妊娠中にカンジダを発症した方必見、自然治癒のコツ

妊娠中 カンジダ 自然治癒

妊娠中には免疫力が下がってしまうため、カンジダにかかる人もいます。カンジダは膣炎の一種で、痒みが大きな特徴です。デリケートゾーンのかぶれが起きて我慢できなくなったり、赤く痛みを伴う場合や、白くポロポロとしたおりものが出るようなら注意が必要です。
妊娠中は体調が悪いときもありますから、なかなか病院を受診できず、カンジダの自然治癒を望む方もいるのではないでしょうか?妊娠中にカンジダを発症した際にやっていたい、自然治癒力を高めるコツを紹介します。

妊娠中にカンジダになったときの自然治癒力を上げる方法

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その方法とは、免疫力を上げる努力です。カンジダとは常在菌の一種で、体力が低下したときに起こりやすくなります。

カンジダは口腔内や膣内など普通にいる菌で、通常の場合は善玉菌が抑えていて悪さをしません。それが体力が低下したときに善玉菌の作用が落ちてしまい、カンジダを押さえ込むことができなくなってしまいます。

カンジダの自然治癒を高めるには、

・ 睡眠をよくとる
・ 栄養バランスに注意する
・ 疲労を避けてやすむ

できるだけ免疫力を高める努力で、よい働きをしてくれる善玉菌が増加し、免疫作用でカンジダを押さえ込んでくれます。

腸内環境を整えよう

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妊娠中にはどうしても赤ちゃんを流産しないために免疫力が低下しており、質のよい睡眠を心がけたり、栄養バランスに注意しても、カンジダになるときはなります。

カンジダのもうひとつの自然治癒力をアップする方法として、腸内環境を整えるやり方があります。

善玉菌がカンジダを押さえ込むでピンときた方もいるかもしれません。カンジダは腸内環境の悪化とも関係があるといわれており、腸内で悪玉菌が多い人ほど繰り返し発症しやすい特徴があります。

妊娠中は便秘になる方が増えてしまうため、腸に長時間便が停滞し、悪玉菌が優位になってしまいます。このことがカンジダを押さえ込むことができていない理由かもしれません。

・ ヨーグルトなどで乳酸菌を摂取する
・ 善玉菌を増やすサプリを飲む
・ 天然ハーブのサプリで対応する

などの対策があります。乳酸菌、ビフィズス菌が含まれているサプリメントを活用したり、カンジダや腸内環境を整える作用があるハーブのサプリメントを利用する方法などもあります。

デリケートゾーンの蒸れを予防

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カンジダが蒸れにより起こりやすいなら、ナプキンの蒸れを予防する対策方法でも改善することがあります。

妊娠中でもおりものが増えるため、おりもの専用シートを使用する方も多いはずです。コットン100%でつくられているおりもの専用シートでも、やはり蒸れてしまうことがあります。一番蒸れにくいのは、布ナプキンのおりものタイプを使うことです。

コットン100%のものなど、天然繊維の布ナプキンは湿気がこもらず、カンジダの自然治癒力をアップするためにもおすすめです。

布ナプキンは面倒だと思う方も多いと多いと思いますが、妊娠中のおりものなら、そのまま洗濯機で洗っても大丈夫です。

デリケートゾーンは石鹸で洗わない

妊娠中はおりものが多くなり、痒くなったりニオイなども気になり、デリケートゾーンを石鹸で洗う方もいるでしょう。

石鹸で洗う行為も膣の自浄作用を低下させ、善玉菌を洗い流すことになります。
肌にとってよい菌は、石鹸でもすぐに落ちてしまうのです。デリケートゾーンを洗うときには、ぬるま湯で洗う程度にして、ゴシゴシ洗ったり、石鹸を付けるのを避けましょう。

抗生物質の服用に注意する

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抗生物質は悪い菌も良い菌も殺してしまう薬です。感染症の場合には使わなければならないときもありますが、風邪程度では飲まないほうがよいです。

妊娠中の方は風邪にかかっても、できるだけ薬に頼らない対策をしてみましょう。抗生物質は頻繁に飲んでいると、耐性ができて効かなくなることもあるので、日頃からあまり飲まないようにしてみてください。

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カンジダの治療方法について

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カンジダは病因に行くと、まずは膣を洗浄して、塗り薬で治療をします。ケトパミンクリームなど抗真菌剤の塗り薬を処方され、それを1週間くらい塗り続けると治ります。基本的には自然治癒力を高めて治そうとするより、病因を受診したほうが早く治ります。

ひどくなると猛烈な痒みに襲われ、ひどい目に合う人もいますから、妊娠中のように免疫力が低下している場合には、自然治癒力を高めるより病因を受診したほうが完治しやすくなります。

また、パートナーも感染している可能性があるため、カンジダが完治するまでは注意する必要があります。必要があればパートナーも一緒に病院を受診するなど、対応が必要なこともあります。しかし、カンジダ自体は誰でも持っている菌ですから、完全に除去することは難しく、再発しない対策が必要となります。

市販薬の使用は初回の感染の場合は避けるべきです。本当にカンジダかはわからず、自己判断で市販の薬を使用し悪化する方もいるからです。

もし確実に感じだが再発したと判断でき、病因を受診できないなら、市販薬を利用する方法もあります。メンソレータムフレディCC膣錠はロート製薬から販売されている市販薬で、膣カンジダの再発の治療に使うことができます。イソコナゾール硝酸塩が100mg含まれています。メディトリートは大正製薬から販売される市販薬で、医療機関と同じ成分のミコナゾール硝酸塩が含まれています。

フェミニーナ膣カンジダ錠は小林製薬から出ている市販薬で、有効成分オキシコナゾール硝酸塩を配合しています。エンペシドLは佐藤製薬から販売される再発予防薬で、クロトリマゾールが配合されています。

注意したいのが、膣炎を改善させるステロイド系の軟膏を使わないほうがよいことです。カンジダの再発を防止する市販薬は、カンジダを殺菌する効果が高い成分が配合されていなければならず、通常のフェミニーナ軟膏などでは効きません。

妊婦以外なら自然治癒も期待できる

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妊娠中の方には病院での治療をおすすめしますが、妊婦以外では自然治癒を促がすこともできます。免疫力が低下したときに発症しやすく、女性ホルモンのバランスによっても起こるからです。軽度であれば膣を清潔に保つようにしながら、免疫力を高めたり、腸内環境を改善させるようにすると自然と治ることがあります。

再発しやすい方の特徴は、生理前のプロゲステロンの影響を受けていることもあります。生理前に多くなるプロゲステロンは、膣の環境を変えています。排卵から次の生理までは、受精卵の着床を促がさなければならない時期で、プロゲステロンが多くなります。このホルモンは膣内が酸性化しやすく、生理前になると何度も繰り返す人もいます。

妊娠中も女性ホルモンの量が多くなり、エストロゲンやプロゲステロンが高濃度となるため、カンジダにかかりやすい膣内の状況がつくりだされています。

ステロイド剤の服用には注意が必要

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カンジダを繰り返し発症しやすい方は、ステロイドの服用にも注意してください。花粉症や喘息などのアレルギー疾患では、ステロイド薬を使用することがあります。ステロイドはカンジダを増やす性質がありますから、服用中には注意しましょう。

ステロイド吸入薬のように局所的に効くアレルギー薬なら全身に作用しにくく、カンジダを繰り返す方は内服薬ではなく、吸入薬のほうがおすすめです。

ステロイドは免疫機能を抑制させ、アレルギーの作用を抑える働きがあるため、カンジダが増殖してしまいます。

カンジダになったら絶対に掻かない

カンジダになったら、何となくむず痒くなってしまうのですが、絶対に患部はかかないようにしてください。引っかいてしまうと粘膜が弱くなってしまい、ひどい痒みを感じます。掻くほど症状が強いということは、既にカンジダが重症化しているといえ、この場合は病因を受診するようにしてください。

掻かなくても大丈夫な場合はまだ軽症で、膣を清潔に保ちかぶれを防いだり、免疫力を高める努力をしていると改善することもあります。

カンジダをハーブで治す方法

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オレガノ、シナモン、ショウガ、ニンニク、オリーブ、ペパーミント、ローズマリー、タイムなどのハーブがカンジダには効果的だといわれています。

海外のサプリメントにはハーブを主体として、乳酸菌が含まれているカンジダを治すためのサプリメントが売られています。

カンジダになりやすい人は、甘い物が大好物という特徴もあります。スイーツ大好き、チョコレートが大好き、という方はカンジダになりやすい人が多いようです。砂糖はカンジダが増殖しやすい環境をつくりだしてしまうかため、そのような方は糖質制限食を心がけるか、スイーツなど甘いものを止めるだけでも改善することがあります。

まとめ

妊娠中にカンジダを発症してしまう方、産後にカンジダを繰り返す方は意外と多いようです。ホルモンバランスの変化、免疫力低下なども原因となっており、今までカンジダになったことが無い人でも、妊娠をきっかけに繰り返してしまう方もいるのです。
カンジダは日和見菌で、誰でも持っている菌ですから、増殖させない免疫力の対策、腸内環境を整える方法が必要です。


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