40代で動悸・息切れがする!これって更年期障害?対処方法と民間療法のまとめ

更年期と動悸

2017年10月9日更新
いきなり動悸があったら、心臓に異常があるのかも?もしかしたら不整脈なのかもしれない!などと不安が大きくなってしまいます。まして40代とまだ若い女性が動悸なんて、考えただけでも怖いですね。でも40代のように働き盛りの年齢だからこそ起きる動悸もあるのです。その特徴と解決法を紹介します。

更年期で動悸が起きる原因

40代くらいになると、「座っているだけなのに動悸がする」階段をのぼると息切れがする」「心臓が明らかにバクバクして辛い」などの動悸・息切れの症状を感じることがあります。40代に入ってからこのような症状を感じはじめたのなら、もしかしたら更年期障害のはじまりなのかもしれません。

黙っているときでも動悸や息切れを感じると、心臓がバクバクして息が苦しいと感じたりもします。夜寝ているときに突然動悸を感じて、眠れなくなってしまうこともあります。心臓が悪いと思って病院を受診しても異常はなく、心電図をとっても問題は発覚できません。

本人にとっては死ぬほど辛く、日常生活さえもままらないのに、病名もわからず周りの人にも理解してもらえず、とても辛いのが特徴です。更年期障害はなった人にしかわからない辛さがあるもので、人によっては10年近く寝込んだり症状が治ったりを繰り返す人もいるのです。

原因はエストロゲンの減少

更年期障害で動悸や息切れが起きるのは、年齢により女性ホルモンのバランスが変わるからです。エストロゲンは生理が終わってから分泌量が増加、プロゲステロンは排卵後に増加します。これらの女性ホルモンは脳の視床下部より指令を送り分泌しているため、年齢により生殖機能が低下していると、指令をしても必要な分量が分泌できず、脳がパニックを起こしてしまうのです。

これが自律神経の乱れの原因となり、心臓がバクバクする、息切れがして辛い、黙っているのにドキドキする、汗が大量に出るなどの症状が出てしまうのです。自律神経は心拍数や血圧上昇にも関わっているので、脳がパニックを起こせばいつもより交感神経が働きすぎることもあります。

40代はストレスがたまりやすい年代

更年期障害動悸
40代前半だとまだまだ更年期障害とは無縁と思うかもしれませんが、40代はちょうど心身ともにストレスがたまりやすく、知らない内に体への負担が増しているものです。

・ 子どもが受験で心配事が増える
・ 子どもの大学費用が必要で金銭面の不安
・ 両親が亡くなり精神的なストレス
・ 両親の介護疲れがたまりやすい
・ 子どもの成長による喪失感

など家庭の環境も変わりやすいのです。精神的なストレスは脳にも影響を及ぼしやすく、脳の働きが不安定になれば、まだ更年期では無い人でもホルモンバランスを多く乱してしまいます。

更年期障害による動悸・息切れの対処方法

更年期障害と動悸
本人にとっては死ぬほど辛いと感じる動悸や息切れ。どうにかして症状を軽くしたいと感じるのが実情でしょう。次のような対策で女性ホルモンのバランスを整えたり、精神的なストレスを解消できたりします。

・エストロゲンが減少している人におすすめ

年齢によりエストロゲンの分泌量が低下しているなら、食品などで対策してみましょう。大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと似た働きをしてくれます。植物エストロゲンには大豆のイソフラボン、リグナンなどがあげられます。

イソフラボンはエストロゲンと似た化学構造を持っているため、食事から摂取すると、エストロゲンの受容体とくっついて働くことができます。

ただし、イソフラボンを体の中でエストロゲン様として働かせるには、腸内細菌の働きでエクオールという形に変換する必要があるのです。このように変換できる腸内細菌がなければ意味が無く、日本人の2人に1人は効果が無いといわれています。

幼児期に大豆食品を食べる機会が多いと、エクオールを作れる腸内細菌である可能性が出てきます。年齢別に見てみると高齢者のほうが高く、若い人は30%前後とかなり低いことがわかっています。食生活を見直してみても、昭和生まれの人は味噌や豆腐などで大豆食品を多く食べますが、若い人は洋食に押されぎみで食べる量が少ないですよね。そのため大豆食品を小さい頃から食べてこなかった人は、イソフラボンの効果は期待できない可能性があります。

・深呼吸を心がける

ヨガや瞑想などを取り入れながら、深い呼吸ができるようになりましょう。精神的にストレスがたまっているときには、大抵呼吸が浅くなっているのです。体のなかに酸素を多く取り込むことができず、物理的に呼吸が辛いと感じることもあります。

デスクワークで猫背になりやすい方なども、呼吸が浅くなっているので注意してください。動悸がしてドキドキしていると感じたら、自分で意識して息をたくさん吸って、たくさん息を出すよう心がけましょう。

・ホルモン療法を利用する

40代だとまだまだ更年期ではないため、病院を受診することさえ躊躇してしまうかもしれません。さらにホルモン剤は体に負担がかかるというイメージから、病院の受診は最終的になりがちです。

更年期に使われるホルモン療法は、不足しているホルモンの量を薬で補います。一気にホルモン量が変わると、体調に変化がある方もいるので、薬で分泌量の減少を極端にしすぎず、穏やかに下降するようにするのです。

ホルモン療法はエストロゲンだけだと副作用が出ることがあるため、プロゲステロンも一緒に服用することが多くなっています。その人のホルモン分泌量も詳しくチェックしてから投与しており、人によって薬の種類や量は変わってきます。

ホルモン療法は投与してから数日くらいで影響が現われやすく、動悸や息切れには効果が早く出ます。ホルモン量の低下で自律神経が乱れているので、薬でホルモンの量が増えれば、のぼせ、ホットフラッシュ、大量の汗、動悸、息切れの症状は比較的早く改善できるのです。

・ストレス解消にいい運動をする

40代女性は子どもも大きくなり、学費を稼ぐために社会進出する方も増えてきます。すると日常生活が忙しくなり、運動をしてストレス解消する暇も無くなってしまうのです。運動は適度なストレス発散にも繋がるため、動悸や息切れがひどくないときに取り入れてみてください。

また、30代後半や40代で出産して、家にこもってばかりもストレスがたまります。散歩程度や買い物に行く際に歩くだけでも、ストレス解消になります。ヨガのように家庭でできる運動もあるので、少しずつ取り入れていきましょう。

・田七人参を飲む

田七人参を主成分とした和漢のサプリメントで、朝鮮人参と似たような形をしています。栽培した土地には10年くらい作物も雑草も生えないくらいで、土壌の栄養素をたっぷりと含んでいるのが特徴です。

更年期にいいといわれるのは、めぐり成分で血行を改善できるからです。40代の女性は女性ホルモンバランスが悪くなり、同時にストレスの影響で血行が悪くなっていきます。血流をよくすれば卵巣の機能をアップさせる働きが期待できます。

・ローヤルゼリーを飲む

ローヤルゼリーにしか含まれていないデセン酸や、アセチルコリンが女性ホルモンのバランスに効くとされています。デセン酸は不飽和脂肪酸の一種で、ホルモンバランスを調節する働きが期待できます。エストロゲン様物質としても利用できるので、更年期障害を疑う人にもおすすめします。

アセチルコリンは脳内の神経伝達物質のひとつで、不足すると自律神経が乱れやすくなります。ローヤルゼリーで補給すると、自律神経の乱れが起きている更年期障害にも有効だと考えられています。

・プラセンタサプリを飲む

プラセンタサプリメントは、女性ホルモンのバランスを整える対策に使えます。プラセンタ注射は更年期障害の治療に利用でき、保険が適用されています。サプリメントだと注射のような効果は期待できないのですが、症状が緩和したと感じる人もいるようです。

プラセンタに含まれる成長因子がホルモンバランスを整えるので、サプリメントだと胃で消化されてしまい、あまり効果が無い可能性はあるでしょう。それでも美容や健康対策にも繋がり、気休めにもなるので飲んでみる価値はありそうです。

40代で急に動悸や息切れがしたら

更年期障害動悸
動悸や息切れは必ずしも更年期障害とは限りません。本人も急に息苦しくなり、日常生活を普通に送ることができなくなるため、病院を受診しようと考えるはずです。

まずは内科や循環器科を利用し、血液検査や心電図検査なども受けてください。動悸がする病気に、甲状腺異常なども考えられるため一緒に検査をお願いしましょう。心電図や血液検査で異常がなければ、次に受診するべきなのが婦人科です。

内科や循環器科で異常がなければ、安定剤を処方してもらい精神の不安を落ち着けることもできます。婦人科ではホルモン異常や生殖器官の問題からもアプローチでき、本当に更年期障害なのかがわかります。

精神的なストレスが原因だと考えられる場合は、心療内科を受診して治療することもできます。精神安定剤などの処方がメインとなり、不安感が強い人に有効です。

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自律神経失調症型の症状とは?

女性ホルモンの分泌量が低下し、自律神経が乱れていると次のような症状が起こります。

・ めまい
・ 動悸や息切れ
・ 肩こりや首の凝り
・ 睡眠障害
・ 不整脈
・ 大量の発汗や顔のほてり
・ 末端部分の冷え
・ だるさや脱力感
・ 微熱
・ 不安感
・ やる気が起きない
・ 喉に違和感がある

これらはすべて自律神経が乱れることで起きる症状です。更年期障害で女性ホルモンのバランスが悪くなる場合は、動悸や息切れ、頭痛などの不調を感じる方も多いようです。

もともと自律神経の交感神経、副交感神経という神経の名称は存在していません。まったく違った作用をすることからこのような名前となっています。神経にこれら2つの神経があるわけではないので、勘違いしないようにしましょう。

神経の働きにより交感神経、副交感神経が優位になり、交感神経は血圧を上げる、副交感神経は血圧を下げるという逆の働きとなっています。普段はシーソーのようにどちらかが優位になっていて、日中は交感神経が働き、寝ているときや休んでいるときは自然と副交感神経が働くようになっています。

更年期障害で動悸がするということは、必要以上に交感神経が優位になっていることを示します。寝ているときでも交感神経が働いてしまうから、夜中でも動悸を感じることがあるのです。

副腎の疲労を回復させよう

更年期障害は女性ホルモンのバランスの変化だけでなく、ストレスの影響も強いことがわかっています。

・ 更年期とペットロスが重なってしまった
・ 仕事が忙しく趣味の時間を持つことができない
・ 親が亡くなり失望感を感じてしまった
・ 義母と同居を始めた

など強いストレスを感じることが同時に起こっていることが少なくありません。

更年期に近づいてきた年齢で強いストレスを受けると動悸や息切れを感じやすいのは、卵巣の機能が低下すると副腎がその代わりを受け持つからです。

更年期障害とはエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が低下することは既に説明したとおりです。女性ホルモンのバランスが変わると、脳がパニックを起こして自律神経失調症になるわけですね。

ホルモンの分泌量が低下すると、その代わりとして働くのが副腎なのです。副腎はストレスを軽減させる臓器でもあって、とても小さな臓器でも重要な部分だといえます。普段ストレスを多く感じていれば、副腎からのホルモン分泌が多くなります。こうやって毎日のストレスに対応できているのです。ストレスホルモンがなければ人はあっというまに死亡してしまうほど、ストレスに対抗するホルモンはとても重要です。

ところが副腎はストレスモルモンだけでなく、女性ホルモンも分泌しています。年齢を重ねて卵巣の機能が低下すると、副腎の女性ホルモン分泌も役立てられているのです。そこにストレスもかかってくれば、女性ホルモンを分泌する余裕がなくなりますから、自律神経失調症になるのは当然のことです。

副腎から分泌する女性ホルモンの量はわずかではありますが、卵巣機能が低下した人にとって、この分泌はとても貴重なものとなります。

そのため、卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌量が少なくなっているなら、ストレス対策をして副腎の機能を回復させることが大切です。ストレスがかかればストレスホルモンのほうを優先してしまうので、心と体の休息が必要です。

・ 適度な睡眠をとる
・ 心に余裕を持つ対策をする
・ 栄養面に注意しておく

長時間働いて趣味の時間も持てないようでは、更年期障害で自律神経失調症になるのは当然のことです。動悸や息切れを感じたら、忙しすぎて心に余裕がないか振り返ってみることです。

また、砂糖のとりすぎ、薬なども交感神経を優位にしやすくなるため、できるだけ自然な対策で改善できるようにしましょう。

エストロゲンの働き

エストロゲンの働き
更年期障害と関係が深いのが、エストロゲンの減少です。エストロゲンとは卵巣から分泌されるホルモンで、思春期ころから卵巣から分泌されるようになります。エストロゲンとは卵巣内にある卵胞を成熟させ、子宮内膜を厚くするためのホルモンです。

1か月のうちにエストロゲンは増えたり減ったりを繰り返しており、生理周期の前半で分泌量が増加して、卵胞の成熟や子宮内膜を厚くする作用があります。ところが50際くらいで閉経が近づくと、卵巣機能が衰えるため卵巣からエストロゲンが分泌できなくなります。エストロゲンが急激に減少する時期が更年期です。

副腎からもエストロゲンは生成できる

更年期になり卵巣機能が衰えても、体内のエストロゲン濃度はゼロになることはありません。それは副腎から分泌されるホルモンが、脂肪によって女性ホルモンへと変換できるからです。閉経後も副腎から生成されるエストロゲンがあるため、エストロゲンはわずかですがあります。その量は生理をおこさせるほどではなく、更年期障害の緩和する程度の量です。

エストロゲンの役割

エストロゲンが重要となってくるのは、思春期の女性の生殖器や乳房を成熟させる働きです。出産や育児に適応できる体系へと変化させるために必要となっています。エストロゲンには細胞増殖作用があり、からだをふっくらとさせるために必要です。

エストロゲンは体の健康対策としても重要です。エストロゲン受容体は生殖器だけでなく、肺、脳、骨などにも存在します。そのためコラーゲンの生成を促し皮膚の張りや、骨を強く保ち骨粗しょう症予防、血管壁を柔軟にして動脈硬化の予防にも役立つホルモンです。脳にも影響しており、認知機能を向上させています。

ストレスと更年期障害の関係

ストレスが多い人ほど更年期障害が強いことがわかっています。ストレスと女性ホルモンの分泌量の違いは、ラットを使った実験で明らかになりました。ラットの交感神経を刺激すると血流が悪くなるのがみとめられ、さらにエストロゲンの減少もあることがわりました。

ラットにストレスがかかるとエストロゲンが減少するか調べてみました。ラットにストレスを与えたところ、卵巣にある交感神経が高まり、エストロゲンの分泌量が低下することがわかったのです。

ストレスはエストロゲン減少をもたらす

ラットの実験によって交感神経が優位になると、エストロゲン減少の作用がでることがわかりました。更年期障害が出る理由はエストロゲンの減少が影響しているため、強いストレスはホルモンへも作用するといえるのです。

副交感神経へのスイッチ交換

交感神経は日常生活を送るうえで重要ですから、交感神経自体が悪いわけではありません。日中は交感神経が働き、休むときには副交感神経が優位になればいいのです。つねに交感神経が働きすぎている状況がホルモン低下の影響となります。

そのため、更年期障害がある方は、働きすぎていないか、休日に休めているか、精神的な不安や悩みがないか考えてみることです。更年期は体力的にも低下しやすいのに、仕事を持つ場合は責任ある内容を任されることも多いでしょう。知らずしらずのうちにストレスがかかり、交感神経が1日中有意となっている可能性があります。

急激な変化に耐えられない状況

更年期動悸
更年期障害というのは、急激なホルモン変化に体が慣れていない状態です。卵巣からホルモンが分泌できなくなり一時期は視床下部がパニックになりますが、それが永遠と続くわけではないのです。からだはその働きがなければないで、どうにかしようとする作用がおきるようにできています。

卵巣からエストロゲンが分泌できなければ、副腎からも変換できると説明しました。ほかにも植物性エストロゲンとして取り入れながら、体内のホルモンバランスを整えることもできます。卵巣機能が低下しても脳がパニックをおこさない程度に、体内エストロゲン濃度が高まっていれば問題はありません。

更年期障害がないひともいる

更年期障害で動悸息切れを感じる人は、きまって「ストレスが強かったとき」「仕事が忙しかったとき」などと言います。仕事に出ると動悸息切れがひどいけど、家でゆったりしているときは気にならない、このような人もいます。急激なエストロゲンの変化に耐えられないのが更年期障害で、副腎からもエストロゲンが生成できていれば問題はでません。

副腎機能をきちんとサポートすること、食事によってエストロゲン様作用を高めることが重要となってきます。仕事で忙しいと食事もおろそかになりやすく、ストレスも溜まって、体内のエストロゲン濃度は低くなるのです。更年期障害を訴える女性は、男性よりもエストロゲンが低い人もいます。

まとめ

40代というとまだまだ更年期は先という感じがしますが、早い人で40代前半にて更年期障害を感じる人もいるのです。女性ホルモンのバランスが乱れるのが原因で、自律神経失調症を起こし、交感神経が優位になって動悸や息切れを感じます。紹介したサプリや食事療法などもありますが、根本的な原因はストレスにある場合も多いので、同時にストレス対策もやっていくようにしてください。
人によって更年期障害が無かったという人がいるのも、もともとの体質やストレスの度合いなども影響していると考えられるのです。


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