックする必要があります。

4・氏名の変更はできるのか?

名前の変更
多くの方が名づけでこれほどまで迷うのは、一度つけた名づけは簡単に変えることができないからです。
名前とは、姓(苗字)と、両親によって名付けられた名を組み合わせたものとなります。
日本の苗字はとても種類が多く、10~20万ともいわれており、世界でも種類が多い人種です。

氏名の変更は多くの場合、結婚により苗字が変わるくらいでしょう。
日本では結婚するとどちらかの苗字に統一する習慣があります。
最近では「夫婦別性」が話題に上ることもあるようです。
夫婦別性とは、結婚後女性が性を改めると、社会進出により不具合が生じてしまうため、結婚後も女性の性を以前のまま使える制度のことです。

女性が結婚すると、約95%の人が夫の姓を採用しているようです。
法務省が発表した内容によると、20代で夫婦別性制度を導入しても構わないと答えたのが47.1%と半数程度を占めているのに対し、60代では33.9%とやや低下しました。
若い人のほうが、女性が社会進出する割合が高くなっているため、結婚後に必要があれば姓を変えなくてもよいと考えているようです。
夫婦別姓では、結婚後に男女平等の意味で別々の姓にすべきだという考えもあれば、生まれてきた子どもにどちらの苗字を付けるのかといった問題もあります。

現在日本の姓の変更は、「家族戸籍法第224条」により定められています。
これによると、日本人は婚姻登録日から6か月以内に戸籍上の居住地の役所に、姓の変更を届ければ姓の変更ができるとあります。
6か月以上経過してしまった場合は、然るべき理由があるときに変更が可能で、裁判所が妥当だと判断した際に変更できるようになるようです。

5・改名手続きのやり方

最も簡単な改名は、芸能人や作家が通称名を使うことです。
芸能人は「芸名」を使いますし、作家は「ペンネーム」を用いています。
これらは戸籍上の変更をしなくてもよいため、手続きは不要です。
通称名であっても、その人の呼び名として一般的になることができれば、その名前に対する運命に変わっていくともいわれています。

それ以外の改名では、先ほども説明した結婚もそうですし、養子によって姓を変えるやり方もあります。
これ以外で名前を変えたい場合は、家庭裁判所の許可が必要です。
戸籍法の107条では正当な理由があれば改名してもよいとされているため、裁判所が認める名前の変更であればできます。

この正当な理由とは、奇名や珍名など、書きづらい名前、読みづらい名前など、生活に支障をきたすものです。
または男女の区別がつかない名前も認められることがあります。

・神官や出家で僧侶になった
・結婚して家族に同姓同名があり不便
・伝統芸能や商売上で襲名した場合
・帰化したもので日本の名前に改名したい場合
・精神的苦痛を伴う名前の場合

精神的苦痛では、殺人事件の犯人と同姓同名であったため、精神的苦痛を伴うとして家庭裁判所に申し出をした例があります。
この場合は当日に許可されたようです。

家庭裁判所で改名が許可された場合は、その許可証を持って役所に届ける必要があります。
この手続きを終えると、無事に戸籍上の改名が済んだことになります。
ただし、改名は一生に何度もできるものではないため、よほどの理由がなければ実行すべきではありません。
当然家庭裁判所でもそのような理由を受理するわけもありませんから、よく考えて本当に改名が必要なときに手続きするようにしましょう。
親にとっても一生懸命考えて付けた名前を、子どもの考え方ひとつで変えられてしまうと悲しいことです。
家族間で話し合いを設けながら、お互いが納得できる改名なら問題はないでしょう。

親がいたずらな気持ちで、子どもが精神的苦痛を感じる名づけをした場合は、子どもが大きくなった際に改名する例もあるでしょう。
過去に「悪魔」という名前が役所に届けられ、騒動になった例もあります。
最初は常用漢字の範囲内であることから認められたのですが、子どもの福祉を害する可能性があるとして不受理となりました。

まとめ

子どもの名づけはどの親も迷うのではないでしょうか。
今回紹介した使うことができる漢字の種類や、姓名判断などを参考にしながら名づけしてみましょう。
親が一生懸命考えて名付けた名前なら、子どもへの気持ちもこもっているため、子どもも喜んでくれるのではないでしょうか。

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