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名前が思い出せないが頻繁に出る「若年性健忘症」10代20代でも見逃せない物忘れについて

若年性健忘症

10代や20代などまだ若いのに物忘れが激しい人が増えています。この病気のことを「若年性健忘症」と呼び、認知症とは異なり脳には明らかな異常がないのが特徴です。
・ 名前が出てこない
・ 昨日食べたものがわからない
・ すぐにあれと言ってしまう

このような症状がある方は、若くても注意が必要です。どんな病気なのか、対策方法はあるのか、具体的な内容を紹介します。

名前が思い出せないは若年性健忘症?

この病気にかかるのは10代~30代など認知症とは無縁の年齢の人です。単純な物忘れは40代以降になれば誰でも出てくるものですが、それ以前の年齢にも関わらず名前が出てこない症状がある場合、若年性健忘症も視野に入れる必要があります。

・ 人と話す機会が少ない
・ 屋外を歩くことが少ない
・ 文字を書く機会がない

このような背景があります。現代ではパソコンスマホの普及で文字をペンで書くことは少なくなりました。人とのコミュニケーションもスマホの普及により低下しており、子どもでも文字を書く、歩く、人と話すという機会は減ってきています。

名前が思い出せないときの対策

・ できるだけ多くの人と会話するようにする
・ 文字を手書きで書いてみる
・ 散歩や通勤通学でもよいので歩く

パソコンやスマホなどデジタル器機に頼りすぎる生活をしていると、どうしても人との会話が少なくなり、歩く距離も少なく、手書きで書く機会もありません。

今の30代や40代くらいの人は、小さい頃にそれほどデジタル器機漬けにはなっていませんが、今の子どもは小さい頃からスマホがあるのが当たり前で、10代の子どもでも名前が思い出せないといった症状が増えてきているのです。

よく脳を刺激するのによいといわれるのが次のようなものです。
・ 新聞の卓上四季をノートに書き写す
・ 100から9ずつ引いていく

このように脳を使う刺激です。

若年性健忘症の症状が出ていない場合でも、現代の若者はマニュアルが無いと行動できない人が増えており、1日中パソコンと睨めっこする仕事も増加していることから、若年性健忘症になる可能性を秘めている人が増加しているといえるでしょう。

若年性健忘症の特徴

物忘れといっても記憶には、長期記憶と短期記憶の2種類が存在しており、若年性健忘症の場合は短期記憶に問題が出るのが特徴です。

・ 長期記憶

自分の住所、知り合いの名前など長年蓄積されてきた記憶のことです。認知症が進行するとこの情報を引き出すのも困難となります。

・ 短期記憶

一時的な作業のために記憶されるものです。ワーキングメモリーともいわれており、相手の会話を聞いて答えることも短期記憶が使われています。単純な計算ができない場合は、少し前に記憶したものが覚えられず、短期記憶に問題があるといえます。さっき置いた物が見つからないのも短期記憶の問題です。

思い出すことが少なくなった現代

若年性健忘症
世の中ではIT化が進んでいて、スケジュールもスマホで管理できるため覚えておく必要がなくなり、漢字がわからなくてもスマホで検索できるようになってきています。

極めつけは食事の間もスマホを利用し、ながら食いをしているから昨日食べた物さえも思い出せない・・・。

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若年性健忘症のような症状が現れても認知症とは異なり、まだまだ回復させることはできます。あれ、それの言葉が増えてきたら、脳を使い運動でストレスを解消させることが必要になってきます。

・ 他人との会話が難しくなってくる
・ 単純作業ができず仕事が続かない
・ 自分の降りる駅がわからない

このように症状が進行する前に自分で気が付き対策をすることが大切です。

名前が思い出せないは前頭葉の46野が原因

若年性健忘症は正式な病気としては捉えられておらず、まだ具体的な原因や治療方法はわかっていません。しかし、最近の研究から脳の前頭葉にある46野が関係していることが明らかになってきました。

46野は作業記憶に関連する場所です。歩く場合は少し速く歩くことで前頭葉の46野が刺激されるという研究結果もあります。短期記憶に関わり、情報を分析したり計画するときに使用します。

この部分はうつ病、認知症、自閉症でも機能が低下していることがわかっています。運動する場合はたった10分のみでも効果が得られるとされています。

認知工学における最新の研究では,10分の軽運動で前頭前野背外側野(ブロードマン46野)が活性化し,実行機能(executive function)の向上が見られることが明らかになっています。
出典:http://www.tsukuba.ac.jp/notes/003/index.html

記憶以外にも問題があるならうつ病の可能性も

名前が思い出せない症状がメインなら若年性健忘症の初期段階かもしれませんが、違う症状もあるならうつ病も疑ったほうがいいかもしれません。

うつ病は脳の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が上手くいかないなどの原因があるのですが、うつ病の人にも46野に活動低下が見られています。

ワーキングメモリの機能の中枢である前頭前野46野が低活性化ならば、うつ病の人は、仕事ができない、人と会えない、などの症状があらわれるのを、説明できる。こういう機能をはたす脳部位がすばやく回転しないのがうつ病である。
出典:http://izumiumi.tumblr.com/post/267718956/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85%E3%81%AF%E5%BF%AB%E6%83%85%E5%8B%95%E3%81%AB%E9%96%A2%E4%B8%8E%E3%81%99%E3%82%8B%E8%83%8C%E5%A4%96%E5%81%B4%E5%89%8D%E9%A0%AD%E5%89%8D%E9%87%8E%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%BD%8E%E4%B8%8B

・ 朝起きるのが辛い
・ 集中力が低下し仕事の能率が落ちた
・ 好きな趣味なのにやる気がおきない
・ 身なりが乱れてきた

複数の症状がある方はうつ病も疑ってみましょう。

まとめ

自分の子どもがあれ、それを言い出し、名前が思い出せない。そんな症状が気になったら、若年性健忘症の初期段階も疑ってみましょう。若年性健忘症は正式な病気として捉えられてはいないため、早く気が付いて普段から対策をすれば防ぐことができるのではないでしょうか。子どもとの会話で思い出せない症状が気になったら、子どもと一緒に運動を楽しんだり、文字を書くことを実践してみましょう。

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