妊婦から子どもまで、ルイボスティーの効果・選び方・成分を徹底解剖①

ルイボスティー

・ルイボスティーとは?

ルイボスは、南アフリカ共和国の西ケープ州ケープタウンの北に広がる、「セダルバーグ山脈」のみ自生する植物のことです。
「アスパラサスリネアリス」という針葉樹で、通称ルイボスと呼びます。
海抜450m以上の高地でしか自生することはできず、栽培が難しい植物です。
「奇跡のお茶」、「不老長寿の飲み物」ともいわれています。

・ 乾燥した30度以上の土地で自生
・ 栽培は難しい植物
・ マメ亜科のアスパラトゥス属の一種
・ 「赤い潅木」の意味を持つ

ルイボスティーは、植物の「ルイボス」の葉を乾燥させてお茶にしたものです。
世界各国でも飲まれるお茶で、赤い色をしており、ノンカフェインでタンニンが少ないため、妊婦や乳幼児に与えても大丈夫なお茶です。

様々な国で呼ばれ方も異なります。

・ ルイボスティー
・ ブッシュティー
・ レッドブッシュティー
・ 南アフリカの紅茶
・ 赤茶

世界の各国では、ルイボスティーのことをこれらの名前で呼ぶことがあります。
紅茶という名前が付いているのは見た目が赤いからで、紅茶とは茶葉を発酵させた飲み物のため、ルイボスティーとは異なります。
そもそもルイボスは木の葉を利用したもので、茶葉とは異なるものです。

ブッシュマンの飲み物

南アフリカで自生するルイボスは、古くからブッシュマンが活用する薬草とされてきました。
この地方では、ミルクと合わせてミルクティーとして飲まれています。

ルイボスティーの特徴

ノンカフェインのため、妊娠中の方や産後の授乳中、乳幼児のお茶としても飲むことができます。
カフェインが含まれていない麦茶の代わりとしても重宝するでしょう。
ルイボスティーの味は、ほのかに甘みがあって、幅広い人が飲みやすいと感じるはずです。

・抗酸化作用

体内で発生した活性酸素を除去してくれる働きが期待できます。
ルイボスティーに含まれる抗酸化物質は、フラボノイド、フラボン、ヒドロカルコン、ビテキシンなどのフラボノイドの一種です。
抗酸化物質の量は、緑茶の50倍、ウーロン茶の30倍ともいわれています。

これら抗酸化物質は、もともと人体が持つ抗酸化物質のSDO(スーパーオキシドディスムターゼ)と同じ働きの成分として活用できます。
ルイボスティーの抗酸化物質の効果は、お茶を夏場の常温で3~4日放置しても味が変化しないことから、その高さが予想できるでしょう。

・痛風の予防

試験管での実験で、キサンチンオキシターゼの抑制効果がわかりました。
キサンチンオキシターゼは尿酸値の上昇とも関係する物質で、ルイボスティーを飲めば痛風予防ができると期待されています。

・ミネラルの補給

カルシウムやマンガンなどの必須ミネラルを多く含んでいます。
ノンカフェインのお茶のためたくさん飲みやすく、子どもからお年寄りまで幅広い人がミネラル摂取目的で活用できる飲み物です。

2・ルイボスティーのグレード

ルイボスティーのグレードとは品質管理のことではなく、ルイボスのどの部位を使用しているかの分類として活用されています。
チョイス、スーベリア、クラッシックの3種類に分類が可能です。

・チョイス

ルイボスの葉を多く使用するグレードです。
ルイボスティーのなかでは色や味が薄く感じられるでしょう。

・クラッシック

ルイボスの茎を多く使用したグレードです。
生産量量が少なく、手に入りにくいでしょう。
オーガニック栽培のものが売られています。

・スーペリア

ルイボスの葉と茎を使用したグレードです。
味が濃いルイボスティーを好む方は、このタイプを選びましょう。
オーガニック栽培のものが売られています。

ルイボスティーはこれら3つのグレードがありますが、どの部位を使用しているかの違いがあるのみで、品質に甲乙を付けるものではありません。
味が薄いものが好みならチョイス、濃いものならスーペリアなど使い分けてみましょう。

3・肌荒れに効果があるルイボスティー

女性にとってルイボルティーを飲んでうれしい効果が、美肌作用でしょう。
美肌効果に繋がる効果を試した試験があります。
ポーラ化成工業株式会社は、ルイボスから抽出したエキスを使って実験をしました。
その結果、「リンパ管内皮細胞の接着機能を高める効果」がわかったのです。

リンパ管内皮細胞の接着機能とは?

何やら聞きなれない言葉が出てきました。
詳しくみていきましょう。

リンパ管内皮細胞とは、リンパ管を構成する内皮細胞のことです。
この部分は血管内皮に比べて結合が弱い特徴を持ち、末梢部分では組織液などが漏れやすいといえます。
つまりルイボスの抽出液により、この細胞の接着性が増したということなのです。

リンパ管皮細胞は皮膚機能の恒常性を維持する役割があるため、この部分の結合が促されると、皮膚の弾力や肌荒れ改善につながると考えられています。

肌荒れに対する研究内容

ポーラ化成工業では、ルイボス発酵茶葉から抽出したルイボスエキスを、8週間投与しました。
ルイボスに含まれる水溶性成分だけでなく、脂溶性成分も活用するため、発酵茶葉を10倍量の30%アルコールに2回還流抽出させたエキスを使用しました。

プレートにリンパ管内皮細胞を培養し、そこにルイボスエキスを添加して調査しました。

・毛細血管の接着力が改善
・皮膚の弾力が改善
・肌荒れ(経表皮水分蒸発量を指標)が改善

リンパ管の役割

心臓から排出される血液は血管を通り、全身を巡って再び心臓に返ってくるものです。
血液内には酸素や栄養が含まれ、全身に栄養を届けるため、毛細血管で流れ出ます。
一方でリンパ管は、血管に戻れなかった水分を回収し、静脈に戻す役割を持つものです。

リンパ管には心臓のようなポンプがないため、心臓の動きや呼吸などによって流れを促しています。
また、リンパの流れを促すには、マッサージをするのも効果的です。
ところが、リンパ管は年齢とともに接着力が弱くなり、老廃物の回収機能が低下します。
そこで、今回ルイボルエキスを用いて、リンパ管の内皮細胞の機能アップ効果があるのか実験しました。

この研究内容では、ルイボスエキスにリンパ管内皮細胞の接着力を高め、老廃物の回収を正常にさせる効果がわかりました。
それにより、ルイボスティーには、皮膚の弾力をアップさせたり、肌荒れ改善効果があったりするのではないかと考えられているのです。

4・美肌に対するルイボスティーの活用方法

ルイボスティーは飲んで美肌効果を期待するだけでなく、肌に直接塗って化粧水代わりに使うことができます。
煮出したルイボスティーを、洗顔後の肌に塗りましょう。
すると化粧水を塗ったかのようにすべすべになったと感じる人も少なくありません。
ルイボスティーを化粧水代わりに使うなら、濃い目に煮出したルイボスエキスを活用しましょう。

入浴剤として利用できる

美肌効果やアトピー性皮膚炎の治療に使うなら、お茶として入れたティーバッグをそのまま入浴剤として活用しましょう。
このやり方だと抽出成分が薄く効果は薄くなりますが、毎日続けることで美肌対策にはなります。
もし肌で気になるところがあれば、高濃度に抽出したものを直接お風呂に入れてください。

ルイボスの秘密

ルイボスは様々な疾患に効くといわれることから、栽培を試みたこともあります。
同じ緯度のオーストラリアや、乾燥地帯でも栽培してみました。
ところが、似たような気候の地域で栽培しても失敗に終わってしまったのです。

実はその地層に秘密があるのではないかと考えられています。
ルイボスティーにミネラルが豊富なのは、自生するセダルバーグ山脈がその昔海底にあったと考えられているからです。
古代の海底が隆起した場所がセダルバーグ山脈で、乾燥した地域のためルイボスは地中深くに根を張り、ミネラルを吸収させることができます。

ルイボスの木は1.5mほどですが、根は最大で10mにも伸びます。
南アフリカは乾燥地帯で、地中深く根を伸ばさないと、水分を得ることができないのです。
そうやって地中深くの水を吸い取り、海水に含まれるミネラルを吸収していると考えられます。
驚くことに、ルイボスに含まれるミネラルは、古来の海水の成分と似ているのです。

南アフリカの地層は世界でも最も古いもので、ルイボスの根が地中深く伸びることができるために、古来の土壌の成分を含むことができています。
また、ルイボスは自生する植物ですから、無農薬で栽培され、子どもからお年寄りまで安心して飲めるお茶だといえるのです。

スポンサーリンク

5・ルイボスティーに含まれるミネラル

人体に必要なミネラルである、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛などが、ルイボスティーには含まれています。
人の体にはどのようなミネラルが必要か確認しておきましょう。

ミネラルは5大栄養素のひとつ

・ たんぱく質
・ 脂質
・ 炭水化物
・ ビタミン
・ ミネラル

この5つが5大栄養素です。
これらの栄養素は人の体に必要な栄養素で、欠乏すると様々な不調を招きます。
人の体には、50~60%が水で、ミネラルは5%程度です。
ミネラルには体に含まれる量によって4つに分類されています。
1・多量元素(カルシウム、リン)
2・少量元素(マグネシウム、ナトリウム、カリウム、イオウ)
3・微量元素(マンガン、銅、亜鉛、ケイ素、フッ素、鉄、ルビジウム)
4・超微量元素(セレン、ヨウ素、ニッケル、アルミニウムなど)

現代人はファストフードやインスタント食品を食べる機会が増えているため、ミネラル不足に陥っている方も少なくありません。
近年、生活習慣病や、アトピーなどのアレルギー疾患なども、ミネラル不足と関係しているといわれています。

マグネシウム

カルシウムとともに骨や歯に存在し、筋肉、脳、神経にも存在しています。
マグネシウムの量が不足すると、骨からマグネシウムが放出されます。
このときにマグネシウムと一緒にカルシウムも放出され、余分なカルシウムが細胞内に取り込まれ、筋肉の萎縮を起こします。
ほかにも狭心症、結石、胆石、不整脈、心筋梗塞、疲労、血栓、腎不全とも関連があるミネラルです。

マグネシウムは心筋梗塞予防としても利用できることがわかっており、生活習慣病予防に使うことができます。
十分なマグネシウムが摂取できれば、血栓を防ぎ、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病対策にもつながるのです。

マグネシウム自体はバランスのよい食事をしていれば不足することはありません。
しかし、現代人は和食を食べる機会が減り、穀物、豆類、海藻などの摂取量が少なくなれば、マグネシウム不足も考えられます。
また、マグネシウムはストレスや過食でも失われてしまうミネラルです。
過剰に摂取しても尿と一緒に排出されますから、多めにとっても構いません。

カルシウム

骨や歯の成分で、血液や体液、筋肉、神経にも存在しています。
カルシウムは骨や歯を作っていることは、皆さんもよく知っているのではないでしょうか。

カルシウムは神経伝達にも重要な働きを持っており、カルシウムが不足すると神経伝達機能に問題が起こり、筋肉を正しく動かすことはできません。
筋肉は手足だけでなく、心臓にも存在しているため、カルシウムが不足すれば、心疾患を発生させます。

カルシウム不足は、動脈硬化、高血圧、感覚異常、喘息、皮膚病とも関係があります。
動脈硬化が起きれば、徐々に血管が詰まっていきます。
心臓の動脈が詰まれば、心筋梗塞を起こすのです。
心筋梗塞でそのまま心臓の鼓動が止まってしまうか、危険な状態を脱するかは、血液中のカルシウム濃度とも関係があります。
普段から高血圧などで動脈硬化が進んでいる方は、十分なカルシウム摂取を心がけましょう。

血中カルシウム量が減ると、骨からカルシウムが流出します。
すると骨がもろくなり、骨粗しょう症や骨折の恐れがあるといえるのです。
カルシウムは小魚や海藻、乳製品に多く含まれているミネラルです。

女性は更年期になると、骨の流出を抑えていた女性ホルモンの分泌が低下し、骨粗しょう症にかかりやすくなります。

・ 加工食品からリンをとり過ぎない
・ 紫外線を浴びてビタミンDを生成させる
・ 適度な刺激を与えてカルシウム吸収を促進
・ たんぱく質の過剰摂取は避ける

カリウム

カリウムはナトリウムとのバランスを調節してくれるため、塩分の過剰摂取の傾向がある方は、ルイボスティーをおすすめします。
ルイボスティーには、100g中358mgも含まれているため、カリウム摂取目的でも飲むことが可能です。

カリウムは多すぎるナトリウムの排出に役立ち、むくみ予防にも効果的です。
また、カリウムは神経や筋肉の働きにも関与しています。
そのためカリウムが不足すると、不整脈、糖尿病、腎機能不全、低血圧、便秘、喘息、がんなどとも関連するミネラルです。

カリウムはストレスが多いと、尿と一緒に排出されてしまいます。
また、カリウムの不足は菌無力症にもなってしまうのです。
カリウムはストレスへの対抗を高め、免疫力アップには欠かせないといえるでしょう。

亜鉛

亜鉛は日本人に不足している可能性が高いといわれるミネラルです。
たんぱく質の合成に必要で、補酵素として働いています。
亜鉛はたんぱく質、つまりアミノ酸の合成に不可欠な成分です。
不足すると成長に遅れがでやすく、抜け毛や精力低下も招きます。

酵素は単体では働くことはできず、亜鉛が補酵素となることで正しく機能きます。
また、亜鉛はDNAの合成にも必要なことから、妊娠中の女性には欠かせません。
妊娠中に極端に不足すると、受精卵の分裂がうまくいかず、先天性異常を招きます。
亜鉛は1日9~12mgは摂取したいのですが、厚生労働省の発表によると、平均摂取量はわずか7.3mgだということがわりました。

ほかのお茶とルイボスティーを比較

ウーロン茶、玄米茶、番茶、紅茶、ルイボスティーなど、お茶全般にはカリウムやカルシウム、リンが多く含まれています。
しかし、ルイボスティーのように様々なミネラルがバランスよく含まれているものは少ないのです。
鉄、マンガン、マグネシウム、亜鉛、銅が含まれているお茶は多くはありません。

お茶にミネラルが含まれていたとしても、タンニンが多いとミネラルの吸収を妨げてしまいます。
そのため、お茶全般はミネラルの摂取には適していません。
緑茶に含まれるカテキンは、時間が経過するとタンニンに変化し、紅茶の場合は100ml中に100mgもタンニンが含まれています。

ところが、ルイボスティーにはほとんどタンニンは含んでいません。
さらにお茶として抽出すれば、ミネラルも流出しやすく、まさにミネラル摂取に適したお茶だといえます。
ミネラルの多くは不足すれば健康被害を示しますが、摂取し過ぎれば尿と一緒に排出されて、副作用がほとんどないのが特徴です。

ルイボスティーを毎日の健康茶として飲んでも、ミネラルの過剰摂取になる心配はありません。

6・ルイボスティーの抗酸化作用

ルイボスティーでミネラルの摂取以外に効果的だといえるのが、活性酸素を除去する抗酸化作用でしょう。

活性酸素とは、体が酸素を取り入れる以上必ず発生するものです。
適度な活性酸素は、身体にとって効果を発揮させます。
活性酸素は細胞を強力に酸化させる作用のことで、それだけ作用が強ければ、病原菌を退治する役割としても活躍しているわけです。

体内に病原菌が侵入すると、白血球が集まってきて退治します。
捕獲した病原菌は白血球の中に取り込まれ、活性酸素の働きにより溶けてなくなってしまうのです。

ところが、活性酸素が増えすぎると、健康な細胞にまでダメージがかかります。
細胞が傷ついて、遺伝子などに影響を与えると、細胞のコピーミスが発生してがんとなることもあるでしょう。
また、細胞がダメージを負えば、老化も早まってしまいます。

体内にはもともと、活性酸素が発生したときの対処があります。
スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)と呼ばれる酵素が存在し、活性酸素が多すぎれば無害化する働きがあるのです。
このSODは年齢とともに減少してしまうため、増えすぎた活性酸素に対応できなくなります。
これが一種の老化で、最終的には病気を発生させることもあるのです。

・ 喫煙
・ 大気汚染
・ 紫外線
・ 食品添加物
・ 放射線
・ 農薬

これらの影響を受けて、活性酸素は多く発生します。
現代人は活性酸素の害を受けやすく、多数のストレスによって抗酸化作用が低下しているといえるでしょう。
そこで注目したいのが、ルイボスティーというわけです。

活性酸素の発生を抑える方法

・禁煙する

喫煙の習慣は活性酸素を多く発生させます。
タバコには多くの化学物質が含まれ、血液に入ると動脈硬化の原因である悪玉コレステロールが増えてしまうのです。

・アルコールはほどほど

適度なアルコールはストレス発散になりますが、過度な飲酒は肝臓に負担をかけます。
アルコールを分解するときにも、活性酸素が多く発生するため、飲酒はほどほどにしましょう。

・ストレスをためない

過度なストレスは自律神経の交感神経が優位となり、血流が悪くなります。
血流が戻る際に活性酸素を多く発生させるため、ストレス予防も活性酸素予防になります。

・抗酸化物質をとる

ビタミンC、ビタミンE、カテキンなどの抗酸化物質を摂取しましょう。
ルイボスティーにもSOD様作用があるため、抗酸化力を発揮させます。
野菜や果物には抗酸化物質が多く含まれているため、ルイボスティーと合わせて摂取してみてください。
βカロテン、ポリフェノール、スタキサンチン、セサミンなどもおすすめ物質です。

ルイボスティー②に続く
[clink url=”http://xn--104-dp4ba.com/564/”]


続けやすい葉酸サプリとは?

葉酸サプリ妊娠中に必要な葉酸サプリは1,800円で買えて、定期購入の縛りがない商品を選びました。

詳細はこちらから
AFC葉酸サプリ

関連記事

ルイボスティー

妊婦から子どもまで、ルイボスティーの効果・選び方・成分を徹底解剖③

ルイボスティー

妊婦から子どもまで、ルイボスティーの効果・選び方・成分を徹底解剖②